今年も残すところ1か月を切りました。

開業柔道整復師の皆さんは、今年1年分の所得状況を申告する確定申告の準備が必要ですね。
これまでに送られてきた生命保険料や損害保険料の控除証明書は失っていませんか?
これらが郵送されてくる時期は保険会社によって異なりますから、太郎は引き出しを一つ、確定申告専用に用意しています。
確定申告関連で送られてくる書類などは、ひとまとめにしておけば非常に便利です。
引き出しを用意するまでもない人は、少し大きめの箱を用意しても良いでしょう。

今年、太郎の接骨院では税務署による税務調査を受けました。(^^;
元はと言えば、一昨年に他界した太郎の祖父の相続税について調査するのが目的で太郎の接骨院に税務調査が入ったものです。
太郎は祖父の相続人ではありませんが、相続税の調査を行う場合は相続人であるなしに関わらず、亡くなった人の血縁関係者を対象に調査が行われるとのことです。
そのような理由で太郎の接骨院にも税務調査が入ったわけですが、祖父から太郎が相続税の対象となりそうな財産を譲り受けていないと分かるやいなや、税務調査がそこで終わるのではなく、その矛先はいつしか太郎の個人所得税に向いたようです。(ーー;)

接骨院を経営している場合は、事業所得としてその所得を申告します。
太郎の所得は接骨院の事業所得のほか、学校教員としての給料、非常勤講師としての講師料や農業所得もあります。(^^;
税務調査の矛先が太郎の個人所得税に向いた時、税務署の人は太郎に・・・

税務署員:「太郎先生の本業は何でしょうか?」

太郎:「接骨院の経営です」(^^;

税務署員:「それでは副業は?」

太郎:「学校教員です」(^^;

税務署員:「非常勤講師として講義しに行くのは?」

太郎:「それも副業ですね」(^^;

税務署員:「それでは農業は?」

太郎:「それも副業です」(^^;

税務署員:「本業は1つで良いのですが、一般的に副業は1つか多くても2つでしょう。太郎先生の場合は副業が多いですね〜」

太郎:「副業が多すぎると言うことでしょうか? でも、所得を隠しているわけではなく、ちゃんと申告して税金を納めているのですからいいのでは? そのどこが悪いのですか?」

税務署員:「本業の接骨院の経営や、副業とおっしゃる学校教員や講師というのは先生でなければできません。これは先生の所得でいいでしょう。しかし、それだけ忙しいのなら、農業まで手が行き届かないのが現状では? 実際、誰が主になってやっているのですか?」

太郎の奥さんの実家は専業農家ですが、跡取りがいません。
数年前、太郎の義父が体調を崩したのをきっかけに、経営委譲といって太郎の義父の農業経営権を太郎が譲り受けたものです。
経営委譲を受ける以前から太郎は家族を伴ってその農業を手伝っていましたが、経営委譲を受けてからは農繁期にある休みごとに農業に従事しています。

経営委譲を受ける前後は義父の体調が優れなかったため、主として農業に従事していたのは太郎でしたが、経営委譲を受けてしばらく経つと義父の体調は回復し、今ではどちらかと言えばやはり義父の農業従事の方が多いような。(ーー;)

税務署が指摘しているのは、一人の人間が多くの事業の所得を申告するのではなく、それぞれの事業について主として従事している人が申告すべきだ!というものです。

経営委譲の手続きは複雑で、普通なら司法書士の人にお願いするものです。
一般的には30万円ほどの費用がかかります。
経営委譲を受けるに際してその出費を抑えようと、太郎は関係各所を訪ねて手続きを自分でしてしまいました。(*^^)v
慣れない手続きだけに、かなり手間取りましたが、経営委譲を受けたものを義父に戻すためにはまた手続きが必要でしょう。
以前行った手続きをもう一度経験するとなると、ぞっとします。(ーー;)
できるなら、経営委譲を受けたものを差し戻すのは避けたいところです。

太郎は税務署の人に対して、農業に主として従事しているのは太郎であると主張し続けました。

税務署の人と言葉を交わしているうち気がついたのは、日曜から土曜までずっと働きづめというのは不思議なことのように思っているようです。
でも、実際の太郎は月曜から土曜のお昼までは接骨院や学校で仕事をし、土曜の午後から日曜にかけては農業に従事しているのです。
ちなみに11月は忙しく、丸1日お休みだった日は3日(文化の日)だけです。
3日も出張先からの帰りで、自宅に帰ったのは夕方です。

太郎は、こと確定申告に関しては、絶対的な自信をもって行っていました。(*^^)v
接骨院を開業してからこれまで20年余りの間、1度も税務調査を受けたことがなかったのですが、いつ税務調査を受けたとしても準備万端に帳簿類を揃えていたところです。

確かに、太郎の申告は先に述べたように、接骨院の所得、給料、講師料、農業所得その他と複雑で多岐に及んでいます。(^^;
しかし、分からないことがある都度、税務署に確認しながら帳簿類を揃えてきたところです。

にも関わらず、税務調査でケチをつけられるなんて心外です!(ー_ー)!!

他に例がないとのことで、調査は何日にも及び、その都度、税務署は国税庁からの見解を示すなどして押し問答が続けられました。
結果としては、太郎の粘り勝ちでした。(*^^)v

今回の税務調査を受けて得た教訓です。
法令などに明記されているルールであれば抗弁の余地はありませんが、明記されていないものやどちらとも取れるような見解に基づくものであれば、税務署の人を説得すべきです。
税務署の人の指摘に対して素直に言うことを聞けば、調査はスーッと済むでしょう。
それだけに、税務署の人の指摘に抗弁した場合は、調査は何日にも及んで長丁場となることは免れません。(^^;

こんなお話をしても、太郎のようなケースの人は極めて稀でしょうね。(^^;
お役に立たない話題で失礼しました。m(__)m


整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次