患者さんの中には傷害保険(損害保険)などに加入していて、接骨院(医療機関を含む)で施術を受けた場合に保険金の給付請求を行う場合があります。

保険金の給付請求に当たっては原則、損害保険会社所定の診断書を添付しなければなりませんが、損害保険会社や加入する保険の種類によっては例えば請求する保険金の額が10万円未満の場合であれば診断書の添付を必要とせず、患者さん自身が書く保険金給付請求書でこと足りることもあります。

診断書の添付を必要とする場合、患者さんはその書類を私たちのところに持ってきて、診断書の作成を依頼してきます。
ただ、診断書の添付を要しない、患者さん自身が申告して保険金請求を行うケースであっても、中には記入方法について問い合わせてきたり、作成を委ねてくる場合があります。

(画像)は、患者さん自身がケガをした事実について保険会社に対して申告するとともに、保険金(共済金)の支払請求を行うための書類です。

共済金請求手続きのご案内







(画像1)




入・通院状況自己申告書兼共済金支払請求書







(画像2)




保険会社から患者さんに対して送られてきた画像の書類はA3サイズで、その左半分が(画像1)、右半分が(画像2)です。
(画像1)と(画像2)との間には、切り取り線が設けられてあります。
画像は見やすくするために、左右それぞれを1枚の画像にして掲載してあります。

本来なら患者さん自身が記入して保険会社に対して提出するものなのに、わざわざ接骨院に来て問い合わせたり、作成を依頼するのは書類の記入内容にあるようです。
(画像2)を見ても分かるように、患者さんの記載事項とは言え、私たちが作成する診断書の記載内容とほぼ変わり映えしません。
私たちには馴染みのある書式であっても、ほとんどの患者さん(初めて保険金請求を行おうとする患者さん)は書類が難しそうに見えて、自分で書くのに自信が持てず、書くのに躊躇するようです。

要領の良い(?)患者さんであれば、せいぜい事故年月日(負傷年月日)や通院日を確認してきたり、事故状況(負傷原因)やケガの状態(傷病名)の書き方について尋ねてきます。
必要に応じて口頭で答えたり、メモに書いてあげるなどすると自分で書こうとする患者さんも少なくありません。

中には、診断書と同じと思うのか?、私たちに作成を依頼してくるケースもあります。
その場合は、必要に応じて代理で書いてあげても良いでしょう。
ただし、冒頭でも述べたとおり、この書類は患者さん自身が申告するものです。
従って、この書類に押印するのは患者さんとなります。

ですから、代理で書いてあげたとしても、必要最小限度にとどめるべきでしょう。
具体的には、事故日(負傷年月日)をはじめ事故状況(負傷原因)、ケガの状態(傷病名)、通院期間および通院日と言ったところでしょう。
診断書で私たちが証明する事項と同じところと言えます。
これらは、施術録を元に記載します。

なお、損害保険加入者氏名など、私たちが代理で記入するのには適切でない部分には記入せず、こればかりは患者さん自身が記入押印してもらうように伝えます。

また、この書類を代理で作成してあげたとしても、文書料を頂く性質のものではないでしょう。
診断書(施術証明書)など、医療機関(接骨院)で作成すべきものであれば文書料を請求することもできますが、患者さんが作成すべき書類の代書は私たちの業務からは逸脱しますからね。


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