準強制わいせつ 接骨院院長に懲役5年を求刑 /秋田地裁=秋田

治療に訪れた女子高校生にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた由利本荘市川口八幡前「陽明堂接骨院」院長布川要一郎被告(56)の論告求刑公判が5日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、検察側は「反省の情はみじんもなく、規範意識の鈍麻は極めて深刻」として懲役5年を求刑した。
弁護側は「正当な治療行為だった」と述べ、改めて無罪を主張した。
判決は来年1月30日。

論告によると、布川被告は2006年12月〜07年1月、同院治療室で女子高生2人に対し、計3回にわたって、下着の中に手を入れるなどして下半身を触った。
布川被告は捜査段階から一貫して否認しているが、検察側は「2人は被害をまさに身をもって体感しており、過信することは到底あり得ない」と指摘した。
弁護側は最終弁論で、腰痛を治療する目的で太ももの付け根などを指圧しただけで、「わいせつ行為がなかったことは明らか」と強調した。

(平成19年12月6日付け 読売新聞より)


接骨院を舞台に施術者によるわいせつ行為が行われ、準強制わいせつ罪に問われる事件が後を絶たないようです。(ーー;)

先日のBlogでお話した「視診の大切さ−太郎の体験談から」では、太郎が若かった頃、女子高校生の患者さんを意識して正確な診断の確定ができませんでした。(>_<)
肩を負傷した女子高校生だっただけに、着衣を脱がせることに躊躇したのが間違いでした。

今でこそ、必要に応じて着衣を脱いでもらって観察するようになりましたが、ケースによっては目のやり場に困る時があるのは事実です。(^^;
施術に際して変な気こそ起こしませんが、患部によっては胸や股関節を診察しなければならないことも少なくありません。

冒頭に記した事件の真偽のほどは分かりません。
検察側の指摘のように、施術者が施術以外の目的をもって(よからぬ気持ちをもって)、施術ではない行為に臨んだのかも知れません。
一方、弁護側が主張するように、その行為は施術の一環として行われたものかも知れません。

しかし、いずれにせよ施術者に過失があったのではないでしょうか?

施術以外の目的をもってなされた行為であれば言語道断です。
対して施術の一環として行われた行為であったとしても、患者さんはわいせつ行為と自認しています。
セクシャルハラスメントと同様に、その行為を受けた人がどのように認識するかによって、ある時はセクシャルハラスメントとなり、ある時は(表現が不適切かも知れませんが)「おふざけ」になるのではないかと思います。

ハラスメントにひっかかりそうな言動でも、信用している人(信頼関係にある人)から受けたものでは冗談(ブラックユーモア)として捉えられるケースもあるでしょうし、それに値しない人から受けたものでは同じ言動であってもハラスメントとして捉えられるように思えます。
それ以前に、信頼関係にある人からはまず、ハラスメントに該当するような言動がなされないと思いますけどね。(^^;

話は元に戻りますが、いずれにせよ、わいせつ行為があったと指摘されるにはそれに相当する行為があった(わいせつ行為に及ばれたという自覚があった)だけに、その責任は施術者にあると考えられます。

さて、新聞記事においては「腰痛を治療する目的で太ももの付け根などを指圧した」とあります。
「太ももの付け根」と言うからには、股関節前面(大腿骨頭部)を指すのでしょうか?
施術者の持つ理論にもよるでしょうが、腰痛に対する一般的な施術では、股関節前面に触れることはまずないでしょう。
大転子や坐骨結節部に触れたと言うのであればまだ分からなくもありませんが、下着の中にまで手を入れる必要はないでしょう。

万が一、自分の行った施術行為がわいせつ行為であると訴えられた場合、まず自分が行った行為が施術の一環であることをはっきりと述べられるようにすべきでしょう。
また、行なった施術が患者さんの症状所見に対して整合性を持たせることが必要です。

すなわち、第三者たる柔道整復師がその施術行為を聞いて、ほとんどの柔道整復師がその部位に触れる(またはそのような施術を行なう)とするものであれば、また考え方が異なってきます。

太郎の接骨院では、ベッド上で患者さんを診察する場合はカーテンで仕切って外から見えないようにします。
そのうち胸や股関節部などを診察するなど必要がある場合には必ず、女性職員にもカーテンの中に入って来てもらい、診察に立ち会ってもらいます。
患者さんには、女性職員が立ち会っていることを伝えます。

それだけでも、患者さんには安心感を与えるのでは?と太郎は思うのですが。
また、女性職員に立ち会ってもらっていても万が一、わいせつ行為が行われたなどと訴えられた場合でも、診察や施術に際してどのようなことが行われたか証人が存在することになります。

女性職員を立ち会わせておくことも、また一つのリスクマネジメントと言えるでしょう。

えっ? 「女性職員は一人しかいないから、立ち会わせると業務が滞ってしまう!」ですって?
滞ったとしても知れているでしょう。
それよりも、やはりリスクマネジメントを優先すべきです!

「女性職員もいず、自分一人でしているから、立ち会ってもらうことができない!」ですって?
それであれば、付き添いの方に立ち会ってもらうとか?
付き添いの人がいない場合もあるでしょうから、女性職員一人は最低でも雇入れるようにしたいものですね。





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