先月実施された第16回国家試験には6,702名の人たちが受験し、5,069名の人たちが合格しました。
合格率は、75.60%です。

今回実施された国家試験の難易度は、例年に比較して低くなったようです。
とはいえ、第15回国家試験の74.29%という合格率からはさほど変化が見られません。

以前からも取り沙汰されていたことですが、ある信用筋(?)から得られた情報では今後、国家試験の難易度を高めていく方針が決められたようです。

柔道整復師人口が増えてきたこともさることながら、不正を働くなどモラルが低下した柔道整復師が年々増加傾向にあるからでしょう。

数少ない意識が低下した柔道整復師の存在のせいで、真面目にコツコツと業務に携わっている多くの柔道整復師が迷惑をこうむっています。
でも、これは何も柔道整復師業界に限らず、どこの世界にでもいえることでしょう。

さて、柔道整復師の国家試験はこれまで「柔道整復師試験」と呼ばれてきました。
一方、医師の国家試験は「医師国家試験」というように、「国家試験」と名づけられています。
柔道整復師の国家試験も、医師国家試験と同様に国家試験なのですが、これまでは「国家試験」と名づけられていませんでした。

これが、来年実施される第17回国家試験から、「柔道整復師国家試験」と改められるそうです。

冒頭で、第16回国家試験の合格率が75.60%だったことをお話しましたが、その内訳は、新卒者が87.70%(5,234名受験・4,588名合格)に対して既卒者は32.80%(1,468名受験・441名合格)と、大きく落ち込んでいます。

これは、学校の卒業と同時に国家試験を受験した場合は合格できる可能性が高いのに対して、卒業した年に合格できないとその後に合格できる可能性は目に見えて低くなってしまうことを意味しています。

これは、太郎の学校でも例外ではありません。

国家試験は年に1度しか実施されませんから、合格できなかった場合、次の試験まで1年待たなければならないことになります。

既卒者の合格率が低いのは、どうやらこの1年間の受験勉強生活に理由がありそうです。
1年の間、学校で勉強していたようにずっと集中力を持続させながら受験勉強を行うのは難しそうですね。

太郎の学校では、卒業後の国家試験に運悪く合格できなかった人に対しては、聴講生制度が設けられています。
聴講生は自分の苦手教科や国家試験対策講義を受講し、次の国家試験までには合格レベル以上に学力をもっていこうとするものです。

聴講生制度は太郎の学校のみならず、ほとんどの学校で実施されているようです。

国家試験に合格できず、母校で学年下の人たちと机を並べて受講するのには抵抗を感じる人もいるようです。
しかし、既卒者が次の国家試験まで自力で受験勉強を継続することの難しさを思えば、学校という刺激のある場所で勉強をする方がお勧めでしょう。

中には、生活があるからなどという理由で、受験勉強を独学で行うという人をときどき見かけます。
決して悪いことではありませんが、その場合はよほどの精神力が要求されるでしょう。

今では、国家試験に合格できなかった人たちを対象にした予備校(塾?)のような学校もできているようです。

学校を卒業した年に合格できなかった場合、次の年に合格できる可能性は一気に落ち込むことは先に述べました。
独学で受験勉強を行って、2回目の挑戦で合格できれば良いのですが、それに合格できなかった場合はやはり、合格できない何らかの理由があると思います。

どうしても免許を取得したい!という気持ちがあるのなら、いずれの方法であっても自分を追い込む環境つくりや、効率的な学習ができる環境つくりが必要です。

国家試験に合格できなかって悩んでいる人、また、何度挑戦しても合格できないでいる人は、ちょっと視点を変えて自分や自分を取り巻く環境を見直してみるべきでしょう。

自分が卒業した母校では、きっとその相談に乗ってくれることでしょう。
次こそは合格できるように、確実な合格プランを立てて受験勉強に臨まれてはいかがでしょうか?


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