太郎は学生の頃、柔道で膝を負傷したことがあります。

30年近くも前のことで、おぼろげな記憶しかないのですが、大柄な人を投げようとした時に、軸足となった左膝で支え切れずに倒れこんで負傷したように思います。

その時は、歩くのさえ不自由となったため、整形外科を受診しました。

診察の結果、十字靭帯の損傷であると告げられたことだけは、はっきりと記憶しています。

ただ、それが前十字靭帯(ACL)損傷なのか、それとも後十字靭帯(PCL)損傷なのかは記憶にありません。

また、その時の十字靭帯は断裂までには至っていません。
確か、引き延ばされて損傷したという説明を聞いた記憶があります。

投薬を受けた湿布を貼って、患肢にはほとんど荷重をかけないようにして歩いていた記憶があります。

固定は行われず、松葉杖による歩行も指示されませんでしたから。

痛みは次第に回復し、また柔道に復帰しましたが、時折、膝に対してふいな荷重がかかって再発を繰り返していました。

drawer signやsag signは日ごろから見られません。

長い間、古傷が再発(再負傷)することはありませんでした。

しかし、数週間前に、久し振りに再発を見ました。

患者さんのケガであれば、訴えに耳を傾けながら症状を確認し、客観的にそれなりの判断が下せるのにも関わらず、自分のことになるとどうも判断力が鈍る(?)ような気がします。(^^;

自分が感じる症状が全て情報となってきますから、頭がこんがらがってくるようです。(ーー;)

さて、今日のBlogでは、太郎の再発した古傷について診断してもらいたく思います。

最近初めて膝に痛みを感じたのは、朝、ホテルのベッドから足を下ろして立とうとした時です。

息を飲むような痛みが膝に走り、再びベッドにお尻を下ろしてしまいました。
痛みを感じたのは膝の外側のような気がしますが、表面ではなく、関節の中のような気がします。
その証拠に、側副靭帯や関節裂隙には、内外側ともに圧痛は認められません。

この時のベッドはやや高めで、太郎の膝がほぼ直角か、それともやや鈍角屈曲位で荷重をかけようとした時に痛みを伴っています。

これだけの訴えで接骨院を受療した場合は、「朝、ベッドから足を下ろして立とうと荷重をかけた際に負傷する」ってなるのでしょうね。(^^;

でも、これまで膝の痛みが再発した時はいつも、それなりの外力が加わった瞬間か、その翌日に痛みが起こっているのです。

ベッドから立ち上がろうと荷重をかけただけでは、今までに再発したことがありません。

実を言うと、今回膝に痛みを覚えた前日、太郎は学校で柔道の講義を行い、その時に学生とは乱取りを行いました。

体格の大きな(しかも若い)有段者とも乱取りをしました。

その時はさほど感じませんでしたが、乱取りの後、左膝には違和感を感じています。

違和感というのは痛みではなく、なんとなく関節がおかしくて、膝を曲げたり伸ばしたりしたくなる気分になるものです。

さて、先ほど、太郎の膝の負傷原因について「朝、ベッドから足を下ろして立とうと荷重をかけた際に負傷する」と述べましたが、やはり、最初のきっかけとなっているのは柔道でしょうね。

でも、乱取りの最中には、膝をどのようにして負傷したのかさえ記憶がありません。

柔道に際して負傷した様子がはっきりしなければ、起床直後にベッドから降りての荷重時に負傷したと言い換えることも、できないわけではないと言えるでしょう。

このように、スポーツをしている最中に受傷しているにも関わらず、その時の受傷の様子ははっきりと覚えていない患者さんは少なくありません。

スポーツに熱中するばかりに、受傷時に感じる痛みにさえ鈍感になっているのかも知れません。

さて、膝に痛みを覚えてからの太郎は、膝を気遣いながら学校に行きました。

とは言え、歩く分には違和感こそ感じるものの、痛みは全く伴いません。

自分で、膝の靭帯や半月板の損傷検査を行いましたが、いずれにも陽性は認められません。

荷重をかけずに行う膝の運動は、屈曲、伸展のいずれにも痛みを伴いません。

しかし、座敷に座っていて立ち上がる際、膝を屈曲させた状態から荷重がかかると時々、思わず声を上げてしまいそうな痛みを感じます。

ですから、立ち上がろうとする際は患側の膝には荷重をかけず、健側の膝に荷重をかけて立ち上がる癖がついたようです。

屈曲させた膝に荷重をかけて伸展した際(立ち上がる際)に痛みを感じるのは、膝関節が約120度屈曲位にある肢位から伸展させる際です。

膝関節が120度程度屈曲位では、脛骨関節面に対して垂直となるPCLが緊張しています。
と言うことは、太郎の膝は、PCL損傷なのでしょうか?

受傷から10日ほど経過して、痛みはほとんど感じなくなっていました。
痛みを感じなくなったというよりは、痛みをうまく回避できていたという方が正しいでしょうか。

犬の散歩のため、運動靴を履くのに際して、立ったままで左膝を曲げ、靴の足を入れる後の方に指を入れてそこを後に引っ張った際、左膝にはいつもと同じような激痛が走りました。【下図参照】

靴を履いたときに痛みが生じた








3週間ばかり経過した今、おおむね治ってきたようですが、このBlogを書いている今もなお、左膝の外側には違和感(鈍痛?)を感じています。

さて、中途半端な情報ですが、皆さんの診断などをお聞かせ頂けると幸いです。

なお、前述した情報以外で必要な情報がありましたら、コメントにお書き下さい。m(__)m


整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次