今日のBlogでは、これまでに太郎の元に寄せられた事例をいくつかご紹介させて頂きましょう。

太郎個人としては、ご紹介させて頂くことにためらいを感じますが、皆さんはこれらの事例を反面教師として捉えて頂ければ幸いです。m(__)m

事例1/胸部打撲に対して肩のマッサージ?

風呂場で転倒して胸部(肋骨部)を打撲したAさんは、打撲した部位に痛みを訴えてB接骨院を受療しました。
胸部の痛みを訴えたはずですが、B接骨院では肩をマッサージしてくれただけでおしまい。
胸部の痛みが去らないAさんは、C病院を受診してきました。
【勤務柔道整復師F先生から】


事例2/肩関節捻挫に対して全身もみほぐし?

中学校の野球部で投手を務めるD君は、投球によって肩を痛めてE整骨院を受療しました。
急性期であるにもかかわらず、E整骨院では肩をもみほぐしたそうです。
もみほぐしは肩だけではなく、頸部から足の先まで全身行ったそうです。
案の定、痛みが増したD君は、私の整骨院を受療しました。
【開業柔道整復師K先生から】


事例3/受傷直後の膝部打撲にマッサージ?

路上で転倒して膝部を強打したEさん(高齢者)は、受傷後すぐにF整骨院を受療しました。
F整骨院では、患部をマッサージされました。
その時、Eさんは痛みを訴えましたが、「我慢して下さい」と言われるだけ。
F整骨院受療時、膝部には腫脹が認められなかったのにもかかわらず、翌日になって著明な腫脹がみられるとともに疼痛が増強し、M接骨院を受療してきました。
【開業柔道整復師M先生から】


以上、3つの事例のいずれもが、患者さんの訴えに耳を傾けることをしていないばかりか、患部の症状所見に目をやらず、考えることを怠っているような気がします。

やみくもに、患部(または全身)にマッサージを施してしまっているように思えます。

F先生のお話では、患部に目をやることなく、受療した患者さん全員に、クイックマッサージを行う感覚で施療しているのではないでしょうか?というご意見です。

K先生やM先生も、患部の症状に関わらず、例えそれが炎症を伴っていたとしても、何でもマッサージ(もみほぐし)で解決しようとする傾向があるとのご意見です。

急性期にある外傷に対する処置を行う機会が減ってきたとは言っても、それに対して適切な処置を施せる知識や技術は養いたいところです。


事例4/患者さんの頭(顔)に物が落ちやすい環境

G整骨院では、壁面の1.5mくらいの高さに棚をつけてあります。
その棚には、低周波の導子をはじめ、施術に用いる器具類を置いているようです。
ベッドは、その壁面に対して直角に並び、臥位をとった患者さんの頭(顔面)部はちょうど棚の下に位置するようです。
G整骨院では、棚の上にある物を取ろうとした看護助手が誤って、再々ベッドに寝た患者さんの頭や顔に物を落としています。
【患者Yさんから】


器具備品を扱いやすいように、壁面に棚を取り付けてある整骨院はよくみかけます。
しかし、その場合には、棚の上にあるものが患者さんの身体の上に落ちてこないように配慮しておくことが必要です。
患者さんの上に落ちてくる物が、例え包帯であってもいけません。


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