6月に施術協定料金が改正され、初検時相談支援相談料が新設されました。

初検時相談支援料は、初検時において、患者さんに対して施術に伴う日常生活等で留意すべき事項等を決め細やかに説明し、その旨を施術録に記載した場合にその算定ができることになっています。

初検時に行う相談支援の具体的な内容には、次のようなものが挙げられます。

1) 日常生活上での励行事項や禁止事項(入浴、歩行、就労制限等)
2) 患部の状態や選択される施術方法などの詳細な説明
3) 受領委任の取扱いについての説明
4) その他、柔道整復師が必要と認め、懇切丁寧に行う相談支援

ところで、今月も残すところあと1週間となりました。
来週の今ごろともなれば、開業柔道整復師の皆さんは保険請求に追われていることでしょう。

でも、8月施術分の保険請求は、普段のことを思えば理想的なかたちです。(^^♪

8月の月末は30日(土)でこの月の通常施術を終え、31日(日)はお休みとなります。

太郎のところでは土曜日の施術は正午で終わりますから、この日の午後から保険請求に取りかかることができます。

施術録(カルテ)の整備も日曜日の1日を費やせば、十分に仕上がるでしょうか。
そうすれば、月が替わった9月の施術からは事務処理がしやすくなりますね。

と言いつつも、保険請求だけを仕上げて日曜日の事務処理はそこそこにして、9月に入ってからも(施術録の)8月分の料金計算を書き入れ、支給申請書に印字された金額と相違ないか確認作業に追われるのですけどね。(^^;

話は変わりますが、今月分の保険請求を行うと、6月から数えて3度目の初検時相談支援料の請求になります。

初検時相談支援料の算定はもちろん、初検で来院した患者さんだけに行うものです。

初めて接骨院を受療した患者さんをはじめ、柔道整復療養費における受領委任の取扱いについてご存知ない患者さんに対しては、この取扱いについて説明することにしています。

とは言え、受領委任の取扱いについては初検時相談支援料が新設される以前から、支給申請書に署名してもらう前に説明していたことです。

このことを説明した患者さんには施術録に・・・

(支) 受領委任の取扱い

・・・と書いて済ませています。(^^;

しかし、初検で来院される患者さんの多くはこれまでに太郎の接骨院を受療されたことがあり、受領委任の取扱いについてはご存知です。

となれば、日常生活上における励行事項とか禁止事項が1つ目に掲げられていますが、これもまた入浴や歩行、就労を禁止するほど重傷度の高い患者さんは言うほど多くはありません。

とりわけ、「入浴時に際してはあまり温めないように」とか、「就労時に重い物を持ち上げようとする際には十分気をつけて」と言ったところでしょうか。

(支) 入浴時に患部を温めないように指導

そうなると、施術録には例えば上記のように書いておけば良さそうですか?

もっとも採用しやすいのは、2つ目に掲げられた患部の状態や選択される施術方法などの詳細な説明と言ったところでしょうか?

患部の状態について説明しない患者さんは皆無です。

どこそこの靭帯が部分的に切れているとか、ここの筋が引き延ばされた状態になっているなど病態を告げれば良いわけです。

この場合の施術録への記載は、

(支) 患部の状態の説明

としても良いでしょうが、具体的にどのような説明を行ったかを記載した方が良いかも知れません。

例えば、

(支) ATFL(前距腓靭帯)の部分断裂−説明

・・・と言ったところでしょうか。

太郎は、字を書くことがあまり好きではありません。
当然、施術録への記載も好きではなく、できるだけ文字数を少なくしたいと常に考えています。(^^;
かと言って、省略しすぎてしまうのもいけませんね。
必要最小限度の記録が要求されるところです。

「初検時相談支援料」と書くべきところも「(支)」だけに省略してしまっていますが、これは許される範囲でしょう!・・・と、勝手に太郎が解釈しています。(^^♪

施術録は料金記載欄などが場所をとって、肝心の症状経過記載欄を圧迫しています。
これもまた、施術録への記載を必要最小限度にしなければならない原因の一つとなっているわけです・・・というのも太郎の解釈です。m(__)m

あらら。
またお話が脱線しています。(ーー;)

施術録への記載方法は、人それぞれによって異なるでしょうね。
また、こればかりは親しい間柄にある開業柔道整復師同士でも、見せ合うことはまずないと言っても過言ではなさそうです。

太郎は仕事柄、たくさんの開業柔道整復師の皆さんの施術録を拝見します。
それらを見ていると、記録した柔道整復師の性格が手に取るように分かっちゃう。

小さな字を几帳面に並べて文章化している人、達筆すぎて(?)判読不能な人とさまざまです。

さて、ここで一つご提案。

開業柔道整復師の人であれば、1人や2人くらいは同じように開業した柔道整復師を友人にお持ちのはず。

一度、お互いの施術録を見せ合って、お互いの施術録への記載方法について良い点、悪い点を見つけて指摘しあってみるのがお勧めです。
相手の人に、自分の作成した施術録を評価してもらうわけですね。

施術録の作成が見るからにできていない人もときどき見受けます。(ーー;)
柔道整復師の団体に入会して間もない頃とか、よほど問題がない限り施術録を他人に見てもらうことがないだけに、マンネリ化してくると施術録の作成に手を抜いてしまう人がいるようです。

施術録の作成も、れっきとしたルールです。
初検時相談支援料の算定においては、相談支援を行った旨を施術録に記載しておくことが条件となっています。

太郎は「(支)」などのように省略したり、「ATFL」のように略号を用いますが、必要最小限度のことはきちっと記録しております。
保険請求において長期施術継続理由を申請書に記載した場合は、それをそのまま施術録にも転記しています。φ(..)

面倒なようですが、習慣になるとそれほど苦にはなりません。(^^;

施術録をきちっと作成することは当然のことですが、最低でも週に1回程度は症状経過を記載するとか、申請書に記載した長期施術継続理由を転記するなどしておけば、これも一つ胸を張って言えることとなります。

さて、施術録の作成に手を抜いているかもと思う人は、明日の施術録からでもきちっとルールを作って作成してみてはいかがでしょう?


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