太郎が受け持つ柔道の講義では、学生の皆さんにはもっぱら、受け身と形の練習に取り組んでもらっています。(^^;

柔道着を着てはいるものの、太郎はほとんど汗をかきません。
お手本を見せたり、学生の相手をすることはあっても、言うほどにたくさんするわけではありませんから。

若い頃には積極的に取り組んでいましたが、現役を引退して何年も経った今、調子に乗ってやってしまうと古傷が再発してしまいます。(^^;

例えば、この前お話したBlogのように。(ーー;) 「臨床実地問題−太郎の古傷を考察する」

しかしながら、90分もの間、身体を動かさずにいるのは退屈です。
ついつい身体が動き始めてしまいます。

いつの間にやらストレッチングなんかして、身体を軟らかくしようとしています。(^^;

ところが、今週の講義では、ストレッチングをしているだけで肩を痛めてしまいました。(>_<)

ストレッチングで肩甲骨を外転(屈曲=肩甲骨を脊柱から外側方向に引き離す)させると同時に、烏口突起と肩甲棘外側下あたりの2か所に痛みが走りました。

しばらくは肩関節が痛みによって全く動かせず、肩関節が脱臼でもしたのかと思ったほどです。\(◎o◎)/!
ちなみに太郎はこれまでに肩関節脱臼を自ら経験したことがありませんので、痛みの程度は憶測の域を越えません。(ーー;)

息ができないほどの痛みがしばらくして和らぎ、肩甲骨の挙上と下制(引き下げ)をゆっくりと繰り返しているうちに肩関節の運動機能が回復しました。
とは言え、腕が「すぅ〜っ」と挙がらず、まるで肩関節周囲炎の患者さんのようです。
そう言えば、腕が十分に挙がり切っていません!
思わず、健側の手を使って腕を挙げました。(^^;

そうこうしているうちに、鈍痛は残っているものの、気にはならない程度にまで回復しました。

何だったのでしょうね〜。(^^;
でも、ストレッチングをしているだけで肩を痛めてしまうなんて、洒落にもなりません。\(◎o◎)/!

気を取り直して(?)その翌日、少しばかり体重の重そうな学生を相手に、肩車を披露していました。
引き手を使って相手を引き込んで肩に載せると同時にまた、前日痛めた肩と同じような場所に痛みが走りました。(>_<)

痛みをこらえながら、肩に背負った相手を下ろしたものの、また肩が脱臼したように動きません。\(◎o◎)/!

健側の手で外観上の変形(骨頭の転位)はないかと触ってみても、肩周囲の筋の異様な硬化はあるものの、変形は認められません。

しかし、腕が動かない!\(◎o◎)/!

今度ばかりは自分の力では何ともできず、講義を手伝ってもらっていた教務の先生に腕を把持してもらい、私の方が身体を動かしながら肩を牽引してもらいました。

肩を牽引してもらうと、それだけで見る見るうちに痛みが遠のいていきます。
何秒も経たないうちに、肩の機能はほぼ回復しました。(*^^)v

運動不足に加齢が拍車をかけ、肩関節周囲の筋力が低下してきているのでしょうか?

数日経た今はもう、肩に違和感はありません。

さて、太郎が患者さんの立場であり、今回の傷病で接骨院を受療したならば、負傷日や負傷原因はどうなるでしょうかね〜。
2日間(2度)にわたって、異なる負傷原因が存在しています。

また、今日現在では症状は認めないわけですから、接骨院によっては「無病」と判断されるかも知れません。
「左肩関節捻挫」と判断されても、その後に障害を来たさなければ受療しなくても良いと担当柔道整復師は言わざるを得ないかも知れません。

しかし、今回の傷病は、これまでの太郎の経験上、高い確率で再負傷するだろうと推測されます。
今度は、脱臼として発症する可能性だって否定し切れません。

このような、太郎のような患者さんに対しては、肩関節周囲の筋力トレーニングがお勧めでしょう。

また、場合によっては肩関節周囲炎(五十肩)に移行してくるケースだってあり得ます。
今のところ、ROMに制限はないとしても、前述した筋力トレーニングに加えて、温熱療法とROMを維持する運動療法を行っておくことで、再負傷が予防できると考えられます。

しかしながら、太郎のような患者さんが接骨院を受療した場合、何らかの症状を訴えていれば前述した後療法を実施できるものの、太郎のように「今日はもう、何の違和感もないのですが!」なんて言って症状を認めない患者さんであれば、再負傷の危険性を説いてその予防法を伝えるだけにとどまりそうです。

太郎の接骨院でもときどき、今回の太郎のような患者さんを見かけます。

何らかの症状を呈していた結果、再負傷を予防する後療法まで実施できた人は、ほとんどが再負傷を起こしません。

一方、症状が軽微で再負傷を予防する後療法は実施できず、その指導管理にとどまった人の多くは、再負傷して受療する傾向にあります。

現行施術では、症状を呈さない患者さんに対する予防施術は健康保険施術の適用からはずれてしまいます。
しかし、今回の太郎のように、外傷に起因して再負傷が危惧される場合は、その予防を目的とした施術も保険施術として認められる方が、結果的には療養費の節約になるのですけどね。

・・・などと今日のBlogでは、太郎が患者さんの立場で考えて、お話を進めてみました。φ(..)
なお、今日のお話は太郎個人の希望的観測をお話したものです。(^^;


最後に、太郎のBlog本分最後尾にある「拍手」をクリックし、応援してくださるメッセージを残してくれている人たちに、この場をお借りしてお礼申し上げます。m(__)m


整骨太郎のホームページ
整骨太郎のひとりごと(Blog)−目次