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72歳の主婦Aさんが、日本舞踊を踊っている最中、左膝を少し(約30度)屈曲させると同時に捻って、太郎の接骨院を受療しています。

初検時は歩行にも支障をきたすほどであったため、テーピングを施行して、膝関節の屈伸に制限を加えていました。

急性期の間だけでも安静にするように指導したのにもかかわらず、Aさんは痛みを我慢しながらも、踊りを続けていました。

それだけに、患肢への荷重(片足立ち)や、膝関節の屈伸に伴う疼痛がなかなか改善しませんでした。

これまでに太郎が施術を行った膝関節捻挫の患者さんの中でも、経過がかなり思わしくない部類に該当しそうなので、日常生活上においては膝関節に余計な負荷をかけることを極力避けるように、何度も指導を続けました。

にもかかわらず、Aさんは、痛みをこらえながら踊りを続けたばかりか、花壇に植えたお花の世話もしていたようです。

Aさんの言い分は、踊りは毎回休まずに稽古しなくては、他の人に遅れをとってしまって迷惑をかけてしまう、また、お花の世話は毎日していないと枯れてしまうから・・・というものです。

なるほど、言われてみれば、返す言葉がありません。

お花の水遣りくらいは代わりにしてあげたとしても、踊りばかりは太郎が代わってあげるわけにもいきません。(ーー;)

1か月あまりを経過して、疼痛こそは改善したものの膝蓋骨の可動性が失われて、膝関節の過屈曲や過伸展にいまだ支障を残しています。

さて、外傷に対する施術を行うに当たって柔道整復師は、自然治癒力を最大限に引き出して、できるだけ早い治癒をもたらすことを促します。

毎日施術を行ったとしても、24時間のうち施術に費やす時間(施術所で受療する時間)は、長くてもせいぜい1時間程度でしょう。

施術を受けている時間中は、いわば前述した自然治癒力を高めるのに専念しているといえそうです。

1日24時間のうち、1時間の受療(物療+手技等の施術含めた通算)であれば約42%、30分であれば約21%、15分であればわずか10%あまりしか、外傷の治療に専念していないことになりそうです。

それだけに当然のことながら、自然治癒力を高めようとするためには、接骨院で施術を受けているその時だけではなく、日常生活の中でも自然治癒を阻むような行為を行わないようにすることが必要です。

そのためには、適切な指導が必要かも知れません。

ただ、その指導は、単に安静を保つようにとか、荷重をかけないようにというものだけでは言葉足らずでしょうね。

できれば、安静を保つことが必要な理由や、荷重をかけないようにする理由を説明したり、安静を保てなかった場合や荷重をかけてしまった場合のリスク(危険性)も、あわせて伝えておくと、患者さんの協力も期待できそうです。


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