亀山駅から西はJR西日本管内。亀山駅以東では地元客や通勤客で占められていた車内も、山越えのこの区間では一気に「青春18きっぷユーザー」らしい若者客が増える。どうやら伊勢の方から乗り換えてきた客が多いらしい。
鉄旅に似合わぬ大きな荷物を足下に置き「青春18きっぷはこれっきりでいいかな?」と話す大学生くらいの女性と、旅慣れた感じの青年が長崎の軍艦島についての話をしていたりする。青春18きっぷに限らず、夏の旅行シーズンを比較的安価な交通手段(たとえば船とか)で旅するとこういう光景はよく見かける。夏らしい好ましい光景。
難所として知られた”加太越え”をうねうねと登っるディーゼルカー。ひとけはあまりなく、近くを走る名阪国道がオレンジのライトで煌々と照らされているだけ。トンネルを越えると今度は徐々に家も増えてきて、乗り換え駅の伊賀上野駅に到着。ここで伊賀鉄道に乗り換える。
元・近鉄の三セク、ということで、今のところ近鉄時代との変化はない。昔はお世話になった扇風機列車が健在なことに懐かしさのようなものを感じるくらい。
上野市駅で今度は「旧近鉄色」である真っ赤っかの塗色の列車に乗り換え。
私が子供の頃は、この野暮ったい感じのが走ってたんですよ…。
車内は地元の高校生ばかり。検札をしても皆定期券ユーザー。独特の居住まいの悪さを感じつつ、終着の伊賀神戸駅に到着。
ここで近鉄の快速急行に乗り換え。
近鉄ご自慢のロングシート・クロスシート両用可能な「L/Cカー」。もう10時前の山の中とは思えないくらい席も埋まっている。やはり…鉄道は使われてなんぼです…(苦笑)
そのまま家に帰り、バタンキュー。バイクと鉄道、両方をほどほどに楽しむ、という欲張りな旅でした。





