2022年08月08日

両下腿部の痛みとシビレです。

本日ご来院の00さん、両下腿部の痛みとシビレです。

実はこの00さん、以前五十肩でご来院されていた方ですが、今日は数年ぶりのご来院となりました。

ちなみに00さん、整形やお近くの整体院にも行かれたそうですが、何れも一時的にはよくなるのですが、また戻ってしますとの事でした。

お話を伺いますと思い当る事がある。

何でも痛みが出る前の2ヶ月間、暇をよい事にご自宅で1日4時間以上お好きな映画やら何やらを見ていたそうです。

それもふかふかのソファーで。

この体勢、腰が曲がり筋肉は緩むのですが、仙腸関節にとっては最も機能異常が起こる可能性が高いんです。

00さんの場合もこの時期に仙腸関節が機能異常を起こし、関連痛として今回の症状が出たものと思われます。

ちなみに現在の状態は、日中はお仕事に追われあまり気にならないそうですが、夜になりますと症状が出て来る。

と言う事で、早速施術へ。

先ずは動診。

上体の前後屈では痛みは出ませんが動きが悪い。

特に後屈で顕著です。

それではと、後屈対応の軸回旋を休み休み15分程行い、背臥位ならびに伏臥位から関係操法を、最後に仕上げの軸回旋で終了しました。

そして様子を見ますと、動きも良くなり何か血流が良くなった感じがするとの事でした。

00さん、次回ご予約を頂き御帰宅されましたが、続けて頂ければ問題なさそうです。

そんな印象の00さんでした。  

Posted by seitai227 at 17:10Comments(0)

2022年08月06日

職人さんの心意気。

本日は致知出版社「人間力メルマガ」より、日本の誇りである職人さんの心意気をお届けいたします。


創業以来、実に200年以上の歴史を持つうなぎ屋「野田岩」。
その5代目を務めるのが御年90の金本兼次郎さんです。
弟子を育てる傍ら、自らもうなぎ職人として常に格闘を続ける
金本さんの気迫漲るインタビューをご紹介します。


致知出版社の人間力メルマガ 2018.5.7
───────────────────
金本 兼次郎(野田岩五代目)

※『致知』2018年6月号【最新号】
※連載「生涯現役」P106
───────────────────

【金本】
少し前の話ですけど、入ってきてからもうすぐ6か月が経つというのに、
一向にうなぎがうまく裂けなくて全くお手上げの子がいましてね。
もうどうすればいいか、僕にも分からない。

ところがある朝、いつものように包丁を持って、
「いいか、こうやるんだぞ」ってやってみせたら、
パッとできるようになった。勘を覚えたんです。

──それは一瞬ですか。

一瞬。それには僕も驚いた。「おい、おまえ裂けんじゃねえか」
って言ったら、嬉しそうな顔をしてね(笑)。
それからはもう夢中になってやり始めて、ものにしちゃったんです。

やっぱり人間っていうのは、頭がいい悪いに関係なく、
何かしらいいものを持ってますよ。
それを教えるほうの人間がどれだけ引っ張り出せるか、
出せないか、そこなんですね。

とにかく教えるっていうのは闘いのようなもので、苦しくて、
きついけど、何かの拍子にぐんと成長していく姿を見るのは嬉しいですね。
何が嬉しいって、これがいま、一番嬉しいんじゃないかな。

──弟子たちの成長が、金本さんご自身の喜びであると。

ただ、僕だって教えているばかりじゃないですよ。
若い連中も朝早くからどんどん出てくるから、
僕は僕で早い時には3時半に起き出してきて、
「ようし、連中が出てくる前に80本裂いちゃおう」って目標を立てて、
ガーッとやるわけです(笑)。まだ誰もいない時は仕事も捗るから、
時には「今朝は百本裂いたから、もう上がるぞ、俺は」
って言いながらさっさと休憩に入っちゃう。

だから幾つになっても、格闘なんですよ。
「きょうは調子がいいぞ」「いつもよりちょっと早く裂けた」とか、
そういった喜びっていうのは、仕事をしていればどこにでもあるわけです。





以上です。如何でしょうか。

何か昭和の香りが漂う職人さんの姿がそこにはありますね。

私の父は明治生まれの職人でしたので、よく分かるんです。

その辺の消息が。

これはうなぎ職人だけではなく、物作り大国日本を支えるすべての職人さんに通じるものですね。


それでは今週も「和顔愛語」で、楽しい週末をお過ごし下さい。  

Posted by seitai227 at 11:08Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年08月05日

坂村真民「六魚庵箴言」

本日は致知出版社さん「偉人たちの一日一言」より、坂村真民さんの素敵な「詩」をお届け致します。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
偉人たちの一日一言 平成29年4月27日(木)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

「六魚庵箴言」

 その一

 狭くともいい
 一すじであれ
 どこまでも
 掘りさげてゆけ
 いつも澄んで
 天の一角を
 見つめろ


 その二

 貧しくとも
 心はつねに高貴であれ
 一輪の花にも
 季節の心を知り
 一片の雲にも
 無辺の詩を抱き
 一碗の米にも
 労苦の恩を感じよう


 その三

 いじけるな
 あるがままに
 おのれの道を
 素直に
 一途に
 歩け



 ――坂村真民


◆国民詩人・坂村真民氏自らが
 選んだ珠玉の名詩305篇を収録
『自選 坂村真民詩集』(坂村真民・著)より





以上です。如何でしょうか。

何時もながらの「真っすぐな道」、素晴らしいですね。

勇気百倍です。  

Posted by seitai227 at 17:51Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年08月04日

鼠径部の痛み。

本日ご来院の00さん、鼠径部の痛みです。

事の起こりは一週間ほど前、駅のホームでの事。

00さん、普段は殆ど電車に乗らないそうで、慌てて乗り込もうとして瞬間、落下防止のために設置している扉にぶつかってしまったそうです。

この時、転倒はしなかったのですが、顔面を直撃、前歯が欠けてしまったとの事。

これはもう単純で、この時の衝撃により仙腸関節が機能異常を起こした可能性大ですね。

そう、どういう体勢となりましたも、二足直立では腰に力が集中しますので、こんなことでも機能異常が起こる訳です。

00さんにもその辺の事情をご説明させて頂きましたが、とても納得されていました。

と言う事でさっそく施術へ。

先ずは動診。

上体の前後屈は問題ありませんが、右脚を上げる動きや開く動きなどで痛みと違和感が出ます。

それではと、鼠径部対応の軸回旋を休み休み15分ほど行い、背臥位から関係操法を、最後に再び鼠径部対応の軸回旋で終了しました。

そして様子を見ますと、右脚を動かしましても痛みが出ない。

これには00さんも喜ばれいましたが、初期の段階での施術でしたので、痛みもとれやすい訳です。

念のため次回ご予約を頂きご帰宅されましたが、手技に対する反応も良く心配なさそうです。

そんな印象の00さんでした。  

Posted by seitai227 at 18:32Comments(0)

2022年08月03日

佐賀のがばいばあちゃん。

本日は『致知』より、漫才師、島田洋七さんのお話をお届けいたします。


島田洋七「佐賀のがばいばあちゃんに学んだ、暗い貧乏・明るい貧乏」

B&Bで一世を風靡した漫才師の島田洋七さん。いまではテレビやラジオに加え、国内累計670万部を記録した『佐賀のがばいばあちゃん』をはじめとする執筆活動にも取り組んでいます。そんな島田洋七さんを支える幼き日に学んだ祖母の姿、言葉から「誰でも楽しく生きる心の持ち方」を学びます。(「がばい」は佐賀弁で「すごい」の意)

ああ、貧乏でよかった
僕は広島で生まれて間もなく父親を原爆症で失い、母が居酒屋をやって一所懸命育ててくれていました。だけど家で留守番をしていると母が恋しくってねぇ。 夜中に家を抜け出しては、スラム街を通って店まで母に会いに行くものだから、 母も心配になって、佐賀の田舎にいたばあちゃんのところに預けられることになったんです。8歳の時でした。

しかし、僕がばあちゃんに預けられたタイミングは最悪でした。女手一つで7人の子を育て上げたばかりで、やっと肩の荷が下りたところだったんです。

でもまだまだ貧しい時代でしょう。子どもたちも自分のことで精いっぱいで ばあちゃんに仕送りできる余裕はないから、家計は当然苦しい。夕飯も食べられない日もあったくらいだった。
 
だからばあちゃんにとって、育ち盛りの僕を預かるなんて、苦労を背負い込む以外の何ものでもなかった。でもばあちゃんは、夫を亡くして懸命に働いている娘の辛さがよーく分かっていたから、断らなかったんです。

ばあちゃんは様々な工夫をして生活をやりくりしていました。常々、「拾うものはあっても、捨てるものはないと」と言っていましたが、いまでもよく覚えているのは、ばあちゃんが外から帰ってくる時はいつも「ガラガラ、ガラガラ」 と音がしていました。腰に結んだひもの先に磁石を付けて、それを引きずって歩いているんです。

「ただ歩いたらもったいなかとよ。磁石つけて歩いたら、ほら、こんなに儲かるばい」磁石についた釘や鉄くずをバケツに溜めて売りに行くんです。落ちているのに拾わんかったらバチが当たるって。

僕はある時ばあちゃんに、「うちって貧乏だけど、そのうち金持ちになったらいいね!」と言ってみたことがあるんです。するとばあちゃんはこう言うんです。

「何言うとるの、貧乏には2通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、自信を持ちなさい。 うちは先祖代々貧乏だから。
 
第一、金持ちは大変と。いいものを食べたり、旅行に行ったり、忙しい。それに、いい服着て歩くから、こける時も気ぃつけてこけないとダメだし。その点、貧乏で最初から汚い服着てたら、雨が降ろうが、地面に座ろうが、こけようが、何してもいい。ああ、貧乏でよかった」

人間は死ぬまで夢を持て! その夢が叶わなくても、しょせん夢だから
本当は、絶対に辛かったと思いますよ。でも見せなかったね、暗いところは。やっぱり7人も小さい子どもがいる時に、自分が泣いたら子どもは終わっちゃうじゃないですか。だから絶対に泣くところは見せなかった。逆にケラケラ笑っていました。
 
ご飯の時も、「こんなに食べるものがない家庭も珍しかばい」って笑うんですよ。僕もよく分からなかったけれど、笑うしかないから一緒に笑っていました。アハハハッて(笑)。とにかく命懸けで育ててもらったものね。

大きくなるにつれて、そういう苦労がだんだん分かってくるんです。いまになって気づくこともあるし。「飯食わんか」って言われて、「ばあちゃんは?」と聞くと、「食べた食べた、もう腹いっぱいになったから食べな」と。でも、炊事場にはばあちゃんの箸がないもんね。あぁ、ばあちゃん食ってないやって。

朝暗いうちからばあちゃんがごそごそ出掛ける準備をしていると、こっちも目が覚めるじゃないですか。見てると、どんな土砂降りの日でも頬かぶりして出ていくんです。雪がバーッと降っている時もあった。それはすごかったですよ。 雪の中に消えていくんだもんな。鉄のような人でしたね。

でも、そういうばあちゃんを周りのたくさんの人が応援していました。7人もの子どもを育てた上に、60を越えても孫の僕を預かって苦労している大変な頑張り屋ということで、近所でも有名だったからね。
 
例えば、豆腐屋さんが来るとばあちゃんはいつも僕に、売り物にならない崩れた豆腐を半額の5円で買わせにやっていたんです。

ところが、崩れた豆腐が1つもない日があってね。家に戻ろうとすると、「あったよ!」って呼び止められたんです。振り向くと、豆腐屋さんが手で豆腐をつぶすところがちらっと見えた。

・  ・  ・  ・  ・

そんなばあちゃんの人生観の中でも、僕がとりわけ影響を受けたのは、人を羨ましく思わない、という姿勢です。見えを張らないということ。これができたら人生どんなに楽か。自分の分を過ぎたことを求めるから、余計な悩みを抱え込むんです。うちはこれでええねん、と言ったらそれでええんです。
 
50代のおっさんが一流企業をリストラになったら、コンビニでバイトでもすりゃいいんですよ。そのほうが人間大きく見えるって。

それをやりながら本当にやりたい仕事を探したらいいんです。家でふさいでおっても一文にもならんのだし。僕みたいに芸能界にいると、どうしても浮き沈みというのがあります。でも僕は全然平気。だって売れてチヤホヤされている時だけが人生とは思わんしね。
 
仕事がなくてバイトしてもいいんですよ。そうやって自分のやるべきことを ちゃんとやっていたら、きっとまたチャンスがやってくる。僕はそう信じているから。

ばあちゃんも言っていました。「人間は死ぬまで夢を持て! その夢が叶わなくても、しょせん夢だから」って。僕がばあちゃんとの暮らしの中で一番学んだのは、楽しく生きるすべじゃないかと思います。

いまの人は、楽しく生きるって案外難しいもんだと感じているんじゃないでしょうか。でも、人のことを羨ましがったり、見えを張ったりせず、自分の夢に向かってやるべきことをしっかりやっていたら、誰もが明るく、楽しく過ごせるんじゃないかな。

(本記事は『致知』2006年11月号 特集「言葉の力」より一部抜粋・再編したものです。人間力・仕事力を高める記事が満載の『致知』、詳細はこちら!)




以上です。如何でしょうか。

佐賀のがばいばあちゃん、生粋の明るい貧乏人ですね。

そう、人の幸せは環境ではない。

自ら置かれた環境を受け入れ「人間は死ぬまで夢を持て」の精神よろしく、明るく前向きに生きる時、人生は実り多い豊かなものとなっていきますね。

そして何より、貧乏は人を鍛える砥石。

そんな事を教えてくれるがばいばあちゃん。

これは一昔前のどこにでもいた日本人の姿でもあります。  

Posted by seitai227 at 15:36Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年08月02日

私は愛と光と忍耐です(その2)

本日は朗人さんの日記より、以前ご紹介の斉藤一人さん「私は愛と光と忍耐です」の第二弾をお届けいたします。


斉藤一人さんの「斉藤一人 知らないと損する不思議な話」(PHP)より転載。

昔話で、大金持ちの子どもが迷子になった、っていうのがあってさ。
その子どもが乞食になって帰ってきてボロボロの服を着てた。
それ、ちっちゃいときに着せた服を、まだ着てたんだよね。

ところが実は、その人の着てた服の襟元に、一つの国が買えるぐらいの宝物を隠し入れていたんだよ。
その人は、「宝ものがある」ということを知らないで、乞食して歩いてた。


そういう話があるんだけれど、この話には、実は深い意味がある。
オレたち人間は、一人ひとり、とんでもない才能があるんだけど、みんなはそのことを知らないで生きている――ということのたとえ話で、一生懸命、あなたたちは神の子なんだよって、教えてるんだよね。

それで、「私は愛と光と忍耐です」と言うのも、実は「私は神です」と言うことなの。

オレたち人間は、天にいる神、いわゆる「大霊」という、大きい霊の愛と光を分けてもらってる。それを「分霊(わけみたま)」と言うんだけど。

分霊をもらってるオレたちは神の子なんだけど、わかりづらいよな。
オタマジャクシだって、蛙の子は蛙なんだけど、蛙の格好をしてないから、わかりづらいのと同じでさ(笑)。

たいがいの人は、自分を神の子だとは知らないで、「自分はつまんない人間だ」とかさ、自分で自分を低く見てるんだよね。

それが自分だと思ってる。私はこういう人間だから、こういうことが起きると、こういうふうに応える、とかって思ってるんだけど。

自分の判断って、自分が判断してると思っていることのほんの数%しか自分の判断ではないんだよね。
大半は、親から教わった習慣だったり、先祖代々、そこのウチに伝わってるような何かだったり、世間の意見だったり、なんだよ。

ところが、「私は愛と光と忍耐です」と言っていると、自然と、正しい判断ができるようになってくる。

目の前に起きた問題に対して、自分は「愛と光」として答えを出そうと思った、そのときにはもう、その人は神としてふるまってる。

自分では気がつかなくても、神と同じ判断基準になってるんだよね。





以上です。如何でしょうか。

一人さんがおっしゃる通り、私たちは親神さまから命を頂いているんです。

文字通り「分霊」として。

悟りとはまさに「その事」に気付く事ですね。

そこからです。

本当の人生が始まるのは。  

Posted by seitai227 at 18:36Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年08月01日

左胸の痛み。

本日ご来院の00さん、左胸の痛みです。

原因は明らか。

ひと月以上前の事、お孫さんの子守りをされていたのですが、この時、お孫さんが胸に飛び込んできたそうで、左胸を強打。

以後、痛みが出る様になり、最近は左肩周辺にも痛みが出る様になってしまったそうです。

これはもう単純で、この時、強打した部位の関係関節が機能異常を起こしたものですね。

ですので、痛みが続いているのは勿論、関連痛として肩の痛みも出てきた訳で、00さんにもその辺の事情をご説明させて頂きましたが、とても納得されていました。

と言う事で、早速施術へ。

先ずは動診。

上体の前後屈は柔軟性も高く問題ありませんが、左腕を後ろに引く動作は上にあげる動作で痛みが出ます。

それではと、左上肢対応の軸回旋を休み休み15分程行い、側臥位から関係関節と筋系を調整、最後に仕上げの軸回旋で終了しました。

そして様子を見ますと、痛みがやや軽くなった程度で不充分です。

これはちょっと根が深そうです。

00さん、経過を見る必要がありますので、次回ご予約を頂き御帰宅されましたが、それまでにどこまで良くなっているか、この辺が鍵になりそうです。

そんな印象の00さんでした。  

Posted by seitai227 at 17:32Comments(0)

2022年07月30日

5,000枚のハガキ。

本日は致知出版社の人間力メルマガより、特集「利他に生きる」から、脇谷 みどり先生のお話をお届けいたします。


自分の娘と両親のトリプル介護に奔走する脇谷みどりさん。
なんとその傍ら、エッセーの連載やラジオのパーソナリティも
引受けられていたといいますが、その活動の原点とは――。

致知出版社の人間力メルマガ 2018.4.20
───────────────────
脇谷 みどり(作家)

※『致知』2018年5月号【最新号】
※特集「利他に生きる」P42
───────────────────

──かのこさんお一人でも大変ご苦労をなさった上に、
  ご両親の介護も重なったわけですね。

そうなんです。最初に少し触れましたが、
阪神・淡路大震災の翌年に父が大分の実家から電話をかけてきて、
母が自分の髪の毛を切って燃やしていると。
お風呂の水は出しっぱなし、鍋は火にかけっぱなしで、
「死にたい、死にたい」と言って起きてこない。
病院で診てもらったら、認知症と鬱を両方患っていたから、
すぐに帰ってこいと父は言うわけですよ。

けれども、最重度の障がいを持っているかのこを施設に預けたら、
環境の変化によって一晩でストレスで胃に穴が
開いて亡くなってしまうこともあるんですよ。
ですから父には「帰れない」とハッキリ言いました。

──あぁ、帰れないと。

その代わり一週間まとめて、二人の食べるものを
つくって冷凍して送りました。それから、
笑うことが体にとてもいいという話を聞いていたので、毎日一枚、
ハガキに「くすっ」と笑える話と絵を描いて送ることにしたんです。

──絵心はあったのですか。

ないない(笑)。必要に迫られて描いただけです。

といっても、娘の介護で行動範囲も限られているから、
ネタはすぐ枯渇してしまう。日々の出来事一つひとつの中から、
毎日目を皿のようにして面白いことを見つけ出さなければいけません。

知人にも頼んで、必死になってネタを探す日々が、
両親を呼び寄せるまで13年と11か月続いたんです。

おかげさまで母の状態もだんだんましになってきて、
4年目には鬱も認知もなくなり、先ほどお話ししたように、
作家デビューまで果たしたわけです。

──お母様への一途な想いが、5,000枚ものハガキとなり、
  奇跡を起こしたのですね。

本当はやめるのが怖かったんですね。そういういいことは続けないと、
前より悪くなると新聞に書いてあったので。

自分にはできないことが多過ぎるから、できることを200%やってみようって。





以上です。如何でしょうか。

何とも壮絶な体験ですが、脇谷さんの思いが届いたのですね。

そして何より、脇谷さんの真心のこもった上質の笑いは最高の妙薬、さらにお父様は勿論、お母さまを支えた多くの方の温かな思いが奇跡を起こした。

これでは鬱も認知も退散する以外にない。


それでは今週も「和顔愛語」で、楽しい連休をお過ごし下さい。  

Posted by seitai227 at 18:08Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年07月29日

自虐史観を駆逐する良書のすすめ。

本日は致知出版社の人間力メルマガより、お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦先生のお話をお届けいたします。


●致知出版社の人間力メルマガ 2022.7.29
───────────────────

若者の読書離れが進んでいると言われますが、
名著を読むことによって学生たちの意識は大きく変わると
お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦氏は話されます。

学生たちの意識は、
どのように変化したのでしょうか。
退官前の十数年間、学生たちを対象に行った
読書ゼミでの実例をもとにお話しいただきます。
(月刊『致知』2022年7月号特集より)


───────────────────

(──素晴らしい日本語を
いかに若い世代に正しく伝えていくか。
これもこれからの大きな課題です。)

(藤原)
私は女子大学で何十年と数学ばかり教えてきましたが、
国語の大切さを学生に伝えたいという思いから、
退官前の十数年間、文系、理系を問わず
全学年を対象に読書ゼミを開いてきました。

定員は20名ほどでしたが、
人気があって、いつも抽選でしたよ。

彼女たちは皆、
「日本という国は本当に恥ずかしい国だ。
戦争で近隣諸国を侵略し、
多くの人を殺し大切なものを剥奪した」
という認識を持っていました。

さらに時代を遡ると
士農工商という身分制度があって
人々は虐げられ、
自由も平等もない最悪の時代、暗黒の時代だった。

逆に言えば、いま生きている自分たちが最も自由で幸福で、
知的にもすぐれていると思っていたのです。

そんな彼女たちに私は、
日本戦没学生の手記『きけわだつみのこえ』や
新渡戸稲造の『武士道』、内村鑑三の『代表的日本人』
『余は如何にして基督教徒になりし乎』、
鈴木大拙の『日本的霊性』、
山川菊栄の『武家の女性』などを週に一冊ずつ読ませました。

すると、僅か2、3か月で彼女たちの考え方は
大きく変わるのですね。これには私が一番驚きました。

(──どのように変化するのですか?)

(藤原)
例えば、「私たちほど最低な人間はいない。
戦前の人も、大正の人も、明治の人も私たちより
ずっと素晴らしい人格や教養を備えていた。
そもそも自分たちは、まともなものを何も読んでいない」
「いままでいったい我われは何を習ってきたのだろう」と、
それまで自分たちが最も幸せと思っていた彼女たちが、
反対にコンプレックスを持つようになったのですね。

『武家の女性』を読むと、
江戸時代の女性が自由も平等も人権もない中であっても、
いかに幸福感を味わって生きていたかが
ありありと伝わってきます。
『きけわだつみのこえ』では、
特攻隊員が出陣の前の晩に『万葉集』やニーチェを紐解き、
素晴らしい文章の手記を書き残しています。

愛する両親、妻、子供たちを置いて
突撃しなくてはいけない彼らの辛さ、
深い愛情を感じて、
多くの学生が泣きながら感想を述べていました。

洗脳教育をしたわけではありませんが(笑)、
皆、あまりに変化するのです。
そのように考えると、二十歳になっても全く遅くはないですね。
いい本を読めば、いくつになっても人間は変わります。
ゼミの全課程が終わる頃には、
難しい岩波文庫を十数冊読み終えているのですが、
「これは私の一生の宝物です」という声を
何人もの学生から耳にしました。





以上です。如何でしょうか。

戦後の自虐史観は意図的に戦勝国が作り出したもの。

ですから多くの日本人は「日本という国は本当に恥ずかしい国だ。戦争で近隣諸国を侵略し、
多くの人を殺し大切なものを剥奪した」と言う誤った歴史観をもっていますね。

しかししかし、この様な虚偽の歴史観は当時の良書を読めばたちどころに目が覚めます。

そう、そこには真の日本人の姿があるから。

一人でも多くの方がその真実に気付く事を願ってやみません。

せっかく日本と言う素晴らしい国に生まれたのですから。  

Posted by seitai227 at 18:54Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2022年07月28日

腰痛に肩コリです。

本日ご来院の00さん、慢性的な腰痛と肩こりです。

00さん、現在50代の女性ですが、腰痛に関しては20代から、肩こりは40代からあるそうで、今迄整体や鍼治療も受けられたそうですが、何れも一時的効果に止まり現在に至るとの事でした。

さて現在の状態は、腰痛は常時ある訳ではなく、長い時間同一姿勢でいると痛みが出るとの事ですが、肩こりは常に感じているそうです。

それもかなり辛いとの事。

ちなみに、肩コリと腰痛はセットの様な関係で、特に女性では一般的な症状ですね。

その下地には仙腸関節機能異常の存在があり、これは長時間の同一姿勢や繰り返し行う軽作業、或いはスポーツなどの急激な動きなどで機能異常が発生します。

ですので、日常的に仙腸関節を調整する事が求められます。

よく聞く話ですが、整体やカイロで一時的に良くなりましても、また再発するのはこの辺に原因がある為です。

00さんにもその辺の事情をご説明させて頂き、早速施術へ。

先ずは動診。

上体の前後屈は柔軟性も高く問題ありません。

それではと、肩こりもありますので、初めから仕上げの軸回旋を休み休み15分程行い、側臥位から関係関節と筋系を調整、さらに背臥位から首を、最後に再び仕上げの軸回旋で終了しました。

そして様子を見ますと、肩こりも軽くなり調子が良さそうです。

勿論、慢性の症状ですでの経過を見る必要があり、次回ご予約を頂き御帰宅されましたが、手技に対する反応も良く、心配なさそうです。

そんな印象の00さんでした。  

Posted by seitai227 at 16:11Comments(0) 腰痛