2020年11月25日

『湯たんぽ』で万病の根を断つ。

本日は致知出版社の「人間力メルマガ」より、冬を迎えるこの時期と言う事で、「湯たんぽ」の健康効果に付いてです。


↑ あなたの人間力を高める ↑
───────────────
致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.4


最近は、目にする機会も少なくなった
「湯たんぽ」ですが、これに着目して、
万病の根を断つ健康法を提唱しているのが、
クリニック院長の斑目健夫さんです。

「湯たんぽ」の健康効果は、いったい
どれほどのものなのでしょうか。

────────[今日の注目の人]───

☆ 「湯たんぽ」で万病の根を断つ ☆

斑目 健夫(青山まだらめクリニック院長)

※『致知』2017年1月号【最新号】
※連載「大自然と体心」P130

───────────────────

湯たんぽを使った
私の最初の治療経験は、
「体が冷えて仕方がない」
と訴えていた看護師でした。

彼女は「冷えすぎて眠れない」と訴え、
見るからに血流が悪く青ざめた顔色でした。


ところが湯たんぽを使って
体を温めることを勧めてみると、
その晩から眠れるようになりました。

さらに、免疫力の鍵を握る
白血球の「リンパ球」を調べてみると、
当初は1,050個しかなかったのが、
湯たんぽを使うと一週間後には
2,100まで増え理想的な値になったのです。


また、いつも胃の調子が悪く、
消化器科や内科の治療では治らなかった
30代の女性の方も印象に残っています。


彼女の顔色は真っ青で、
全身が冷え切っていました。


最初は重ね着すること、
湯たんぽで体を温めること、
お風呂に何度も入ることを指導し、
消化機能が落ちていましたので、
食事は少量をよく噛んで
食べるようにアドバイスしました。

すると、3週間ほどで胃の具合は回復し、
食事も普通に食べられるようになりました。


体を温め始めて一か月ほどした頃、
再び胃の調子が悪いと
いってやってきたのですが、
調べてみると、
なんとその原因は「つわり」。


結婚して7年、いっこうに
妊娠しなかったそうですが、
不妊の原因も冷えにあったのです。




以上です。如何でしょうか。

「冷えは万病の元」とは先人の教えですが、湯たんぽの効用は多岐に亘る様です。

この辺の情報は斑目先生のホームページ(青山まだらめクリニック)に詳しく紹介されていますで、是非ご覧頂ければと思います。

ちなみに身体の冷えとは、血液の流れが悪いために起るものです。

結局は「血の巡り」。

湯たんぽは身体を温める事で血液の流れを良くし、免疫力が向上、様々な症状が改善されるとの事ですが、これはアプローチは違うものの酸素カプセルも同様です。

その他、有名なところでは「こんにゃく療法」や「しょうが湯の湿布」或いは「びわの葉の温灸」などがありますが、結局答えは一つ、と言うところでしょうか。

そう、何らかの方法で体を温める事、ですね。
  

Posted by seitai227 at 17:40Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月24日

どっちでもいいよ。恩師の教え。

本日は致知出版社の「人間力メルマガ」より、教育家の故・小柳陽太郎先生のお話です。


◇ あなたの人間力を高める ◇
───────────────
致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.13


平成の吉田松陰とも呼ばれたという
教育家の故・小柳陽太郎さん。

本日は九州にある寺子屋モデル社長
山口秀範さんが語る恩師・小柳さんとの
軽妙な思い出話をお届けします。

────────[今日の注目の人]───

☆ 恩師・小柳陽太郎先生の教え ☆

山口 秀範(寺子屋モデル社長)
×
占部 賢志(中村学園大学教授)

※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P58

───────────────────

【占部】
どういう先生に出会うかは人生において
大きな影響力を持つわけですが、
やはり山口さんにとっての
理想の教師像は小柳先生ではありませんか。


【山口】
もちろんそうです。

小柳先生と出会っていなければ、
いまの人生はなかったと思いますよ。

とは言いながら、修猷館高校時代、
私は小柳先生の授業を
一度も受けたことはありません。

国語の先生は他にもいらして、
機会がなかったんです。

三年生で新しいクラスになると、
友人たちが口々に
「小柳先生はすごいすごい」と言う。


でも私にとっては、相変わらず
お顔は存じ上げていても
話したことがない、そんな存在でした。


一方、私はその頃、
文科系に行くか理科系に進むかで、
かなり深刻に迷っていたんですよ。

ある時、皆がそれほど讃えるのならと、
小柳先生に相談しようと思いましてね。

先生が宿直の晩、母のつくってくれた
牡丹餠を持って、夜分学校を訪ねました。

まず名前を名乗ってから、
相談させていただきましたが、
聞いておられた先生は、おもむろに
「どっちでもいいよ」と言われたんですよ。


【占部】
どっちでもいいと(笑)。


【山口】
ええ(笑)。それが答えなのかと
ちょっと落胆しかけた時、
小柳先生はこう続けられました。


「君はどの学部を選ぶかが
 人生最大の岐路で、
 もし間違った選択をすれば、
 大変なことになると思っているだろう。

 しかし、これからの人生で
 どの道を選ぶかという決断の場面は
 数え切れないほどやってくる。

 その度に迷うだろうが、
 実はどちらの道でもいいのだ。

 むしろ大事なことは、
 これと決めた道を
 一所懸命進むことなんだ」




以上です。如何でしょうか。

この教え、シスター渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」に通じるもので、何方にとっても生き方の基本ですね。

環境の別なく、人が生きるとは自らを磨く事。

この意味で、何れの道に於いても「一所懸命進むこと」です。

それにしても恩師に巡りあえる事ほど幸せな事はありません。

私事ですが、小学生の時、夏休みの宿題で感想文が出たのですが、出来の悪い私を担任の先生が褒めてくれたんです。

そんな小さな体験が今の自分の基礎を作ってくれた。

忘れられない思い出です。  

Posted by seitai227 at 17:00Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月23日

急性の腰痛です。

本日ご来院の00さん、急性の腰痛です。

実はこの00さん、身体メンテナンスを目的に定期的にご来院されている方です。

そんな00さんですが、昨日から急に腰が痛くなり、難儀しているとの事。

どうした事かとお聞きしますと、先週の後半、お婿さんの転勤先に娘さんとお孫さんを連れて行かれたそうです。

これが二泊三日の小旅行。

この間、お孫さんの抱っことお車での長時間移動、これが重なり、どうやら仙腸関節が機能異常を起こしたようです。

実際、痛みの出方が軽いギックリ腰状態で、そう、腰が固まっている。

00さんにもその辺の事情をご説明させて頂きましたが、ご自身でも気付かれていた様です。

と言う事で、早速施術へ。

先ずは動診ですが、ちょっと出来る状態ではありませんので、そのままベットへ。

それではと、何時もの施術に加え、最後に仕上げの軸回旋を念入りに。

そして様子を見ますと、痛みは殆どなく普通に動ける。

これはに00さんちょっと驚かれていましたが、急性の腰痛は痛みが取れやすいんです。

そんな00さんですが、軸回旋の効果を実感されたそうで、何か真面目に取り組んで頂ける様です。

そう、今迄はご自身で行っていなかった。

実際、その他の患者さんでも00さんの様な方は多いのですが、軸回旋は痛みの有無に関係なくどなたにでも行って頂きたい矯正法です。

この動き、筋骨格系を初期化するもので、同時に姿勢の矯正にもなっており、自分で言うのも何ですが、お勧めです。
  

Posted by seitai227 at 17:11Comments(0) 腰痛 

2020年11月21日

父との約束、おかげさまの心。

本日は朗人さんの日記より、感動の実話をどうぞ。


「おかげさま」の一生

藤尾秀昭氏「小さな人生論」(致知出版)からです。


ラジオで聴いた若いOLの話である。

彼女の生家は代々の農家。もの心つく前に母親を亡くした。だが、寂しくはなかった。父親に可愛がられて育てられたからである。

父は働き者であった。3ヘクタールの水田と2ヘクタールの畑を耕して立ち働いた。村のためにも尽くした。行事や共同作業には骨身を惜しまず。ことがあると、まとめ役に走り回った。

そんな父を彼女は尊敬していた。父娘二人の暮らしは温かさに満ちていた。

彼女が高校3年の12月だった。その朝、彼女はいつものように登校し、それを見送った父はトラクターを運転して野良に出ていった。そこで悲劇が起こった。居眠り運転のトレーラと衝突したのである。

彼女は父が収容された病院に駆けつけた。苦しい息の下から父は切れ切れに言った。

「これからはお前一人になる。すまんな・・・・」

そして、こう続けた。
「いいか、これからは“おかげさま、おかげさま”と心で唱えて生きていけ。そうすると必ずみんなが助けてくれる。“おかげさま”をお守りにして生きていけ」

それが父の最後の言葉だった。

父からもらった“おかげさま”のお守りは、彼女を裏切らなかった。親切にしてくれる村人に彼女はいつも「おかげさま」と心のなかで手を合わせた。彼女のそんな姿に村人はどこまでも優しかった。その優しさが彼女を助け、支えた。

父の最期の言葉がA子さんの心に光を灯し、その光が村人の心の光となり、さらに照り返して彼女の生きる力になったのだ。





以上です。如何でしょうか。

「与えたものが受け取るもの(因果律)」とはよく言ったもので、おかげ様がおかげ様を呼び、良循環が生れます。

その道は自他をを生かす道となり、しぜん、豊かな人生へと繋がる。

そして何より、それを実行されたA子さん。

流石お父様のお子さんですね。

直の心とは、正にこう言う事です。


それでは今週も「和顔愛語」で、楽しい連休をお楽しみ下さい。  

Posted by seitai227 at 16:41Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月20日

シューマン周波数(7・8ヘルツ)の癒やしの歌声。

本日は致知出版社WEB chichiより、癒やしの歌声の持ち主、柏田 ほづみさんに付いてのお話しです。


「癒やしの歌声」

柏田 ほづみ(ヒーリングソプラノ歌手)


※『致知』2016年6月号【最新号】
※連載「第一線で活躍する女性」



───────────────────


──柏田さんはヒーリングソプラノ歌手
  として、ユニークな音楽活動を
  なさっているそうですね。


私の声には「倍音(ばいおん)」といって、
実際に発声している音階よりも
高い周波数の音がすごく
含まれているそうで、
私の歌声を聴くと、不思議と
病気の方や植物状態の方の症状が
改善したりするんです。


脳波研究の第一人者である
志賀一雅先生が興味を持って
調べてくださったところ、
私が歌っている時には地球の周波数と
言われるシューマン周波数(7・8ヘルツ)が
とても長い時間起こって、それが
人や生き物に対して癒やしとして
伝達されるそうなんです。


──科学的に証明された
  癒やしの歌声なのですね。


イタリアでコンクールに参加する前に、
知人のお宅の中庭で歌わせて
いただいていた時なんか、
小鳥がやって来て、私の声に
共鳴して一緒に歌い始めたんですよ。


絶妙のタイミングで
合いの手を入れてくれて、
面白いセッションになったので、
ユーチューブに
「小鳥との奇跡のセッション」って
タイトルをつけてアップしています。





以上です。如何でしょうか。

このシューマン周波数(7・8ヘルツ)、以前ご紹介させて頂いたノーベル賞受賞者、利根川進教授もその重要性を説かれています。

利根川先生の場合は7.5ヘルツと多少の誤差はありますが、何れもこの宇宙で最良の波動との事。

この状態、全てが秩序を保ち調和された状態で、病が癒されるのも当然と言えば当然ですね。

柏田 ほづみさんは自らの歌声でシューマン周波数を出される稀有な存在で、正に癒しの歌姫。

将来、この辺の研究が進めば、医学は飛躍的に進歩すると思うのですが。

ちなみに、あかちゃんの脳波が正にその状態だそうです。

私達は大人になればなるほど、我欲が心を曇らせ、自らの本性を覆い隠してしまう傾向にあります。

ですから病にもなる訳で、常に心の調律が必要ですね。

そう、我欲を離れ、明るく感謝の生活をする事、です。  

Posted by seitai227 at 17:40Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月19日

健康回復で酸素カプセルです。

本日ご来院の00さん、健康回復で酸素カプセルのご利用です。

実はこの00さん、数年前にも体調を崩し、三ヶ月ほど酸素カプセルをご利用されお元気になられた方です。

そんな00さんですが、今回のコロナ騒動でまたまた体調不良に。

そう、在宅での勤務となり殆ど外出しないそうで、趣味のウォーキングも出来ない。

こうなりますと、当然ですが代謝も低下しますし、何より気分的にも落ち込みぎみとなり、元気が出ないとの事です。

ここ最近は、食欲もなく、身体がだるい。

そうですよね。

こんな軟禁状態?が続けば、何方でも調子が悪くなる。

そう、「病は気から」ですから。

00さんもその辺の事情をご説明させて頂きましたが、ご自身でも自覚があり、以前良くなった酸素カプセルを思い出されたそうです。

またの繰り返しですが、酸素カプセルは細胞の代謝を向上させる装置で、しかもうつ症状にも効果が確認されています。

ですので、00さんには打って付けですね。

と言う事で、早速酸素カプセルへ。

00さん、久しぶりですが慣れたもので、60分のコースでしたが、快適にご利用されたご様子でした。

また続けたいとの事で、回数券を購入さてご帰宅されましたが、酸素カプセルとの相性も良く、心配なさそうです。

そんな印象の00さんでした。  

Posted by seitai227 at 16:28Comments(0) 酸素カプセル 

2020年11月18日

足の裏から光がでる。

本日は朗人さんの日記より、坂村真民先生から「足の裏から光がでる」をお届け致します。


「足の裏から光がでる」

尊いのは頭ではなく

手でなく、足の裏である

一生人に知られず

一生汚いところと接し

黙々として

その務めを果たしてゆく

足の裏の教えるもの

足の裏的な仕事をし

足の裏的な人間になれ


頭から光が出る

まだまだだめ

額から光が出る

まだまだいかん

足の裏から光が出る

そのような方こそ

本当に偉い人である





以上です。如何でしょうか。

その人は一介の凡夫の中に人知れずおられる。

あまりにも淡々と御勤めをされているので、気付かれる方は殆どいない。

おこがましいとは思いますが、そんな人間になれる様、日々の生活を大切に丁寧に送りたいものです。

足の裏から光が出るように。  

Posted by seitai227 at 16:38Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月17日

お母さんに『ありがとう』

本日は致知出版社の「人間力メルマガ」より、心の教育を実践されているまさ美学園理事長、近藤とみ先生のお話をどうぞ。


◇ あなたの人間力を高める ◇
───────────────
致知出版社の「人間力メルマガ」
56歳で幼稚園をつくり、
103歳のいまも理事長として
教育に思いを寄せる近藤とみさん。

デジタル化の波が教育にも
押せ寄せる中、近藤さんの取り組みに
本当の教育とは何かを考えさせられます。

────────[今日の注目の人]───

☆ お母さんに「ありがとう」 ☆

近藤 とみ(学校法人まさ美学園)

※『致知』2016年12月号
※連載「生涯現役」P106

───────────────────

私がよく親孝行は大事だというのも、
園児たちの心の豊かさを育むためですよ。

ところが、いまは難しい時代になって、
お母さんたちがお弁当を
つくるのが面倒くさいからと、
よそから取り寄せるでしょう。

でも、うちは月曜日だけは
ちゃんと手づくりのお弁当を
持ってこさせるんです。

日曜日の残りものでもいいから、
お母さんが弁当をつめて、
それを持たせなさいって。


お昼になると

「きょうはお母さん
 ありがとうの日だね」

って言いながら、
園児たちの机を回っていくと、
あっちからもこっちからも、
私にお弁当の中身を見せにくるんですよ、
それも喜んで。


──情景が目に浮かぶようです。


子供にはただ口でお母さんに
感謝しなきゃいけないよ、
と言っても分からん。


でも、こうやってお弁当一つで、
お母さんに「ありがとう」が
言えるようになります。

ここから豊かな心が生まれる。
これが本当の教育ですよ。

それからもう一つ言いたいのが、
子供は砂場から育つということ。

例えば、だんごをつくって
綺麗に並べた女の子が、

「お父さん、ご飯ですよ」

って言う(笑)。
ままごと遊びですね。


「ありがとう、お父さん喜ぶね」


と私は言うんですけど、
そうやって誰もが
砂場から大きくなるんです。

早くから「1+1=2」
を教えるよりも、
遊びながら教育する。

それが本当の教育だと思いますね。





以上です。如何でしょうか。

正に教育の基本がここにありますね。

心が育てば、その後のものは自然と身に付きます。

本来、学校教育とは様々な学びを通じ、心を育てる事が目的ですが、それを実践されておられる。

それにしてもこのお話、古き良き時代の面影を感じたのは私だけでしょうか。

何か、昭和の香りがし懐かしく読ませて頂きました。  

Posted by seitai227 at 17:01Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

2020年11月16日

左の腰痛です。

本日ご来院の00さん、左の腰痛です。

この痛みは4年位前からあり、痛みの出入りを繰り返しているとの事です。

お話を伺いますと、お仕事が運送業。

さらに趣味がお車との事で、どうやら今回の痛み、この辺に原因がありそうです。

運転中の姿勢を見せて頂きますと、明らかに左重心。

これは恐らく、利き手が左と言う事とひじ掛け?が左にある為と思われます。

00さんの場合も、すでに勤続5年と言う事ですので、繰り返しの運転により、何れかの時期に左仙腸関節が機能異常を起こしたものと思われます。

と言う事で、早速施術へ。

先ずは動診。

上体の前後屈は何れも制限と痛みが強く、特に後屈で顕著です。

これはかなり重症の様です。

それではと、前後屈対応の軸回旋の2を休み休み15分程行いますと、初めは痛みも出ていたのですが、動きも広がり痛みもなくなりました。

さらに仕上げの軸回旋を念の為3セット程行い終了です。

そして様子を見ますと、前後屈での制限と痛みはやや残りましたが初回としてはまずまずです。

これには00さんも喜ばれていましたが、痛みは条件さえ揃えば再発しますので、次回ご予約を頂きご帰宅されました。

ちなみに00さん、現在24歳の若者で手技に対する反応も良く、早い回復が期待出来そうです。
  

Posted by seitai227 at 18:13Comments(0) 腰痛 

2020年11月14日

直き心。

本日は月刊誌致知「学ぶ育てる」より、荒川博氏が語る、野球界の至宝、王貞治氏にまつわるお話です。

「習い方がうまい人とは、習う素直さがある人」荒川博(日本ティーボール協会副会長)
 
(『致知』2009年8月号 対談「世界の王」はこうしてつくられた」より)



【王氏:思えば僕が中学二年の時、草野球の試合に出ていたのを
    目に留めていただいたのが、荒川さんとの初めての出会いでしたね】

そう、忘れもしないね。
昭和二十九年十一月二十三日の、午後二時頃だ。

当時二十四歳だった私は毎日オリオンズ
(現・千葉ロッテマリーンズ)の選手だったけれど、
その頃のプロ野球には秋季練習なんてなかったから、
暇を持て余して近所の隅田公園へ出掛けていった。

そしたらそこに凄いピッチャーがいたんだ。

ところがその子は左で投げているにもかかわらず、
打つ時になると、なぜか右で打つんだよ。

で、初めは黙って見てたんだよね。
一打席目三塁ゴロ、二打席目ショートフライ。

それで三回目の打席に立った時にね。

「ちょっと待って、坊や。君は何で右で打ってるの?
本当は左利きなんだろう?
次の打席は左で打ってごらん」

と声を掛けたら、

「はい」

って素直に言ったんだよ。

これがすべてのきっかけだな。

普通、それまで左で打ったこともない子が、
試合中にいきなりそんなことを言われたら、

「できない」

って言うのが当たり前だよ。

ところが次の打席で左ボックスに入ったその坊やは、
いきなり二塁打をかっ飛ばした。

右中間真っ二つ、ビックリするくらいのいい当たり。
私はその時に、あ、この子を、
母校の早稲田実業に入れようと思った。
そうすれば絶対に甲子園で全国制覇ができるって。

それで試合が終わるまで待って、早実に入るよう勧めたんだ。

私はともかくも早実へすっ飛んでいって
こういう選手を見つけたから、二年後には
何が何でも入れてくれと頼み込んだ。

ところが翌週に少年の家に行くと、
お父さんからけんもほろろに断られてしまった。

「うちの子には野球なんかやらせない。
 両国高校へやって東大に行かせるんだ」

って。いや、これは頭がいいんだなと思ったね。

でも私はそこで諦めなかった。
人生には「もし」ということがある。
もし落っこちた時はどうすんだ、と。

そこで近所の知り合いのオヤジに

「もしあそこの家の子が受験に落ちた時には、
 俺のところへ知らせてくれ」

と頼んでおいた。そしたら結果的に志望校を落ちて、
早実へ入ることになったんだな。

しかし、それにしてもあの時、
左で打てと言われて

「はい」

って答えた素直さね。

これが王の一番のいいところであって、
それが今日の成功をもたらしたんだよ。
この「はい」が。

だから私はいつも

「習い方がうまい人とは、習う素直さがある人だ」

と言うんだよ。これがもう第一条件なんだよね。
王はその後も、私に口答えしたことは一回もない。





以上です。如何でしょうか。

正に「運命の出会い」とはこう言う事で、荒川氏との出会いがなければその後の球史に残る活躍もなかった訳です。

そして何より、世界のホームラン王と呼ばれたその裏には、「はい」と言う直き心があった。

人が成長する最大の要素が、素直さ、ですね。


それでは今週も「和顔愛語」で、楽しい週末をお過ごし下さい。  

Posted by seitai227 at 16:40Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話