2020年11月24日

どっちでもいいよ。恩師の教え。

本日は致知出版社の「人間力メルマガ」より、教育家の故・小柳陽太郎先生のお話です。


◇ あなたの人間力を高める ◇
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.13


平成の吉田松陰とも呼ばれたという
教育家の故・小柳陽太郎さん。

本日は九州にある寺子屋モデル社長
山口秀範さんが語る恩師・小柳さんとの
軽妙な思い出話をお届けします。

────────[今日の注目の人]───

☆ 恩師・小柳陽太郎先生の教え ☆

山口 秀範(寺子屋モデル社長)
×
占部 賢志(中村学園大学教授)

※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P58

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【占部】
どういう先生に出会うかは人生において
大きな影響力を持つわけですが、
やはり山口さんにとっての
理想の教師像は小柳先生ではありませんか。


【山口】
もちろんそうです。

小柳先生と出会っていなければ、
いまの人生はなかったと思いますよ。

とは言いながら、修猷館高校時代、
私は小柳先生の授業を
一度も受けたことはありません。

国語の先生は他にもいらして、
機会がなかったんです。

三年生で新しいクラスになると、
友人たちが口々に
「小柳先生はすごいすごい」と言う。


でも私にとっては、相変わらず
お顔は存じ上げていても
話したことがない、そんな存在でした。


一方、私はその頃、
文科系に行くか理科系に進むかで、
かなり深刻に迷っていたんですよ。

ある時、皆がそれほど讃えるのならと、
小柳先生に相談しようと思いましてね。

先生が宿直の晩、母のつくってくれた
牡丹餠を持って、夜分学校を訪ねました。

まず名前を名乗ってから、
相談させていただきましたが、
聞いておられた先生は、おもむろに
「どっちでもいいよ」と言われたんですよ。


【占部】
どっちでもいいと(笑)。


【山口】
ええ(笑)。それが答えなのかと
ちょっと落胆しかけた時、
小柳先生はこう続けられました。


「君はどの学部を選ぶかが
 人生最大の岐路で、
 もし間違った選択をすれば、
 大変なことになると思っているだろう。

 しかし、これからの人生で
 どの道を選ぶかという決断の場面は
 数え切れないほどやってくる。

 その度に迷うだろうが、
 実はどちらの道でもいいのだ。

 むしろ大事なことは、
 これと決めた道を
 一所懸命進むことなんだ」




以上です。如何でしょうか。

この教え、シスター渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」に通じるもので、何方にとっても生き方の基本ですね。

環境の別なく、人が生きるとは自らを磨く事。

この意味で、何れの道に於いても「一所懸命進むこと」です。

それにしても恩師に巡りあえる事ほど幸せな事はありません。

私事ですが、小学生の時、夏休みの宿題で感想文が出たのですが、出来の悪い私を担任の先生が褒めてくれたんです。

そんな小さな体験が今の自分の基礎を作ってくれた。

忘れられない思い出です。

Posted by seitai227 at 17:00│Comments(0) 痛みの拠り所 よもやま話 

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