おはようございます。久々、普通に日曜の朝の「食べ物が作る健康」シリーズです。本日は昨日の「日本農業新聞」の「アンドユー」の「やさい図鑑」と先々週の「週刊長野」の「サイエンス」の記事の合作です。
「あるある‥‥」で納豆ダイエットの夢は破れた方が多いと思いますが、それにしても食べて痩せたいと思うのは切実な方々が多いのだなと改めて実感しました。カロリーを摂取するのですから、ただ食べて痩せられるホド、世の中は甘くナイと思います。でも、高カロリーの食物を低カロリーの食材に変えるコト、食物繊維を多量に摂取して、体外排出を増進するコトによって、ダイエットを推進するコトは、理論的に可能かと思います。
そこでオススメなのは、白菜。幸いなコトに、今シーズンはさほど価格も高くナイので、手軽に取り組みやすいかと思います。昨秋の価格の安さは、生産農家がお気の毒みたいでしたが。
白菜は冬の寒い時期ほど、たっぷり養分を蓄え、糖度をアップします。冬場の白菜が美味しいのはそのタメ。
主な栄養はビタミンC。体に抵抗力をつけ、風邪の予防や疲労回復に効果があります。
たんぱく質や糖質が少なく低エネルギーで、食物繊維やβカロテンもたっぷりあるため、便秘を解消したり、食事として取ったコレステロールを体外に排出し、高脂血症、糖尿病予防にも役立ち、ダイエットにも良い。
体内の余分なナトリウム(塩分)を体外に排出するカリウムも豊富。高血圧の予防や利尿作用を促進し、腎臓の機能を高めてくれる。
鍋物にすると、消化も良くなるので、胃弱や病気の人にも良い。
塩漬けにして、乳酸菌などの有効な腸内細菌で、整腸効果もアップできる。
ただ、美味しいからと一緒に他の食材を食べ過ぎるとなると話は別。やっぱりトータルな問題なので、その辺は注意してくださいね。