2007年02月04日

格差社会の何が問題か

「パラサイト・シングル」の命名者の本を、立て続けに二冊読んでみました。特に印象に残ったのがコレ。
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
希望というモノは、人間が生きるタメの最大の必須要素なのですが、どんな親の子供として生まれたかで、人生の大半が決まりそうな時代になりつつあるコトが問題になっています。

一流大学に入学する子供の親の年収は、1000万円を超えるのが普通となりつつある現在、「格差」のある社会こそが、「活力のある社会」と考える政策を続ければ、将来の日本がどうなるかをグラフなどを使って説明してくれてます。

社会がリスク化し、二極化が明白になってくると、人々は、将来の生活破綻や、生活水準低下の不安をもつようになる。能力や親の資産があれば成功して豊かな生活が築けるかもしれないが、能力的にも経済的にも人並みでしかなければ不安定な生活を強いられるかもしれない、という不安である。すると、多くの人々が、苦労しても報われない、よりよい生活を求めて努力しても無駄であると諦めはじめる。希望の喪失による、やる気の放棄である。そしてリスクフルな現実からの逃走がはじまる。

こうして「量的格差(経済格差)」は「質的格差(職種やライフスタイルの格差、ステイタスの格差)」を生み、そこから「心理的格差(希望の格差)」につながるのである。


ギャンブル社会になっていると、何時もココで書いてますが、ギャンブルというものは、元々、胴元が儲かる仕組みになっています。ハンディのあるプレイヤーがジタバタしても、中々勝てない社会になっていると思うからです。その仕組みを取り払って、競争するのならフェアですが、今の様なアンフェアなママ競争するのでは、希望を持てない人が量産されるのも無理はありません。やはり、そういう社会に「No!」を突きつけるしかないのではないかと思うのですが。

将来に絶望して、自暴自棄型犯罪がこの世に増えないタメにも。
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