2007年02月22日

日本の岐路

長野では、老舗の倒産や閉店が相次いでいます。資産のナイ所は倒産し、景気のイイ時代にそれなりのモノ残しておいた所は閉店です。倒産は目を引きますが、閉店はひっそり、しかし、倒産した店を見て、何だか続々と増えています。

今朝までの本の「ファスト風土化」はヒシヒシと感じていますが、工場の海外移転やリストラも大変だと思います。
異端の大義 (上)
著者のハラハラドキドキのスーパーバイオレンスを期待して読んだら、ガクッとする人も多いかと思いますが、現在の日本が置かれた状況分析は的確にしています。

ともあれ、こういう小説を読んだ後だと、単純に「日経平均が18000円を回復」なんてニュースを歓迎ばかりは出来ない気分です。円安ですから、海外の投資家にとっては絶好の買い場になっているでしょうし‥‥

幾ら高利回りでも、為替差損もあり得るのに、米国債を沢山持っているというコトは、それだけでリスクがありそうな気もします。でも、郵便貯金も民営化されてかなり買わされているみたいだし‥‥

今まで通りのコトさえしていれば、何とかなるという時代は既に終わりを告げているのかもしれません。ダメだと思ったら自力で転進を図るしかナイのでしょうね。

上下2冊を、仕事の合間に読みふけって、アッという間に読み終わってしまいました。本日は、午後がかなりハードだったのですが、こういうイイ本を読んでいると気分が高揚しているので、仕事にも好影響です。

ストーリー的には、この辺だと「富士通」の工場閉鎖がありましたし、一昨年は「日本IBM」と「東芝」の部門合併があったという話を聞いたりしましたので、こんな感じなのだろうなと思いました。イイ大学、イイ会社といえども、グローバル化の波は日本のアチコチをさらっている様です。中国への認識も、仕事柄色々な話を聞いたりしてますので、より深まりました。

小説として、楽しみながら今の日本経済の勉強が出来ますが、本人や家族がリストラにあった方々には、結構ツライ話かもしれません。ともあれ、どんなに大変でも、弱音を吐きつつも、我々は生きていくしかありません。せめて、トップに立つ人が賢明であるコトを祈るばかりです。
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この記事へのコメント
昔のように国に任せるようなある意味幸せな生き方はこれからは無理でしょうね、個人個人がちゃんとアンテナを張り巡らし足りない部分を補うようなことも必要でしょう。
本来そこまで個人単位で必要じゃないような気もしますけど、上がそれを求めてますしね;;
Posted by 小太郎 at 2007年02月23日 01:45
長野でも老舗の閉店や倒産ですか。
私が本業で地方周りをしていた数年前、やはり青森や秋田で老舗百貨店やローカルチェーンのス−パなどで同様なことが起きました。
老舗百貨店の専務さんが肩をおとして
 「結局、時代についていけなかった」
この専務さん、ご自身の資産まで銀行に担保を出し最後まで頑張ったのですが・・・・。
これが現代の姿なのです。
Posted by takachan at 2007年02月23日 06:44
小太郎さん、個人個人がしっかりするという当たり前のコトをしないと、生き残れない時代が来ているのだと思います。

しかし、老人になってまで、そういうコトを期待される時代というのは、ツライものがありますね。
Posted by koyuri at 2007年02月23日 08:00
takachanさん、この小説は東北も大事な場所なのです。

老舗ゆえに、決断が遅れて倒産というコトもかなりあります。

社員に少しでも退職金を払える内にと、廃業を早目に決断する勇気も大事になってきているみたいです。

それにしても、拝金主義の横行は、人間のモラルを破壊しますよね。
Posted by koyuri at 2007年02月23日 08:04
 
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