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一昨日、妻のiphone3GSが突然充電できなくなってしまいました。
正規にバッテリー交換を依頼すると1万円近く掛かるみだいだし、代行業者に依頼しても約6千円+α(送料など)掛かるようで、何より数日間使えなくなるのが困ります。
なので思い切って、自分で交換してみることにしました。


まずは、iphone3GS用のリチウムイオンバッテリーをネットで注文1,800円+速達送料270円(通常の定形外郵便だと送料無料)で注文。
日曜に注文を入れましたが、月曜に届きました。

次に、iphoneを分解するための工具を用意。

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といっても精密ドライバーとカッター(マイナスドライバーの代わり)+タオル掛けについていた吸盤です(笑)
全て元々家にあったものです。
分解キットとか千円くらいで売ってるみたいですが、上記の工具!?だけで問題なくいけました。

それでは、交換手順。

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まず、スピーカー・マイクの隣にあるネジをドライバーで外します。


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次に、吸盤でホームボタン少し上辺りを吸着し、引き上げます。
この時、写真奥の方へ引きながら上へ持ち上げると外し易いようです。
また、勢い良く外してしまうと中の配線が切れてしまう可能性がありますので、そっと持ち上げていきます。


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引き上げたところです。
写真が見づらいですが、①・②のところで液晶と基盤の配線が3か所繋がっています。


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①と②の配線はカッターの平らな部分で持ち上げてやると簡単に外れます。


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②の配線を取ると③の配線が見えるようになります。
手前の白い部分がロック式の爪になっており、90度持ち上げることでロックが外れます。
因みに写真はロックを外したところです。
後は、そのまま引っ張れば配線が外れます。


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液晶と本体が外れました。


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で囲ったところのネジを外していきます。
ポイントは、左上のカメラのところのネジ、小さい金具が挟んでありますのでなくさないように注意します。
それと⑦のところ、コネクタを外すと下に「Do not remove」と書かれたシールが出てきます。
そのシールを剥がすとネジが出てきます。このネジだけ他のネジよりやや長いようです。
綺麗に剥がすのは難しいので気にせず剥がします。恐らく、このシールが破れていると保障対象外になります。


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⑦番コネクタ下のネジを外したところです。


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続いて④番コネクタ、


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⑤・⑥番コネクタとカッターの平らな部分を使い外していきます。


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いよいよ本体と基盤を外します、その前にSimカードを抜いておきましょう。
もっと早く抜いておいても構いません。抜くの忘れてました(笑)
基盤を外す時は、④・⑦番コネクタ側から引き上げるとわりと楽に外せるようです。


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基盤が外れ、お目当てのバッテリーが出てきました。



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バッテリーは両面テープでガッチリ固定されているので、カッターをタオルなどで包み本体を傷つけないようにテコの原理で剥がしていきます。
カッターだと不安な場合は、マイナスドライバーなどでやるといいかもしれません。
結構力技になりますので、繊細且つ大胆に両サイドから攻めるといいでしょう。


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バッテリーが外れました。


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購入したバッテリーに両面テープがついていなかったので外したバッテリーからテープを剥がして使い回しします。


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の部分を基準にバッテリーを固定していきます。


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後は、外した順番の逆に組み立てていきます。


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③番コネクタは、ドライバなどでガイドしてあげながら差し込んであげます。
ロックをするのを忘れずに。


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起動が確認できれば成功です。


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日付と時間がめちゃくちゃになっていたので修正します。
その他、動作良好です。

お疲れ様でした。