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「禁色の人/世界ブルー」 アルバム『はいから三寸気分』より 〜花。季節は移ろいやすく。美しきかな。〜 150円
Aristocrat by sekaiblue from『High Color Era in Japan

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lyrics 19971005
music 19981122

Classicalなイメージ
さくら散る風景
風、時代の流れ
至上主義の風格と
その滅亡
そこから生じる
無常観とはかなさと
うつくしきかな

禁色の人 金枝玉葉


真面目なことを書いてしまおうかと思います。
僕のような者が書いても説得力がないのは承知の上なのですが。
表現する者としては、やはり対面(体面)、つまり生で伝えるということが一番の喜びとなります。一方で、そこでは表現しきれないものを形として残しておきたい、という欲求もある訳です。僕はそれを「創作」と呼んでいますが、そもそも「表現」も「創作」も、そして、今の時代でいうところのWebによる「発信」も同一なのです。

「創作」「表現」「発信」の三位一体。という意識を持ってこのSekaiblue Airlinesを運営しています。が、その意識そのものも無理がありますよね。行為としては別々であっても、その行為をする「僕」は生身の同じ人間で、さらに最終的には同一、と捉えている訳ですから。

今回、「春風色町」に続いて〜平安室町江戸時代の原風景絵巻物を描いた曲集『はいから三寸気分』より2曲目の「禁色の人」の音楽配信をさせて頂きました。作詞作曲年を見る限りちょうど二十年前のものとなります。この数年間、特に2010年、2011年頃からでしょうか。日本における、もしくは東京における時代のテーマは「今」であり、「ありのまま」であり、「気付き」であったりします。分かりません。僕は時事に疎いので、僕の勝手な感覚かもしれません。もしかしたら日本や東京に限定されるものではなく、情報の伝播力を鑑みると世界共通のテーマになっているのかもしれません。

これらテーマは「なるほど」と思わせてくれる言葉かもしれませんし、「そうだよね」と感じ得るものだと思います。でも、だからといって、そこで僕が、皆さんが、世間が、世の中が解決できる程の力は持っていない気がしています。つまり、感覚や意識だけでは成り立たないことの方が多いのです。

例えば「今に生きる」ことは大切です。一瞬一瞬を大切にする。でも、過去も未来も大切だと思いますよ。この数年間の時流は「今」に固執し過ぎている気がしています。僕は違和感を感じますね。それよりもこれまでの足跡である過去を振り返り反省したり、ほくそ笑んだり、懐かしんだり。そういったボケ〜っとした時間も大切にしたい。さらに、未来へ向けての夢を四十路である僕でさえまだまだ語りたいんですよね。「創作」「表現」「発信」同様に「過去」「現在」「未来」も結局は同一なのですが、もし分けるとするならば、「現在(今)」は過去であり未来である訳ですよ。繋がっている訳だから。なので、過去に感謝して生きていれば今にも感謝して生きていけるのです。

今、とっても暖かい昼下がりを迎えています。これから桜の木の下で本でも読もうかと思っています。青空の下、桜を愛でることができるなんて、なかなか一年でそうそうありません。毎年春はやって来るんですがね。僕にとっては世界ブルーの下で世界ピンクといったところです。その色具合が好きですね。

「禁色の人」 この作品はメモ帳における言葉にメロディーを付けたものかと思われます。大学四年生の時のメモに新入社員一年目の僕がメロディーを添えた、ということになります。このような作品はやはり今は作れない訳ですね。形として残っているから振り返ることができるものもある。そして、また蘇る感覚もありますね。

つまり、一つ一つ大切に。丁寧に過ごしていくことで、過去も今も未来も喜ばしいものになる、ということを皆様にお伝えしたかったのです。2018.3.25 14:14






南側の庭では鈴虫が鳴いています。
北側の邸宅の林では蝉が鳴いています。
僕は汗をかいています。
蟻のようにコツコツと歌詞を載せてゆくのです。

サッカーの試合を観ていて、美しいと感じるのは、シュートもさることながら、そのパス。
パスの精度というよりも、そのタイミングに美しさを感じます。
フィールドの中では常に動いているので、ゲーム全体の動きに呼応してのチーム全体を変えるパス、というのが美しい。

僕自身そういうプレイを人生で出来ているか、というと、なかなか難しいです。
いつもそんなプレイを心掛けているし、意識はしていますよ。でも、そのパスがいつもすんなりと通る訳ではありません。パスを出すには受け手との信頼関係が必要ですし。もしくは、今の僕から未来の僕へのパスであることもあります。

今、こうやって、コツコツと歌詞を載せてゆく姿は、絶妙なパスとは言えないまでも、未来への僕へのパスであります。こういうことを積み重ねていって、いずれは人々が、その中に僕も含まれているんですが、「美しい」と感じてくれるような、そんな世界ブルーでありたいな、と思っています。2014/08/22 21:40