ロックマンを生んだ元カプコンのクリエイター稲船敬二氏が海外のインタビューで
「日本のゲーム業界は失敗を認めるべき」などと発言して物議を醸していますが、
それに対する海外の反応をピックアップしてみます。
- マッチョな戦争ゲームが好きな人たちがいる。FPSを受け付けない人たちもいる。アニメスタイルのJRPGが好きな人たちがいる。ターンベース戦闘を受け付けない人たちもいる。それで何も問題ない。結局人それぞれってことだろう?中にはどちらも楽しめる人もいる、私のように。私はModern Warfare、GTA、カウンターストライクをプレイしまくったが、同時に牧場物語64にもハマってたよ
- ↑マッチョなゲームを作ったのも日本じゃないか。魂斗羅、ゴールデンアックス、ストリートファイター。バイオハザードなんて正にそうだし、ベルセルクがGod of Warに影響を与えたことはあまり知られていない
- ゼノブレイドは?
- 個人的に、今年面白かったゲームはすべて日本製だけどな
- 日本のゲームのスタイルがユニークということに異論を唱える人はいないだろう。そしてそれがマニアックな方向ということも。問題はそんなことじゃなくて、クオリティだ。日本のゲームは、クオリティに関して長年苦しんでるように見える。
- 彼の意見に大体同意する。実際、MGSのような一部の例外を除いて、日本のゲームは私を揺り動かさない
- OK。今、一番人気のあるRPGは何だ?Mass Effect 3と答えれば、まあ外れじゃないだろう。日本のRPGと比べて、ME3は何を持っている?"子供向け"じゃないスタイルとアート。昔の日本のゲームは、"ゲームは子供の趣味"だった時代に輝くことが出来たんだ。そして今の日本人たちは逃避主義的になって、大人になっても"子供向け"を引きずってる気がする。でも世界のゲーマーたちは大人になって、大人向けのゲームを望んでいるんだ
- 私はいまだにJRPGを愛してるけど、確かにストーリーが魅力的とは言いがたいな。それは"アニメ的"になりすぎた気がする
- ↑ラジアント・ヒストリアをプレイしたかい?素晴らしいストーリーだったよ
- 稲船氏は偉大なゲームデザイナーだが、ちょっと喋るのを止め、少し調査すべきだ。今の世代にリリースされた素晴らしい日本のゲームは山ほどある。キャサリン、ペルソナ4、Blazblue、朧村正、王様物語、ベヨネッタ、ダークソウル、その他任天堂のゲームなんかがいい例だ。私は別に日本のゲームの信者ではない。確かに多くのシリーズがダメになった。多くの日本企業がダメになっている。しかし日本のゲームはまだ死んじゃいない
- ↑君が挙げたゲームは確かに悪くないけど、大衆にアピールするものじゃないと思う。日本のゲーム会社は、グローバル化についていけてない。Assassin's Creed/Skyrim/CoDのスケールに比べると、日本のゲームが成功してるとは言い難い
- 問題は、昔と比べて日本と米国のプレイヤーの好みが離れすぎたこと
- 彼が、From SoftwareやAtlasなどの素晴らしい才能を露骨に無視してるのが笑える
- スクエニは新作よりも、FF7とクロノトリガーのリメイク作ってくれ!!
- 日本のゲーム会社は日本に向けてゲームを作ってるんだから、アメリカや他の国のゲーマーが満足できないのは当然じゃないかな。例えば、アメリカのゲーマーはリアルタイム戦闘が好きだろう?でももしスカイリムを日本の会社が作ったら、日本のゲーマー向けにターンベース戦闘にしちゃうはず
- ↑それは少なくともスカイリムの戦闘よりマシになるんじゃない?
- 日本のゲーム会社は、70~80年代のアメリカの車会社と似ていると思う。FordとGMが世界に目を向けずに米国に閉じこもっている隙に、グローバルな視点を持ったTOYOTAやHONDAに負けた
- おおむね彼の意見には同感だが、私の去年のベストゲームはダークソウルなんだ。デモンズソウルも素晴らしい。どちらも生涯のベスト5に入るくらいの傑作。ソウルシリーズは日本のゲームじゃないということ…?
- 日本に改革を求める稲船氏が目を向けてるのがソーシャルゲームってのは皮肉だね
- 素晴らしい日本のゲームはいまだ出てるんだけど、それらは海外に輸出されてないんだよ。海外で発売されるのは出来の悪い続編モノ
- 私が日本のゲームと聞いて想像するのは、アニメ風のキャラクターが出てくる、古風なターンベースRPG。確かにそれはアメリカのゲーマーに受けないでしょうね
- 最近、日本のゲームより欧米のゲームをプレイすることが多い。それでも私は日本のゲームが復活してくれることを望んでいる