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サムスン電子とSKハイニックスが一斉に下半期メモリー半導体の追加減産を予告した。主な目標は兆単位の赤字を出したNAND型フラッシュだ。主要顧客会社の在庫調整の余波が続いており、Dラムに比べて価格下落傾向が明確で生産を減らしてこそ実績を改善できるという判断からだ。 業界は日本·米国の連衡と中国の追撃で市場が揺れるだけに市況回復が来年まで延ばされることもありうると展望する。
30日、業界によると、両社は第3四半期から追加減産に突入する。 サムスン電子メモリー事業部のキム·ジェジュン副社長は第2四半期実績発表後、カンファレンスコールで「在庫正常化を加速化するためNAND生産量の下落幅を大きく調整する」と明らかにした。 SKハイニックスは具体的な減産数値も提示した。 SKハイニックスは「NAND在庫水準がDラムより高く、収益性が悪い」として「5~10%追加減産するだろう」と話した。
NANDが業績悪化の主犯に挙げられた理由は価格だ。 市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、メモリーカード·USB向けNAND型フラッシュ汎用製品(128Gb16Gx8MLC)の固定取引価格は今年に入って3月(5.12%)と4月(2.93%)の2回も下落した。 NAND市場でサムスン電子(34.0%)、SKハイニックス(ソリッドを含めて15.35%)が圧倒的地位を占めているだけに、価格下落の打撃が大きい。 SKハイニックスの第2四半期NAND在庫評価損失は5000億ウォン水準だ。
価格低迷の中、半導体事業部の業績も引き続き悪化した。 今年第2四半期、三星電子半導体(DS)事業部は4兆3600億ウォン、SKハイニックスは2兆8821億ウォンの営業損失を記録した。 前四半期に比べて赤字幅が緩和されたというが、前年同期対比では各々143.7%、168.6%ずつ減少した。 SKハイニックスは第3四半期にも営業赤字を継続するという見通しが優勢だ。
結局、追加減産を通じてメモリー在庫を下げることで、顧客会社の需要が蘇ってこそNAND売上回復が期待できるという評価が出ている。 国内両社はもちろん、日本のキオスクシア、米国のマイクロンも減産に参加しているが、需要は依然低迷している。 また、中国長江千秋(YMTC)が232段積層NANDなど新技術を前面に出してシェア拡大を試みており、競争が激化している。 3DNAND技術の開発も地道に投資を続けている。
引用元記事:https://x.gd/fFPTP
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