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647年ぶりの帰還:韓国・扶蘇寺の高麗仏像、期間限定で公開
韓国・扶蘇寺にかつて安置されていた「観世音菩薩座像」が、このたび647年ぶりに寺に戻り、100日間限定で公開されることとなりました。
韓国・扶蘇寺にかつて安置されていた「観世音菩薩座像」が、このたび647年ぶりに寺に戻り、100日間限定で公開されることとなりました。

この仏像は、高麗時代の人々が現世の苦難を乗り越えるために祈りを込めた象徴的な存在であり、韓国の文化遺産の一つです。
仏像の歴史と長い旅路
この金銅仏像は1330年、韓国・忠清南道西山の扶蘇寺に奉納されました。しかし、その後の歴史の中で、日本の倭寇による略奪によって寺から持ち去られました。
その後、長らく行方が分からなくなっていましたが、2012年に突如として日本の対馬・観音寺で発見されました。
発見のきっかけは、盗掘者が日本から持ち出したことでした。仏像の形状や記録から、扶蘇寺にあったものと一致すると確認されましたが、所有権を巡る観音寺との法廷闘争が始まりました。
法的争いと仏像の現在
韓国の最高裁判所は最終的に観音寺の所有権を認める判決を下しました。その理由は、「略奪されたものではあるが、長期間にわたり日本側が占有していたことで、取得時効が成立している」とされたためです。
この判決は、歴史的背景と法的な原則の狭間で、議論を呼ぶ結果となりました。
扶蘇寺は、今年の釈迦誕生日(仏教の重要な行事)までの100日間、仏像を寺に安置することを求め、この要望が実現しました。
期間終了後には仏像は再び観音寺に戻りますが、扶蘇寺側は「略奪された文化財を取り戻すための努力は続ける」としています。
国際社会が考えるべき課題
扶蘇寺の関係者は、略奪された文化財を元の場所に戻すための新しい解決策を探るべく、国際会議の開催を計画していると語っています。
このような文化財を巡る問題は、単なる所有権の争いを超え、文化遺産が持つ意味やその保存・復元の在り方について、国際社会が協力して考えるべき課題となっています。
参考元:https://x.gd/c7k0s
・仏像は帰らないで欲しい
・どうしてこんなことが起きるの?返すのが当然でしょう
・返還するのが道理だと思う
・最高裁の判決には本当に失望しました…
・そのまま持っていれば所有権が認められるの?そんなのおかしいよ
・この仏像は私たちの歴史そのものなのに…
・どうしてこうも簡単に諦められるのか
・この件を国際社会に訴えるべきではないでしょうか?
・歴史を知っている人なら、これがどれだけ重要な問題かわかるはず
・文化財は国のものでもあるけど、人類共通の遺産でもあると思う
・日本に渡すぐらいなら、他の場所で安全に保管してほしい
・これはただの物ではなく、祈りが込められた象徴なんだよ
・国の遺産を守るためにもっと声を上げる必要があるね
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