本を読むのが好きです。


「サンデル」「デフレの正体」、あるいは「阪急電車」・・・と、昨年も面白い本はたくさんあったけど、その中でダントツに面白かったのが、福田安武君のこの本。

「これ、いなかからのお裾分けです。」

これ、いなかからのお裾分けです。

表紙からして、こだわり抜いている。

「これ」の文字を一段下げ、裾の「ころもへん」も少し小さくすることで、田舎のひとが少し遠慮しながら、「お裾分けです。」とそっと差し上げるさまを伝えたかったという。

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愛知県新城の山里で育った福ちゃんの、小さい頃からの濃厚な体験談。「蜂の巣どり」「うなぎ釣り」「シロ(マツタケ)探し」・・・すべて自分自身の体験で、オリジナリティに溢れている。そして、福ちゃんの自然への敬意とこだわりがにじみでてくる感動の一冊。


情景を思い浮かべながら、何度も何度も読み返して味わった。こんなに一語一語をかみ締めながら読んだのは、中勘助の「銀の匙」以来ではないか。


この3連休は、絵金祭りにあわせて、高知に遊びに行きます。(昨年の絵金祭りでの出会いは
こちら

福ちゃんが、僕のために、手長エビをつかまえてくれるというから、今からよだれがとまらない、楽しみでなりません。