ちょっと想像してみてください。

レストランで、
・たまにしか来ないAさんが、「暑いから、部屋の温度を下げてください。」
・一方、常連客のBさんが、「寒いから、部屋の温度を上げてください。」

と、お願いしてきた時、あなたが店員さんだったらどうするでしょうか?
おそらく常連客のBさんの希望を叶えて、温度を上げるのではないでしょうか。

それでは、
・たまにしか投票しないAさん
・よく投票するBさん

あなたが政治家だったら、どちらの意見を聴くでしょうか?
答えは簡単です。よく投票するBさんです。

これが、まさに今、日本で起きていることです

衆議院年代別投票率
(公益財団法人 明るい選挙推進協会ホームページより)

明らかに、高齢者の投票率が、若者の投票率を上回っています。
前回平成24年の衆議院議員総選挙では、50歳代・60歳代・70歳代以上は全て6割を超えていますが、20歳代は4割にも届きません

その結果、高齢者ばかりが優遇されて、日本の若者に対する予算は、高齢者に対する予算の10分の1以下になったと言われています。

ちょうど人気漫画『ミナミの帝王』では、奨学金をもらって卒業した女性が、出産のために働けなくなり、夫が一生懸命に働いて働いても、子育ての費用や奨学金の返済を賄うことができなくなり、夫妻が追い詰められていく姿が描かれていますが、そうしたことが、漫画の世界だけではなく、現実の世界でも起きています。

それは、やはり若者に対する予算が圧倒的に少ないからです。

若者よ、まずは、投票に行きましょう!

自分ひとりが1票入れただけでは、当選・落選の結果は変わらないかもしれません。だから、投票に行かないではダメなんです。

投票に行く、そのこと自体が大切
なんです。

分からなければ「分かりません」、いい人がどうしてもいなければ「いません」と書いて投票することも立派な意思表示です。まずは、投票に行きましょう!


投票マッチング
●よく分からないというあなたへ

最近は、「投票マッチング」という素晴らしい仕組みもあります。
20の質問に答えると、ワンクリックで、自分の考えに一番合った政策を紹介してくれます。
http://nihonseiji.com/votematches/

●政治は遠いというあなたへ

NPO法人Youth Createでは、議員とお洒落なバーでお酒を酌み交わす「Votars Var」も定期的に開催しています。実際に会ってみると政治に対するイメージが変わると思います。
http://youth-create.jp/

そして、投票が終わりではありません。むしろ、投票は始まりです。(投票した時は、仮によく分からなくても)今回、自分が投票した人が次の4年間、どのような活動をするのか見続けていくこと、それが大切だと思います。

<関連記事>
鈴木邦和君の日本政治報道株式会社が更にパワーアップした。
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/67908779.html

Youth Create原田謙介君(ハラケン)講演「若者と政治をつなぐ5年間」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/67904420.html

実は、邦和君、ハラケンたちと一緒にこんな作品集をつくりました。
伝統芸術へのイメージが変わりますよ。
https://greenfunding.jp/miraibooks/projects/870-tousuix-7-2-5
(クラウドファンディングは終了しましたが、来年から発売します。ぜひご覧ください。)