方創生の目玉「方版総合戦略」の策定は、進んでいるでしょうか?

今回の「地方版総合戦略」の策定においては、官(=行政)だけでなく、「産官学金労言が連携」することが重要だと言われています。

官=(行政)だけでは地域づくりはできないので、これは全くそのとおりなのですが、「産官学金労言」という言葉がひとり歩きすると、落とし穴にハマりこんでしまうような気がしてなりません。


➡ 1つ目は、組み・形式論から入ること

例えば、金=(金融)は、信用金庫にしようか、地銀にしようか、政策投資銀行にしようか・・・、そういう枠組み・形式論から入ると、メンバーの人選だけで時間がかかってしまいます。

しかも、そうして集めた「四角い会議」では、なかなか実質的な議論はできません

常日頃から地域の様々な関係者と意見交換することはもちろん大切ですが、枠組みから入ると危ういのではないでしょうか。


➡ 2つ目は、くなりすぎること

「産官学労金言」というと、どうしても真面目な会議を想像してしまいます。

真面目で硬苦しい会議には、地域づくりマニアしか集まりませんが、地域づくりマニアだけでは、どうしてもいいアイデアは生まれません地域づくりマニアではない人の視点が重要です。

では、どのように、地域づくりマニアではない人にも参加してもらうか。

例えば、僕が主宰する朝会「地域力おっはークラブ」では、

・プロの歌手の方にテーマソングをつくってもらい、みんなで歌う。
・香り高いコーヒーや美味しいパンを用意する。
・コラージュ作家に紹介用のカラフルな紙芝居をつくってもらう。

など会議を楽しくするための様々な工夫をしています。

(詳しくはこちら。)
会議や講演に「30の動き」をつくることで、脳も活性化
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68146903.html

その結果、内閣府の食堂のおばちゃん始め様々な職業・年齢の方が来てくださります。多様性こそが創造力の源泉。そうした人たちがいい感じでまじりあい、新しい考え・動きが生まれてきます。

「産官学金労言」も、もう少し柔らかく捉えたらどうでしょうか。
みんなで歌いましょうよ♪

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➡ 3つ目は、関係者が定されてしまうこと。


当然のことながら、地域づくりの関係者は、「産官学金労言」だけではありません。「産官学金労言」にこだわると、なかなかいいアイデアは生まれません。

愛知県新城市では、地方創生の一環で「高校生」が政策づくりをしていますし、
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68410209.html

鹿児島県長島町では、「産官学金労言」に加えて、「美」「食」「育」などの関係者にも、地方版総合戦略を策定するための委員に就任してもらう予定です。

「産官学金労言」は例示くらいにとらえると、ちょうどいいような気がします。

➡ まとめ

一つだけ言えることは、「産官学金労言」のメンバーを選ぶのは、ゴールでも何でもないということ。

「四角くて硬い会議」ではなく「丸くて楽しい語り合い」を続けることが実質的な議論につながるのではないでしょうか。


(関連記事)
●会議や講演に「30の動き」をつくることで、脳も活性化
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●釘山健一さん
楽しい会議による楽しいまちづくり〜地域のことは地域で語り合う仕組みを1年で作る極意」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68200166.html

●講演会の参加者からの質問が飛躍的にレベルアップするたった一つの方法
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68222931.html


☆長島町では地域おこし協力隊等を募集しています☆
  一緒に地方創生の最先端を走りましょう!
  
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68407178.html
  
  希望に応じた柔軟な働き方・関わり方ができます。
  まずは、お気軽にご相談ください。
   (長島町役場代表:0996-86-1111)
地域づくりは楽しい二行