(株)ソニックガーデン代表取締役・倉貫義人さんの『納品をなくせばうまくいく』を拝読。

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顧客にとって単にソフトウェアが完成するだけでは価値を得ることはできず、むしろ開発費の分だけ負債からスタートする。それ以後にどれだけソフトウェアを「使う」ことができるのか、に意味がある。

納品のない受託開発では、開発で終わりではなく、顧客のエンジニア顧問のように、本当に必要な機能を、本当に必要な順番に、少しずつ開発していく。


そのため、事業の理念、なぜソフトウェアが必要なのか、その事業で実現したいことなどを徹底的に対話するとともに、開発後の更新や運用も見据えて、当初から更新しやすい設計にするとともに、要件定義書など顧客にとって本質的に価値を生まないものを削減する。動いているソフトウェアそのものが仕様であり、バグはゼロにするのではなく、すぐに直せることが大事だという。

納期に間に合わせるために直前に無理をするのではなく、ベストエフォートで取り組み、残業はしない。エンジニアにとっても幸福な働き方と継続的な成長を模索する。

ソフトウェア開発の概念が変わる本で面白かったです。こちらの本などと併せて読んだので、理解がより深まりました。

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<井上貴至のプロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html