山形市の公示地価(国土交通省土地鑑定委員会が、毎年1月1日時点における標準地の1平方m当たりの正常な価格を公示するもの)が発表され、住宅地は0.9%、商業地は1.4%、工業地は1.4%上昇しました。

住宅地は10年連続、商業地・工業地は8年連続の上昇
で、政令指定都市を除く県庁所在地では全国的にも画期的なことです。

持続可能な街として適切にインフラを更新していくためには、緩やかに地価が上がることはとても重要です。

山形市では、教育、産業・雇用、医療、文化、スポーツなどの都市機能とこれらを繋ぐ公共交通の充実に力を入れてきました。

特に、中心市街地では「歩くほど幸せになるまち」のコンセプトにそって、官民連携して、ハード・ソフト両面でさまざまな事業に取り組んできました⇩

また、市街化調整区域においても、既存集落の区域やJR各駅から半径500mの区域においては、原則として住宅が建築できるよう条例を改正して、多様なライフスタイルに応じたゆとりある居住環境の維持・向上につとめてきました。

さらに、空き家バンクの利活用を促すため、登録物件の清掃や不要家財処分等にかかる費用や取引仲介手数料の1/2を補助しています。今年度から空き家バンクのホームページも写真や間取りを加えるなど見やすくしました。


また、2022年度から移住促進係を新設し、移住希望者のニーズに応じて、子育て施設や学校、公園などを訪問するオーダーメイド型移住ツアーも実施しています。移住のパンフレットが、山形暮らしの魅力をよくまとめているのでぜひご覧ください。

これからも多くの人から選ばれるまちをみんなでつくっていきたいです。