西内啓さんのベストセラー『統計学が最強の学問である』(2013年1月)を改めて拝読しました。

データを的確に分析し改善改革につなげる、あるいは恣意的なデータに騙されないようにするため統計学を学ぶことはとても重要。本書では統計学の全体像や力強さを分かりやすく説明しています。

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【シンプソンのパラドックス】
全集団同士での単純比較は、その内訳となる小集団同士との比較の結果と矛盾することもある。

たとえば、A高校とB高校の同じ学年の生徒に対して同じ模擬試験を受験させた。男性生徒同士で比べるとA高校の平均点はB高校よりも5点高い。また女子生徒同士で比べるとA高校の平均点はB高校よりも5点高い。

では、A高校とB高校の平均点を男女全体で比較するとどちらが高いか?というと必ずしもA高校が高いとは限らないのが統計リテラシーの力だという。

統計学

統計リテラシーがなければ、ビジネスでも社会や政治に関する問題でも経験と勘だけの「不毛な議論」が尽きることはない、と筆者は警鐘を鳴らします。

より良い社会、日本を創るために「統計リテラシー」を身に付け、広げていきたいです。