初めての社員旅行。能登半島を走る七尾線から眺める赤松並木を見て、無性にほしくなって、次の駅で降りてタクシーで赤松を買い求めていく。さまざまな商売で成功して、失敗し、また成功してを繰り返した『足立美術館をつくった男』足立全康さんの一代記。

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自分を信用してもらうこと、そして絶対に人を裏切らないこと。一度きちんと儲けさせれば次からは喜んで貸してもらえる。という人生を通じた哲学も力強い。

美術館と庭園は、金儲けでもあり、社会への還元でもあり、道楽でもあり、敢えて言えば好きだからやっているのも興味深く、だからこそ長く評価されるなのだろう。

90歳を過ぎた足立さんが寝泊まりしたという茶室の「生の掛け軸」は本当に素晴らしかった。

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