『人文知は武器になる』(2026年4月 山口周、深井龍之介著)を拝読しました。

この本では、AIの急速な普及で「アジェンダの設定」や「仮説の構築」がより求められるようになり、また、国際情勢が激動する中で「何が正しいのか」についての合意そのものが急速に崩れつつある中、

「なぜ、そうなのか」「なぜ、他ではないのか」を問いかける哲学や、「それはどこからきて、どこへ向かうのか」を問いかける歴史学、「人はなぜ、そのように感じ、行動するのか」を考える文学などの人文科学が「意思決定の質」を決めていくと唱えています。

41TT2vF19NL._SY445_SX342_ML2_

・歴史の「傾向」は繰り返される
・社会にとって希少なものが何かで勝利条件は変わる
・社会の規範は技術革新で変わる
・具体的な問いか、抽象的な問いか、問いを立てるにも教養が必要
・復古主義的な動きは衰退フェーズ
・組織は内部分裂で壊れる
などとても示唆に富んだ内容でした。