運行休止までに乗りたかった弘南鉄道大鰐線へ。なんと寂しく、もったいないことだろう。
平和で治安が良く、歴史、文化、自然、食に恵まれた日本はこれからますます観光が注目される中、鉄道は地域の重要な観光資源だ。
ほとんど鉄道を利用しないアメリカ西海岸では、日本の新幹線や鉄道に乗ること自体が観光の目的になっているという。山形県とほとんど人口密度が変わらないスイスも鉄道網を大切にしている。
赤字だから、田舎だから仕方ないのだろうか?そういう人たちの多くが、道路の整備や維持管理費には目をつぶっているのが不思議だ。
1987年の国鉄民営化以来、道路には国と地方あわせて約300兆円の予算を投じてきたが、鉄道には整備新幹線も含めて十数兆円。道路予算の数分の一でも鉄道に投資をしていれば、もっと速く、便も多く、快適になって収益性も向上していただろう。
熊本や鹿児島など渋滞が激しい地域でも、自家用車の1割か2割が公共交通に移行すれば渋滞が大幅に緩和するという。自家用車を利用する人にも鉄道などの公共交通は重要だ。

