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2009年12月

患者力〜混沌とした激動の時代に問われる患者力とは〜


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11月14日土曜日、兵庫県尼崎市の尼崎商工
会議所会館にて、医療を支える関西オカンの会時々、オトンと兵庫県立柏原病院小児科を守る会との共催でシンポジウムを行いました。

のべ150名近くの方がお越しくださいました。

 第一部がパネリストによるパネルディスカッションで、「新型インフルエンザ対応の是非」「政権交代」「医療崩壊は防げるのか」という三つのテーマで熱くディスカッション。

DSCF0451 パネリストは、舌鋒鋭いコメンテーターであり、
マルチな文筆家でもある勝谷誠彦さん。
 実は、地元尼崎のお医者様の息子さんということもあり、医療問題には大変お詳しい方。
 タブーなき大胆な発言を炸裂していただきました。


DSCF0454 そして、民主党参議院議員の梅村聡さん。
 内科医でもあり、現在は、民主党厚生労働委員会に所属、「介護・医療改革作業チーム事務局長を務めていらっしゃいます。
 医療はどういう方向へ進んでいくのか、政権与党の立場をお聞きしました。


DSCF0457 さらに、医療現場で働く勤務医の率直なご意見をお伺いしようと、自治医科大学ご出身で、現在は奈良県立医科大学救急医学教室で助教授をされている西尾健治さんにもご登場願いました。西尾先生は、小児科医でもあり、救急医でもあります。


DSCF0449 もちろん小児科を守る会の丹生裕子代表も議論に参加。シンポジウム冒頭では、現在の守る会の活動報告をしてくださいました。
 4月に守る会を取材させていただいているのですが、本当に優しくて温かい方です。グレートマザーって感じです。

 

DSCF0470 それぞれのテーマで、たっぷり一時間半、熱い議論が繰り広げられました。
 詳しくは、医療を支える関西オカンの会のホームページをご覧ください。
http://www.kansai-okan.com



 そして、第二部はトークライブセッション。
 私がマイクを持って会場へ。

DSCF0480 そこで、「かかりつけ医はどうやって探したらいいか」とか、「ネットの情報から正しい情報を得るにはどうしたらいいのか」など、いろんな問題が提起され、パネリストに回答を求め、ダイナミックに会場全体で「患者力」について考えたひと時でした。

 患者力のシンポジウムについては、医療者限定メディカルサイトの「MEDICAL TRIBUNE」や、タンザニア駐在の外務省医務官仲本光一さんの「博士と助手」に掲載していただいています。


 「Medical Tribune」
 http://www.medical-tribune.co.jp/

 「博士と助手」
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~doctorn/frameban.html


 

関根 友実sekinetomomi  at 20:38コメント(7)トラックバック(0) この記事をクリップ!