埼玉の石油王~日々是人生~

その日のどこかで感じたことをてきとーに語るブログです。 アニメ、経済、お金、人生論など、わたしのスキなことしか語りません!

みなさん、VALUというサービスをご存知ですか?

https://valu.is/

この5月に開始されたサービスで、一部ツイッターやSNS等でかなり流行っており、先日Tokyo MXのモーニングクロスでも報道されていました。

今はまだ情報察知能力の高い人たちしか興味がないようですが、わたしはそのうちブームになるのではないかと思っています。
ブームというより、これが金融やビジネスのあり方を変えると言っても良いかもしれません。

まずはVALUについてお話しましょう。 こちらのサイトに詳しい記事が書かれているので、参考にしてみてください。


一言で言えば、企業が上場して資金調達するのを個人でも出来るようにしたサービスです。
VALUに登録した個人は、審査を経てVAと呼ばれる自分の株式みたいなものを発行できます。
これは、知名度やフェイスブックなどSNSでの評価などで初値が決まりますが、その後は参加者同士がその株式を売り買いすることができるのです。

ちょうど企業が株式市場に上場して、その後投資家が株式を売り買いして値段が変動するのに似ています。
VALUの売り手としては、最初の登録で資金調達ができ、買い手としては値段変動で儲かる可能性がある点がメリットでしょうか。

たとえばこれから有名になりそうな人の株を買っておいて人気が出たら株価が上がって大儲けとかできそうですよね。

ちなみに堀江貴文さんの株価は1VA=0.4BTCです。

VAはビットコインで取引をするので、今1BTC=30万円くらいですから、堀江さんの株価は12万円くらいでしょうか。
初値が0.24VAで最高値が1.74VAらしいので、6万円の投資で60万円くらい儲かったことになりますね。

さてこのサービス、今までなかったものだけに、欠点だらけです(笑)
あ、disってるわけではないですよ。

まず、法律上、金融証券取引法に該当しない、単なる「応援」と言う建て付けなので、インサイダー規制や情報開示義務がありません。
だから、例えばある人が凄い発明をしてそれが世間に出る前に友達だけに漏らして発表後にVAが爆上げしたら売り抜けるとか普通にできちゃいます。
株式取引ならインサイダーとして逮捕されますが・・・

それからいつでも倒産することが可能です。
借金まみれの人がすごく稼いでいるように見せかけて借金返済のため資金調達して直後にアカウント消してトンズラとかも可能です。
まあ、それほど多額を突っ込む人も現段階ではいないでしょうし、ひどければ詐欺罪には問えると思いますが。
企業と違って、その人が死んだら終わりなので、必ず倒産する企業に投資しているような点も欠点ですよね。

また、流動性の観点からも問題があります。
株やFXで安定してトレーディングができるのは、多数の参加者がいて、いろんな価値観で取引をしているからであって、売り買いする際に相手がいないことには取引しようがありません。

そんなこんなで、欠点だらけのシステムで、こんなの流行るわけないという方もいらっしゃいます。
まさにファーストペンギンの苦しみで、その通り、あっという間にすたれてしまうかもしれません。

でも、わたしはこれは今後の金融というか、ビジネスのあり方を大きく変える一つの転機になるのではないかと思います。

今まで銀行や大企業の特権だった資金調達と大規模事業の運営は、インターネットの普及とともに急速に個人が手がけられるようになってきました。
すでに、クラウドファンディングやクラウドソーシングと言うかたちで、お金集めも仕事も、銀行や企業を通さずに行うことが可能になっています。

大企業でないと出来ないビジネスや、銀行に頭を下げないとお金を借りられないといった状況は今後減って行くのではないかと思います。

より個人の能力が重視され、面白いこと、世の中の役に立つことを思いついた人がネットでつながってビジネスにしていく。
そんな世界が近い将来くるのではないでしょうか。

その最も先端を行くのがこのサービスです。
面白いアイデアを持つ人がSNS などで評価されれば、自分の力で資金を集めて事業を行うことが可能になる。

これってスゴいことだと思います。
まあ、財務状況の開示とか、その人が死んだらどうするのかとか、配当は?とか色々問題はありますが…

ちなみにわたしは、複式簿記により自分の決算を長年つけていますので、ぜひわたしの財務状況をアピールして上場したいですね(笑)
って言うか、自分の自己資本は○○円で・・・とか計算してた私は、VALUみたいなサービスが出て来るのを予見してたみたいですね!
いや~自分の先見の明のすごさに感動してます(笑)

それはさておき、世の中の多くの作業はAIにより自動化され、個人が自分たちで資金集めをして、在宅でビジネスができる世界となれば、企業というものの存在感はもはやなくなっていくのではないかと思います。

特に日本の大企業のように、年功序列でムダな労働力を抱え、意思決定が遅い会社は生き残って行けないでしょうね。
世の中のスピードについて行けなくて潰れるか、国などが既得権益保護のためにゾンビのように生き続けさせるかどちらかだと思います。

堀江さんは「99%の会社はいらない」と断言していますが、本当に近い将来、本当にそんな世界がやってくるのかも知れません。

99%の会社はいらない (ベスト新書)
堀江 貴文
ベストセラーズ
2016-07-09


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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実家に帰ると、古い本を見つけてつい読んでしまうことありませんか?

今回祖父の葬儀の関係で実家に帰ったら、本棚からこんな本を見つけました。


焚火の終わり(宮本輝)

今から20年以上前に書かれた本ですが、今読んでみるとまた違う感想を持ったので、今回書評を書きたいと思います。


テーマはズバリ「近親相姦」です!

当時買った単行本の帯には
「心安らぐ懐かしさとぬくもりを求め、兄妹は越えてはならない河を渡った」
とあります。

当時、高校生か浪人生だった多感なわたしの心を揺さぶったんでしょうね~
あんなシーンやこんなシーンが登場することを想像して上下巻ともすぐに購入したのを覚えてます(笑)

「お兄ちゃん!大好き!」
とかそんなのに憧れてた時代でした。(←爆死確定)

そんな期待(?)先行で買ったので、当時読んだ時はやや物足りないなあと感じた記憶があります。
そりゃそうですよね。一応宮本輝さんが書いてる純文学なんですから、あんなシーンやこんなシーンばかりだったら、
「兄妹秘密の花園」
みたいなタイトルで、違うカテゴリーの書棚に置かれてるはずです。

もちろん、あんなシーンやこんなシーンも登場します。
最近の自主規制だらけのテレビドラマのように、そういったことを隠してキレイごとだけ書いたりはしていません。

そういうシーンも人間の本来の営みとして、リアリティを持って書かれているのですが、今読み返してみると、それ以外を含め全編にわたり、宮本輝らしい人生観というか、人間描写が散りばめられていることに気づきます。

当時、あんなシーンやこんなシーンのページにしおりをはさんで、何回も読み返してた自分が恥ずかしい…^^;


物語の主人公である町田茂樹は、大阪の土木建設会社に務める34才。
そして京都の呉服商で社長秘書兼事務職として働く27才の須川美花。
茂樹が、美花と異母兄妹であることを知らされたのは、15才のときでした。
当時、彼女が住んでいた島根の岬の家にお使いに行くよう頼んだ父は、そのことを茂樹に打ち明け、それを母親が死ぬまで絶対に黙っているようにと命じたのでした。
改めて、美花の母親からも同じことを打ち明けられた日の夜、茂樹は美花と二人で焚火をしますが、この焚火というのは、物語のモチーフでもあり、重要な伏線にもなっているのです。

茂樹が32才の時に妻を亡くし、その翌年には母親を亡くした後、美花と兄妹として時折食事などをしていましたが、ある日、岬の家に住む祖母が危篤との連絡を美花から受け、茂樹の運転する車で車で岬の家に向かいます。

その道中で祖母は亡くなってしまいますが、悲しみに暮れる美花が思いもよらぬことを言い出します。
「私、お母ちゃんの子供とは違うような気がするねん。私のお母ちゃんは、あの人とは違うような気がするねん」
「お父ちゃんも、私のほんとのお父ちゃんとは違うような気がするねん」

それの意味する所を考え、茂樹はショックを受けます。
そして、茂樹の母の遺品から見つかった絵葉書と、岬の家で美花が差し出した一枚の写真。
この絵葉書や写真の意味するところは?
自分たちは本当に血のつながった兄妹なのだろうか?

それとも…

自分たちの出自を求め、運命に翻弄されながら、いつしか二人はお互いを強く求めるようになっていきます。

二人の血縁関係の謎にスポットを当てた、一見ミステリーとも思える小説ですが、その内実はより深い人間のドラマです。
もちろん、官能的なシーンも散りばめられているのですが、それは決して下品な印象を与えず、かと言ってタブーとされていることから目をそらすこともせず、一組の男女の愛情表現を素直に描いている印象です。

物語の根底に流れる人間が本来持つ本能的で生々しい感情の揺らめき。
その中にあってなお清らかであろうとする主人公たちの心の持ちよう。
そして島根の岬の家での静謐(せいひつ)で穏やかな時間の流れを繊細に描写している点がこの物語の本質なのではないかと思います。

宮本輝の小説としては、蛍川・泥の河 道頓堀川の「川三部作」、青春小説である青が散るなどが有名ですが、これらに描かれている人間の本質的な「悲哀」というものが、この物語でも的確に表されているように感じました。

そして、ネタバレになるので詳細は書きませんが、昨今のダイバーシティに見られるような倫理観や正義観の変質少子高齢化を見据えたビジネスのあり方など、現代社会にも示唆の富む内容であり、20年以上前にこのような内容の本を執筆された宮本輝さんの先見の明に驚かざるを得ません。

まあ、さすがに電話はテレホンカードを使った公衆電話でしたが(笑)

まだ愛や性、そして生きるということさえよく分かっていなかったあの頃に比べれば、わたしの心の持ちようも少しは成長したと言うことでしょうか。
まあ、今でもよく分かってないのかも知れませんが・・・

それでも、あの頃と比べてまた違う読後感を得ることができ、大変満足しています。

宮本輝の隠れた名作として、ぜひ読まれることをオススメします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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祖父が亡くなった関係で横浜にいる親戚を葬儀に呼ぶため、タクシーの手配をしていた時のことです。
事情があり、支払を当方がしたいので、こちらからタクシーを手配しようと、先方の住所がある横浜のタクシー会社に電話をかけました。 

ホームページ上では「貸し切りタクシー」などと書いてあったので、後払いや往復送迎など柔軟に対応してくれるかなと思ったからです。

トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル…

10回近く呼出音が鳴り、営業時間外かな?と思ったら、
「はい、●●交通です」
と不機嫌そうな男性の声が。

なんだよ、いるならさっさと出ろよ!と思いつつ、
「横浜の青葉区から埼玉までの往復送迎を頼みたいのですが…」
と切り出した所、
「うちは青葉区は営業区間外ですから」
とそっけない返事が…

なんと!
タクシーには細かく営業範囲が決められていて、それ以外の地域から客を乗せてはいけないんだそうです。

私もなんとなくは知っていたので、横浜から乗るなら横浜のタクシーでないと…くらいに考えていたのですが、よもや区まで細かく指定されていたとは気づきませんでした。

次に別のタクシー会社に電話します。
こちらは青葉区も営業区間だから大丈夫なはず!
ところが、今度は
「タクシー料金は降りたときに払うのが原則なので、法人チケット契約してないと後払いはできません

とこちらも断られてしまいます。

ハイヤーにすると、タクシー料金の4倍くらいかかるし…
結局、こちらの会社が、ある程度リーズナブルな値段で高級車を手配してもらい、クレジット別決済にも対応していたので、お願いしました。

みなさんも、横浜で貸し切りタクシーを使う時はぜひご検討ください!

とにかく、気になるのはタクシー業界の閉鎖性です。
不景気になるとタクシードライバーが増えると言われています。
これはタクシー業界は営業区域を明確に分けて、その代わりに認可運賃という形で最低料金を保障しているので、会社としても安定して収益を得やすいのです。

いわばカルテルを国が公認しているようなものですね。
そんなことですから、競争原理も働きにくいし、サービス向上させようということにもならない。

最近は都内のタクシーが増えすぎたので、国が増車を規制したなんてニュースも聞きます。
おいおい、減反政策かよ!

まあ、東京オリンピックや外国人観光客の影響などもあり、英語アナウンスなど最近は各社とも工夫をしているようですし、海外のようにボッタクリタクシーがいないのはありがたいことだと思います。

今や白タクなんて死語ですよね…

それでも、海外で流行しているUBERが日本ではなかなか導入されないなど、グローバルな流れから、だいぶ取り残されている印象があります。



そもそも、今後AIによる自動運転技術が発達すれば、タクシー運転手が不況の際の雇用の受け皿になることもなくなるでしょう。

個人的には、タクシー事業は国営化してしまっても良いのではないかと思います。そうすれば、都市部での収益を地方の過疎化した集落でのタクシー事業に振り向けることが可能になりますし。

民間事業者に規制という既得権益を与え続けることが、はたしてこの国のためになるのか。
大変疑問に感じた経験でした。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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