2008年02月18日

GO-PED考座(10)

10_#2_handleワイヤリング方法】
GO-PEDはバッテリを搭載していないので、ハーネスがほとんど存在しないのだが、エンジン停止に使うキルスイッチ(kill switch)用にだけ、唯一存在する。

イグニッションコイルはエンジン付近にあり、キルスイッチはハンドルグリップ付近に存在するため離れている。

10_k's_up1キルスイッチを機能させるには、イグニッションコイルの端子に接続した電線をハンドルまで導いてキルスイッチに接続し、もう一方は戻さなくても近くのシャーシに繋げば良い。(シャーシGNDの考え方)

なので最低でも1本の配線が必要なのだが、このワイヤリングが独創的なのである。

普通に考えると電線を1本引けばよいのだが、GO-PEDの場合、スロットルケーブルを利用している。

スロットルケーブルは一般的な、アウタチューブの中をワイヤーロープがスライドする構造なのだが、このアウタチューブは、幅細の鉄板をスパイラル状に巻いて、その上を被覆で覆っている。
10_wiringアウタチューブの電導性を利用して、配線の中間を省略し、両端付近で電線を半田付けして、配線を最小限にしてある。
すなわち、配線は、イグニッションコイルからキャブ付近のスロットルケーブルまでと
キルスイッチから(ハンドルにある)スロットルレバー付近のスロットルケーブルまでしか存在しないのである。

非常〜〜に合理的であり、面白い発想である。

但し、スロットルケーブルの被覆が捲れてフレームと接触したり、キャブレタ取付ボルトが長すぎてシリンダに届いて
干渉したりするとGNDに短絡するため、エンジンが掛からなくなってしまうので、注意が必要。

次回は【マフラー】について


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