12月6日の第九回「文学フリマ」(東京・蒲田の大田区産業プラザPIOで開催)で、当サイトの作品をセレクションした「詩人回廊2010」(500円)を製本化して販売する。そのデザインが決まった。「詩人回廊2010」は、はからずも「文学フリマ」の創始者の大塚英志氏の示した「既成の枠にとらわれず、プロ・アマといった垣根を取り払う場」との趣旨に沿ったバリエーションとなっている。歴史的な作家の作品はWebサイト「青空文庫」から原文を得ました。それをブログ「詩人回廊」に掲示。そこからさらにセレクションし編集を加えたものを本書まとめた。編集にあたっては、元来「詩歌編」「寸編小説編」というジャンルで区分するつもりでいましたが、当分の間は、「テクスト」として同列に並べることにしている。
《詩 人 回 廊2010》の目次は次の通り。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 萩原朔太郎 1
オールドレディスのコーラス発表会にて 江 素瑛 5
隅田川慕情 江 素瑛 6
寸編小説 双子兄弟 江 素瑛 7
ある忠告 太宰 治 8
庭のミラクル 河内和子 9
ある共感 河内和子 11
ルリマツリ異聞 河内和子 13
こだわりの赤い針 河内和子 14
頑是ない歌 中原中也 16
煙草論 佐藤 裕 18
一九九九年 秋 佐藤 裕 19
泣く女 佐藤 裕 20
天空の街 佐藤 裕 21
千年紀 佐藤 裕 22
形 菊池 寛 24
七月の北京 矢野俊彦 26
愛よ愛 岡本かの子 28
野の草 北 一郎 29
裁判制度の本質をカフカで読む 伊藤昭一 30
大塚英志「物語論で読む村上春樹と宮崎駿―構造しかない日本」に読むニヒリズム観
山川豊太郎 35