わたしはThanksgiving(感謝祭)の準備で忙しいのに
あなたは文学フリマの店番で楽しんでいるのか

文学フリマ東京の現場風景写真をラインでおくったら
ロサンゼルスのおばさんが返信してきた

十五年の歴史があるというこの文学作品フリーマーケット
一回目のきゅうきゅう詰まりの会場と違って
いまは三人が椅子かけゆったりのブース
通路ものびのび

年齢層が年を重ねて若くなりつつある
店をながめ通りすぎる人々が
ステージのファッショショーのよう
歩きかたも服装も性格も

妊婦も子連れの家族も来たり
お腹の子も
エブリスタの青い手提げをもって嬉しそうに走る子も
近い将来に文学少女少年になるだろう

どこからか流れこんで来た人の波
ブースの売り子たちも熱気満々
書くよろこび
読むよろこび
読んでもらうよろこび
買ったよろこび
売れたよろこび
みな
にこにこにやにや

おお Thanksgivingの節
この文学の大きな
ファミリーの集まりができることを
感謝しなくてはならない
(2017・11.23)
《参照: 文学フリマ15周年ー第25回東京に出店!ジャンルの多彩さ