
あっという間に八年経った今 体重増加する一方に体力減るばっかり三高になりそう そろそろなにかが手打たないと
朝の散歩に気付いた目黒川沿いのラジオ体操 目覚めるのは五時ごろ 六時半から始まって体操は十分に間に合う
その前植こみ水やりの世話 自生の山葡萄が実になってり 種から育てた朝顔に蕾がなろうと
ベビーラッシュのペットのベター グッピーなどのエサやりなど 魚の世話

いつもガラス窓から覗いた不動産屋の老主人 猫五六匹に囲まれ 低いテーブルに足かけては 上半身裸で朝の新聞を広げ眺める
朝ののびのびとした羨ましい時間を
大崎光の滝公園からやまもと橋を渡り 小さな公園 橋の下五反田船着場 五反田ふれあい水邊広場船着場

マスクは身の回り品になっている世なのだ こんなに蒸し暑い日にはマスクにも忘れない
最初は体がついていけない 八年は筋肉と骨組みを固くし 跳べないし曲げられない 思うようにならない
八年間が体をこんなに重くしたと 8キロも増えたら8キロのお米を抱えることだ
東京都は4万人以上のコロナ感染あった 四年目なのに 予防接種が進む一方感染の数も進む
絶えず株の異変がウイルス戦争に加勢 ゆくえ不明だ
目黒川が静かに流れ 犬の散歩に来た人たちは犬の交流会が賑わい 犬は犬同士 三密のコロナ禍にはお構いなし

ラジオ体操の音楽が流れ 口ずさんで歌う人
「ラジオ体操の歌」. 藤浦洸作詞・藤山一郎作曲.
新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大あおげ ラジオの声に ….
青空に頭を上げ 白い雲が悠々と 一瞬にしてそびえるビルが雲について動くように目眩
三十分足らずの体操とても満足できないが 体は少しなじんでくる

池の鯉 サギ 鷹飼う人 100くらいの人体動く―――
ねむっている骨格筋 動きによるほぐしていく ただ重いなあ 8キロのお米を抱えながらだよ
汗だくだく帰り道 知り合いと思った人から
「私は携帯扇風機があります これ上げまするよ」とスーパーでよく使う小さな保冷剤を渡さされた。
(2022 7 27)