HAPPY BIRTHDAY !!不機嫌な朝

2010年12月15日

残るもの、残らないもの

普段から手紙はもらうほうだと思う。

メールのお蔭で確かに書くのも貰うのも減ってはいるがそれでも結構頂きます。
夫なんか私信を貰うことは年に一回も、ない。わたくしが
「あ、グレちゃんからのお手紙。」
などというと、うらやましそうな表情をする。

困るのはいただいたお手紙の始末である。

綺麗な和紙に美しい筆跡のお便り、考えていることを熱く語った長いお手紙、旅行先からいただいた美しい風景の絵葉書、優しい思いやりに溢れたお手紙、近況をユーモアたっぷりに書き綴った楽しいお手紙。
どれも捨てるには心が痛むものばかりである。

綺麗なおリボンで年ごとに束ねておくということも試みたが、場所を取るのですね、意外に。

ここ数年はもう一度ざっと目を通してから大体は捨てることにしている。
でも、捨てにくいものがある。

「永遠を信じている人」
のお手紙は捨てにくい。

わかりにくいですか?
でも、他に言いようがない。

つまり、
「この手紙は取って置いてくれるだろう。」
と無意識に思っている、というのが伝わってくる手紙です。
恥ずかしくない、結構立派な内容だったりも、する。

率直に言うと、そういう手紙は面白くない。
読み返すのも面倒。
「はい、はい。」
と、読み流して捨ててしまう。
心が痛む。

反対に
「読んだら捨てていいですよ。」
という感じのお手紙は、面白い。
取っておいて読み返したくなる。再読に耐える。
でも、これも、捨てる。
心が痛む。

「ノルウェイの森」
に、
「手紙なんてただの紙です。」
という言葉があった。
「燃やしちゃっても心に残るものは残るし、とっておいても残らないものは残らないんです。」

本当にそうだと思う。
そうだと思うしか、ない。

いただいた年賀状も、二年経ったら捨てる。

わたくしからの年賀状は、すぐに捨ててくださっても一向に構いません。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
HAPPY BIRTHDAY !!不機嫌な朝