2019年02月27日
く
その昔わたくしは
お医者さんというのはタダだと、思っていた。
いや、おカネがかかる、か、否か、ということを
そもそも考えていなかった。
コドモの頃。小学生ぐらいまでは。
祖父の頃からかかり付けの、老医師がいて
母に連れて行かれると
「入院だな・・・」
と、脅かされた。
優しいお医者さんだったけれども。そして
窓口でこれも古い看護婦さんにお薬を頂いて
帰った。金銭の授受は、まったく行われなかった。
ね?
だから、学校で気分が悪くなったりすると、勝手に
お医者さんのところに行ったりもしたな。
お医者さんというよりも、親戚の伯父さん、という感じだった。
ある時母が
「薬九層倍」
と、言ったことがある。
意味は解らなかったが、その語呂の良さに、一回で覚えてしまった。
やはりちゃんとおカネは払っていたのだろう。
「薬礼」
という言葉も耳に残っていて、落語の
「小金餅」
に出てきたときは、ちゃんとわかった。
九層倍
は、薬だけではないらしい。
コーヒー
お寿司
なんかは、濡れ手に泡
らしい。いいな。
ならば向こうを張って
おみおつけ屋
でも、始めようかな?
夫に協力は頼めないけど。
お医者さんというのはタダだと、思っていた。
いや、おカネがかかる、か、否か、ということを
そもそも考えていなかった。
コドモの頃。小学生ぐらいまでは。
祖父の頃からかかり付けの、老医師がいて
母に連れて行かれると
「入院だな・・・」
と、脅かされた。
優しいお医者さんだったけれども。そして
窓口でこれも古い看護婦さんにお薬を頂いて
帰った。金銭の授受は、まったく行われなかった。
ね?
だから、学校で気分が悪くなったりすると、勝手に
お医者さんのところに行ったりもしたな。
お医者さんというよりも、親戚の伯父さん、という感じだった。
ある時母が
「薬九層倍」
と、言ったことがある。
意味は解らなかったが、その語呂の良さに、一回で覚えてしまった。
やはりちゃんとおカネは払っていたのだろう。
「薬礼」
という言葉も耳に残っていて、落語の
「小金餅」
に出てきたときは、ちゃんとわかった。
九層倍
は、薬だけではないらしい。
コーヒー
お寿司
なんかは、濡れ手に泡
らしい。いいな。
ならば向こうを張って
おみおつけ屋
でも、始めようかな?
夫に協力は頼めないけど。