2009年10月

2009年10月29日

ジェームズ・リプトン司会の番組にジョン・キューザックが出演していた。

甘いマスクなのだが、いつでも凶暴になれそうなところがある。どこかに、これ見よがしではない狂気を秘めている人だ。

リプトン氏が
「お姉さんのジョーンが、云々。」
と言ったところで気がつきましたね。

お二人は姉と弟だったのか!

わたくしは二人を全く関連付けていなかったのですよ。
それどころか、一方のキューザックを見ているときに、もう一方のキューザックはわたくしの頭の中に存在していなかったのです。
だから
「この世には二人の(もっといるだろうけど)キューザックさんがいたのだ!」
という驚き。自分がそれに気づいていなかった、という事実、に打ちのめされてしまった。


ジョーンを見ると
「あ、ジョーン・キューザックだ。」
ジョンを見ると
「ああ、ジョン・キューザックね。」

と、もう、てんでばらばらだったのです!!
二つの別べつの世界に住んでいたようなもの。

これって何かアタマの病の前兆でしょうか?

心配。

子供のころ、ひらがなの
「お」
に、点をつけるのが嫌だった。
どんなに注意されてもテンなしの「お」
を書いていた。
こんなところにテンをつけるなんて、字としてありえない。
付けろと言うほうが間違っとる、と思っていたのでした。

わたくしだけですか?




2009年10月27日

初めて
「でしゃばる」
と言う言葉を聞いたときに即座に意味がわかったのはどうしてだったろうか?

ここで
「学ぶこととは想起すること。」
という言葉をあらためて持ち出したくなるが、どうなのか?

それ以前にその言葉を何かで読んだことがあるのか、前世で学んでいたのかは不明であるにしても、
ともかく、意味するところは理解した。
そして
気に入った。
気に入ってしまったのである。

響きにインパクトがある。
「で」、で始まるところに有無を言わさぬ力があり、続いて「しゃ」、と来るところに毒があった。
加えて、「ば」、には、向かって来る者をなぎ倒す勢いが感じられた。

使ってみたくなった。

武器という物は持つと使いたくなる。

次の日早速使用してみた。
学校で。

クラスメート同士のちょいとした小競り合いの一方に向かって
「あなたは、出しゃばらなくてもいいの。」
と、言ってみたのです。
臨界前核実験のような気分ですね。

どちらが出しゃばっているのだか。

そう言われた子の気圧されたようななんともいえない悲しそうな顔は今でも思い出すことができる。

本当に申し訳なかったと思っている。

ごめんなさい。

もう、使いません。




2009年10月24日

黄色い部屋の謎

何を思ったのか夫に突然
「桃の缶詰って好きだった?」
と尋ねられた。

そういうものがありましたね。
甘いシロップの中に半分に切って種を取った滑らかな白い桃がいくつか入っていましたっけ。
透明な液体の中に沈んでいる桃は、かすかに黄色がかっていて、端のほうは薄いピンク。スプーンを立てると少し繊維を感じる手応え。でも口にすると柔らかくて、喉を通る時はひんやりつるんとした感触。口に残る甘い味。
大好きでしたとも!
熱を出した時などとりわけおいしかったです。
もう長いこと食べていませんけど。

夫も好きだったそうだ。

それで思い出してしまった。

小学校のとき、親友のソン子ちゃんちに遊びに行った。
お部屋でおしゃべりしていたら、ドアが開いてお母さんが
「おやつよ。」
と言った。
「うん。」
とソン子ちゃんが受け取ったお盆の上には、ガラスの器が二つ。中にはそれぞれ缶から取り出したばかりと思しき桃がつややかに収まっていた。
そしてなぜか一椀の炊き込みご飯が。

「わあい。」
と言ってソン子ちゃんはお盆を受け取り、ドアは閉められた。

と、次の瞬間、何が起こったのかわからないうちに、二つのガラスの器はお盆から落下し、つやつやした桃が四切れ(一人に二切れずつだったようだ。)カーペットの上に転がっていた。

二人ともしばし呆然とこの光景を眺めていたが、先に我に帰ったソン子ちゃんがいきなり手づかみで桃を拾い上げ、元の器に戻し始めた。
そして桃を拾い終わるとわたくしに
「はい。」
と炊き込みご飯のお茶碗を差し出した。
「うん。」
と言ってわたくしは缶詰の桃四切れをつるつると平らげるソン子ちゃんの傍らで、黙々とタキコミゴハンを頂いたのだった。

その後今日に至るまで、この件について二人の間で語られることは、ない。

カーペットに残された痕跡はどうなったのだろう?





2009年10月22日

親指姫とアヒル

学芸会という催し物は今でもあるのだろうか?

クラス全員で歌ったり楽器を演奏する全員参加のプログラムのほかに、選ばれた子供達で行なう「劇」とか「ダンス」があった。

わたくしの姉妹の一人は
「学芸会の花形」
だった。
本人は父兄参観の時先生に当てられると教科書で顔を隠してしまうほどのおとなしい子供だったが、
「親指姫」
のヒロインに始まった一年生を皮切りに、
「スケーターズ・ワルツ」(いやあれはもしかすると「カッコー・ワルツ」だったのかもしれない。)
の、後ろに群舞を率いたソロのダンスなど、こと学芸会に関しては、華々しいキャリアを築いて行ったものだった。
ピアノも上手だったし、脚も長かったです。


一方でわたくしはと言えば、一年生の時には一応
「アヒルのスリッパ」
というダンスのメンバーに選ばれたが、それとても所詮
「アヒル」
で、
「ガーガー」
と言ってはくるくる回って、おしまい。
しかも校内での予行演習では全員しくじって惨憺たる有様だった。
舞台の袖からのぞいて必死で指示を飛ばしている先生のデスペレートなお顔は今でもよく覚えている。

それがいけなかったのか、わたくしの学芸会における役割は、よくて劇の「その他大勢」。せいぜいが「合奏」のオルガンあたりで、完全な大部屋さんの一人としてその経歴を終えたのだった。
姉妹間でのこの格差!
人間は平等ではない、ということを幼にして悟らされたのでした。


親友のソン子ちゃんも,劇のメンバーにに選ばれたは良いが
「うそだ、うそだ。」
と二人で言うだけだったとぼやいていた。

「学芸会」
って今でもあるのだろうか?
先生も大変だっただろうと思います。

おりぼん2

あ、出番だ!








おりぼん1




セリフはないのか・・・

2009年10月19日

し。そしてシ

あるとき母がわたくしを連れて出かけようとして
「しまのワンピースに着替えていらっしゃい。」
と言った。
そのワンピースのことは良く覚えている。
上半身は白、スカートの部分が白地にピンクと若草色の細い縞模様になっている夏服だった。いかにも昭和の子供服、という感じだ。

しかるにわたくしは自分の洋服の入っている箪笥の前で考え込んでしまった。
「島のワンピースって・・・・?」
その時のわたくしの脳裏では「島」とワンピースが交互に現れては消えていた。
そう、その時のわたくしにとって
「しま」
と言えば
「島」
に決まっていたのだった。
まだ貧弱そのものだったわたくしの語彙には
「縞」
はまだ存在していなかったのである。
わからなければ
「しまってなあに?」
と尋ねればよいものを、ただ言いつけに従ってうかうかと箪笥の前まで来てしまうところが、よい子だったのですね。


その後どうしたかは覚えていないが、その日わたくしは無事に縞模様のワンピースを着て母とお出かけし、わたくしのボキャブラリーは一つ増えたのだった。

今なら、
島と縞以外にも知っている。
志摩
揣摩。
当時の四倍になった。
年齢は四倍以上ですけど。

そういえば父の洋服の仮縫いを眺めながら
「いいな。お洋服新しいの。」
と、言ったところ、母に
「あなた方だって、シーズンごとに新しくしてもらっているでしょう。」
と叱られた。
その時はちゃんと
「シーズンって?」
と聞き返した。
だから今でも
「シーズン」
というと、小柄で脚の悪かったその仕立て屋さんを思い出す。
娘さんはじゅんこちゃんといって、お目々パッチリで睫毛の長い大変な美人でしたっけ。



2009年10月16日

秋のカッターハウス


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