2010年07月

2010年07月28日

プリミティブ療法ー炎症は冷やせ!

昨日は、ぴょんきちさんのお散歩と、お洗濯以外はまる一日寝て暮らした。

気管支の辺りがむずむずして咳が出て、熱もあったからだ。
普通は喉から気管支に行くが、なぜか一足飛びに気管支に貼りついた感じですね。
これは長くなるかもしれない、と、思った。
夏の風邪は憂鬱だ。
暑いときに熱があるなんて、灼熱地獄ではないか!

気管支辺りに湿布をするとよい、と、夫はいうが、わたくしはシップ薬にかぶれるのでございますよ。
すると
「氷嚢」
と、言い出した。
我が家は氷嚢を備え付けた珍しい家なのである。
湯たんぽだって、ある。
こういったアナクロ道具は夫のアイディアですけど。

面倒だから従ってあげました。

ともかく、涼しげな氷の音がする氷嚢を一日胸に乗っけて、家の中の涼しい場所を転々としてぴょんきちさんと二人で寝転んでいた。

ひたすら、冷やす。
気持ちが良い。
氷が溶けたら中身を取り替える。
「からから、ころころ・・」

夜になった頃には、気管支のむずむずが大分消えていたのです!

就寝中も、乗っけていた。
そして、今朝。

むずむずはほとんどナシ。
咳は、まだ少し出る。
というところまで回復したのでした!!
一週間はかかると思っていた。

ところで、酷暑だとか猛暑日だとか言っても、辛いのはお家で家事をしているからだということが判明してしまった。
寝転んでいるぶんには、我慢できるものなのだと思った。
熱帯の国では、すさまじい暑さの日中にはみんなで高床式のようなお家でじいっと座っているところがあるらしいが、あれが良いのですね。



2010年07月25日

カッパ痛

何を隠そうわたくしには長い頭痛歴が、ある。

小学校の親友だったソン子ちゃんによるとわたくしはなんと、小学校五年生の頃にはすでに、時々
「頭が痛い。」
と、訴えていたそうだ。
さすが、後に内科医になったソン子ちゃんである。
ソン子ちゃん自身は頭痛の体験がなかったため
「アタマが痛いって、どんなのだろう?」
と不思議だったそうです。

高校時代も、大学に入ってからも卒業してからもずうっと頭痛はわたくしのお供だった。
お水も受け付けなくなり、うんうん言って二日ほど寝込むことがしょっちゅうでしたね。

頭が痛くて眼が覚める。
眼が覚めると、アタマが痛い。
眼が覚める。
まだ、痛い。
そして、ついに、アタマが痛くない状態で眼が覚める、という幸せ!

あるときを機会に、ほとんど頭痛はなくなった。

そして、今、また時々頭痛がする。
大抵、朝。

むかし河童だった頃お皿のサイズが合わなくて、頭に食い込んだ時の痛みを彷彿させる。

朝ごはんを食べると、良くなる。

何なのだろう?


2010年07月23日

ラヂヲ体操

ある夏の朝、あわただしく起こされた。

「早く起きなさい!
ラジオ体操に遅れるわよ!」

母にせきたてられてわたくしたちは洗顔もそこそこにラジオ体操の会場だった小学校の校庭に走っていった。

ところが、校庭には、人っ子一人いない。

広い校庭はがらんとしていて、隅にあるジャングルジムのあたりにまだ、朝もやの名残があった。
鉄棒の下に生えている夏草が、揺れている。

夢でも見ているような気分で、わたくしたちは呆然として手をつないだままそこに立っていた。

静かな、夏の朝だった。

遠くから誰かが、小石の混じった土を踏みしめながらやって来るのが見えた。
学校の職員のおじさんだった。

わたくしたちは、黙ったままおじさんを見た。

「何してるの?」
と、おじさんは尋ねた。

「ラジオ体操」
と、どちらかが答えたのだろう。

「まだ五時半だよ。」

わたくしたちは家に帰った。

母に言うと
「あら、本当だわ!」
と、言った。




2010年07月21日

夏の朝は

暑い。
猛暑日だそうだ。

あなたはこんな日に、ブーブー言いながら熱い息を吐き出すシロモノをごろごろと家じゅうを引きずって歩く気がしますか?
おまけにそれにはヒモまで付いている。
電気代だってかかる。

掃除機のお話しです。

わたくしはイヤだ。
考えるだけで暑くなる。

梅雨明け以来ホーキを使っている。
出すのもしまうのも簡単。

ぴょんきちさんの毛が散らかっているので、お茶殻を撒くこともあったが、この頃は新聞紙を濡らしてちぎったのを撒いてから箒をかける。
お茶殻よりもこの方が床にくっつかない。

ホーキは静かだ。
アイポッドを聴きながら床の隅々まできちんと掃いていくと、家に対する愛情すら感じる。
おまけに思いがけない拾い物までする。
昨日は縫い針を見つけてしまった。
アブナイところでした。
夫に見つかったら小言を喰らうところでしたよ。

丁寧に静かに床に箒をかける。
そのまま玄関まで掃き進んで行き、タイルに全部掃き出したら、今度は庭箒で玄関のお掃除です。

最後に全てゴミ箱に捨てる。

なんと文化的且つエコロジカルではないか!!

掃除機での掃除は、汚れに対して戦いを挑むというところだが、箒は、家の手入れをするという感じがする。
平和的である。

お試しあれ。



2010年07月19日

ストーカー? 続き

さて。
ストーカーの疑惑を向けられているわたくしだが、まずは、どなたにストーカー行為を行なっているのか知る必要があろうと考えた。
一体全体、誰とそれほど色濃い関わり合いを持っているのか、自分でも興味が、ある。

明細書のてっぺんに
「お問合せ番号」
というのがあるので掛けてみる。
「これこれの番号の持ち主を知りたい。」
と言うと、
「それは『NTTコミュニケーションズ』にお問合せください。」
とのこと。但し営業時間は終っていて、連休明けでないと連絡ができないそうです。

早くも捜査は行き詰まりを見せている。

ならば、疑惑の番号に電話してみようではないか!

虎穴に入らずんば、虎児を得ず。
地道な捜査が実を結ぶ。

念入りに
「184」
を頭に付けて呼び出してみる。

ぴよぴよぴよ〜〜〜

ファックス音のようだが、少し違うかもしれない。

お手上げ。

夫にメールで、この番号に覚えがあるか尋ねてみた。
何らかの陰謀かもしれないし。

しばらくして返事。

曰く。
「セコムだよ。」

確かに、出入りする度に電話回線で繋がるのだと聞いたことがある!

今まで、電話の請求書を仔細に眺めたことがないのが露見してしまった。

無罪放免。



2010年07月17日

ストーカー?

NTTコミュニケーションズだか、NTT東日本だかから請求書が届いた。
明細書もついていて、いつ、どこにどれだけの時間電話したかがわかるようになっている。

便利なような、そうでもないような。

何だか、同じ番号が並んでいる。
様子が、おかしい。

眼がちらちらするのをガマンしてよく眺めたら、なんと!
同じ番号に毎日掛けている。
毎日。
しかも、一日に何回も、である。

更によく見たら、一回に八秒しか通話していない。

ヘンだ!!

時刻は一定していない。

我が家の誰かが、この番号に電話して、繋がった途端に切っているとしか思えない!!

これは無言電話ではないのか?
嫌がらせか、ワン切りか?

曜日による違いはない。
ウイークディも週末も、毎日である。
トータルすると、ひと月に百回は掛けている。

夫が会社から帰ってきてはこまめに無言電話を掛けているとは考えにくいから、これはわたくしか、ぴょんきちさんだ!

ワン切りならぴょんきちさんだ!!

それともわたくしが、ストーカーだったのか!!
知らなかった!!



2010年07月14日

おかあさーん!!

わたくしの夏の時間の大半はルイボス茶作りに捧げられる。

二リットルのお薬缶で十分ほど沸騰させてから、冷ます。
容器をお水に入れておいてもなかなか冷えてくれない。何回かお水を替えて、やっと冷蔵庫に入れても大丈夫な温度になる。
これを一日に二回はする。
暑いし、もう、大変なのだが仕方がない。
ルイボス茶はおいしいし、身体にも、良い。
それに、わたくしが一番沢山飲む。
仕方がない。

さっき、ガムを噛みながらルイボス茶をぐいっとやったら、ガムも一緒に呑み込んでしまった。
大丈夫ですよね?

西瓜の種を飲み込んでしまうと
「あ、おなかからスイカが生えてくるよ。」
と、言われたものだが、ガムは種ではないし。

学校で、理科の時間に
「朝顔の種」
の写生をやらされた。

全員に一つづつ種が配られ、みんな小さな種とにらめっこしてクレヨンでノートに描き写した。
わたくしも、ノートいっぱいに三角の朝顔の種を描いて、黒く塗りつぶすのに一生懸命だったが、ふと気がつくと、種が見当たらない。
あたりを探したが、見つかるわけはありませんね。あんなにちいちゃなものが小学校の教室で。

「種を失くしちゃった。」
と、恐る恐る先生に申し出たら、先生は半分笑いながら
「食べちゃったんじゃないの?」
と、おっしゃった。

さあ、わたくしは大パニック。
なぜなら、朝顔の種を食べると、強烈にお腹をこわす、と、聞かされていたのだ。
本当ですか?

自分で知らないうちに食べてしまったのだろうか?
何だか、そんな気も、する。

おナカが痛くなったらどうしよう!
あーん!
おかあさーん!

顔を真っ赤にして半泣きでそこらじゅうを引っ掻き回したこと、そして、その時の絶望的な気持ちは今でもよく思い出せる。

そして。
そのうちに忘れてしまい、理科の時間は終った。

先生はどうしてあんなことを仰ったのだろう?





2010年07月12日

その日は学校が早く終ったので、レイ子さんはお友達と自転車に乗って遊びに出かけた。
川岸に沿って疾走し、大きな橋のたもとに着いてひと息入れていると、知らない子が二人、こちらをじっと見つめていた。よその小学校の子達だろうとレイ子さんは思った。
「あの子達、私達を馬鹿にしている。」
と、レイ子さんはお友達に言って、そのまま自転車に飛び乗って橋を後にした。

というのが、その日先生が読み上げたレイ子さんの作文だった。

わたくしは、感心した。
クラス替えで一緒になったばかりだったが、
「レイ子さんは、人を見ただけで、自分が馬鹿にされているということがわかるのだなぁ。」
と、思ったのだ。

すごい。

しばらくたつと、レイ子さんは泣き虫だということが次第にわかってきた。

しゃくりあげながらお掃除当番をしていたり、すすり泣きと共にランドセルに教科書やノートをめちゃくちゃに詰め込んでお家に帰ってしまったり、という光景がよく見られた。
眼を真っ赤にしてお友達に慰められていたり。

結構大変そうだった。

絵がとても上手だったレイ子さん。
同じクラスだったののは二年間だけだったが、今でも泣き虫なのだろうか?




2010年07月09日

長く楽しめます


生きていると、その時にはピンとこないで、しばらくたってから
「ああ、そうだったのか・・・。」
と思い当たることが、ある。

二十年ぐらい過ぎて、物事が少しわかって来ると急にむかっ腹が立ったりすることもありますね。
気がついたときにはもうその人とはお付き合いがなくなっていたりして。

あるいは、
あの人は自分に全く関心がなかったのだ!
と気がつくと、その時には不可解と思えたことが全て説明が付いたり、する。
世界が、突然、クリアーになるのですね。

なあんだ!

結構ニブイのかもしれない。

映画でも似たようなことが起こる。

ローレンス・カスダンの名作
「白いドレスの女」。

ウィリアム・ハートが、キャサリーン・ターナーの邸宅の庭で、後姿の女性をターナーだと思ってきわどい言葉を投げかける。
振り向いたのは良く似てはいるが別の女性だった。

うろたえて、しどろもどろになるウィリアム・ハートだが、そこにキャサリーン・ターナーが現れ、古い友人だと二人を紹介する。
そして
「お食事をしていかない?」
と、言いながらその友人に白い封筒を手渡す。

このシーンがなんとなく印象に残っていたが、あるとき、はたと思いついた。

この女性は自分の名前をキャサリーン・ターナーに貸していたのだが、そのことで彼女を脅迫していたのではないのか?

そうなると、この女性がターナーの身代わりに死んでしまうことも、二重の意味で都合が良いことになる。

このシーンについては何の説明もない。

どうお考えになりますか?



2010年07月06日

サXXムシ・弐

夫から
「コウガイビルでは?」
というメールがあった。

郊外ビル。

郊外に建てられるビルのことだろうか。
緑を景観に取り入れ、ゆったりとした敷地に、ショッピングモール。
週末には楽しげに散策する善男善女。


郊外ビル。

郊外に住んでいるビル君。
ウィリアム・ウィルキンソン。
金髪で、ボーダーのシャツとナイキのスニーカーがよく似合う。
お父さんは弁護士で、お母さんは地元のハイスクールの元ミス。
生徒会のチェアマンなんかをしている。趣味はフットボール。
ガールフレンドのケイトは幼馴染みで成績優秀。ヴァッサー女子大を目指しているみたい。
この、ビル君は
「はっはっは・・」
などといかにも愉快そうに笑うのが上手なのだが、実は、自宅のガレージに秘密を持っている。
この郊外では数年前から不思議なことが起こっていた・・・・。

でもないのね。


コウガイビル

我が家の前、排水溝に生息していた、あれ、がそうではないのかということらしい。

確認のため検索する。
画像が出ているので、武者震いしながらご尊顔を拝する。

扁平な身体。
お口の形状。
色。
体長。
すべて合致。
面接通過。


間違いない。
「笄ヒル」
櫛、笄、のコウガイ。
確かに、てっぺんの形が、似ている。
あんなに長い笄を頭に挿していては、首も回せないだろうけど、まあ、いいでしょう。

ヒルとは言いつつ、ヒルではないのだそうな。
案じていた
「サXXムシ」
ではなかったようなので、一安心。

炎天下に捨て置かれたミック・ジャガー君は、いつの間にかどこかに漂流して行ったようです。
ごめんなさい。