2015年09月

2015年09月22日

極め付け武勇伝

オケアノスに言わせれば
「熱に浮かされたように」
「情報収集」
と称して海外出張にお出かけのコバちゃん。

行ってみたら
イベントが半年前に中止
とか
オフィスのカギを失くしてしまった
とか
うっかり、謝礼をもらってしまった
とか
話題に事欠かない。

そして今度は
ヒコーキに乗り遅れてしまった
そうですよ。
トランジットの際に手続きに時間がかかってしまった
らしいです。

別の便で帰ってきた。
キャンセルチャージあり。
新規の航空券の費用も、あり。
一日分の日当も追加。

「自分は悪く、ない!」
と強調していた。

でも後で
乗り継ぎの便の時間を確かめようと思ったが
列に並んでしまったのでもったいなくてそのままにしてしまった
と、告白していた。
こっそりと。

それでもお咎めナシです。

良かったですこと。

果たしてこれで打ち止めになるのか?

来週はまた、海外です。



2015年09月17日

QUEER!あるいは,LOCK OUT 其三と、四

其三)
「デンデンムシ課に行って来ます。」
と言って、オフィスを出る。

二階上なので、歩いていく。
帰りも階段で。
途中でふと見ると、エレベーターが我が階に止まっている。

ガラス張りなので中がよく見える。

アルチュールがいた。
しかも、こちらを見上げている。
じ〜〜〜〜ぃっと。
そして降りて行った。

オフィスに戻ると、出る時は開け放してあったドアが閉まっていて、
当然、施錠してある。
持参のカギで開けて入る。
ね。
ちょいといたずら心が湧いて、ドアを閉める。ロックは、しませんよ。

二分も経った頃、ドアの外に人の気配が。

ガチャガチャと、鍵を回している。
解錠しようとしているのだが、鍵は、閉まる。
ドアを開けようとしても開きませんよ。
再び鍵を差し込んで、解錠。

入って来るアルチュール。

わたくしは、どこにいると思ったのかしら?

其四)
二日後。
お昼になったので、オフィスを出て手を洗い、給湯室にある冷蔵庫から
お弁当を出して、オフィスに戻ろうとしたら、アルチュールが
エレベーターの前に立っている。

そのままオフィスのドアの前に戻り、振り向くとこちらを見ている。

ドアには施錠。
もう一度振り向くと、到着したエレベーターに入って、まだじっとこちらを覗っている。

思わず
ぷいっ
と、顔をそむけてしまった。
これ見よがしに鍵を開けて、大きくドアを開いて、中に入る。

二分ほどしたら、戻ってきた。

控えめに言っても
変質者
だ。



2015年09月13日

クスリ抜き

雨続きだった先週は、お洗濯物が乾かなくて困りましたね。

毎日毎日、乾燥機をぶうぶう回していた。
せっかく乾かしても、湿度が高いものだから、少し経つとぐんなりとしてくる。

それは仕方がないが、
「部屋干し」の、臭い
というものは、乾燥機にかけても消えない。

これで、よし!
と、なっても、お台所のタオルなどは、一度手を拭くと、
うっすらと、ヘンな感じに、なる。

イヤだ。

考えた。

「部屋干しの臭い」
は、雑菌によるものだと聞いたので
消毒すればよい
のだ。
実験開始。

1)漂白剤に浸ける
   結果):タオルの色が抜ける。
        抜けない漂白剤だと、効果が今一つ。
        タオルがごわごわになる。

2)煮る
   フランスではお洗濯物を金属の盥に入れて煮る、と、聞いた。
   雑菌はこれで死滅するはず。
   結果):今一つ。
        おまけに、暑い。

どれも、ダメ。

再び考えた。

困ったときは、基本に帰る。
人間の手!

使った後のタオルを、手洗いしてみた。
台所に置いてある布巾用の固形石鹸で。

効果抜群!

布巾を洗うついでに、 ごりごりっ、とやってしまえば簡単です。

すすぎが面倒ならそのままそのへんにぶら下げておいて、明日
他の洗濯物と一緒にまた洗えば、良いのだ。

クスリも火も、使わない。

お勧めします。
絶対、です!



2015年09月11日

ホウちゃん

「あぁ!
 それ、ホウちゃんみたい!」
と、言ってしまった。
家族の誰かが、ヘンな面白いしゃべり方をしたとき。

全く、悪気はなかった。

その時の両親の顔はいまだに忘れられない。

「・・・・・・・。」

深く衝撃を受けた表情。
思いまどう感じ。
我が耳が信じられない、という顔。

とっさに言葉が出なかったのに違いない。

わたくしは、自分が何かとんでもないことをしてしまったのだ
ということを感じ取って、強烈な打撃を受けた。

叱られるよりも応えた。

時々思い出す。



2015年09月10日

部下の安全について

時々陽が射す。

あっという間に空がかき曇り、ぶわーっと雨が降ってくる。
開け放した窓をあわてて閉める。

と、雨が止む。
また窓を開ける。
暑いので。

この繰り返し。

わたくし一人のオフィス。
オケアノスは、いない。
アルチュールは、休暇。
コバちゃんは例によって出張。

外から何やらごちゃごちゃとした聞き取りにくい声がする。
防災無線
のようだ。

何とかかんとか、ゴチャゴチャ、避難勧告云々、ごちゃごちゃ。
「繰り返します。」
ゴチャゴチャ、なんとかかんとか、避難何とか、がさごそ。
ぴん〜ぽ〜〜ん

どうやらここ、波止場区では
「避難勧告」
が、出ているらしい。

やがて、本部からメール。
「状況に鑑み、早退の措置を取る。
上司に相談のこと。」

上司?
いない。

お休みだと部下の安全に配慮する義務から解放されるのだろうか?

しばらくすると、ドアに、控えめなノック。
猩々さんのところの女性。
帰り支度の済んだ姿。
「早退の手続きが、わからないといけないので。」
ありがたい。
でも
上司がいないので、相談のしようがない。

アルチュールに相談の為に電話するくらいなら、溺れ死ぬ方が、まし。

夜はお能の予定も入っているしね。

そう言えばアルチュールは、安全何とかの責任者でしたよ。



2015年09月01日

ヴィンテージもの

ケチ、だと、思う。
多分。
ケチな方だと、思う。
よくばり、でも、ある。
それは、間違いない。

袖にレースのついたブラウスが、ある。
裾にもぐるっと,付いている。
半袖。
Vネック。
くるみボタン。
コットンリネン。
イタリア製。
高かった。
凄く。

でも、あまり着なかった。
「あげる」
と、言ってしまった。

「うん。
 もらう。」
と、言われた。

でも、本当に、いいレースだ。
糸をケチっていない。
繊細なのに重みがある。
ちょっと着てみた。


と、思った。

ここから、シワシワの腕が出ていたら、すてきだなあ
と、思ったのだ。

「やっぱり、上げない。」
と、言ってしまった。

ごめんなさい。

うんとトシを取って、手の甲にシミがいっぱいできたら、
このブラウスを着て、真っ赤なマニキュアをしよう。
それまで、取っておくのだ。