2016年03月

2016年03月29日

急ぐ時

バス停に近づくと、去っていくバスの後ろ姿が、見えた。

チェッ!

次のバスはなかなか来ない。
「間もなく到着します。」
と、表示されているのに。

待つ人も増える。

やっと来た。
一番前の座席に座って、頑張る。

すぐに出発。
なかなかいい感触だ。

しかし
出発の体制になっても運転手は
よし
良し!
と、指さし確認をする。

いいですから。
出ましょうよ。
と、思う。

のろのろと発車。

対向車が来ると、遠慮して
遥か手前で止まる。

思い切りよく突っ走ってしまえば、待たなくてもいいのに。

乗り込む乗客。
「チャージして下さい。」

そういうことは前もってしておくものです!

次のバス停でも
「お客様、料金不足です。」
「では、チャージします。」

そして床にお札を落っことす。
自分がこれほど音高く舌打ちができるとは、知らなかった!

着くバス停、着くバス停
長蛇の列。
そうだろう。

こんなにのろのろと進行したら当たり前だ。

よし!
よし!
と、出発。

確認はいいですよ。
わたくしがさっきから、確認して上げていますから!!


静々
と、発車。

と、次でも
「出発しますよ。
 よろしいですか?」

大丈夫に決まっている!
いちいちウルサイのです!


やっと着いた。
いつもより五分遅れただけだった。

疲れた!





2016年03月22日

BOOK DARTS

ユラ子さんに本を貸した。

「あしながおじさん」

簡単な英語の本が読みたい
というご要望にお応えしたのだ。


若い女の子のお手紙という設定。
日常の出来事が主なので、わかりやすい。
楽しい挿絵も沢山ある。

「相当時間がかかりますからね。」
「どうぞどうぞ。」

一度
「もうお返しした方がいいかも。」
と、言われたので
「いいえ。
 ごゆっくり。」
と答えた。

でも、意外に早く返した下さった。

「早かったのね!」
「ざっと流し読みしただけ。」

そうでしたか。

お渡しした時の袋にはいったまま。

開けてみた。

ヒカリエにある
「スミス」
の包装紙に入った
BOOK DARTS

これは便利な品だ。
わたくしも使っている。

数日後
「ブックダーツありがとう!」
と、いったら、ユラ子さんはきょとんとしている。

更に数週間後、思い至った。

このブックダーツは、わたくしが入れたのだ。
お貸しした時にね。

袋を開けてもいなかったのだろうか。
ユラ子さん・・・。

残念な気がする。
押しつけてしまったのだろうか。

考えよう
と、思う。



2016年03月11日

カッサンドラ 自由の女神となる

田町から乗ってきたその男性は
真っ直ぐに反対側のドアの前まで行って
重そうなショルダーバッグを下に、置いた。

そして、その傍らに両膝をついてバッグを、開けた。

何が始まるのだろう?
と、目を凝らすわたくし。
アヤシイ。

彼は、中からかなり厚みのある四角いビニールの袋を取り出した。

マズイ!

逃げろ!


と思う。

テロだ!
皆さん、逃げて下さい!

「民衆を率いる自由の女神」
の姿が心に浮かぶ。
あれは、ダヴィッドだったかしら?

しかし、男性がその袋から取り出したのは
厚いパンフレットらしきもの数冊。
A4サイズ。
彼はそれらを座席の下にきちんと積み上げた。

あっけにとられ、魅入られるわたくし。

と、彼はまたバッグから今度はもっと厚みのある
黒っぽいカタマリを取り出した!

今度こそアブナイ!
再び自由の女神化せんとするわたくし。
皆さん!!

電車は走り続けているので、逃げるところはお隣の車両
しか、ない。

でも、どうしてあの自由の女神は
胸をはだけているのだろう?
あんな具合にしないと人は,付いてこないのだろうか?

後で調べてみよう。

と、男性は、その中からまたまたかなりの数の
似たようなパンフレットを取り出した。

ほとんど正座の状態で
さっき積み上げた上に丁寧に重ねた。

う〜〜〜む。

よくわからなかった、この出来事。

何のパンフレットだったのか見たかったな。



2016年03月07日

セクシィ コバちゃん

出入り業者の
CANARD et SUCRE
のイットさんはコバちゃんのお気に入りのひとりである。

彼がオフィスに来ると、色めき立つ。
イットさんは必ず手土産を持参する。
色めき立つ理由の一部は、これかもしれないが。

ともかく、彼の為にわざわざ
「オフィスで飲める本格コーヒー」
を注文したコバちゃん。

今、早く相談して決定しなければいけないことが、ある。

次のミーテイングは、いつにしようかと相談するコバちゃんとイットさん。
なかなかスケジュールが、合わない。

いついつは?
ダメ。
なら、この日は?
ちょっと無理ですね。

やっとのことで出張に出かける前に
西側駅の一角で待ち合わせることに決定したようだ。
と、コバちゃん
寸暇を惜しんで逢う恋人たちみたい〜〜
と仰った。

思わず顔を見てしまったわたくし。

平気なコバちゃん。
そして、イットさんのちょいとしたミスを発見したとたん
もう〜〜
言ったじゃないですか!

バン!
彼の背中を叩いた。

叩いてから
ハッ!
と、したみたい。

叩いていいですか〜〜〜〜?

よくないだろう。



2016年03月04日

Gourmand コバちゃん

今日はおやつが盛りだくさん。

オケアノス先生からの、南川路の
「八角バターサンド」
サリーちゃんからの
「桜クッキー」と
「桜マドレーヌ」
そこへまた、頂き物。

「藪の中」
の、揚げカシューナッツ。

ミーティングの時にすでにバターサンドを
食べているコバちゃん。

それから揚げカシューナッツをつまみながら
「おいしい!」
と、嘆声を、上げる。

午後から出かけるので、早めのランチの後また
桜マドレーヌを召し上がる。
何やら弁解しながらなのが、かわいい。

そして、お出かけ。
「夕方には帰って来るし」
と言って。

終業時刻の2分前に帰って来て
なんだ、かんだ
と、業務を確認する。

しかたがない
と、お付き合いをするわたくし。

やっと解放されてオフィスを出たが
あ、ファイルを渡しておこう
と、思って引き返す。
この間30秒。

ドアを開けた瞬間目の中に飛び込んできたコバちゃんの姿。
揚げカシューナッツを口いっぱいに詰め込みながら
ギョッ!
と、振り向いていた。

この人は大丈夫だろうか
と、思いつつ、少し面白がっているわたくし。