お際墨

2009年05月13日

三大アタマ

デリケートな話題です。
差し障りもありそう。
でも、書いてしまいます。

渋谷駅でわたくしの「ヘンなものセンサー」に何かが引っかかった。
こういう時にうっかりそちらに視線を移してしまうと取り返しの付かないことになる場合が多いので用心はしている。でも、見てしまった。
ベンチに座っているヲジさんだった。
アタマが変。中身ではなくて外見が。まるで紙粘土である。
こうなってはじっくり見るしかあるまい。落ち着いて観察する。
ほほう・・・
仕組みがわかった。

あるでしょう?気になる部分に振りかけて静電気で残りの髪に密着させ、さも髪があるように見せるというアレ。パウダーですね。
それを、ですね。
もうふんだんに振りかけて固まってしまっているのでした。
コテコテで妙に目立つ。真っ黒。
盛り上がっている。
ご本人は何食わぬ顔。

電車に飛び乗ってしまいました。
そこで思い出して止まらなくなってしまった。

いつか山手線の中で見た、明らかに髪を自分で彩色したと思しき方。
髪の生え際にまで太い線を黒々と書き込んでいた。地肌に、です。涙ぐましい、というべきか。
でも良く考えてみれば、昔武家の女性は髷を結っていたせいで薄くなってしまった生え際に杉の枝を焦がした「お際墨」、おきわずみ、というもので黒く描きこんでいたそうな。
今に生きる武家の作法!!

もうお一人はすごかった。こちらは西武線内。
リーゼントスタイルだったが、もう大分残り少なになっている資材でたか〜〜く盛り上げているものだから向こうが透けて見えた!建築法違反、地震が来たらひとたまりもないだろう。電車の中で通路を挟んだ真向かいに座っていたのだが何の問題もなく車外の景色が楽しめました。まるでアタマの上に鳥かごでも乗っけているかのようでした。小鳥さんが中で囀っていてもおかしくない。
あれは本当は鳥かごだったのかもしれない。

というわけで昨日も渋谷から代々木まで一人で笑いどおしでした。


おみみ

タネも仕掛けもありません。

selber at 09:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)