ドッジボール

2009年02月21日

ドッジボールはお好き?

二種類の人間が存在する。

ドッジボールが好きな人。
そしてドッジボールが嫌いな人。

小学校での体育の時間に、整列して準備体操なんかを終えた後、先生がボールを取り出して「では、ドッジボールをしましょう。」というと目の色の変る人が何人かいたものだ。「血がたぎる」という感じでしたね。あれは。
そういう子は、猟犬のようにボールに向かって突進し、わっしと掴み取り、地響きを立ててドリブルをしながらターゲットを定めて次の瞬間には空気を切り裂かんばかりの弾丸を発射する。こちらはただただ怯えながら逃げ惑うばかり。頭の中は「鼻血。付き指。膝小僧のすりむけ。」などの血なまぐさい恐怖が駆け巡るばかりで、逃げようとしても足がすくんでうまく行かない。味方のボールになってひと安心したのも束の間、うかうかしていると流れ弾にやられる。そしてボールはあっという間に敵方に渡り、また次なる獲物を品定めする血走った眼差しにさらされる。

あの、ドッジボールを楽しんでいる子達の爛々とした眼差しはいまだに忘れられない。

dodgeとは「身をかわす」という意味である。飛んでくるボールからひらりと身をかわして生き残るのがそもそものゲームであるはずだ。しかし、敵が身をかわしそこねるようなボールを投げることが目的となり、更には相手の身体にボールを力いっぱい叩きつけるというところまで行ってしまったのが少なくともわたくしの子供のころの「ドッジボール」だった。
本当のドッジボールは知らないが(日本ドッジボール協会というものがあるらしい。同様の物がアメリカにもあった。カナダでも盛んらしい。)わたくしの体験したようなゲームは、残虐性を助長するだけのような気がする。ドッジボールのせいで球技が嫌いになったという人も何人も知っている。
今でも小学校などでやられているのだろうか?

あなたはどちらですか?
ドッジボールはお好き?

デッドボール、というものもあるようだ。
これは大将が殺されたらそこでおしまい、ということだ。

どちらにしても大嫌い!!!




selber at 22:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)