皆さま、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。セレガーラ交通局のセレガーラ提督です。
今回は鉄道コレクション第7弾にて製品化された大井川鐵道 モハ1001に付属しているアンテナパーツを取り付ける加工を行いましたので、ご覧ください。
上記のツイートを見て、どうやって加工されたのか気になった方もいるのではないのでしょうか。疑問を持った方のために今回は上記のツイートの内容を詳しくしていきます。

大井川鉄道モハ1001とは?
元々は、ラブライブ!!サンシャインのラッピング電車でお馴染みの伊豆箱根鉄道が1963年(昭和38年)から2005年(平成17年)にかけて保有していた1000系電車で駿豆線で使用されていました。自社オリジナル車両と親会社の西武鉄道からの譲受車が存在しました。このうち大井川鐵道に譲渡されたのは1次形で第1編成となる1001Fで、譲渡に際し2両編成化されて運用されましたが、1998年(平成10年)に土砂崩れによって線路上に堆積していた土砂に乗り上げ、脱線して架線柱に衝突する事故を起こしました。当初は修復される予定でしたが、損傷が予想されていた以上に大きかったことから修復を断念、翌1999年(平成11年)に廃車となり、廃車後は長らく新金谷駅から離れた場所にある引込み線に野ざらしの状態で放置されていましたが、2005年に解体されました。

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まずは屋根を外します。この車両は車体と屋根がネジで固定されているため、ドライバーを使用してネジを外し、屋根パーツを折らないように慎重に外します。

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屋根パーツを外すと内側にガイド部がありますので、そこに合わせて1mmのドリルで穴を開けます。

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穴を開けるとこのようになります。バリが出ることがありますので慎重に削って目立たないようにします。

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内側から見るとこのようになります。写真では分かりにくいですがしっかり穴が空いています。

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ここでアンテナパーツを取り出します。下側のアンテナパーツはどこかで見たことあるような気がしますね。

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デザインナイフでアンテナパーツを切り出します。ここでアンテナパーツを折らないように注意しましょう。

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そして所定の位置に取り付けます。取り付けが緩い場合はゴム系接着剤を使用します。

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最後に屋根パーツを元に戻します。ここで屋根パーツの前後を間違えないように注意します。その後、ネジを締めてアンテナ取り付けは終了です。
次はパンタグラフ取り付けか動力ユニット取り付けのどちらかを予定しております。

トミーテックがここまで影が薄い車両を製品化してくるとは中々だと思いますが、私が購入したのは5年ほど前だったと記憶しております。パッケージを飾った車両ですが、当時はかなりマニアックだったのかもしれませんね。