今週のメインはエプソムカップ。
 1番人気は過去10年で4勝、2着3回。まずまずの連対率だろう。世代別では4歳馬が7勝、5歳2勝、6歳1勝。4歳馬が強い傾向にある。
 指数上は、前走指数上位の馬と、平均指数の上位馬たちが連軸の中心になっている。全体としても指数上位馬が活躍するレースだろう。

 今年の指数上位は、ソウルスターリング、ミッキースワロー、ソーグリッタリング、ダノンキングダム、ハクサンルドルフ、サラキアなど。
 スピード指数の高さと安定感で5歳馬ミッキースワローが少し抜けた存在だ。

 ミッキースワローは 4歳時にセントライト記念を勝ち、菊花賞は6着。その後の古馬G1戦線では大阪杯が5着、ジャパンカップも5着に好走してきた。有馬記念は11着と振るわなかったが、指数の高さは上々で、能力の高さは示した。休み明けだった前走の新潟大賞典は、スローペースの差し脚比べになって、トップハンデの57.5キロを背負った同馬にとっては厳しいレースだったはずだが、中団後方から長くいい脚を使って3/4馬身差の2着にまで浮上してきた。上りタイムはメンバー中2番目だったが、負担重量を考えれば上がりは最上位で、ほぼ限界値に近い差し脚だったといえる。

 逃げるのはダノンキングダム、カラビナあたりだが、いずれにしてもスローペース気味の流れになるだろう。ミッキースワローは今回、他の馬とほぼ同じ56キロの負担重量で乗れるから、新潟大賞典で発揮した鋭い差し脚が使えれば、勝機は十分だろう。
 相手の中心は先行できるソーグリッタリング、ソウルスターリング、ダノンキングダムに、差し脚上位のレイエンダ、プロディガルサンなど。

 マーメイドSは波乱の多い牝馬限定のハンデ戦。1番人気馬は2勝、2着1回、3着1回とやや不振の傾向にある。トップハンデ馬も1勝、2着1回、3着2回。指数上は前走指数上位馬が中心になっている。
 今年の指数上位は、ダンサール、サンティール、レーツェル、サラス、フローレスマジック、モーヴサファイア、ランドネなど。
 トップハンデは55キロのフローレスマジックだが、他の馬たちは50キロ前後の軽ハンデ馬が多く、今年も波乱の気配が漂う。

 牝馬限定戦だけに、スローペースは必至で、長く使える差し脚は必須条件だろう。
 長くいい脚を使えるのは、レッドランディーニ、ウスベニノキミ、レーツェル、ウインクルサルーテ、アドラータ、ダンサール、サンティール、サラスなどだが、ここは先行できて差し脚上位のダンサール、レーツェル、レッドランディーニに注目したい。
ともに4歳の格上挑戦馬たちで、51キロの軽ハンデは当然だろう。前走指数最上位はダンサールで、ハンデが軽い分、指数は高くあらわされるが、格上挑戦とはいえ力が足りないわけではない。軽ハンデを生かして先行できれば、粘り込みも可能ではないか。