2012年12月08日

阪神ジュベナイルフィリーズ展望

2006年から現在の外回り、坂のあるタフなコースの1600mとなり、最初の勝ち馬はウオッカ(日本ダービーなど)。
続く07年の勝ち馬はブエナビスタ(もう少しで牝馬3冠馬)、
さらに09年はアパパネ(牝馬3冠馬)。

ここ2年のレーヴディソール、ジョワドヴィーヴィルこそ故障などでクラシック馬となっていないが、
「阪神ジュベナイルF」の勝ち馬=クラシックホースの図式ができ上がっている。

もともと阪神の1600mは桜花賞と同じなので、最初の桜花賞とは強く関連していたが、
2歳戦が早まり、距離1600〜2000mの2歳のポイントレースも珍しくなくなった現在、
早熟系のスピード馬の勝つ「2歳GI」ではなくなっている。
早くも3歳クラシックの主役が浮かび上がるレースに変化している。

といって、変にハードルを高く設定して検討することはないが、やがてのA級馬を探すのがメインテーマであることだけは間違いない。
まだ人気(この時点での評価)と、本当の能力とは一致しないことも多い。
ウオッカは4番人気、アパパネも2番人気、トールポピーは3番人気だった。

新設のアルテミスSを1分33秒8の2歳コースレコード(東京)で制した◎コレクターアイテム中心。
大外から上がり33秒5で猛然と突っ込んできたアユサン(父ディープインパクト)に交わされそうに見えたが、外に出して馬体を接近させると、最後は捻じ伏せるように抜け出した。アユサンのレース運びが強引過ぎたこと(最後に止まった)、うまくインから早めに動けた利もあったが、2着アユサンとの差はスケールの差だった印象がある。

このレースに4頭も出走馬を送った今年は絶好調のハーツクライ産駒。
3代母オールドスタッフはベガの半姉。ベガの一族より、ガイガーカウンター、ストームバードなどが配されているから、
トモ高の体型も合わせ、2400m級に距離が延びるのは歓迎ではない気もするが、逆に1戦ごとに確実にタイムを短縮しているマイル戦での信頼性は高いと思える。
直前の追い切りは同厩のローブティサージュに見劣ったが、これはローブティサージュの上昇と調教駆けを示すもので、コレクターアイテムの脚いろもいっぱいではなかった。

相手筆頭は、サウンドリアーナ(父ケイムホーム)。
1600mに延びた程度では評価は下げられない。前走1400mを1分20秒8で独走しながら、最後の1ハロンも楽々と11秒6。折り合いさえすれば、1600mはベストに近い距離だろう。

以下、アユサン、ローブティサージュ。
ハーツクライのカラフルブラッサム、スティンガー産駒のレッドマニッシュのレースぶりにも大きく注目しておきたい。

selvas2 at 17:11コメント(0) 

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