2013年06月

2013年06月30日

食品スーパー、税抜き価格へ 消費増税で値上げ誤解防ぐ

朝日新聞デジタル 6月29日(土)15時12分配信

来年4月予定の消費増税にあわせ、食品スーパーの多くが「税抜き価格」を採用する方向になった。税率のアップを、値上げだと誤解されるのを避ける狙いだ。「税込み価格」(総額表示)を続ける店が出てくれば、消費者が混乱する可能性がある。

「税抜き表示」採用は、食品スーパー99社が加盟する「日本スーパーマーケット協会」の川野幸夫会長(ヤオコー会長)が28日、記者会見で明らかにした。

川野氏は、関東を地盤に自身が経営するヤオコー(約120店)で「税抜き表示」にすると表明。協会に加盟する他の食品スーパーについても「ほぼ、本体価格の表示(税抜き)で統一されていくと思っている」とした。

価格表示は2004年から「税込み」が義務付けられた。だが、消費増税に伴い、17年3月までの時限措置で「税抜き」も認められる。仕入れ、納入の際に増税分を価格に上乗せしやすくする狙いだ。

とはいえ、総額表示はすでに定着しており、「税抜きだけでは、いくら払うかすぐに分からない。消費者に不親切だ」(大手スーパー)との声も強い。イオンやセブン&アイ・ホールディングスは「対応を検討中」とし、これら大手スーパーやコンビニの業界団体は態度を決めかねている。「税込み」と「税抜き」の併記を探る動きもある。


selvas2 at 18:40コメント(0) 
土曜日の夕方に弱雨の予報がある程度で、良馬場の見込み。開催日程の変化した今年は開幕週のラジオNIKKEI賞となった。高速馬場に乗ったスピード決着必至だろう。

ハンデ戦となった2006年以降、1番人気に支持された馬は1頭も勝っていない(2着は1頭)。
古馬のハンデ戦以上に難しい面があって、波乱の連続。キャリアの浅い3歳馬同士だから、ハンデと能力が一致しないことが多い。

ただし、今年の組み合わせの特徴は、強気に先行するスピード型が少ないこと。GIのスピード重賞NHKマイルCを,「3,5,6,9着」と好走したグループのスピード能力がストレートに反映される可能性が高く、
そうなると展開の紛れがもたらす難しい波乱の可能性は小さいのではないか、と考えることができる。

そのNHKマイルCを5着している◎ガイヤースヴェルト(父ダイワメジャー)から入る。
初芝となった1800mの毎日杯は、うまく好位で流れに乗り、直線抜け出してそのまま粘り込もうかというレース運び。最後はあっさり差し切られてしまったが、勝ったのがのちの日本ダービー馬キズナでは仕方がない。
負けはしたものの、初芝の1800mを1分46秒7(上がり36秒0)で乗り切ったのだから立派なものである。

当然、NHKマイルCでは高い支持を受けたが、どちらかというと強気に先へ先へ…のレース運びが多いC.ウィリアムズ騎手に乗り替わっていたためか、芝2戦目の3歳馬とすればかなり厳しいラップを踏んでしまった。
逃げ馬を2番手で追って、この馬の前半1000m通過は57秒9。猛ペースというほどではないが息の入れにくい流れ。
そこから直線に向くと、待たずにスパートを開始して逃げ馬を捕らえにかかり、ガイヤースヴェルトの踏んだラップは「11秒3-11秒5…」。
1400m通過は1分20秒7となり、ここがきつかった。
結局、同馬は最後の1ハロン12秒3と鈍り、マイネルホウオウ、インパルスヒーロー、そして今回も対戦するフラムドグロワール(父ダイワメジャー)などにかわされて5着に沈んだが、厳しい中身を考えると負けて納得だった。

今回は小回りの1800m。強引に飛ばす馬は見当たらないので、すんなり平均ペースの2〜3番手が可能。相手の出方によってはマイペースもある。

ダイワメジャー産駒は、スピードが前面に出すぎるところがあるが、ガイヤースヴェルトの牝系はパワーと底力が真価。
種牡馬グリーンダンサー、エルバジェなどが一族の代表馬になり、
3代母アイリッシュヴァリーの1歳上の半姉ヴァレダンサントは、みんなオルフェーヴルが勝ったと思った昨年の凱旋門賞を、(なにもそんなにムキなって追わなくてもいいのに)ペリエ騎手が差し切ってしまったソレミアの祖母である。

最大の強敵は、平坦に近い福島コースに移ってさらにシャープな切れが生きそうな戸崎騎手のインプロヴァイズ(父ウォーエンブレム)。おそらく1800mこそベスト。デキも目立っていい。同馬はガイヤースヴェルト逆転もある。

そのあと、NHKマイルCで接戦を展開したシャイニープリンス、フラムドグロワール。
押さえに、アドマイヤドバイ、ダイワストリーム、ミエノワンダー。


selvas2 at 07:07コメント(0) 

2013年06月29日

サマースプリントシリーズの第2戦目となりました第49回CBC賞、
14頭による芝1200mレース、尾張名古屋夏の6ハロンの電撃戦です。
昨年のこのレースの勝ち馬マジンプロスパーが58キロ、ザラストロ最軽量の51キロ武豊、ハンデ差は7キロあります。最後に14番トップハンデのマジンプロスパーが収まりました。


ゲートが開きました!
好スタートは7番のアイラブリリ、これを外からかわしていったのがハクサンムーンです、
ハクサンムーン先頭、アイラブリリが2番手、3番手エーシンダックマン、外を通ってマジンプロスパー、インコース2番のダイシンプラン、その後ろキョウワマグナム、青い帽子芦毛の馬体はザッハトルテ、
最内バーバラ、9番のヘニーハウンド、その後ろピンクの帽子ヤマカツハクリュウ、さらに3番のボストンエンペラー、ウインドジャズが追走していきます、その後ろ4番のサドンストーム、最後方武豊とザラストロ、34秒前半で残り600を通過しました。

これから4コーナーに向かう16頭、ハクサンムーン先頭、アイラブリリ2番手、外からマジンプロスパー3番手、エーシンダックマン、内から2番のダイシンプランも来ている。

第4コーナーをカーブして直線!
先頭はハクサンムーン、アイラブリリ2番手粘っている、外からマジンプロスパー、ザッハトルテも来ているが、逃げるハクサンムーンリードは2馬身!
200を通過しました!あいだからキョウワマグナム、キョウワマグナムがあがってきた!
ザッハトルテ差を詰める、内からはバーバラ、サドンストームも追い上げる、しかし先頭はハクサンムーン、マジンプロスパー福永が追う!キョウワマグナム!キョウワマグナム!キョウワマグナム一気に前をとらえる!
キョウワマグナム!キョウワマグナムだゴールイン!!
1分08秒0!

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秋への飛躍を誓う16頭の3歳馬が、福島競馬場をさらに熱くします。
G3・第62回ラジオNIKKEI賞、芝1800mのハンデ戦です。
トップハンデ56キロの馬が3頭、最軽量はブリリアントアスクの50キロ、ハンデ差は6キロとなっています。
最後にシンネンが16番ゲートに誘導されて収まりました。

スタートしました!
正面スタンド前からのスタート、ナンシーシャインが行きます、カフェリュウジン同じ赤い帽子、外からダイワブレイディ、さらに外からガイヤースヴェルト、ミエノワンダーと人気どころが前の方へ押し寄せていきます、
フラムドグロワールがいて、内からはサンブルエミューズ、その後ろにシンネンであります。
内からアドマイヤドバイ、ダイワストリーム、シャイニープリンスと真ん中に2頭います、
4番がカシノピカチュウ、ケイアイチョウサン緑の帽子、インプロヴァイズ戸崎圭太後方からの競馬、2コーナーから向こう正面に入ります、ダービーフィズ後方2番手、最後方ブリリアントアスクであります。

バックストレッチ、ナンシーシャイン先頭で1馬身のリード、芦毛のダイワブレイディ2番手、外からガイヤースヴェルト2番手を窺います、カフェリュウジン4番手、ダービー帰りのフラムドグロワール、
人気の一角ミエノワンダーがいました、外からジワジワとシンネン上がってくる、
1000m通過は1分ちょうど、最内サンブルエミューズ、黒い帽子はアドマイヤドバイであります。ダイワストリームがいて、9番のシャイニープリンス、その後ろカシノピカチュウ、インプロヴァイズ押し上げていきます、
ケイアイチョウサンと続いて、依然としてダービーフィズとブリリアントアスク、この2頭は後方からの競馬で早くも残り400にさしかかります、逃げているのはナンシーシャイン、外からガイヤースヴェルトがいい手応え、ダイワブレイディ、大外からミエノワンダー!

第4コーナーをカーブして直線!
ナンシーシャインリードがなくなった、ガイヤースヴェルトかわして200を通過!
追ってくるのはフラムドグロワール、さらにミエノワンダー、大外からインプロヴァイズ!
ガイヤースヴェルト先頭、ガイヤースヴェルト初重賞制覇ゴールイン!1分49秒0!



selvas2 at 21:16コメント(0) 

2013年06月28日

今週から関東は福島に開催が移る。7、8月は新潟の開催があって、9月まで首都圏での開催はないが、夏は夏で旅の楽しみもあるだろう。
福島開幕週の重賞は3歳限定のハンデ戦・ラジオNIKKEI賞。
500万条件を勝ったばかりの馬から、クラシック戦線で戦ってきた馬、重賞で好結果を残してきた馬たちが入り交じって、まさに玉石混淆。
重賞で上位の馬たちが重ハンデを課される傾向で、人気にもなるが、例年トップハンデ馬も1番人気馬も苦戦続きだ。指数上もランク外の馬たちの活躍が目立つ。

今年はフラムドグロワール、ガイヤースヴェルト、シャイニープリンス、カシノピカチュウ、ダービーフィズなどが指数の上位馬だ。

ハンデは指数上位の3頭、フラムドグロワール、ガイヤースヴェルト、シャイニープリンスが横並びで、56キロのトップハンデを課せられている。ともにNHKマイルCに出走して、3、5、6着の馬たちだが、トップハンデ馬は、ハンデ戦になってから過去7年で2着が1回あるだけ。重賞実績も過信はできない。

しかし、これまでトップハンデ馬たちは重賞に出走していたとはいえ、2桁着順や7着以下に負けている馬たちがほとんどだった。今年のNHKマイルCで、果敢に先行して勝ち馬と差のない3着に粘ったフラムドグロワールは、これまでのトップハンデ馬たちとは違う別格として高く評価して良いのではないか。
NHKマイルCのあとは、ダービーに出走して10着に負けたが、指数上は勝ち馬とも大きな差はなかった。
その先行力からすると小回りの福島は合うだろうし、距離が短くなるのも好材料ではないか。

過去の傾向からは、クラスにかかわらず、前走勝っている馬が過去7年で4勝、2着にも2頭いる。
春の序列より、今の勢いがモノをいうレースを意識するなら、前走500万条件を勝ち上がってきた、瞬発力の鋭いインプロヴァイズ、ダイワストリームからの手もあるかもしれない。

中京競馬場は芝1200のハンデ戦、CBC賞がメイン。
今年の指数上位は、ハクサンムーン、アイラブリリ、マジンプロスパー、ザッハトルテ、ザラストロ、ヤマカツハクリュウ、エーシンダックマン、サドンストームなど。昨年の勝ち馬マジンプロスパーが、58キロのトップハンデを背負う。

中京の芝コースは差し馬に向く。
上がりの脚があるザッハトルテ、ザラストロ、ウインドジャズ、バーバラなどが有利だろう。
なかでも距離が短くなって、鋭い瞬発力が生かせそうなザッハトルテ。
マイペースの逃げなら、ハクサンムーンの逃げ切りも想定しておきたいところ。


selvas2 at 18:23コメント(0) 

2013年06月27日

夏競馬を彩る3歳馬限定の名物重賞レースとして定着しているラジオNIKKEI賞。
春のクラシック戦線を戦ってきた実績馬たちと、秋の飛躍を狙う新興勢力が福島競馬場の芝1800mで激突する。
今年は開催日程の変更で2回福島競馬のスタートが2週間繰り下げられたものの、
このレースの日程は過去10年と同様に7月初旬のままで変わらず、
例年の開催3週目から開幕週に繰り上げて行われる。
非常にバラエティーに富んだ顔ぶれがエントリーしており、どの出走馬にとっても、勝てば嬉しい重賞初制覇。
4月の1回福島競馬以来の開催で絶好の馬場状態となっている芝コースを舞台に熱い戦いが繰り広げられる。

今回の登録馬の中で春のクラシック出走組の代表格は、ただ1頭日本ダービーに出走したフラムドグロワール(牡3・藤沢和雄)だ。
結果は10着に敗退したが、前々走のNHKマイルCでは8番人気ながら3着に食い込んでおり、昨年暮れの2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティSでも4着に善戦。
重賞タイトルこそ手にしていないものの、世代トップクラスと何度も接戦を演じてきた実績を誇る。激戦となった日本ダービーから中4週での臨戦となるが、6月19日の1週前追い切りは美浦南Wコースで素軽い動きを披露。初重賞制覇に向け、着々と臨戦態勢を整えてきている。

ガイヤースヴェルト(牡3・斎藤誠)は、芝・ダートを問わずにハイレベルな走りを見せているダイワメジャー産駒。ダート1800mのメイクデビュー中山を7馬身差で圧勝すると、2戦目の500万下(東京・ダート1600m)では、のちにユニコーンSを制する1着馬ベストウォーリアとハナ差の2着。初めて芝を使われた3戦目の毎日杯で2着に食い込むと、続く前走のNHKマイルCでも5着と掲示板を確保した。
父を彷彿とさせる、パワフルな先行力が最大の持ち味。小回りコースの福島・芝1800mという舞台は合う公算が大きい。

ミエノワンダー(牡3・国枝栄)は、デビュー2戦目の未勝利で初勝利を飾ると、500万下クラスも昇級2戦目の山桜賞(いずれも中山・芝2000m)を勝ち上がった。
4戦2勝の戦績で臨んだ前走のダービートライアル・プリンシパルS(東京・芝2000m)では堂々の1番人気に支持されたが、結果は惜しくもクビ差の2着。
1着馬のみに与えられる日本ダービーの優先出走権に手が届かなかった。その後はこのラジオNIKKEI賞に目標を切り替え、順調に調教を消化している。秋の大舞台へ駒を進めるためにも、ここで重賞初制覇を飾っておきたいところだろう。

シャイニープリンス(牡3・栗田博憲)は、昨年12月のメイクデビュー中山で4着に敗れたが、続く未勝利(いずれも中山・ダート1200m)と500万下(東京・ダート1400m)で連勝を飾った。
初めて芝を使われた前々走のオープン特別・橘S(京都・芝1400m)では、7番人気の低評価を覆して中団から鮮やかに差し切り勝ち。3連勝で臨んだ前走のNHKマイルCは11番人気ながらも、優勝馬マイネルホウオウから0秒3差の6着に健闘した。今回は初距離の芝1800mに対応できるかどうかが鍵となるが、芝のレースではまだ底らしい底を見せていないだけに、楽しみは大きい。

アドマイヤドバイ(牡3・橋田満)は、初勝利を挙げるまでに3戦を要し、未勝利(京都・芝1600m)を勝った直後に挑んだ4戦目のラジオNIKKEI杯2歳Sが7頭立ての5着。
5戦目の500万下・福寿草特別(京都・芝2000m)は2着と勝ちきれなかったが、続くGIII のきさらぎ賞で3着に好走し、重賞でも通用する力があることを実証した。前々走の皐月賞トライアル・若葉S(阪神・芝2000m)で10着と大敗し、クラシックの大舞台には立てなかったものの、約3か月の間隔をあけて臨んだ前走の500万下(阪神・芝1800m)を1番人気に応えて快勝し、重賞戦線に戻ってきた。これまで強い相手と戦ってきただけに、好勝負は十分に可能だろう。

インプロヴァイズ(牡3・堀宣行)は、デビュー3戦目の東京スポーツ杯2歳S3着がキラリと光る戦績だ。
未勝利(東京・芝1800m)を勝ったばかりで7番人気と前評判は低かったが、後方待機から最後の直線で力強く末脚を伸ばし、1分46秒0の2歳JRAレコードで優勝したコディーノに0秒5差まで詰め寄った。その後はやや伸び悩んでいたが、前走の500万下(東京・芝1800m)で待望の2勝目をマーク。同厩舎で昨年のラジオNIKKEI賞を制したファイナルフォームに続くことができるか、大いに注目したい。

シンネン(牡3・浅見秀一)は、レースを使われながら徐々に成長し、5戦目の未勝利(中京・芝1600m)と6戦目の500万下・あすなろ賞(小倉・芝2000m)を連勝した。
皐月賞の優先出走権(3着以内)獲得を狙った前々走のスプリングSは0秒7差の9着に敗れたが、続く前走の京都新聞杯では10番人気ながら4着(同着)に善戦。次走で日本ダービーを制する優勝馬キズナと0秒4差の競馬を演じた。父はオルフェーヴルなど大物を多数輩出しているステイゴールド。これからさらに力をつけていきそうなムードが漂っている。

ケイアイチョウサン(牡3・小笠倫弘)は、すでに10戦と豊富なキャリアを持つステイゴールド産駒。
今年初戦の京成杯で優勝馬フェイムゲームから0秒2差の3着に好走した実績を持っている。
初めて古馬と対戦した前走の1000万下・稲村ヶ崎特別(東京・芝2000m)では2番人気の支持を受けたものの7着に敗れているが、1600万下クラスからの降級馬など好メンバーが揃っていた。3歳馬同士のGIII なら、上位に食い込むチャンスは十分にあるだろう。

バロンドゥフォール(牡3・久保田貴士)は、デビュー前から馬体と動きの良さが目立っていたディープインパクト産駒。メイクデビュー東京(芝1600m)と2戦目の未勝利(東京・芝1800m)は連続2着に惜敗したものの、3戦目の未勝利と4戦目の500万下(いずれも中山・芝1600m)を連勝。
デビューからの4戦すべてで1番人気に支持された素質馬だ。
初めて古馬と対戦した前走の1000万下・江の島特別(東京・芝1600m)は8着敗退とデビュー以来初めて連対を果たせなかったが、スタートで出遅れて最後方を追走し、勝負どころから馬群の外を回る展開が大きく響いた印象。3歳限定重賞でスムーズな競馬ができれば、大きな変わり身を見せてもおかしくない。

ダービーフィズ(牡3・小島太)は、弥生賞7着、青葉賞12着と近2走は重賞でひと息のレースが続いているが、5走前の未勝利(東京・芝2000m)と3走前の500万下・若竹賞(中山・芝1800m)の勝ちっぷりは実に鮮やかだった。
前走の青葉賞で3番人気という高い支持を集めたことが示すとおり、潜在能力は重賞のメンバーに入ってもまったく引けを取らないはずだ。約2か月のレース間隔をあけて成長を促された今回は、巻き返しが期待できる状況にある。

ナンシーシャイン(牝3・岩戸孝樹)は、前々走の桜花賞トライアル・フィリーズレビューで2着に食い込み、桜花賞の優先出走権(3着以内馬に付与)を獲得。
前走の桜花賞は、18頭立ての17番手追走から最後の直線はまずまずの伸び脚を見せて、15番人気ながら8着と前評判を上回る走りを披露した。
この中間は放牧でリフレッシュを図られ、激戦の疲れが取れて上々の気配を見せている。今回は約3か月ぶりの実戦に加えて、牡馬が相手で芝1800mの距離も未経験と条件は楽ではないが、能力的にも軽視は禁物だろう。

サンブルエミューズ(牝3・加藤征弘)は、2歳秋にオープン特別の芙蓉S(中山・芝1600m)で牡馬相手に快勝。その後もフェアリーS3着、桜花賞6着など牝馬重賞戦線で幾度も上位争いを演じてきた。
芙蓉Sで2着に退けたフラムドグロワールが今春のNHKマイルCで3着に好走したことから、間接的にこの馬も重賞を勝てるレベルの実力馬と言えるだろう。
予定していた3週前の1600万下・多摩川S(東京・芝1600m)への出走がかなわず、このレースに目標を切り替えて調整されてきたが、むしろ仕上がりが進んだ印象。自在な脚質とあって、小回りの福島コースに問題なく対応できるだろう。

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昨年のCBC賞は3年ぶりに中京競馬場での開催となったが、改装前よりもはるかに直線が長くなり、芝コースも思っていた以上にタフな馬場状態。小回りで平坦コース向きのスピード馬が強かった過去の傾向は、まるで通じなくなっていた。
昨年の勝ち時計1分08秒7は過去10年で6位タイの時計だが、改装後のレコードタイム決着となった。
今年は改装2年目で芝の生育状況も変わって開幕週らしい時計勝負になるかもしれないが、それでも他の競馬場の開幕週とは違うイメージを持ったほうがいいだろう。開催初日の土曜日の競馬から、芝の状態をしっかりとチェックしておきたい。

昨年と同じ傾向のレースになるなら、連覇を目指すマジンプロスパー(牡6・中尾秀正)にとっては、願ってもない舞台になる。
前走の読売マイラーズC(6着)後に短期放牧を挟んでの調整。太めが残りやすいタイプだけに、汗をかきやすいこの時季は合っている印象だ。19日の1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン52秒4−3ハロン37秒7−ラスト1ハロン12秒2をマーク。迫力十分の動きを見せている。トップハンデの58キロを克服できるかどうかが鍵になるが、上位争いは必至と見てもいいだろう。

前走のGI・高松宮記念で10番人気の低評価を覆して3着に好走したハクサンムーン(牡4・西園正都)は、この中間に短期放牧を挟んで、精神面のリフレッシュを図られた。2歳12月のメイクデビュー阪神(芝1400m)を快勝した素質馬。今回は約3か月の休み明けとなるが、20日の1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン55秒5、ラスト1ハロン12秒3をマーク。調教駆けするこの馬にしては内容が軽いが、気のいいタイプでそれほど心配はいらないはずだ。

サドンストーム(牡4・西浦勝一)は、今夏のクラス再編成で1600万下クラスに降級したが、前走の1600万下・水無月S(阪神・芝1200m)で格の違いを見せて快勝、わずか1戦でオープンクラスへ復帰した。
ここは、再び悲願の重賞初制覇を目指すことになる。水無月Sが約3か月半の休み明けで、今回は叩き2走目。中間の気配では、中1週の疲れよりも上積みのほうを感じる。開幕週の馬場だけに、前残りの展開で差し届かずの競馬だけは避けたいところだろう。

前走の高松宮記念12着後、休養に入っていたツルマルレオン(牡5・橋口弘次郎)がこのCBC賞から始動する。高松宮記念の競走中に鼻出血を発症して1か月の出走制限となったために、この中間はひとまず放牧に出して、英気を養うことに専念。その効果もあってか、19日の1週前追い切りは栗東坂路で4ハロン51秒3−3ハロン37秒9−ラスト1ハロン12秒8と好タイムをマークしている。仕上がり良好と見ても良いだろう。
昨年の高松宮記念で13着に敗れたあと、3か月ぶりの実戦となった1000万下の皆生特別(阪神・芝1400m)を優勝しており、休み明けでも侮れない存在だ。

バーバラ(牝4・小崎憲)は、今夏のクラス再編成で1600万下クラスに降級。
ここは格上挑戦になるが、今回と同じ中京・芝1200mで行われた前々走の1600万下・トリトンSがかなり強い競馬だった。道中は18頭立ての13番手を追走し、上がり3ハロン34秒0(推定)の末脚で馬群の外から豪快な追い込みを披露して差し切り、4連勝を飾っている。ハンデキャップ重賞なら、実績馬にも引けを取ることはないだろう。
前走のオープン特別・鞍馬S(京都・芝1200m)で6着に敗れたあと、短期放牧に出されて今回は中7週のレース間隔となるが、仕上がり早のタイプだけに、問題はないはず。20日の1週前追い切りは栗東坂路で4ハロン50秒3の好時計をマーク、抜群の動きだった。

ザッハトルテ(牝6・牧田和弥)は、前走のGI・ヴィクトリアマイルで16着に大敗したが、重賞初挑戦に加えて、〔0・0・0・2〕と実績のなかった芝1600mで、厳しい条件が揃っていた。
今回は重賞挑戦も2度目と慣れも見込めるうえに、GIII のメンバーで相手関係が楽になるのは、好材料と言える。19日の1週前追い切りは、栗東CWコースで5ハロン65秒7の好時計をマーク。相変わらず活気のある走りを見せているだけに、巻き返しを期待してもいいはずだ。


アイラブリリ(牝4・福島信晴)は、前走の高松宮記念でハナにたてず、道中は2・3番手からの競馬になって11着敗退。今回も同型のハクサンムーンとの兼ね合いが鍵になるが、荒れた最終週の馬場から芝の生え揃った開幕週の馬場に替わるのはプラス材料と言える。
19日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは、4ハロンが56秒2と全体の時計は速くはないものの、ラスト1ハロンは12秒0をマーク。シャープな伸び脚を披露している。今回は約3か月の休み明けとなるが、自分で体を作るタイプの馬だけに、好仕上がりで出走してくるだろう。


3歳馬で唯一エントリーしてきたザラストロ(牡3・武藤善則)。2009年のエイシンタイガーと2010年のダッシャーゴーゴーが52キロの軽ハンデを活かして2着に好走するなど、3歳馬の活躍が目立つ舞台でもある。
昨夏の新潟2歳Sでは、未勝利(新潟・芝1600m)勝ち直後ながら、1分33秒5の2歳コースレコードで優勝した実績の持ち主だ。前走のGI・NHKマイルCは16着と大敗を喫したが、51キロの軽ハンデで出走できる今回、一気の変わり身を見せても驚けない。

前走の1000万下・小豆島特別(阪神・芝1400m)でメンバー中最速となる上がり3ハロン33秒5(推定)の豪脚を発揮して勝ち上がったラトルスネーク(牡5・須貝尚介)。
レースの上がり3ハロンタイム34秒7を1秒2も上回る末脚は、格の違いを感じさせるものだった。
まだ1600万下クラスの身でここは格上挑戦となるが、出走がかなえば面白い存在になるだろう。
定量だった前走の57キロからハンデキャップ競走の今回は53キロと斤量が4キロも軽くなるうえ、折り合いが鍵のタイプだけに、オープンクラスの速い流れのほうが競馬はしやすくなりそう。能力は重賞のここでも通用するものがあるはずだ。

selvas2 at 19:33コメント(0) 

2013年06月26日

製品が大きく、売り場面積の大部分を占め、ものすごい存在感です。
ジオンがこれを量産したら、確かに連邦軍などひともみでしょう。
次に馬券を当てたら買ってみよう。

selvas2 at 22:18コメント(0) 

2013年06月25日

今週水曜は大井で上半期の古馬ダート王を決める、第36回帝王賞が行われる。
今年は JRA所属の6頭、プラス川島正行厩舎に移籍したスーニの実に7頭もがGI勝ち馬という、超の付く豪華メンバー。
また、どの 馬が勝っても帝王賞は初のタイトルとなり、まさに新時代を切り開く、ニュースター誕生の瞬間となるであろうレースである。

それだけに実力はもとより、展開、状態、あるいは純粋に好みかそうでないかと重視するファクターしだいでは、どこからでも狙える一戦といえるだろう。

かしわ記念で期待通りの勝ちっぷりを見せてくれたホッコータルマエ、
大井二千なら大賞典を評価してローマンレジェンド、ハタノヴァンクールも差がない 。

ニホンピロアワーズから見ていこう。
やはり昨年のJCダートとその近辺のレース内容。例えば対ホッコータルマエは、昨秋以降2勝1敗だが、その1敗も アンタレスS57キロ対59キロで半馬身差。また対ローマンレジェンドは、1勝1敗だが、こちらもその1敗はみやこS57キロ対58キロで クビ差である。
他にもワンダーアキュート、ハタノヴァンクールにも先着を許しておらず、現役ダート最強の称号はすでに手中に収めているといって差し支えないだろう。
今回は大井二千の克服が最大のポイントとなるが、ホワイトマズル産駒の大型馬と いえば、南関東でもマズルブラストなど成功例はズラリ。
自身地方ダートの舞台でもすでに重賞3勝をあげており、パワーを 要するこの舞台でも何ら不安はないとみるのが妥当だろう。そして展開面でも、自分のペースで競馬を進められる この馬の長所がフルに生きそうなメンバー構成。
その意味で、もまれない外枠もむしろプラス。早めに抜け出して後続を寄せ付けなかったJCダートの再現も十分。

ホッコータルマエ。ニホンピロはともかく、この馬の昨秋からの充実ぶりにも目を見張るものがあり、前走のかしわ記念も難なく抜け出し初GIのタイトルをゲットした。
ある程度先行しながらも終い伸びる脚があるという点で、スロー必 至のここはこの馬にも展開は有利に働く可能性大。
同斤量のここで新王者誕生を決定付ける期待も十分。

ローマンレジェンド。前走のかしわ記念3着は、やはり久々と距離適性の差と割り切ることは可能だろう。昨年大賞典勝ちでこの舞台向きはすでに実証済み。当時も超の付くスローペースを力で抜け出している。

その大賞典で2着に続いたハタノヴァンクールも、JDD勝ちの実績と合わせ大井二千はベストの条件。
ただ、大賞典では 勝ったローマンと2キロの斤量差があっただけに、以降でその差が埋まっているかが鍵。

ワンダーアキュートも昨年JBCを勝って以降も、常にGIレースで3着以内に健闘しており、ここも当然期待感はもてる。問題は休み明けになる点だが、そのぶん実績よりも少し人気を下げており、仕上がりしだいで馬券的妙味はあるか。

そして前走さきたま杯で久々の勝利を飾ったテスタマッタだが、今回も引き続き戸崎騎手が鞍上。それだけでもむろん怖いが、やはり折り合いをつけやすい前走の条件がこの馬にはベストなのは間違いなく、スロー必至の今回どう我慢させることができるか、鞍上の腕が頼みにはなるだろう。

selvas2 at 18:57コメント(0) 

2013年06月24日

<タツノオトシゴ>誕生の瞬間を撮影 鳥取・浦富海岸

毎日新聞 6月24日(月)11時22分配信


鳥取県岩美町の浦富海岸で、地元のアマチュアカメラマンの山崎英治さん(37)が今月、タツノオトシゴの雄が腹部の育児嚢(のう)から稚魚を放出する瞬間の撮影に成功した。同県山陰海岸学習館の和田年史主任学芸員は「飼育中でも撮影例は少なく、自然環境下での撮影は極めて珍しい」と話している。

タツノオトシゴは雌が雄の育児嚢に産卵し、雄が稚魚になるまで保護する。山崎さんは先月31日午後10時、腹が膨らんだ雄が複数いる浅瀬にスキューバダイビングで潜り、観察を始めた。約5時間後、1匹から体長約1センチの稚魚が丸くなった状態で次々にはき出され、5分間で約40匹が巣立ったという。

山崎さんは、海でよくタツノオトシゴを見かけるが、稚魚放出の環境や時間帯などは分かっていないことを知り、2010年から撮影に挑戦してきた。初めての撮影成功に「言葉が出ず、鳥肌が立った。今後は研究者と生態を調べ、山陰海岸の魅力を発信したい」と話している。


selvas2 at 15:32コメント(0) 

2013年06月23日

JRA上半期の総決算グランプリレース、第54回GI宝塚記念が23日、阪神競馬場2200メートル芝を舞台に行われ、内田博幸騎乗の2番人気ゴールドシップ(牡4=栗東・須貝厩舎、父ステイゴールド)が3馬身半差の圧勝でGI 4勝目。
これまでの競馬とは一変する先行策で『4歳3強対決』を制した。良馬場の勝ちタイムは2分13秒2。

ゴールドシップは今回の勝利でJRA通算13戦9勝。
重賞は2012年GI皐月賞、同GI菊花賞、同GI有馬記念、同GII神戸新聞杯、同GIII共同通信杯、
13年GII阪神大賞典に続く7勝目。
騎乗した内田博は08年エイシンデピュティ以来となる宝塚記念2勝目、同馬を管理する須貝尚介調教師は宝塚記念初勝利となった。

3強対決で注目を集めた岩田康誠騎乗の1番人気ジェンティルドンナ(牝4=栗東・石坂厩舎)は、ゴールドシップから0秒6遅れの3着敗戦。
蛯名正義が騎乗したもう1強の3番人気フェノーメノ(牡4=美浦・戸田厩舎)は、さらに半馬身差遅れの4着に敗れた。
なお、2着には川田将雅騎乗の5番人気ダノンバラード(牡5=栗東・池江厩舎)が積極策で粘りこんでいる。

芦毛の新怪物が鮮やかによみがえった。
力づくでライバルたちをねじ伏せる姿はまさしく“戦艦”。これこそがゴールドシップ本来の姿。
3馬身半という決定的な着差でもって、『3強』論争に明確な答えを出してみせた。
「ホッとしてます。この馬の力をうまく引き出せるように、須貝先生と話し合って普段の調教から乗せてもらって、厩舎のみなさんともたくさん話ができますから、絆もきっと強くなると思っていました。その答えが結果となって表れたことが本当にうれしいです」
美浦所属の内田博だが、まったく力を出し切れずに5着に敗れた天皇賞・春の二の舞はもう御免と、
先週の火曜から自宅に戻らず栗東に滞在。
普段の調教からつきっきりでゴールドシップに騎乗し、相棒とのコンタクトを密にしてきた。
馬だけでなく、厩舎スタッフとの関わりも深めることで“チーム・ゴールドシップ”の一員として、
絆をさらに強固なものに――その成果が最高の形となって実を結んだ。

「天皇賞はすごく悔しい思いをしたんですが、生き物ですから、生きているからこそ負けるときもある。どんなに素晴らしいスポーツ選手も調子が悪くて負けることもあります。それだけ勝負の世界は厳しい」
まさかの一敗地にまみれた春の盾を振り返り、こう言葉をつないだ内田博。
初対決の年度代表馬ジェンティルドンナ、2度の直接対決でいずれも先着を許しているフェノーメノと、
強力すぎる同世代ライバル2頭を“正攻法”で打ち倒したことで、前走は決して力負けなどではなかったことを証明してみせたのだ。

そう、今回の勝利はただ勝ったのではなく、これだけの相手に“正攻法”で勝ったことがゴールドシップにとって何より大きい。
「真価を問われるレースだと思っていました」と、レース後に胸の内を明かしたのは須貝調教師だ。
皐月賞、菊花賞、有馬記念と、勝ったGIはすべて後方からの捲り追い込み。
見た目には派手で、この豪快なレースぶりがまたゴールドシップの人気を高めている要因の一つであろうと思うが、調教師自身はこの危うい競馬に不満を残していた。
「どういうレースをするかは内田君とゴールドシップに任せてはいましたが、前に行く競馬もできると、以前から確信していたんです」
トレーナーの言葉通り、そして内田博も「もともと前に行ける馬」と語っているように、
事実として昨年2月の共同通信杯は先行策で後のダービー馬ディープブリランテを撃破している。
ところが最近はゲートで後手を踏むために後方策を余儀なくされ、ジョッキーも「どの位置からでも馬の力をうまく引き出せるように乗るだけ」と、その時・その場面での最善策で戦ってきた。

しかし、天皇賞・春の惨敗がそうであるように、最高レベルの馬が集まるGIではいつまでも捲り追い込みの一手のみでは通用しない場面も出てくる。
だからこそ、今ここで後方待機一本やりから脱却する必要があった。
「強い馬がするべき強いレースをしてくれた」と今度は大満足の須貝調教師。
内田博も「どんな競馬でもできるということを証明できました。固定した戦法のレースがひとつもないんですが、それがこの馬のいいところなんだと思います」と相好を崩した。

タマモクロス、オグリキャップのような豪快な末脚を繰り出すことができ、
また一方でメジロマックイーン、ビワハヤヒデのような好位からの横綱相撲もできる、
これでゴールドシップはまた一歩、競馬史を彩った芦毛伝説の先輩たちに近づいたのではないか。

だが、陣営からはおごりや慢心といった雰囲気は微塵も感じられない。須貝調教師が力を込めて言う。
「頂点に立ったわけですから、ここに挑戦してくる馬が次々と出てくる。
下の世代にはキズナもいますし、それらに負けないように、もっともっと強い馬に仕上げていきたい」
 
キズナだけではない。そもそもオルフェーヴルとはまだ決着どころか、対戦すらしていない。
「オルフェーヴルは強い。チャレンジャーとして胸を借りたい」と内田博は、自分たちはまだまだ挑戦者の立場であることを強調。また「ジェンティルドンナは遠征明け初戦でしたし、フェノーメノもきょうの馬場には苦しんだと思う」と、同世代2強との完全決着もまだ先であることも付け加えた。

秋のローテーションは「オーナーサイドと話し合ってから」と現時点では白紙。
しかしこの先、今回戦った同世代2強に加えて、オルフェーヴル、キズナらと対戦する機会がきっと来るだろう。
「負けることを怖がっては馬も強くならない。怖がらずに、今後も挑戦していきたいですね」(内田博)
 
ここがゴールではない。“最強馬への航路”はまだまだ続きがある。ゴールドシップと内田博は一直線に突き進むのみだ。

selvas2 at 20:24コメント(0) 

2013年06月22日

心配された雨の影響はほとんどなくなり、ここ2年と同様のスピード決着だろう。
こういう組み合わせだから、もちろん総合力勝負ではあるが、阪神の内回り2200mを制するために必要な自在の先行スピードをとくに重視したい。
行くしかないシルポートは、この距離ならマイペースが可能。
今回の状態は決して悪くないが、さすがに予測される2分10秒台でまとめる能力は現在もうないと思える。

3頭の有力馬を揃えたディープインパクト産駒の中では、まずジェンティルドンナ。
桜花賞を勝ちながら、オークスは3番人気どまり。
明らかなマイラーに出たドナウブルーの全妹で、ファミリー全体にスピード色が濃い。
距離不安をささやかれたのは仕方がなかった。
3代母の父におよそ成功したとはいえない輸入種牡馬ジュニアスが出てきたりするのも、
せいぜい桜花賞どまりと思わせるに十分だった。

ところが、ディープブリランテ=フェノーメノの日本ダービーを上回る2分23秒6のオークスレコードで、5馬身差の独走。
評価まさに一変。秋になったジェンティルドンナは、ジャパンCを2分23秒1で制した。
オルフェーヴルを弾き飛ばし、そのあとは逆に怒ったオルフェーヴルに執拗に外から馬体を併せられたが、
競り勝ったのはジェンティルドンナである。
非力なマイラーどころではない。オルフェーヴルを倒した迫力の牝馬は、心身ともにたくましいのである。
距離2200mは、スピード色の濃いファミリーを考えるとおそらくベストに近い。
阪神で3勝。自力でスパートできるから、先行馬向きの高速決着も望むところ。
480キロ近くなった体つきは、桜花賞のころのジェンティルドンナとは思えない。
あまりタメないレースをしたい。凱旋門賞のためにも。

ディープインパクト産駒の中では、2000mに1分57秒台が2回もあるトーセンラーが2番手か。
直線、インにもぐり込む予定のダノンバラードも、大きくよれてAJCCを勝ったころより、体に切れが出てきたように映る。

ステイゴールド産駒3頭の中では、大きく変わってきたフェノーメノが筆頭。
現在のステイゴールドはビッグレースに特に強いことと、母の父メジロマックイーンとのニックスが注目を集めて大変な人気種牡馬になり、
さらには自分を超える産駒を送る本物の種牡馬となった。
しかし、最初は相手の牝馬のレベルに物足りなさもあり、マックイーンの牝馬だけを好むわけではない。
凱旋門賞2着ナカヤマフェスタの母の父はタイトスポット。
ナカヤマナイトの母の父はカコイーシーズ。
シルクメビウスの場合はポリッシュネイビー。
母の父モガンボも、ザビールもいた。本当はお助けゴールドなのである。

フェノーメノの母はリボーのクロスを持ち(ナカヤマフェスタと同じ)、きわめてタフな中距離系。
そこに世界をリードするデインヒル(父ダンチヒ)が加わったから、粘り強いスピード能力が強化されている。
2000m1分57秒4の時計も、2200m2分10秒8の持ちタイムもNO.1。
フェノーメノは、ジェンティルドンナと同じように、いや、むしろ一歩早くスパートすると思える。
フェノーメノはバテない。

ステイゴールド×メジロマックイーンのゴールドシップは、菊花賞3000m、有馬記念2500mを制しているから、
スタミナあふれる長距離型のようなイメージが濃くなったが、それはレース運びからの連想。
本当は中距離スピード競馬に不安の大きいタイプではないように思える。
実際、2000m以下【4-2-0-0】であり、これはスピード不足の長距離型の成績ではない。
馬券は、フェノーメノから、ステイゴールド組と、ディープインパクト組をうまく組み合わせたい。


selvas2 at 17:16コメント(0) 

2013年06月21日

過去10年、宝塚記念は前走指数と平均指数の上位が中心になっている。
前走、春の天皇賞組が勝ったのは4回、2着に5頭いる。
天皇賞組が連対できなかったのは10年の内2回だけで、前走、春の天皇賞組から連軸を取るのがいいのだろうか。
他の路線からは6頭が勝利している。
1番人気馬は3勝、2着3回と、信じて良いのか悪いのか、微妙な数字。
ただし春天皇賞組が1番人気に支持された場合は、3戦2勝、2着1回と安定している。

今年は、フェノーメノ、トーセンラー、ゴールドシップ、ヒットザターゲット、ナカヤマナイト、シルポートが指数上のランク馬で、
そのうち春の天皇賞組はフェノーメノ、トーセンラー、ゴールドシップの3頭だ。

今年の春の天皇賞を勝ったのは2番人気のフェノーメノだった。
3コーナーの坂を過ぎると、先頭集団にまで押し上げ、直線では早々と先頭に立って、そのまま後続馬を寄せ付けず圧勝した。
圧倒的な1番人気におされたゴールドシップは5着。
いつものように最後方からのレースだったが、直線に向いてからは、差し脚に全く勢いがなかった。
2着は3番人気のトーセンラー。
今年の春の天皇賞は道中のペースが早く、直線もなし崩しに脚を使う厳しいレースだった。
そのレースで早めに先頭に立ち、押し切ったフェノーメノの能力は認めざるを得ないし、
ゴールドシップとの0.9秒差も決定的で、ゴールドシップは敗北を認めるしかなかっただろう。

今年は逃げ馬シルポートがレースを引っぱることになりそうで、スローペースにはなりにくい。
さらに雨の影響が日曜日まで残るようなら、厳しくスタミナが問われるレースになるかもしれない。
そうなれば、迷わずフェノーメノを中心に推したい。

ただ、馬場が乾いてペースも落ち着くようなら、少し不安が生じてくる。
フェノーメノもゴールドシップもスタミナに優れ、平均ペース以上の長距離戦に適性があるはず。
もちろん馬場が渋っても力を発揮できる。
しかし、鋭い差し脚では少し見劣る。距離が短くなったうえに、スローペースで直線での鋭く切れる脚が問われることになったら、不覚を取ることもあるだろう。

フェノーメノ、ゴールドシップの死角をついて浮上するのが差し脚の鋭い牝馬ジェンティルドンナ。
ジェンティルドンナは、昨年、牝馬3冠を達成のあとジャパンカップも制して、年度代表馬に選出された。
前走はドバイシーマクラシックでも2着に健闘した。
上がりの脚は傑出している。例年、宝塚記念は上がりの脚がある馬が好走しているだけに、連軸はフェノーメノを取るにしても、単勝候補はジェンティルドンナの方がいいのかもしれない。

割って入りそうなのはダノンバラード、トーセンラー、ナカヤマナイト、シルポートなど。


selvas2 at 18:50コメント(0) 
21日、2011年の京成杯とセントライト記念を制し、翌年の天皇賞・春(13着)を最後に休養していたフェイトフルウォー(牡5、美浦・伊藤伸一厩舎)が左前脚屈腱炎のため引退することが明らかとなった。
馬主である、社台サラブレッドクラブのホームページで発表された。なお、今後については未定。

フェイトフルウォーは、2010年10月10日の新馬(東京芝1800m)でデビューし、返し馬の際に放馬するアクシデントがありながら、レースでは後続を完封して初勝利。その後は、東京スポ杯2歳Sで後のGI馬サダムパテックの3着、続くホープフルSでも世代の活躍馬ナカヤマナイト・ベルシャザールから差のない3着と、2歳秋から中距離戦線で高い素質を垣間みせていた。

重賞初勝利は年明けの京成杯で、着差はハナ差の辛勝も3番手追走から力強く押し切ってみせた。この勝利により、皐月賞でも好勝負を期待されたが、震災の影響で皐月賞は東京競馬場で行われたこともあり、直行したクラシック初戦は12着。ダービーでも13着で春を終えた。

ひと夏を越え、秋初戦はセントライト記念を選択。春2走の低迷や、素質馬が揃った一戦ということもあり6番人気の支持に留まったが、直線では鮮やかに抜け出してサダムパテック・トーセンラーら、世代の素質馬を相手に完勝し、改めて存在感を示した。その後は、菊花賞へ駒を進めるも7着、休養を経て挑んだ4歳春の日経賞で8着(3番人気)、天皇賞・春では13着。その後は両前肢の腱しょう炎もあり休養していたが、ここへきて左前脚に重度とみられる屈腱炎を発症し、結局そのまま引退する運びとなった。

【プロフィール】
◆フェイトフルウォー(牡5)
厩舎:美浦・伊藤伸一
父:ステイゴールド
母:フェートデュヴァン
母父:メジロマックイーン
馬主:社台レースホース
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:10戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2011年京成杯(GIII)、2011年セントライト記念(GII)

selvas2 at 16:29コメント(0) 

2013年06月20日

23日に阪神競馬場で行われる上半期GIシリーズの総決算、
第54回宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m・1着賞金13200万円)の枠順が、20日午後確定しました。

昨年の年度代表馬の座を射止めたジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂正厩舎)が8枠11番、
天皇賞・春を制して悲願のGIタイトルを手にしたフェノーメノ(牡4、美浦・戸田博文厩舎)は3枠3番、
5着に敗れた天皇賞・春からの逆襲を誓うゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は8枠10番に
それぞれ決まりました。

その他、天皇賞・春の2着馬で武豊騎手が騎乗するトーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は6枠6番、
今年の中山記念など重賞3勝を挙げているナカヤマナイト(牡5、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)は7枠8番、
GI2勝馬ローズキンダムの半弟ローゼンケーニッヒ(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)は7枠9番に入りました。
発走は15時40分。枠順は以下の通りです。

 ( )内は性齢、騎手・調教師
1-1 ヒットザターゲット(牡5、福永祐一・加藤敬二)
2-2 タニノエポレット(牡6、浜中俊・村山明)
3-3 フェノーメノ(牡4、蛯名正義・戸田博文)
4-4 ダノンバラード(牡5、川田将雅・池江泰寿)
5-5 シルポート(牡8、酒井学・西園正都)
6-6 トーセンラー(牡5、武豊・藤原英昭)
6-7 スマートギア(牡8、松山弘平・佐山優)
7-8 ナカヤマナイト(牡5、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
7-9 ローゼンケーニッヒ(牡4、C.ウィリアムズ・橋口弘次郎)
8-10 ゴールドシップ(牡4、内田博幸・須貝尚介)
8-11 ジェンティルドンナ(牝4、岩田康誠・石坂正)

※出馬表は主催者発表のものと照合してください。

selvas2 at 15:35コメント(0) 

2013年06月19日

一瞬の切れる脚がある、中山向きだ、
いい脚が長い、東京向きだ。 
競馬ファンは勝手にそう予想する。
しかし、この一瞬の脚とか、ながく良い脚を使うというのは、つかいどころの問題であって、全体の時計は
変わらないわけです。

中山コースをこなす器用さがあって、東京コースも問題なくこなすこともあるし、
東京コースで連勝したことで人気をかぶった馬が中山で敗れることもある。

競り合って根性を見せ抜き返そうとする馬もいれば、
早めに先頭に立つとソラを使う馬もいる。

昔はブリンカーくらいしかなかった馬具、
いまは様々な馬具がある。ナリタブライアンのシャドウロールは当時珍しかったのだ。

錦糸町ダービー通りの夜は長い。まちがいなく長い。
雨が降ってきましたよ。ゴールドシップは重馬場OK。

selvas2 at 22:51コメント(0) 

2013年06月18日

競走馬の祖父母4頭を基準にして、それぞれからどのような強さとバランスで遺伝の影響を受けているかを表現したものが「影響度バランス」です。
数字は、6代以内のクロス馬について、各世代ごとに一定の数値を与えて計算します。
6代目に位置するクロスにはひとつにつき1点、
5代は2点
4代は3点
3代は4点
2代は5点という数値を設定します。
代が近くなるほどそれだけ遺伝子の影響力が強くなるという考えからこのように設定されています。

これを「父の父」、「父の母」、「母の父」、「母の母」という4頭の祖父母についてそれぞれ集計します。
出てきた4つの数字、たとえばディープインパクトの場合は、
15・2・4・2というふうにあらわします。

まちがっていけないのは、数字の大小が能力の大小を表すものではないということです。
大切なのはバランスとかたち。
名馬を調べてみると影響度のバランスは以下のように分類できます。

1、影響度の数値が小さい異型配合のかたち。
タマモクロス 3・2・5・7
メジロマックイーン 4・3・5・5

2、祖父母4頭のうち1頭だけの影響が特に強く、他の3頭の影響力が均衡しているかたち。異型交配の場合。
テンポイント 5・5・5・8
トウカイテイオー 11・6・5・6

3、祖父母4頭のうち1頭だけの影響が特に強く、他の3頭の影響力が均衡しているかたち。近親交配の場合。
タケホープ 9・2・4・2
マックスビューティ 14・6・7・6

4、父かた、あるいは母かたのどちらかの影響が支配的なかたち。
シンザン 8・11・4・4
マヤノトップガン 7・6・12・10

5、父かたの祖父母どちらか一方と、母かたの祖父母どちらか一方の影響力が強いかたち。
マルゼンスキー 2・13・18・2
サクラスターオー 4・8・11・6

6、祖父母4頭のうち1頭だけの影響が特に低く、他の3頭の影響力が均衡しているかたち。
シンボリルドルフ 8・7・1・8
マーベラスクラウン 7・8・9・3

7、父かたの祖父母かたの祖父母の影響力がほぼ均衡しているかたち。
タニノムーティエ 4・6・8・2
オグリキャップ 4・9・8・5

3強といわれる今年の宝塚記念。

予想のスタートはあくまで登録し、出走予定の12強。

フェノーメノ 4・4・11・4
ジェンティルドンナ 4・6・8・6
ゴールドシップ 6・7・0・7
おー、いいじゃん3強!と思うのですが

トーセンラー 9・10・11・11
ナカヤマナイト 4・4・7・3
ダノンバラード 10・0・3・11
などと美しい形を示す馬も多くいて、3強と決めつけるのはちょっとまだ早い???

強いものは美しい!
アパパネ 8・2・2・2
ヴィクトワールピサ 8・3・9・3
ローズキングダム 6・4・4・7
ショウナンマイティ 6・5・6・11
エイシンフラッシュ 7・9・7・1
ワールドエース 5・3・3・6
エイシンプレストン 9・2・9・2
フジヤマケンザン 3・1・4・2


selvas2 at 11:06コメント(0) 

2013年06月17日

今年の宝塚記念は特別登録の時点で12頭という少なめの頭数で、
そのうえ、注目のオルフェーヴルが1週前に回避。頭数がさらに減る形にはなるが、
それでもファン投票で選ばれたトップスター同士が激突するドリームレースとしての楽しみはまだまだ大きい。
世界中のトップホースが多数参戦することで知られる凱旋門賞でも頭数のそろわない年はある。
よく知られるところでは、ディープインパクトが出走(3位入線失格)した2006年の凱旋門賞で、
この年はわずかに8頭立て。少頭数になった最大の理由は、強力なメンバーがそろい過ぎたことだと言われている。また、“TTG”の最後の一戦として有名な1977年の有馬記念(優勝馬テンポイント)は8頭立て。
サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーが出走した1998年の毎日王冠(優勝馬サイレンススズカ)は“史上最高のGII”とまで言われているが、同レースも9頭立てだった。競馬史に残る名勝負は少頭数のレースが多い。今回の宝塚記念が名勝負になりそうな予感がするのは、
過去の名勝負と同様の“高揚感”を覚えるからだろう。

ファン投票1位のオルフェーヴルは残念ながら出走を回避。
ファン投票2位は、昨年のクラシック二冠馬(皐月賞・菊花賞優勝)で、有馬記念も制したゴールドシップ(牡4・須貝尚介)。圧倒的な1番人気の支持を受けながら5着に敗れた前走の天皇賞(春)から巻き返しを果たせるかに注目が集まる。陣営は、この馬のスタイルになっている“勝負どころでまくっていく競馬”からの脱却を考えている様子で、主戦の内田博幸騎手が栗東トレーニング・センターに滞在し、普段の調教からコンタクトを取るという。これまでのゴールドシップとは違う姿を見せたい陣営にとって、多頭数にならずスムーズな競馬をしやすそうなのは好材料と言える。

ファン投票3位は、昨年に牝馬三冠を達成したうえでジャパンカップ制覇も成し遂げ、JRA賞年度代表馬・最優秀3歳牝馬に選出されたジェンティルドンナ(牝4・石坂正)。
世界を舞台に参戦していくことを昨年末に宣言した陣営が今年の初戦に選んだのは、国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)。結果は2馬身1/4差の2着と完敗だったが、その相手は欧州競馬でもトップクラスにランクされるセントニコラスアビー。海外遠征が初めてだったことを考慮すれば、上々の内容と言えるだろう。古馬の強豪との初対決を制した昨年のジャパンカップに続き、今回、同期の牡馬のトップも向こうに回して見事優勝すれば、名実ともに“現役最強馬”として輝きをさらに増すことになる。

ファン投票4位は、前走の天皇賞(春)で悲願のGI 初制覇を果たしたフェノーメノ(牡4・戸田博文)。
同馬の著しい成長をファンも認識しているようで、2010年の日本ダービーと昨年の天皇賞(秋)を制しているGI・2勝馬エイシンフラッシュや今年のダービー馬キズナよりもはるかに多い得票数となった。昨年のジャパンカップ(5着)では、ジェンティルドンナ(1着)、オルフェーヴル(2着)に先着を許したが、4歳を迎えて心身ともに充実期を迎えており、昨秋とは馬がまったく違う印象だ。3連勝で宝塚記念を制して、一気に世代交代を果たす可能性も十分あるだろう。

トップクラスの存在に隠れてはいるが、今年に入って完全復調を果たしたトーセンラー(牡5・藤原英昭)に注目したい。約5か月の休み明けで臨んだ今年初戦の京都記念でベールドインパクト(2着)、ショウナンマイティ(3着)を退けて、3歳2月のきさらぎ賞以来となる重賞2勝目をゲット。勢いに乗って挑んだ前走の天皇賞(春)は、勝ち馬のフェノーメノに1馬身1/4差離されたものの、3着馬レッドカドーには2馬身差と決定的な差をつけている。ここにきての地力強化は目覚ましい。長距離よりも中距離のほうが競馬はしやすいタイプで、芝2200mに距離が短縮されるのは歓迎材料だ。勝ち鞍の3勝はすべて京都コースで挙げたもの。今回のポイントは連対実績のない阪神コースの攻略だろう。

ナカヤマナイト(牡5・二ノ宮敬宇)は、今年初戦の中山記念をクビ差で優勝。2011年の共同通信杯、昨年の産経賞オールカマーに次ぐ、中距離重賞3勝目を挙げた。その後は、約2か月半の休み明けで臨んだ前々走の新潟大賞典が5着、前走の安田記念が12着と、ひと息の成績が続いている。しかし、今回と同じ芝2200mの距離で行われた産経賞オールカマーの勝ちっぷりの良さを考えれば、上位争いを演じる力は十分あるはずだ。

ダノンバラード(牡5・池江泰寿)は、阪神の芝コースを〔1・0・1・0〕と得意にしている。
その内訳は、2010年のラジオNIKKEI杯2歳S優勝に、前走の鳴尾記念3着と、中身も濃い。また、今年の初戦となった芝2200mのアメリカジョッキークラブCを快勝するなど、芝2000m〜芝2200mで〔4・0・6・3〕と堅実な成績を挙げているのもセールスポイントだ。コース・距離ともにぴったりの条件がそろった今回は、上位に食い込むチャンスがあるだろう。

ヒットザターゲット(牡5・加藤敬二)は、昨年の新潟大賞典で重賞初制覇を達成した勢いに乗って宝塚記念に挑んだものの、GI の壁に跳ね返される形で11着と大敗を喫し、その後もGII の札幌記念と産経賞オールカマーでともに11着と敗戦を重ねた。
しかし、約2か月のレース間隔をあけて臨んだGIII の福島記念で0秒3差の4着と復調気配を示すと、今年2戦目となった小倉大賞典で重賞2勝目をゲット。前走の目黒記念は、コースレコードで快勝したムスカテールから0秒4差の4着に敗れたが、この馬にとっては距離が長い印象の芝2500mに加えて、57.5キロのハンデを背負っていたことを考えれば、悲観する内容ではなかった。昨年から地力強化を果たした同馬の戦いぶりに注目したい。

現在は1600万下クラスの身だが、素質は重賞級と早くから高い評価を受けていたローゼンケーニッヒ(牡4・橋口弘次郎)。
その母ローズバドは重賞2勝を挙げたほか、2001年のオークス・秋華賞・エリザベス女王杯でいずれも2着に入った活躍馬。半兄にはGI・JpnI 2勝のローズキングダムがいる良血だ。前々走の1000万下(京都・芝1600m)→前走の1000万下・三木特別(阪神・芝1800m)を連勝した勢いに乗り、今回GI 初挑戦となる。三木特別では、13頭立ての12番手追走からメンバー中最速となる上がり3ハロン32秒8(推定)の豪脚を繰り出して鮮やかな差し切り勝ちを演じている。トップクラスのメンバーを相手にどんな競馬を見せてくれるのか、この馬の今後を占ううえでも重要な一戦と言えるだろう。

展開の鍵を握りそうなシルポート(牡8・西園正都)は、全10勝中5勝を阪神競馬場で挙げているコース巧者。
これまでの勝ち鞍はすべて芝1400m〜芝1800mの距離で挙げたものだけに、マイペースの逃げに持ち込み、直線でどこまで粘れるかがポイントになるだろう。また、重〜不良馬場で1勝2着2回の実績があり、梅雨の時季だけに道悪競馬になれば、ゴール前の粘りも増すはずだ。

selvas2 at 11:18コメント(0) 

2013年06月16日

あえて柴又
あえて寅さん
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お父さん、いつもありがとうございます。

selvas2 at 22:01コメント(0) 

2013年06月15日

土曜日朝のダートコンディション発表は「重馬場」。土曜後半は「やや重」に回復。
かなり乾きかけていたが、まだ午後に雨の予報があるから、日曜日は回復が早いとしても、少なからず湿り気を帯びた馬場状態か。

2008年にユビキタスが1分35秒1で独走したのが、近年のユニコーンSで記録されたもっとも速い時計だが、
そこまではともかく、1分35秒台中盤の速いタイムの決着と思える。
近年のダート巧者は、そのほとんどがアメリカ血脈の濃い快速系。みんな高速決着に不安はないのだが、よりスピード能力に優れたダートホースを捜したい。

人気の中心を担うチャーリーブレイヴ(父インディアンチャーリー)。
東京ダート【3-0-0-0】なら、コース適性は文句なし。
ヒヤシンスS1600mは、キャリアの浅い3歳馬にとってはかなり厳しいペースになったが、
中団追走から一気に抜け出す形になったこの馬は「59秒6-37秒0」=1分36秒6。
3歳の早い時期に、自身の前半1000m通過59秒台はかなりきつい流れ。
それで上がりを37秒0でまとめ、最後の1ハロンも12秒台を記録したところにきわめて高い価値がある。
身体つきを見ると、筋肉モリモリのパワー型に映るが、これは豊かなスピード能力を秘めたスピード系特有の体型と判断したい。
父インディアンチャーリーは、その4代前が日本に輸入された芦毛のスピード系フォルティノ(その父グレイソヴリン)。
枝分かれしてダート巧者の系統になってはいるが、本質スピード系は変わっていない。
チャーリーブレイヴの牝系は、祖母が種牡馬ヘネシー(父ストームキャット)といとこになり、ダート巧者の中でもとりわけスピード色が濃いファミリーでもある。ヒヤシンスSの1分36秒6は、大幅に短縮できるだろう。

相手に魅力は、豊富なキャリアを誇ると同時に、1戦ごとにレース内容良化のベリートゥベリー(父イーグルカフェ)。
前々回の東京ダート1600mでは、上がり35秒2。前回は36秒1。ダート戦とは思えない切れを見せている。
馬場状態も、展開も味方するだろう。

牝馬サウンドリアーナ(父ケイムホーム)にとっては、締まったダートは大歓迎。
切れ味フルに発揮が望めるうえ、時計の速いダートなら、距離延長に対する不安もさして大きな死角とならない。

ベストウォーリア、サウンドトゥルー、エーシンレンジャー。もう1頭、ノウレッジもダートで巻き返しのチャンスが生じた。

selvas2 at 19:40コメント(0) 

2013年06月14日

3歳のダート重賞・ユニコーンSの勝ち馬には、タイキシャトル、ウイングアロー、カネヒキリなど、その後G1馬に出世した馬も多い。
ユニコーンSはこれからのダート戦線での活躍が期待される素質馬たちのレースだ。

3歳限定のダート戦だけに、指数上位馬が圧倒的に強い。平均指数の上位馬は10年連続で連対中で、前走指数の上位馬も9年で連対している。連軸は指数の上位馬から取るのがセオリー。

今年は、チャーリーブレイヴ、サウンドリアーナ、ベリートゥベリー、ケイアイレオーネ、エーシンレンジャー、クロムレック、ミヤジマッキー、ショウナンダイラなどがダート戦での指数上位馬だ。

なかでもダートで3連勝中のチャーリーブレイヴの指数が高い。
前走2月中旬のヒヤシンスS(東京ダート1600)の指数は、今でも世代のトップレベルの高さにある。
その後、軽いフレグモーネで昇竜Sを回避したが、その影響も残っていないようなら、
3歳馬にとっては成長著しい時期だけに、前走から4か月のブランクは、逆に大きな成長につながるのではないか。東京のダート1600は2戦2勝の舞台。このメンバーなら、スローペースは考えられず、中団から長く良い脚を使えるチャーリーブレイヴに流れも向くだろう。

チャーリーブレイヴの相手は、前走、初ダート戦で切れる脚をみせたサウンドリアーナ、安定した差し脚が光るベリートゥベリー、ノウレッジなど。先行して粘るエーシンレンジャー、クロムレック、ケイアイレオーネなどの前残りなら、好配当もありそう。


函館スプリントSは、前走指数の高い馬が10年連続で連対している。平均指数の上位馬も9年で連対しており、ここも指数上位馬が中心のレースだ。

今年はドリームバレンチノ、アウトクラトール、サクラアドニス、マイネルエテルネル、パドトロワ、スギノエンデバー、テイエムオオタカなどが指数の上位馬だ。

指数の高さと安定感ではドリームバレンチノが断然抜けた存在に見える。
昨年のこのレースはロードカナロアを押さえて勝ち、G1スプリンターズSでは3着。
今年に入ってG3シルクロードSを勝って、前走G1高松宮記念でも2着に好走している。
プリンターズS以降、先着を許したのはG1馬ロードカナロアとカレンチャンだけ。
短距離戦線では常にトップを争う力がある馬だ。ここは役者が違うはずだが、ただ問題は59キロの負担重量だろう。

函館スプリントSは、過去10年、負担重量で恵まれる牝馬が8勝をあげており、
59キロではビービーガルダンの2着が最高順位。負担重量はポイントになるのではないか。

56キロの負担重量の馬たちでは、スギノエンデバー、アウトクラトール、テイエムオオタカなどが気になるところ。
さらにフォーエバーマーク、シュプリームギフト、アドマイヤセプターなど、牝馬には今年も要注意だ。


selvas2 at 20:05コメント(0) 
根拠のない馬券は買うな。 
死んだ親父はいつもそう言っていた。
エキストラエンドを買う。
この馬は近い将来重賞を勝つ。
1600万下にいてはいけない。
リリエンタール、ジェントルマンが相手。

selvas2 at 19:49コメント(0) 

2013年06月13日

梅雨入りしたものの雨が降らず、
紫陽花たちは暑い日差しに悲鳴をあげておりました。
台風の影響とはいえ、しばらくぶりに雨が降り、紫陽花たちは嬉しそうです。
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6月の花、このくらいの雨は良く似合います。

selvas2 at 15:48コメント(0) 

2013年06月12日

台風の影響で重馬場でレースを迎えそうです。
人気はありませんが7枠12番、高知のアラマサシャープに注目しております。
重・不良馬場での経験が豊富で、重馬場成績は「3.4.1.0」。
高知の魔女などと呼ばれる別府真衣騎手の手綱さばきに期待がかかります。
小柄な馬のようですが、左まわり、初コース、いろいろ克服して頑張ってちょうだい。

selvas2 at 16:12コメント(0) 

2013年06月11日

JRAで行われる3歳限定のダート重賞は、このユニコーンSと夏の新潟開催に組まれているレパードS(ダート1800m)の2つだが、地方競馬とともにダート交流重賞体系が整備されている。
今年は、5月のJpnII・兵庫チャンピオンシップ(園田・ダート1870m)
6月はユニコーンSと牝馬限定のJpnII・関東オークス(川崎・ダート2100m)
7月のJpnI・ジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)
8月のレパードSと、4か月で計5レースが行われる。
2001年から6月の東京・ダート1600mという開催条件で定着しているユニコーンSは、3歳のダート巧者がJRAの重賞タイトルを手に入れる数少ないチャンス。
格付はGIII ながら、例年、世代屈指のダート巧者が集結して高レベルなV争いが繰り広げられている。
今年も豊かな将来性を感じさせる逸材が多数エントリー。
このレースの出走馬から未来のダート王候補が誕生する可能性も十分にあり、見逃せない一戦だ。

出走メンバーの中で、すでに大きな勲章を保持しているのがサマリーズ(牝3・藤岡健一)だ。昨年10月に行われた牝馬限定のメイクデビュー京都(芝1600m)は4着に敗れたが、ダートに矛先を向けて大ブレーク。2戦目の未勝利(京都・ダート1200m)と3戦目の500万下・ポインセチア賞(阪神・ダート1400m)を連勝、勢いに乗って臨んだ地方交流重賞の全日本2歳優駿(川崎・ダート1600m)も制してJpnI のタイトルを獲得した。3歳を迎えた今年は芝を使われてフィリーズレビュー16着、桜花賞18着と大敗続きだが、3戦無敗のダートに戻る今回は、その底力を見直す必要がある。

もう一頭、ダートで3戦全勝と完璧な戦績を誇るのがチャーリーブレイヴ(牡3・尾関知人)。昨年9月に芝のメイクデビュー札幌(1500m)を使われて11着に大敗したが、2戦目の未勝利(東京・ダート1400m)で一変した走りを見せて初勝利。続く500万下、オープン特別のヒヤシンスS(いずれも東京・ダート1600m)と、3連勝を飾った逸材だ。その後に軽度のフレグモーネを発症してひと息入れられた。今回は4か月ぶりの実戦となるが、4月末から順調に追い切りを重ねており、ひと追いごとに動きは力強さを増してきている。4連勝での重賞初制覇なるか、大いに注目したい。

サウンドリアーナ(牝3・佐藤正雄)は、GIII のファンタジーS優勝など2歳時に芝でハイレベルな走りを見せたが、3番人気と高い支持を集めた阪神ジュベナイルフィリーズでは17着に大敗した。3歳を迎えた今年もフィリーズレビュー7着、桜花賞9着と牝馬クラシック戦線でひと息の競馬が続いたものの、初めてダートのレースに出走した前走のオープン特別・端午S(京都・ダート1400m)を4馬身差で圧勝。ダートで新境地を開いた。中6週と少しレース間隔はあいているが、この中間は栗東坂路で入念に乗り込まれており、引き続き気配は良好。ダートではまだ底を見せていないだけに、好勝負の期待が高まる。

ベストウォーリア(牡3・石坂正)は、昨年11月のメイクデビュー京都(ダート1200m)を好位追走から直線で楽々と抜け出して初陣V。4戦目となった前々走の500万下(東京・ダート1600m)を勝ち上がると、約3か月の休養を挟んで出走した前走のJpnII・兵庫チャンピオンシップで2着に食い込み、収得賞金の加算に成功した。休養明け2戦目で体調面の上積みが見込める今回、重賞タイトル奪取のチャンスも十分にあるだろう。

ケイアイレオーネ(牡3・西浦勝一)は、芝でのデビュー3戦は7着→12着→5着と好結果を出すことができなかったが、ダートに替わって未勝利(京都・ダート1400m)→500万下(東京・ダート1400m)→JpnII・兵庫ジュニアグランプリと、破竹の3連勝。一気に重賞ウイナーの仲間入りを果たした。3歳を迎えた今年は、オープン特別のヒヤシンスS(東京・ダート1600m)9着、国際G2・UAEダービー(メイダン・オールウェザー1900m)10着と大敗続きだが、能力的には今回のメンバーでも上位にランクされる存在だけに、軽視は禁物だろう。

エーシンレンジャー(牡3・中尾秀正)は、初めてダートに参戦したデビュー3戦目の未勝利(阪神・ダート1400m)で勝ち上がると、続く500万下(京都・ダート1400m)も連勝。3戦目のオープン特別・ヒヤシンスSは9番人気ながら4着に好走した。約2か月半のレース間隔をあけて臨んだ前走のオープン特別・端午Sでは勝ち馬のサウンドリアーナから0秒7離されたものの、きっちりと2着を確保している。ダートで唯一連対を外したヒヤシンスSも、優勝馬チャーリーブレイヴとのタイム差は僅かに0秒2。東京・ダート1600mも2度目で慣れが見込める今回は、さらに上位も狙えるだろう。

ジェベルムーサ(牡3・大竹正博)は、デビューからの4戦すべてで東京・ダート1600mのレースを使われ、〔2・1・1・0〕の好成績をマーク。敗れた500万下の2戦(3走前が0秒2差2着、前々走が0秒4差3着)でも優勝馬とのタイム差はともに僅かで、まだ底を見せていない印象がある。前走の500万下優勝後はダービートライアルのプリンシパルS(東京・芝2000m)で芝を試す予定になっていたが、体調が整わなかったために自重。短期放牧を挟んで立て直され、臨戦態勢は整っている。良績十分のダートなら、重賞でも好勝負に持ち込めるだろう。

クラージュドール(牡3・池江泰寿)は、初勝利を挙げるまでに3戦を要したが、前々走の未勝利(京都・ダート1800m)を1番人気に応えて勝ち上がると、同じ舞台で行われた前走の500万下も昇級初戦で約3か月半ぶりの実戦ながら、力強い差し脚で連勝。重賞のここに勇躍参戦してきた。母レクレドールは2004年のローズSと2005年のクイーンSの優勝馬で、現在種牡馬として大活躍しているステイゴールドの全妹という良血馬。まだまだ成長が見込めるだけに、一気の相手強化となる今回も上位争いに加わってきそう。

ブロードソード(牡3・松田国英)は、ダートで通算〔2・3・0・0〕と、連対率100%を誇る好素材。母のブロードアピールは、強烈な追い込みで芝・ダートを問わずに重賞6勝と大活躍した名牝だが、この馬は先行してしぶとく粘る脚質で、今のところは父のダイワメジャーにイメージが近い。前走で500万下のわらび賞(新潟・ダート1800m)を勝ち上がったばかりだが、相手なりに走る印象もあり、重賞のメンバーに入っても軽視は禁物だろう。

インカンテーション(牡3・羽月友彦)は、今回がデビュー9戦目でキャリアを積みながら徐々に力をつけてきたタイプ。前々走の500万下・沈丁花賞(中京・ダート1800m)で2着馬に5馬身差のワンサイド勝ちを飾ると、前走のオープン特別・伏竜S(中山・ダート1800m)でも9番人気の低評価を覆して、0秒1差の4着に健闘した。その伏竜Sの1着馬コパノリッキーは、次走のJpnII・兵庫チャンピオンシップを6馬身差で圧勝した世代屈指の大物。この馬も、重賞タイトルを十分に狙える位置にいるはずだ。

サウンドトゥルー(牡3・高木登)は、ダート1400mの500万下(東京、東京、阪神)で3戦連続2着をマークしたあと、初めてダート1600m(東京)を使われた前走の500万下では、2着馬ミヤジマッキーに3馬身差をつけて圧勝。距離が延びたことで、パフォーマンスを格段に上げた感がある。最大の持ち味は強烈な決め手で、現在3戦連続でメンバー中最速の上がり3ハロンタイム(推定)を計時。末脚が活きるレース展開になれば、大きく浮上してくるだろう。

フミノファルコン(牡3・目野哲也)は、デビュー3戦目の未勝利(京都・ダート1800m)を4馬身差で圧勝したあと、6戦続けて勝てなかったが、初めて東京・ダートコースに参戦した前走の500万下(1400m)では、2着馬に6馬身差をつけて楽勝した。脚抜きのいい不良馬場とはいえ、走破タイムの1分23秒8は極めて優秀。コース替わりで、驚くほどの変わり身を見せた。今回は距離が200m延びるが、ダート1800mで1勝3着2回の良績を挙げているだけに、1600mは問題なくこなせるはずだ。
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今年で8年目を迎える『サマースプリントシリーズ』の第1戦目が、函館スプリントS。
2010年にこのレースを制したワンカラットは、同年の『サマースプリントシリーズ』チャンピオンに輝いた。
また、2011年の覇者カレンチャンは、同年秋のスプリンターズSを優勝し、JRA賞最優秀短距離馬に選出された。
そして、昨年の函館スプリントS2着のロードカナロアは、その後にスプリンターズSと国際G1・香港スプリント(シャティン・芝1200m)を連勝し、JRA賞最優秀短距離馬に輝いた。さらに、今年の高松宮記念と安田記念を優勝、春秋スプリントGI 制覇およびマイルGI 制覇の快挙を成し遂げている。
このレースで好走した馬が、2年連続してJRA賞最優秀短距離馬に選ばれたように、毎年ハイレベルなメンバーが集結。今年も絶好の馬場コンディションで開幕する函館ターフから目を離せない。

ドリームバレンチノ(牡6・加用正)は、昨夏の函館スプリントSを快勝。ここは連覇を狙っての登場だ。昨年はスタートで後手に回りながらも直線で早目に抜け出し、ロードカナロア(2着)、パドトロワ(4着)といった実績馬の追撃を退けて、重賞初制覇を達成。本格化をアピールするとともに、洋芝への高い適性を示した。秋以降は、GI・スプリンターズS3着、GIII・シルクロードS優勝、GI・高松宮記念2着と、充実一途の道を歩んでいる。今回は高松宮記念以来で約2か月半ぶりの実戦になるが、この北海道シリーズに照準を合わせて調整を積まれており、再び元気な姿が見られそうだ。重賞2勝に加えて、GI で2着1回3着1回の実績は、このメンバーの中では最上位にランクされる。ここで59キロの斤量を克服して、函館スプリントS連覇を飾れるか、大きな注目が集まる。

パドトロワ(牡6・鮫島一歩)は、昨夏にアイビスサマーダッシュとキーンランドCを連勝し、『サマースプリントシリーズ』のチャンピオンに輝いている。アイビスサマーダッシュでは新潟・芝1000mの直線競馬を好位追走から力強く抜け出し、キーンランドCでは洋芝の札幌・芝1200mを抜群のダッシュから一気に逃げ切り、1分07秒6のコースレコードをマーク。短距離レースなら、コース・展開を問わずに安定した競馬ができる馬だ。気温の上がる夏場に強いタイプで、今年もこの時季に照準を合わせたローテーションが組まれている。前走の京王杯スプリングC(14着)は、約5か月半ぶりの実戦に加えて、距離もベストの1200mより1ハロン長い1400mで展開も厳しかった印象。今回は休養明け2戦目で状態面の上積みが見込めるうえ、6勝を挙げている芝1200mに距離が短縮と、条件が大きく好転する。持ち味のスピード全開で重賞3勝目を目指す。

フォーエバーマーク(牝5・矢野英一)は、昨夏に函館・芝1200mで1000万下のUHB杯を快勝したあと、1600万下のTVh杯も優勝。ともに2番手を楽々と追走して直線で鮮やかに抜け出す強い内容だった。今回の舞台は2戦2勝と、抜群のコース適性を誇る。まだ重賞の勝ち鞍こそないが、3歳の春にはGI の桜花賞にも出走し、身上とするスピードを活かして5着に健闘。早くからスプリント能力が高いところを示していた。前走のオープン特別・福島民友C(福島・芝1200m)では、前半3ハロンが32秒5というハイペースを2番手で追走しながらも、2着に好走。昨年同様のローテーション(福島民友C3着のあと、函館遠征)で函館競馬の開幕に照準を合わせていただけに、今年も活躍が期待できそうだ。

テイエムオオタカ(牡5・石栗龍彦)は、3歳の夏に函館スプリントSで勝ち馬のカレンチャンと同タイムの2着に好走。そして、4歳の昨年は、1600万下の札幌日刊スポーツ杯(札幌・芝1200m)とオープン特別のオパールS(京都・芝1200m)を制したほか、重賞でもキーンランドC3着、スワンS2着の実績を残した。着実に地力アップを果たしており、重賞制覇もすぐ手の届くところまで来た印象だ。今年は3か月半の休養明けで臨んだ前々走のオープン特別・春雷S(中山・芝1200m)で3着と上々の滑り出しを見せており、昨夏以上の成績を挙げることも可能だろう。前走の京王杯スプリングCは9着に敗れたが、勝ち馬のダイワマッジョーレと0秒4差で、悲観する内容ではなかった。一昨年に活躍した舞台に戻って、待望の重賞初制覇を狙う。

クィーンズバーン(牝5・浅見秀一)は、昨年の阪神牝馬Sの優勝馬。半兄のダノンカモン、ワイルドソルジャーなどはダートでの活躍が目立つが、この馬は芝での軽快なスピードが持ち味だ。連覇を狙った前々走の阪神牝馬Sは、逃げて3着に善戦。2年連続の優勝こそ逃したが、勝ち馬のサウンドオブハートとのタイム差は0秒1。1番人気のハナズゴール(4着)には1馬身半先着を果たしており、中身の濃い内容だった。これまでに札幌・芝コースで2戦2連対を記録しており、洋芝への適性も高い馬。前走のオープン特別・ディープインパクトC(京都・芝1400m、2着)から1キロ軽い54キロの斤量はプラスになるはず。条件が好転するここは、逃げ切りのシーンが見られるかもしれない。

スギノエンデバー(牡5・浅見秀一)は、鋭い末脚を武器に芝1200mで全5勝を挙げている短距離の追い込み馬だ。その中には重賞の北九州記念(2012年)が含まれており、今回のメンバーに入っても実績は胸を張れるものがある。昨年の春からコンスタントに使われているが、前走のオープン特別・鞍馬S(京都・芝1200m)では、上がり3ハロン32秒7(推定)をマークして2着を確保。疲れを見せることもなく、好調をキープしている。小倉・芝コースで4勝を挙げているように、追い込み馬ながら小回りコースもマイナス材料にはならないタイプ。今回も快速馬がそろって速い流れが予想されるだけに、直線一気の強襲劇が見られるかもしれない。

シュプリームギフト(牝5・須貝尚介)は、昨夏の北海道シリーズで2勝をマーク。洋芝を得意としている一頭だ。1000万下の道新スポーツ杯(函館・芝1200m)を快勝したあと、札幌・芝1200mを舞台にした1600万下の札幌日刊スポーツ杯2着→オープン特別のUHB賞1着、そして重賞初挑戦のキーンランドCでも0秒3差の4着に健闘。暮れの京阪杯でも3着に好走してみせた。今年3戦目となった前々走の阪神牝馬Sこそ11着と大敗したが、これは良馬場発表ながら、雨の影響で苦手とする緩い馬場コンディションになったのが大きく響いた印象。前走のオープン特別・鞍馬Sでは上がり3ハロン33秒1(推定)の末脚を駆使して、勝ち馬から0秒1差の4着に追い込んできた。今回は体調も上向いてきた状態での北海道シリーズ参戦。得意の舞台で初の重賞Vを目指す。

アウトクラトール(牡8・宮徹)は、前走のオープン特別・福島民友Cで通算7勝目をマーク。それまで挙げた6勝はすべてダートのレースだったが、前走は1回福島開催の芝1200mで最速となる1分08秒2の勝ちタイムで快勝。新境地を切り開いている。今回は約2か月半レース間隔があいたが、『サマースプリントシリーズ』を視野に入れて調整が進められてきただけに、依然として気配は良好だ。函館ターフは初めての参戦となるが、ダートで好成績を収めた馬でパワーは十分。洋芝ならさらに良さが出る可能性も秘めている。8歳にして進化を続けるベテランホースが、重賞初制覇に挑む。

アドマイヤセプター(牝5・橋田満)は、昨秋にスワンSで3着に好走したあと、1番人気の支持を受けた京阪杯ではアタマ差の2着に惜敗。重賞制覇の見通しは立っている素質馬だ。近走はGI レース挑戦(高松宮記念15着、ヴィクトリアマイル15着)が続いて見せ場もなく終わっているが、今回はこの馬にとって戦いやすい条件がそろった印象だ。札幌・芝コースで〔3・0・1・0〕の好成績を残しているように、洋芝に対する適性は抜群。函館・芝コースは初参戦になるが、札幌と同様にぴったりの舞台と思える。母は名牝アドマイヤグルーヴで、叔父に重賞ウイナーのルーラーシップ、フォゲッタブル、叔母にグルヴェイグを持つ良血馬。夏の北海道シリーズを飛躍のステージにしたいところである。

selvas2 at 16:49コメント(0) 

2013年06月10日

今が見ごろです。風が気持ちよくておすすめです。
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selvas2 at 20:43コメント(0) 

2013年06月09日

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エネファームをPRする大崎一番太郎さん。
ガス・リフォームのご相談は、東京ガスライフバル大崎広小路店にぜひ。
スタッフのみなさまが親切で、商品と長く付き合っていけることと思います。

selvas2 at 11:09コメント(0) 

2013年06月08日

エプソムC
夏のローカルになると、主力馬の夏休みを待っていたように、ベテランホースが登場してくるが、
ここは隙間のようなGIIIとはいえ、まだ中央場所。年齢別の成績に大きな特徴がある。

3歳馬の春のクラシックは終了し、2歳馬のデビューが始まった。
4歳以上の古馬には、確実に世代交代の波が押し寄せている。

6月初旬のエプソムの「ダービー」に合わせて組まれてきた「エプソムC」の歴史は過去29回。
【4歳馬-18勝。5歳馬-10勝。6歳馬-1勝。7歳以上馬-0勝】。他のレースには見られない極端な偏りがある。

もっとも、現在はクラス変えの時期が早まったから、先週の安田記念もそうだが、クラス分けの条件賞金が半分になる4歳馬は、並のオープン馬だと重賞に出走しにくくなっている。
したがって、極端な4歳馬の好成績は、過去の傾向になってしまうかもしれない。

時期的に「若い4〜5歳馬が、ベテランに代わって中心的存在になりつつある」。
その程度の意味のレースの特徴にとどめたい。

確かにエプソムCでは、6歳以上馬同士の1〜2着は一度もなく、必ず4歳馬か、5歳馬が連対してきたのが歴史だが、クラス変えの時期が早まってしまったから、この記録はあまり重視しないほうがいいだろう。

2連勝した昨年のこの時期と同じように、ひと叩きしてグングン調子を上げているファイナルフォーム。
昨年のラジオNIKKEI賞1800mを完勝しているが、大跳びでそう器用な脚の使えるタイプではなく、
真価は4走前の富士S1600m(東京)2着の1分32秒5が示す高いスピード能力と、追っての切れ。

それを示すように、東京コースには【1-1-1-0】の好成績がある。
最近の1400〜1600mでは出負けもあって後方からだが、
1800の平均ペースなら、ラジオNIKKEI賞でみせたように好位追走の自在脚質が生きてくる。
そのラジオNIKKEI賞でコンビを組んだ戸崎騎手に戻るのは大きなプラスだ。
ますます評価を上げているディープインパクト産駒、激走後より、
ちょっと物足りなかったあとぐらいのレースが一番いい。

いつにも増して動きの良かったリルダヴァルは、この1800mこそベスト。

ポン駆けOK、きっちり仕上がっているジャスタウェイ、東京コース向きクラレント。

荒れて不思議ないと思えるので、サトノアポロ、アドマイヤタイシ、動きの良かったサンレイレーザー、セイウンジャガーズまで手を広げたい。


阪神のマーメイドSは、決して状態は悪くなく、フローラSと同じ2000mで巻き返したい東のミッドサマーフェア(武豊騎手)、
マルセリーナに注目。
穴馬コスモネモシンもデキ上々、いまなら2000mも平気なはずだ。


selvas2 at 19:52コメント(0) 

2013年06月07日

今週、東京の重賞はエプソムカップ。

過去10年間をみると、前走指数上位馬がすべての年で連対している。
また、平均指数の上位馬も9年で連対しており、全体としても指数の上位馬たちが活躍しているレース。

今年の指数上位馬は、アドマイヤタイシ、サンレイレーザー、サトノアポロ、クラレント、ジャスタウェイ、ファイナルフォームなど。

直線の長い東京コースでも、上がり一辺倒のレースにはならないだろう。
ある程度、前々でレースができるアドマイヤタイシ、サンレイレーザー、クラレント、リルダヴァルなどに流れが向くのではないか。

前走、読売マイラーズCでは、位置取りが少し後ろになってしまったが、勝ったグランプリボスとともに伸びて2着に健闘した4歳馬サンレイレーザーにも期待がかかる。


阪神はマーメイドS。
06年から牝馬限定のハンデ戦になったが、それ以降、波乱のレースが続いている。
1番人気馬は、昨年やっと1勝したが、トップハンデ馬はまだ勝てない状況だ。
指数上位馬も苦戦を強いられている。

今年はコスモネモシン、マルセリーナ、エーシンメンフィス、アロマティコ、などが前走指数の上位馬。
他に過去の指数、平均指数などで、アグネスワルツ、エピスナアスール、マイネオーチャード、ピュアブリーゼなどが上位。

トップハンデ馬は56キロのマルセリーナ。55キロのアグネスワルツ、エーシンメンフィス、コスモネモシン、ミッドサマーフェアなどが続く。

差し脚の鋭さからは、アロマティコ、コスモネモシン、マルセリーナなどが浮上してくるが、
ハンデで楽なのは54キロのアロマティコ。
49キロの超軽ハンデ馬マイファーストラヴも気になる。


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2013年06月06日

東京都品川区は、11月8日に大井競馬場(同区勝島)で行われる「品川区長賞レース」の愛称を公募している。
競馬場の存在を広く伝え、観光名所として売り込むのが狙い。

大井競馬場は、23特別区で組織する一部事務組合が運営し、競馬事業の収益の一部は23区に分配されている。地方競馬では全国一の規模を誇るが、平成24年度の1日平均入場者数は対前年比で約14%減、1日平均売上金額で約12%減となっている。区は「公募と愛称を決めて知名度を高め、足を運んでもらうきっかけとしたい」としている。

募集期間は7月1日まで。対象は区内在住者か在勤在学者。
愛称は16文字以内で、区の公式サイトの応募専用フォームかはがきで申し込む。
結果は、区と町会長らで作る愛称選定委員会が選考して9月上旬に発表する予定。
採用者には記念品を贈呈し、レース当日の特別観覧席に招待する。


selvas2 at 17:43コメント(0) 

2013年06月05日

東京競馬場の芝1800mを舞台に行われるエプソムCには、阪神競馬場で開催される“夏のグランプリ”宝塚記念を目標とする馬たちや『サマー2000シリーズ』に向かう馬たちが参戦。
春シーズンに力をつけてきた上がり馬が実績馬に挑み、毎年白熱したレースが繰り広げられている。
2011年の覇者ダークシャドウは、同年の天皇賞(秋)で2着に好走。
このエプソムCを飛躍のステージとして、その後のGI 戦線での活躍につなげている。
今年も今後の活躍を期す中距離ホースが初夏の東京ターフに集結。長い直線の攻防から目を離せない。

アドマイヤタイシ(牡6・橋田満)は、昨秋の福島記念で2着に好走したあとも、朝日チャレンジC(昨年は12月に芝1800mで開催)、中山金杯、中日新聞杯、新潟大賞典と、目下重賞で5戦連続2着を記録。抜群の安定感を誇る存在だ。これだけ長く好調期間が続くケースも珍しいが、この5戦での2着はすべて異なるコースでマークしたもの。地力強化は明らかと言えるだろう。好位を追走して抜け出した前走の新潟大賞典はほぼ完璧な内容だったが、インコースを伸びたパッションダンス(1着)に僅かハナ差及ばず2着に惜敗。しかしながら、走破タイムの1分56秒9は非常に優秀で、現在の充実ぶりを強烈に印象付ける一戦だった。この中間は連戦の疲れも見せず、依然として張りのある馬体をキープ。悲願の重賞初制覇を目指す。

サトノアポロ(牡5・国枝栄)は、今年3月の中日新聞杯で重賞初制覇を達成。ここにきてめきめきと力をつけている一頭だ。重賞連勝を狙った前走の新潟大賞典は、2番人気の支持を集めたものの4着に敗退。直線で審議対象となる不利を受けたために、先に抜け出してスムーズなレース運びをした勝ち馬のパッションダンス、2着馬アドマイヤタイシとは少し差が開いたが、ゴール前で再び盛り返すしぶとさを見せているように、あらためてパワーアップを示す内容だった。この中間は順調に乗り込みを消化しており、巻き返しはそう難しくはないはず。前々走の中日新聞杯では、アドマイヤタイシ(2着)、パッションダンス(4着)に先着しており、決め手ではこのメンバーの中でも上位の存在だ。

リルダヴァル(牡6・池江泰寿)は、3歳の春に毎日杯3着、NHKマイルC3着と、早くから能力の高さをアピールしていた厩舎期待の素質馬だ。6歳を迎えた今年は、始動戦のオープン特別・大阪城S(阪神・芝1800m)が4着、続く前々走のダービー卿チャレンジTが6着とひと息のレースが続いたが、前走のオープン特別・都大路S(京都・芝1800m)では直線で楽に抜け出して、通算6勝目をマーク。実力馬が健在ぶりを示した。今回の舞台となる芝1800mは、4勝を挙げているようにベストの距離。また、梅雨の時季だけに、道悪馬場に良績がある点もセールスポイントになるはず。前走Vの勢いに乗って挑戦するここは、重賞初制覇の大きなチャンスと見ても良いだろう。

ジャスタウェイ(牡4・須貝尚介)は、昨年のアーリントンCで大外を強襲して重賞初制覇を達成。また、同年秋の毎日王冠でも、1分45秒0の好タイムで勝ち馬のカレンブラックヒルにクビ差の2着と好走。このレースでは、リアルインパクト(4着)、グランプリボス(6着)、ストロングリターン(7着)などのGI ホースに先着しており、その能力は一級品だ。2番人気の支持を受けた前走の中日新聞杯は、勝ち馬のサトノアポロから0秒7差の8着に敗退。道中でレースの流れにうまく乗れず、直線で伸び脚を欠いたのが敗因と言える。今回は約3か月ぶりの実戦で仕切り直しの一戦になるが、順調に調教を積まれており、出走態勢は整った印象。今回と同じ東京・芝1800mの毎日王冠で見せた豪脚を再現できれば、2度目の重賞Vも視界に入ってくるはずだ。

クラレント(牡4・橋口弘次郎)は、2011年のデイリー杯2歳S、2012年の富士S、今年の東京新聞杯と、芝のマイル重賞3勝をマーク。今回のメンバーに入っても実績では胸を張れるものがある。その3勝中2勝がこの東京・芝コースで挙げたもので、NHKマイルC3着の実績もあり、コース適性は抜群だ。予定していた安田記念への出走がかなわず、このエプソムCに目標を変更。ここは1800mの距離を克服できるかがポイントになりそうだが、約2か月半の休養明けで臨んだ前走の読売マイラーズC(8着)を叩かれて、状態面の上積みは大きいはず。この距離で好成績を挙げることができれば今後の選択肢が増えるだけに、大事な一戦と言えるだろう。うまく折り合ってリズム良く追走できれば、自慢の末脚がさく裂しても不思議ではない。

ファイナルフォーム(牡4・堀宣行)は、3歳の昨夏にラジオNIKKEI賞を快勝。デビューから僅か5戦目で重賞ウイナーの仲間入りを果たした素質馬だ。秋の初戦となった富士Sでも上がり3ハロン33秒9(推定)の素晴らしい末脚を駆使して2着に好走。マイルから中距離路線での活躍を予感させた。約4か月の休養明けで臨んだ前走の読売マイラーズCは、スタートで後手を踏んで9着に敗れたが、勝ち馬のグランプリボスから0秒5差と、着順ほど大きく負けていない。今回は状態面の上積みが見込めるうえに、舞台が〔1・1・1・0〕と得意の東京コースに替わる。条件が大きく好転する今回、巻き返しが期待される。

サクラアルディート(牡5・岡田稲男)は、芝のレースで13戦5勝2着5回。連対率は76.9%と優秀な数字を残している。昨年の暮れに1600万下の逆瀬川S(阪神・芝1800m)を上がり3ハロン33秒3(推定)の素晴らしい末脚で制してオープンクラス入り。今年初戦の京都記念は8着に敗れたものの、続く前々走のオープン特別・大阪城S(阪神・芝1800m)では力強い末脚で2着を確保、地力アップを示した。半兄に2003年の皐月賞2着馬で重賞3勝を挙げたサクラプレジデントを持つ良血馬が、いよいよ本格化してきた印象だ。前走のオープン特別・都大路S(5着)は重馬場で身上の切れ味が発揮できなかったが、良馬場ならこれまで再三にわたり上がり3ハロン33〜34秒台(推定)の末脚をマークしている馬。馬場さえ悪化しなければ、重賞初制覇のチャンスは十分あるだろう。

タムロスカイ(牡6・西園正都)は、約半年ぶりの実戦となった前走のオープン特別・メイS(東京・芝1800m)で16番人気の低評価を覆して、通算6勝目をマーク。好位追走から上がり3ハロン34秒9(推定)の末脚を発揮し、後続の追撃をしのいだ。昨秋のオープン特別・アンドロメダS(京都・芝2000m、7着)後の休養で、心身ともにひと回り成長した印象。芝1800mで5勝2着5回を記録しており、この距離のスペシャリストという評価も可能だろう。重賞初制覇のシーンも期待できそうだ。

サンレイレーザー(牡4・高橋義忠)は、今年に入って、オープン特別の洛陽S(京都・芝1600m)3着→六甲S(阪神・芝1600m)2着→GII の読売マイラーズC2着と、ここ3戦で安定したレースを続けている。芝のレースで挙げた3勝はすべて1600mの距離だが、昨年暮れに阪神・芝1800mで行われた朝日チャレンジCでは勝ち馬から0秒2差の5着に健闘。1800mは十分守備範囲と考えても良いだろう。好メンバーがそろった前走の読売マイラーズCでは、GI・2勝馬のグランプリボス(1着)に半馬身差まで詰め寄り、次走の安田記念で3着に好走するダノンシャーク(3着)、昨年のNHKマイルCの覇者カレンブラックヒル(4着)に先着。重賞でも互角に戦える実力があるところを見せた。長い直線で自慢の末脚を活かして、重賞初制覇を目指す。


マーメイドSは、負担重量が別定で行われていた2005年までは、
名牝エアグルーヴやオークス馬エリモエクセルなどの実績馬が勝ち馬に名を連ねる一戦だったが、
2006年からハンデキャップに変更されると様相が一変。
2006年、2008年、2009年と、条件クラスから格上挑戦してきた馬や近走で大敗していた馬が軽ハンデを味方に低評価を覆して優勝、高額配当を演出した。
しかし、過去3年の勝ち馬の単勝人気を見ると、2010年のブライティアパルスが3番人気、2011年のフミノイマージンが2番人気、昨年のグルヴェイグは1600万下クラスからの格上挑戦ながら1番人気。
上位人気馬がしっかりと好結果を残している。
春のGI 戦線を戦ってきた影響や、梅雨の時季で道悪馬場になればその巧拙が結果にも大きく反映されるだけに、出走馬をしっかりとチェックすることが、勝ち馬推理のポイントとなりそうだ。

GI・ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降の過去7年で、同レースを経由してマーメイドSに臨んだ馬は延べ24頭いたが、勝ち馬は1頭も出ていない。今年のヴィクトリアマイル出走組は、アロマティコ(牝4・佐々木晶三)とエーシンメンフィス(牝5・野中賢二)の2頭。
アロマティコは、昨年の秋華賞3着馬で、前々走の福島牝馬Sで勝ち馬のオールザットジャズから0秒1差の4着をステップに挑んだヴィクトリアマイルで10着敗退。
エーシンメンフィスは、昨年暮れの愛知杯を鮮やかに逃げ切って重賞初制覇を達成し、次走の京都牝馬Sで2着に追い込んできた実績馬。約3か月ぶりの読売マイラーズC(17着)を叩いて臨んだ前走のヴィクトリアマイルは9着に敗れた。しかし、勝ち馬のヴィルシーナとのタイム差は両馬ともに0秒5と、大きくは負けていない。
この2頭はそれぞれかなり人気を集めそうだが、今週の追い切りの動きを含め、調整過程をしっかりと吟味する必要があるだろう。
両馬ともに前走後の初時計を出したのは、5月30日の1週前追い切り。アロマティコが栗東坂路で4ハロン53秒1−ラスト1ハロン13秒0、エーシンメンフィスが同じく栗東坂路で4ハロン56秒6−ラスト1ハロン13秒4をマーク。いずれも体調維持を重点にした追い切りだった。

条件クラスのレースからの参戦馬が好成績を挙げる傾向の強いレースで、これに合致するのがピクシープリンセス(牝5・野中賢二)。
まだ1600万下クラスの身だが、昨年のエリザベス女王杯では1000万下(京都・芝2400m)を勝ち上がったばかりで格上挑戦して3着に好走。
2着馬ヴィルシーナ(今年のヴィクトリアマイル優勝)とアタマ差の接戦を演じている。
54キロのハンデで出走できる今回は、かなり有力な一頭となりそうだ。約3か月ぶりの実戦となった前走の1600万下・烏丸S(京都・芝2400m、2着)をひと叩きして挑む臨戦過程も好印象。ここは、重賞初制覇の大きなチャンスだ。

収得賞金不足で目標としていたヴィクトリアマイルへの出走がかなわなかったマルセリーナ(牝5・松田博資)は、翌週のオープン特別・メイS(東京・芝1800m)に出走し、6着。その着順はともかく、中2週とヴィクトリアマイル出走組よりもさらに詰まったレース間隔での臨戦になるだけに、体調の管理がポイントになりそうだ。今週の追い切りの動きとレース当日の気配は要チェックだ。今回のメンバーの中で唯一のGI ホース(2011年の桜花賞優勝)として、貫録を示すことができるか、レースぶりに注目が集まる。

約9か月ぶりの実戦になるコスモネモシン(牝6・清水英克)は、美浦トレーニング・センターへ帰厩したのが5月14日。ここでの復帰に向けて、追い切り本数がやや足りない状態での出走になるかもしれないが、肝心なのは調教の動きだろう。帰厩した当初は馬なり中心の軽めの調整で、2週前追い切りは5月26日に北Bコースで6ハロン66秒台を計時。さらに、1週前追い切りの6月2日にも同コースで6ハロン66秒台をマーク、ラスト1ハロンを強めに追われている。直前の追い切りでしっかりと追われていれば、出走態勢は整いそうだ。

アグネスワルツ(牝6・宮本博)は、2010年のフローラS2着、オークス3着の実績を持つ。8か月半の休み明けで臨んだ前走のオープン特別・都大路S(京都・芝1800m)では8着に敗退。十分に乗り込んでの出走で仕上がりは良く見えただけに、重馬場が大きく影響したと考えられる。中身ができた状態からの叩き2戦目なら、反動より上積みのほうを期待してもいいはずだ。

復調に手間取っているのが、ミッドサマーフェア(牝4・小島太)。昨年のフローラS(1着)で見せた瞬発力は今回のメンバーの中でも屈指のもの。本調子に戻れば、ここで一気に突き抜けても不思議はない実力馬だ。前走のオープン特別・メイS(10着)から中2週と詰まった日程だが、5月29日の1週前追い切りでは美浦南Cコース(ニューポリトラック)で馬なりながら6ハロン68秒台をマーク。しっかりと時計を出してきたその意欲を買いたいところだ。

2011年のフローラSで3着に入り、オークスで2着に好走したピュアブリーゼ(牝5・古賀慎明)。その後は、昨年の暮れまで好結果を残せず、不本意なレースが続いた。しかし、前々走の福島牝馬Sで勝ち馬から「クビ+クビ」差の3着に食い込んだあと、前走の1600万下・パールS(京都・芝1800m)が勝ち馬とタイム差なしの4着。約4か月の休み明けを叩いてのここ2戦でともに接戦を演じ、完全復調の気配を漂わせている。

ハワイアンウインド(牝4・岡田稲男)は、前々走の1600万下・パールSで2着に好走したあと、クラス再編成で1000万下クラスに降級。前走の1000万下・三木特別(阪神・芝1800m)は2番人気の支持を受けたものの4着に敗れたが、勝ち馬から僅か0秒2差だった。また、走破タイムの1分45秒9は、1000万下クラスとしては優秀なもの。悲観する内容ではないだろう。51キロの軽ハンデを活かして、上位に食い込むチャンスを狙う。

マイネオーチャード(牝5・畠山吉宏)は、前走の1600万下・パールSで3着に健闘。芝2000mは〔4・3・0・4〕と最適の距離で、今回の舞台となる阪神・内回りの芝2000mも2戦して2着2回と好相性。1600万下クラスからの格上挑戦ながら、好条件を味方に好走が期待できそうだ。

selvas2 at 11:00コメント(0) 

2013年06月04日

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江戸川に面する小岩菖蒲園
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今からが見頃です
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江戸川はムジナモ発見の地でもあります
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selvas2 at 19:25コメント(0) 

2013年06月03日

千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ「ふ なっしー」に隠された秘密が衝撃的すぎると話題になっています。
日本テレビサービスが5月25日に発売した「ふなっしーのマル秘クッキー」で明らか(?)になりました。

その驚くべき内容とは以下のようなも の。

「ふなっしーのおなかの赤い部分は、リボ ンではなく『返り血』」

「ふなっしーの白目が灰色はなのは、汚れ た人間界をみてきたから」

「ふなっしーの青い部分は、服ではなく 『タトゥー』」

「ふなっしーは4男、兄弟は全員で274体」

な、なんだってー!
しかし、注意したいのは、ふなっしーの性格が「口は悪く虚言癖があるけど案外素直」ということ。冷静に考えれば、赤い部分はどう見てもリボンだし、青い部分は袖付きの服だろうとツッコミたくなります。

ふなっしー自身はTwitter上で、“返り 血”について、「数々の死闘の証なっ しー」とコメントしたり、「いつもの虚言癖なっしー♪ ホントは赤い蟻がたかってるだけなっしよー」とするなど定まらない感じでした。

こちらの「ふなっしーのマル秘クッ キー」は、現在ネット上の販売サイトでは品切れ中。
日テレタワーや東京駅にある 「日テレ屋」でも取り扱っています。

selvas2 at 21:31コメント(2) 
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ナスヒオウギアヤメ。
人が管理したアヤメと違って
野性味に溢れる色素です。
昭和天皇ゆかりの種だそうです。
絶滅危惧種で、貴重な花を見ることができました。

selvas2 at 13:07コメント(0) 
天然水のゼリー。たいへん美しく、おいしかったです。
食べ物の写真を撮ることは
外国人から見ると奇異な行動にうつるようですが、
記念に一枚。
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selvas2 at 09:01コメント(0) 

2013年06月02日

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散歩してきました。
木の下を歩くことは
人間にとって必要なことなのではないか、と思うくらいすがすがしいです。

selvas2 at 18:03コメント(0) 

2013年06月01日

同じマイルのGIマイルチャンピオンシップと比較し、安田記念のほうがずっと難解で、
波乱の結果が多いことで知られるが、それにしても近年の波乱は、もう素晴らしいというしかない。

最近10年、1番人気馬の成績は【1-0-1-8】。
勝った(連対した)のは、08年のウオッカただ1頭。
発売されて過去8年の3連単は、5ケタの万馬券はわずか2回だけで、10万円〜40万円台の難しい結果が、6回を占めている。

人気馬の信頼性が乏しいとかではなく、1分32秒前後の、厳しくみんな苦しい東京1600mのGIになると、
ちょっと苦戦と思われた伏兵まで、多くの馬が必死で1分32秒前後で乗り切ってしまうのである。
非常に厳しい内容のレースになってしまうためか、スピードレースでは断然優位とされる4歳の勝ち馬も、
5歳のそれも、最近10年間ではそれぞれたった1頭ずつ。3歳馬が1頭。

ほかの平地GIではありえないことだが、【6〜7歳】のベテラン組の成績が断然いい。
6〜7歳の勝ち馬が計7頭もいるのである。
さらには、過去10年、馬券に関係した30頭のうち、半分の15頭までが6〜7歳馬。
それも、手が出ない超人気薄の伏兵が激走するのではなく、ちょうど取捨ボーダーの5〜9番人気くらいの伏兵が揃って快走するから、結果として、難しい買いにくい組み合わせが成立してしまうのだろう。
この波乱のパターンを信じるなら、したたかな6〜7歳馬を再評価したほうがいい。
今年、6〜7歳馬はわずか4頭しかいない。2ケタ人気の伏兵は台頭していないので、
別に人気が走るわけではないが、波乱のパターンを取り入れるなら、要注意はダークシャドウと、グロリアスデイズとなる。

厳しい東京のマイル戦。
少し距離が短いのではないかと思わせる、1800〜2000mに好内容を持つ馬が怖い。
ショウナンマイティから入りたい。
初の1600mのわりにちょっと売れ過ぎの気もするが、前回の大阪杯の内容は光る。
スローでレースバランスは【61秒5ー57秒5】=1分59秒0。
後半1000mは勝ったオルフェーヴル以下みんなが猛烈に加速したが、最高の加速をみせたのはショウナンマイティ。
推定【56秒9-44秒3-32秒9-11秒1】だった。
瞬間の切れ味で上回ったとかではなく、珍しく前面に押し出したスピード能力と考えたい。
ファミリーに必ずしもスピード色が濃いわけではないから、このところ、アユサンの母の父、キズナの母の父として日本での評価を取り戻しているストームキャットの影響力かもしれない。昨年の宝塚記念3着は総合力。
鳴尾記念の上がりも32秒9だった。マイルは初めてだが、
距離1800mは【2ー2ー0ー0】。総合スピードで対応できると期待したい。

グランプリボスの評価は下げる理由がなく、連の軸となるのは昨年2着、人気のグランプリボスだろうが、
なぜか1番人気馬は魅入られたように凡走が多い。ロードカナロアとどちらが一番人気をとるだろうか。
ショウナンマイティと互角評価は、マイル戦が初めてのもう1頭、前出のダークシャドウ。
こちらは、東京の秋の天皇賞2000mの1分56秒2が光る。
トップスピードに乗る際の反応がちょっとにぶいが、追い出しての迫力はこの組み合わせなら、最上位ランクである。
続いて、小柄な馬体に58キロはちょっと心配でも、デキの良さが光るダイワマッジョーレ。ダノンシャーク、サダムパティック。
ロードカナロアは1600mもじゅうぶん克服できる配合であっさり勝利しても驚けない。世界のロードカナロアに関して、岩田騎手は自信満々である。

selvas2 at 18:02コメント(0) 
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水野貴史騎手、お疲れ様でした。

selvas2 at 00:26コメント(0) 
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