2013年08月

2013年08月31日

Chorando-se foi quem um dia so me fez chorar
Chorando-se foi quem um dia so me fez chorar
Chorando estara ao lembrar de um amor
Que um dia nao soube cuidar
Chorando estara ao lembrar de um amor
Que um dia nao soube cuidar

A recordacao vai estar com ele aonde for
A recordacao vai estar pra sempre aonde eu for

Danca, sol e mar, guardarei no olhar
O amor faz perder encontrar
Lambando estarei ao lembrar que este amor
Por um dia, um instante foi rei

A recordacao vai estar com ele aonde for
A recordacao vai estar pra sempre aonde eu for

Chorando estara ao lembrar de um amor
Que um dia nao soube cuidar
Cancao, riso e dor, melodia de amor
Um momento que fica no ar



selvas2 at 18:57コメント(0) 
帝王死す。
91年に皐月賞、ダービーのクラシック2冠を制するなどG1・4勝を挙げ、95年に顕彰馬に選出されたトウカイテイオー(牡)が30日、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)で死んだ。
25歳だった。
死因は不明だが、関係者によると近年は高齢により体調がすぐれず、ファン向けの公開放牧も控えられていた。

平成の競馬ブームを支えた名馬が旅立った。
トウカイテイオーは7冠馬で「皇帝」と称されたシンボリルドルフの初年度産駒で、栗東・松元省一厩舎から90年12月に中京でデビュー。安田隆行(現調教師)とのコンビで連勝街道を走り、翌91年、無敗のまま皐月賞、ダービーを制覇(デビューから6連勝)。史上初めて父子で無敗2冠馬という偉業を成し遂げた。前年に引退したオグリキャップと入れ替わるように出現したスターホースの快進撃は当時の競馬ファンを熱狂させた。

ダービー直後に右後肢の骨折が判明し菊花賞には出走せず父子3冠の夢は絶たれたが、4歳時には2度目の骨折を克服し、岡部幸雄(引退)騎乗でジャパンCを制覇。
その後に出走した有馬記念で11着に大敗し、年が明けた93年春に再び骨折(左前)が判明。
丸1年の休養を挟んで、再び臨んだ93年有馬記念を田原成貴(引退)で快勝。「奇跡の復活」として、今もなおファンの記憶に残る激走だった。364日ぶりの出走でのグランプリVは、長期休養明けG1制覇の最長期間記録として今も破られていない。

翌94年に再び骨折し引退を表明。
10月に東京競馬場で引退式を行った。その後、社台スタリオンステーションで種牡馬入り。
02年シーズンには最大158頭に種付けしたが、その後は目立った活躍馬を出すことはなく種付け頭数も激減。現在はJRAに8頭、地方に約30頭の現役登録を残すのみで、川崎競馬に登録のある2歳馬2頭が最後の世代となる。

09年11月に東京、11年7月には函館競馬場に来場して元気な姿を見せていたが、近年は体調を崩していた。度重なる骨折を不屈の闘志で乗り越え、輝き続けた帝王。
感動の走りはファンの心に深く刻まれ、語り継がれていく。

個人的にはフジテレビの堺正幸アナウンサーの熱のこもった実況が印象深い。
数ある競走馬の中で、いちばんハンサムな馬であることは間違いない。

◆トウカイテイオー 
父シンボリルドルフ 
母トウカイナチュラル(母の父ナイスダンサー)
栗東・松元省厩舎所属 
馬主・内村正則氏 
生産者・北海道新冠町長浜牧場 
戦績12戦9勝 
総獲得賞金6億2563万3500円。

1991年皐月賞(1着トウカイテイオー)
「父が成し遂げたあの無敗の皐月賞! そして仔も同じく無敗で皐月賞を制しました!
トウカイテイオー安田隆行! 安田隆行もクラシック初制覇!
これは強い!これは強い!トウカイテイオーであります!」
(堺正幸アナウンサー)

1991年日本ダービー(1着トウカイテイオー)
「トウカイテイオー抜けた!トウカイテイオー抜けた!トウカイテイオー抜けた!
3馬身から4馬身! もう追いつける馬はいない!もう追いつける馬はいない!
安田隆行!2冠達成! そして無敗の2冠馬達成であります! 見事単枠指定! 正に横綱相撲!
トウカイテイオー安田隆行! 数々のプレッシャーを跳ね除けまして、第58回日本ダービーを制しました!」
(堺正幸アナウンサー)

1992年ジャパンC(1着トウカイテイオー)
「レガシーワールドが先頭! そしてドクターデヴィアスが2番手! ユーザーフレンドリー3番手!
ピンクの帽子、トウカイテイオーも上がって来ている! トウカイテイオー上がって来ている!
ナチュラリズムもいい位置だ! ナチュラリズムいい位置だ!
第4コーナーカーブ府中の直線500mに入って来た!
レガシー頑張る!レガシー頑張る!
そして外のほうからユーザーフレンドリー!インコース、ナチュラリズム! ナチュラリズムやって来た!
そしてトウカイテイオー抜けて来るか! 400を切った!14頭が横に広がった!
ナチュラリズム!ナチュラリズム! そしてトウカイテイオー! トウカイテイオーも頑張っている!
大外から一頭、ヒシマサルも突っ込んで来る! トウカイテイオー、ナチュラリズム!
200を切った!
トウカイテイオー!トウカイテイオーか! 外のほうからヒシマサル!ナチュラリズム!
トウカイだ、トウカイだ! トウカイテイオーだ! トウカイテイオー来た! ディアドクターも来ている!
さあトウカイテイオーか!ナチュラリズムか! トウカイテイオーだ!トウカイテイオーー! 岡部やった!
トウカイテイオーです! 外国の強力馬をねじ伏せました! 復活を遂げましたトウカイテイオーです!」
(堺正幸アナウンサー)

1993年有馬記念(1着トウカイテイオー)
「メジロパーマーが先頭! そしてビワハヤヒデが早くも上がった! レガシーワールドが3番手に下げました!
さあ、後続の中からウイニングチケットが今、 現在3番手まで上がって来ている!
メジロパーマーがわずかに先頭! ビワハヤヒデ、そしてウイニング3番手!
そして、レガシーの手がちょっと動いている! トウカイテイオー赤い帽子も来ているぞ!
残り400Mを切りました!残り400を切った! さあ、ビワハヤヒデ岡部が先頭か!
ビワハヤヒデ岡部が早くも先頭に立ったか! 外のほうからトウカイテイオーも来ている!
トウカイテイオーも来ている! さあ、残り200を切りました! 残り200を切った!
ビワハヤヒデ!トウカイテイオー来たっ! トウカイテイオーが来たっ! トウカイテイオーが来た!
ビワハヤヒデとトウカイテイオー! ダービー馬の意地を見せるか!
トウカイテイオーだ!トウカイテイオーだ!トウカイテイオ〜! 奇跡の復活〜!!
一年ぶりのレースを制しました! トウカイテイオー田原成貴!
しかしこのレースは審議の青ランプ! トウカイテイオー!ミラクル!
奇跡の復活をみせました!トウカイテイオー! こんな事があるんでしょうか!!」
(堺正幸アナウンサー)

selvas2 at 15:54コメント(0) 
JRA夏の北海道シリーズ最後の重賞競走、第48回札幌2歳S、
牡馬8頭牝馬6頭の計14頭の2歳馬による芝1800mレースです。
5年前には後のダービー馬ロジユニヴァースがこのレースを勝っています。
14頭の内2勝を挙げているのはマイネルフロスト1頭だけ、そして9頭が1戦1勝の馬であります。
クリノコマチが入って14頭のゲート入り完了しました。

スタートしました!
第48回札幌2歳S、まずは先行争いオールステイが行きます、7番のサングラス、外からロードフォワード、2戦2勝のマイネルフロスト4番手、外からダンツキャノン、14番のクリノコマチ、中団につけたマイネグレヴィル、内を通ってレッドリヴェール、真ん中2番のピオネロ、函館2歳3着のトーセンシルエット、11番のマラムデールがいて、その後ろ3番のバウンスシャッセ、後方2番手にメイショウスミトモ、最後方4番のハイアーレート、先頭まで14〜15馬身差で向こう正面に入りました。

先頭はオールステイが立っていますが、2番手に早くもマイネルフロスト上がっていきました三浦皇成、3番手サングラス、外からロードフォワード、さらにダンツキャノン、クリノコマチと続いていますが、マイネグレヴィルがいい手応えで上がっていく、最内1番のレッドリヴェール、外ピンクの帽子トーセンシルエット、やや後退か2番のピオネロ、61秒後半で1000mを通過、オレンジの帽子マラムデール、3番のバウンスシャッセ、ハイアーレート後方2番手に上がって、殿に下がったのが5番のメイショウスミトモで第3コーナーのカーブに差し掛かります。

残り600を切りました、さあマイネルフロスト、三浦皇成がオールステイを捕えにかかります、3番手サングラス、ロードフォワード並んでいますが、6番のマイネグレヴィル5番手、5番手からさらに前を窺っている、内からレッドリヴェール、ダンツキャノン後退、クリノコマチもその後ろに下がっている。

第4コーナーをカーブして直線!3連勝へマイネルフロスト、先頭に代わって200を通過!
マイネグレヴィルが2番手に上がってくる、内からレッドリヴェール、オールステイも粘っているが、
先頭マイネルフロスト!追ってくるマイネグレヴィル、
マイネルフロスト!マイネルフロスト!三連勝で重賞制覇だゴールイン!
1分51秒2!



selvas2 at 14:33コメント(0) 

2013年08月30日

新潟記念は波乱含みのハンデ戦。
昨年トランスワープが勝った新潟記念は1分57秒6。エクスペディションはコンマ1秒差の4着、ナリタクリスタルはコンマ6秒差の10着だった。
12.8 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 12.5 - 12.4 - 11.7 - 10.9 - 10.3 - 11.9
上り 4F 44.8 - 3F 33.1

その前の年の新潟記念はナリタクリスタルが勝った。1分59秒1。
13.2 - 11.0 - 11.9 - 12.0 - 12.8 - 12.4 - 11.7 - 11.2 - 10.9 - 12.0
上り 4F 45.8 - 3F 34.1

3年前の新潟記念もナリタクリスタルが勝った。1分58秒4。
12.9 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.0 - 12.2
上り 4F 45.7 - 3F 34.3

過去10年、1番人気馬は2着が1回だけ。
2番人気も1勝、2着1回のみで、不振が目立つ。
トップハンデ馬も1勝だけ。
指数上は前走指数の上位馬が6勝を上げてはいるが、2、3着はランク外の馬が多い。

今年はトレイルブレイザー、ダコール、ブリッジクライム、ファタモルガーナ、エクスペディション、ニューダイナスティなどが、指数の上位馬。

トップハンデは58キロのトレイルブレイザーだが、過去10年、「58キロのハンデを背負って勝った馬はいないし、2着もない」ということなら、ここは苦しいと見るべきか。
ただ、前走の七夕賞でもトップハンデの58キロを背負って2着に食い込んでおり、一概に「ない」とは言い難い。
この新潟記念にはダコール、ファタモルガーナ、エクスペディションなど、同じ七夕賞を使った馬も出走しているが、
七夕賞で5着だったダコールが56キロのハンデを背負うわけで、そのハンデの比較からすれば、トレイルブレイザーが勝ち負けできる妥当なハンデなのではないか。

トレイルブレイザーが2着だった七夕賞のラップは、
12.1 - 10.7 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 12.1
上り 4F 48.0 - 3F 35.9


今回、外回りの2000メートル戦とはいえ、ペースはそれほどスローにはならないだろう。そこそこ前につけていたほうがレースはしやすいはずで、その点から考えてもトレイルブレイザーにもチャンスは十分にあるのではないか。

一方、明らかに恵ハンデだと思えるのは牝馬のブリッジクライム。
前走1000万条件戦を勝ったばかりだが、3歳時には紫苑S2着、秋華賞4着もあり、51キロのハンデの助けがあれば、切れる脚も十分に使える。
他に、カルドブレッサ、アカンサス、レインスティックなども新潟向きの鋭い差し脚があり、要注意。
先行馬で気になるのはエクスペディション、コスモネモシンなど。


小倉2歳Sは芝の1200メートル戦。指数の高さと能力は比較的結びつきやすい。
今年はホウライアキコ、マイネヴァリエンテ、ハッシュ,ベルカント、グランプリブレイド、ウインスプラッシュが指数の上位馬。

なかでも新馬戦で余裕の逃げ切り勝ちをおさめたホウライアキコの指数が高い。
同じ新馬戦で3着だったマイネヴァリエンテも、続く2戦目に好指数で勝ち上がっており、
ここは素直にホウライアキコを信頼する手。控えてもレースはできるはずで、先行しての差し脚に期待したい。


函館で行われる札幌2歳Sは、芝の1800メートル戦。
今年の指数上位馬は、マイネグレヴィル、マイネルフロスト、トーセンシルエット、オールステイなど。

函館の芝コースは、パワーのいる馬場状態が続いているが、その適性があるのはマイネグレヴィルとマイネルフロストだろう。
ともに先行して粘る脚があり、連軸向きだ。

差し脚で見所があるのはピオネロとレッドリヴェール。差し切る脚の鋭さで、逆転候補になりそう。


selvas2 at 19:53コメント(0) 

2013年08月29日

制酸作用
炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムについて見ていこう。

炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、sodium hydrogen carbonate)、別名重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、sodium bicarbonate。重炭酸ソーダ、略して重曹とも)はナトリウムの炭酸水素塩である。
常温で白色の粉末状である。水溶液のpHはアルカリ性を示すものの、フェノールフタレインを加えても変色しない程度の弱い塩基性である。
水には少し溶解し、メタノールにも僅かに溶解するものの、エタノールには不溶。
具体的には、水 (0 °C) 100 g につき 6.9 g、水 (20 °C) 100 g につき 9.6 g、メタノール (25 °C) 100 g につき 0.8 g 溶解する。


塩化ナトリウム溶液の電気分解で得られた水酸化ナトリウム溶液に二酸化炭素を反応させて製造する。
NaOH + CO2 → NaHCO3
工業的にはソルベー法により多量に製造される。これは炭酸水素ナトリウムの水への溶解度が比較的低いため沈殿することによる複分解反応である。
NaCl+H2O + NH3 + CO2 → NH4Cl + NaHCO3↓
また、天然の鉱物を精製しても得られる。日本では旭硝子や東ソーなどが生産している。

用途

消火剤
粉末化し、流動性付与剤として無水ケイ酸やホワイトカーボンを加え、防湿剤として金属石鹸やシリコーンオイルをコーティングしたものが消火剤として用いられる。消防法施行規則第21条の規定による第一種粉末消火薬剤であり、B火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応していることから、BC粉末消火剤とも呼ばれる。

熱分解によって生成されたナトリウムイオンと燃焼反応で生じる遊離基(OH•、H•)が結合することで燃焼の継続を抑制するのが粉末消火薬剤の消火原理である。安価なことから、化学消防車や消防艇の粉末消火装置に用いられる。
2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2ONa2CO3 → Na2O + CO2Na2O + OH• + H• → 2NaOH
また、酸と反応し二酸化炭素を発生するので、泡消火器、酸アルカリ消火器にも用いられる。 鉛蓄電池の電解液(希硫酸)の中和剤としても用いられる。

調理
食品添加物として用いられる。加熱によって分解し二酸化炭素を発生する性質から、ベーキングパウダーなどとして調理に使われる。口中で炭酸ガスを発生させるソーダ飴などには粉末で封入される。ワラビなどの山菜のアク抜き、松の実などの臭み取り、豆を早く煮るため、肉を柔らかくする下ごしらえ、グレープフルーツや夏みかんの強烈な酸味を中和させるために直接かけたり、冷凍エビの食感改善などにも使うことができる。さらには、マクビティに代表されるダイジェスティブビスケット類には、重曹が多く使われている。このように食用ともされることから安全性が高いと見られている。しかし大量に摂取するとアルカローシスなどの問題を引き起こす恐れがあるとされているので、特に幼児が誤食しないように注意する必要はある。合わせて、体重 1 kg 当り約 1.26 g で呼吸器に異常をきたすとのデータもある(ただし、通常の場合これほどの量を摂取することは考え難い)。

炭酸水
炭酸水素ナトリウムとクエン酸を混ぜると炭酸ガスが発生し炭酸水となるので飲料としても用いられ、レモンを加えレモンソーダにしたり、砂糖を混ぜサイダーを作るということも可能である。

洗浄・脱臭
研磨効果、鹸化(乳化)効果から、洗剤や洗剤の補助として、ティーカップなどの茶渋落とし、換気扇などの固着した油汚れ・焦げ落としに使用されたりする。重曹は、水質汚染で問題とされるBOD・COD値がなく、環境ホルモンも含まれていないため環境にやさしいとされる。また食品添加物としても使用できるくらい人体に対して安全であることも売りとなっている。

ただし石けんなどの界面活性剤と比べると軽い汚れしか落ちないという意見もある。

洗濯機での使用を禁止しているメーカーもある(重曹が洗濯機内部で詰まり、水漏れや故障の恐れがあるため)。

酸性の臭いに対する脱臭効果があり、肉・魚臭さを消したり、靴箱の脱臭剤などにも使用できる。

最近では練り歯磨きやうがいなどにも使用されることがある。

入浴
天然の温泉に含まれる場合は重曹泉となり、これを模した入浴剤もある。炭酸水素ナトリウムは多くの入浴剤に配合されている。

医薬品
医薬品としては、胃酸過多に対して制酸剤として使われる。ただし胃液には塩酸が含まれているために、炭酸水素ナトリウムは急速に分解し二酸化炭素の気泡が発生する。この気泡が胃を刺激し、さらなる胃液の分泌を促進することが知られている。また点滴剤はアシドーシスの対症療法に用いられる。ただし近位尿細管性アシドーシスに対しては、点滴ではなく経口的に投与し続けることでアシドーシスの補正を行う。なお投与がナトリウムの過剰摂取につながり高ナトリウム血症になることが稀にある。

臨床応用
消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍)
逆流性食道炎(胃食道逆流症)
ゾリンジャー・エリスン症候群(英語版)
胸焼け(英: heartburn & acid indigestion)

農業・園芸
酸性の土壌の中和に用いれば、アルカリ性の土壌を好む植物の生育がよくなる。農作物や人畜及び水産動植物に害を及ぼす恐れがないことが明らかなものとして、安全性の認められた特定農薬(特定防除資材)の1つであり、有機栽培でもウドンコ病等を防除するために使用される。農薬としてハーモメイトが登録され、一般に販売されている。ただし、炭酸水素ナトリウムは葉を褐変させる薬害が起こりやすいため、より薄い濃度で高い殺菌効果を持つ炭酸水素カリウムの方が多く用いられる。

学習目的の実験
中学理科の「化合物の分解」でよく用いられ、生成する二酸化炭素を石灰水の白濁から、水を塩化コバルト紙の赤変から確認する。この実験を行う際、発生した水が加熱部に流れて試験管が割れるのを防ぐために、加熱する試験管の口を加熱部よりやや下向きにしておく必要がある。また、実験終了の際、加熱をやめる前に加熱している試験管から気体採取用にガラス管をつないであり、その先端が水中にある場合は、ガラス管を水中から出しておく必要がある。これは、加熱をやめ、試験管内部の空気が冷え、気圧が下がった際、ガラス管を通じて水が逆流し、試験管が破損することを防ぐためである。



炭酸カルシウム(たんさんカルシウム、calcium carbonate)は、組成式 CaCO3 で表されるカルシウムの炭酸塩である。

貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、大理石、鍾乳石、白亜(チョーク)の主成分で、貝殻を焼いて作る顔料は胡粉と呼ばれる。土壌ではイタリアのテラロッサに含まれる。

製法
実験室では、水酸化カルシウムに二酸化炭素を反応させて合成する(石灰水による二酸化炭素の検出原理)。
Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O
塩化カルシウムなど可溶性カルシウム塩水溶液に少量のさらし粉を加え不純物の鉄、マンガンを酸化させたあと水酸化カルシウムを加え、不純物を濾別し、炭酸アンモニウムを加えて沈殿を得る[2]。
Ca2+ (aq) + CO32− (aq) → CaCO3
産業的には「タンカル」と通称され、粉砕した石灰岩を粒度分級した普通品、重質品がほとんどを占めるが、化学反応で微細な結晶を析出させた沈降炭酸カルシウム(薬局方)、軽質炭酸カルシウムも用いられている。粒度をコロイド領域でそろえるなどしたものが、医薬品や食品添加物、填料などに用いられている。

製造法の反応式は実験室と同じで、日本では炭酸ガス反応法(主に生石灰用焼成炉からの)、欧米では可溶性塩反応法によって生産されている。

利用
錠剤の基材、チョーク、窯業、農業、製紙などに用いられる。ゴムや充填剤の添加剤としても使われ、研磨作用を利用し消しゴムや練り歯磨きにも入っている。化粧品原料、食品添加物としても使用が認められている。医薬品としては、胃酸過多に対して制酸剤として使われている。

性質
無色結晶または白色粉末であり、中性の水にほとんど溶けないが、塩酸などの強酸と反応して、二酸化炭素を放出する。
CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2
25 °C における溶解度積は以下の通りであり、炭酸バリウムよりやや小さく炭酸ストロンチウムよりやや大きい。
CaCO3 \rightleftarrows\ Ca2+(aq) + CO32−(aq), Ksp = 3.6 × 10−9
加熱することにより酸化カルシウムと二酸化炭素に分解する。二酸化炭素の解離圧が1気圧に達するのは 898 °C である。
CaCO3 → CaO + CO2
水酸化カルシウム水溶液(石灰水)に二酸化炭素を吹き込むと炭酸カルシウムの沈殿が生じる。さらに過剰の二酸化炭素を吹き込むと炭酸水素カルシウム Ca(HCO3)2 となり水に溶解する。
CaCO3 + CO2 + H2O → Ca(HCO3)2
多少吸い込んでも、肺の中に蓄積しない。血液の中には二酸化炭素があり炭酸カルシウムは炭酸水素カルシウムに変化して溶解するからである。


炭酸マグネシウム(たんさん -、MgCO3)はマグネシウムの炭酸塩である。
便秘薬、制酸剤、重量挙げの滑り止めの粉などに使われる(俗に「タンマ」、「タンマグ」と略称される)。

産出・製造
天然鉱物の菱苦土石(マグネサイト)として産出する。天然鉱物の苦灰石(ドロマイト、白雲石、CaMg(CO3)2)は炭酸マグネシウムと炭酸カルシウムの複塩鉱物である。

マグネシウム塩水溶液に炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムを加えて沈殿させたものは塩基性炭酸マグネシウム(mMgCO3・Mg(OH)2・nH2O)と呼ばれ、これを炭酸マグネシウムと呼ぶことが多い。塩基性炭酸マグネシウムの組成比は製法によって異なり、Mg(OH)2に対して、MgCO3が3〜5、H2Oが3〜7の比となる。

特性
白色の粉末。
水にわずかに溶ける。
密度は3.03 g/cm3(無水和物)。
加熱すると水和物は水を失い、さらに強熱すると二酸化炭素を放出して酸化マグネシウム(MgO)となる。 MgCO3→MgO + CO2
強酸やカルボン酸と反応して溶け、二酸化炭素を放出する。

利用
制酸剤
各種運動用具の滑り止め
歯磨き粉の研磨剤
緩下剤(医薬品)



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2013年08月28日

消炎鎮痛作用
サリチル酸メチルについて見ていこう。

サリチル酸メチル(サリチルさんメチル、methyl salicylate)はフェノール類の一種で、
サリチル酸のカルボキシ基にメチル基が結合した物質である。
サリチル酸とメタノールが脱水縮合したエステルにあたる。特有の芳香があり、消炎作用をもつ。

サリチル酸メチルは植物にも存在する。
特にカバノキ科のカバノキ属(ミズメ等)、ツツジ科のシラタマノキ、イチヤクソウ科などの植物には多量に含まれ、そのため切ると独特のにおいがする。
一般の植物にも少量含まれ、個体内では植物ホルモンであるサリチル酸の前駆体として転流し機能しているとの報告がある。
また揮発性なので、個体間でも傷害を伝えるシグナル物質として働くと考えられている。

サリチル酸メチルは、サリチル酸をメチル化して合成したものです。
ラカバ油、ゲッカコウ油、カッシア油など約160種類もの植物が配糖体として含まれています。

無色から淡い黄色のような色をしていて独特の匂いがしますが、
市販で販売されているものは殆どは合成品になります。
サリチル酸メチルは知覚神経に作用して、鎮痛、鎮痒作用があると言われてます。

また末梢血管を拡張して、血流を改善する作用も持っています。
しかし皮膚からの吸収が良いため傷ついた皮膚や粘膜などに使うと、頭痛、悪心、嘔吐、食欲不振、頻脈などを起こす恐れがあります。
そのため配合する量には注意するようにしましょう。

サリチル酸メチルは化粧品としても使用されています。
化粧品では、ふけ・かゆみの予防や育毛を目的とした頭髪用化粧品、整肌を目的とした基礎化粧品など様々なものに配合されています。

サリチル酸メチルを含んでいる消炎鎮痛剤を皮膚に塗ったり湿布を貼ったりすると、薬剤がその部分を刺激して代謝を高めてくれます。
それによって炎症を抑えてくれるのですが、それとは他の効果も期待されているようです。

代謝を高めてくれることによって部分痩せするのではないか?と言われているのです。
ボディビルダーなどは皮下脂肪を極限まで落とす必要がありますが、サリチル酸メチルを含んでいる消炎鎮痛剤を塗って運動するとその部分の皮下脂肪が落ちやすくなるという経験が口コミで広がり大変人気があるようです。

※サリチル酸メチルを使用する際は必ず医師、薬剤師に相談してください。

selvas2 at 18:56コメント(0) 

2013年08月27日

札幌2歳Sは、夏の北海道シリーズを締めくくる重賞レースとしてすっかり定着した感のある一戦である。
今年は札幌競馬場のスタンド改築工事に伴い、函館競馬場に舞台を移して行われるが、
将来性豊かな素質馬が集結。
2008年の優勝馬ロジユニヴァースは、翌春の日本ダービーを制覇。
また一昨年の2着馬ゴールドシップは、3歳時に皐月賞、菊花賞、有馬記念、4歳の今年に宝塚記念を制している。
ここで好結果を残せば、クラシックロードへの展望が大きく開けるだけに、注目度の高い重賞競走と言えるだろう。

マイネルフロスト(牡2・高木登)は、6月9日のメイクデビュー東京(芝1800m)を快勝。好位を追走して、直線で最内に進路を取ると、抜群の瞬発力で一気に抜け出してきた。レースの1000m通過タイムは64秒5というスローペースで流れたが、上がり3ハロン33秒4(推定)を初戦でマークした内容は見事だった。2戦目のオープン特別・コスモス賞(函館・芝1800m)では、外めを絶好の手応えで進出し、直線で力強く抜け出して2連勝を飾った。ゴール前で際どく差を詰められたが、内容は着差(ハナ)以上に強いもので、将来性は十分と言えるだろう。センスの良さに加えて、勝負根性も非凡な器だけに、どんな流れにも対応できそう。デビュー3連勝での重賞制覇を狙う。

マイネグレヴィル(牝2・和田正道)は、7月14日のメイクデビュー福島(芝1800m)を5馬身差で圧勝。2番手追走から直線で楽々と抜け出して後続を突き放したレースぶりは、大物感が漂っていた。2戦目に選んだ前走のオープン特別・コスモス賞では、し烈な上位争いに加わり、勝ち馬のマイネルフロストとはハナ+クビ差の3着に好走。あらためて、素質の高さをアピールしている。道中は軽快な先行力を披露したが、直線で力強い末脚を繰り出し、勝利まであと一歩のところまで詰め寄った。スピード・センス・勝負根性のどれをとっても一級品の好素材だ。コスモス賞で厳しい競馬を経験した強みを活かせば、重賞のタイトル奪取も難しくはないはず。

ト−センシルエット(牝2・菅原泰夫)は、素質馬がそろった6月1日のメイクデビュー東京(芝1400m)でクビ差の接戦を制して勝ち名乗りを挙げた。このレースの2着馬デスティニーラブと5着馬マキャヴィティはともに次走の未勝利を勝ち上がったあと、オープン特別のダリア賞(新潟・芝1400m)で3着、1着と上位争いを演じており、この馬はハイレベルなデビュー戦を制したと言える。そして、2戦目は重賞の函館2歳Sで3着に好走。あらためて能力の高さを示している。この時は函館競馬場への長距離輸送の影響か、馬体重はマイナス12キロ。さらに、スタートで出遅れるロスがありながら上位進出を果たしたのは立派だ。今回は函館競馬場に滞在して調整されており、馬体も回復が見込めるはず。前走から600mの距離延長に対応できれば、チャンスは広がるだろう。

バウンスシャッセ(牝2・藤沢和雄)は、現役で活躍中の半兄ホーカーテンペスト、半姉フロアクラフトがいる厩舎期待の良血馬。1番人気に支持された8月4日のメイクデビュー函館(芝1800m)を快勝。レースの1000m通過タイムが66秒3の超スローペースだったが、うまくコントロールの利いた走りを披露。好位追走から楽に抜け出して初陣を飾っている。直線で抜け出してからは物見をするなど幼い面ものぞかせたが、センスの良さと切れ味は一級品。また、500キロを超す雄大な馬体からは大物感が漂っている。この中間も調教では軽快なフットワークで好調をアピールしているだけに、V2での重賞制覇も視界に入ってきた。

ハイアーレート(牡2・大久保洋吉)は、7月21日のメイクデビュー福島(芝1800m)を快勝。パドックでは幼さを見せながらも、レースで一変。馬群の外を通って後方から好位まで押し上げると、直線では再度加速、長く良い脚を使っての差し切り勝ちだった。今夏の福島開催でデビューした2歳馬の中では、トップクラスにランクされる素質の持ち主と言えるだろう。この中間は放牧でひと息入れてリフレッシュ。その後は、美浦坂路で熱心な乗り込みを消化しており、上々の仕上がりでこの札幌2歳Sに出走できそうだ。福島開催で初陣を飾った大物が、函館競馬場に転戦し、デビュー2連勝での重賞制覇にチャレンジする。

マツリダゴッホ産駒のウインマーレライ(牡2・高木登)は、デビュー前から調教で豪快な動きを見せていた一頭。6月9日のメイクデビュー東京では勝ち馬のマイネルフロストから0秒3離されたものの、4コーナー13番手からメンバー中最速となる上がり3ハロン33秒2(推定)の素晴らしい末脚を駆使して2着に追い上げ、高い将来性をアピールしている。このレースは極端なスローペースだったことを考えれば、価値のある内容と言えるだろう。2戦目の未勝利(福島・芝1800m)は、小回りコースにもうまく対応して危なげなく勝利を飾っている。その後は、この札幌2歳Sに照準を合わせて鋭意調整。函館競馬場に入厩したあと、8月21日の1週前追い切りでは、ダートコースで古馬オープンのツクバコガネオーと意欲的な併せ馬を消化しており、上々の仕上がりで臨めそうだ。

ステイゴールド産駒のレッドリヴェール(牝2・須貝尚介)は小柄な牝馬だが、切れ味と勝負根性は紛れもなく一級品だ。6月1日のメイクデビュー阪神(芝1600m)では、好位追走から鞍上のC.ウィリアムズ騎手がゴーサインを出すと、即座に反応して抜群の瞬発力を披露。ゴール前で逃げ込みを図るタイセイララバイ(2着)を鮮やかに差し切っている。初勝利を飾ったあとは放牧に出されていたが、函館競馬場に入厩したあとも軽快なフットワークを見せているように、状態面の上積みも大きそうだ。牡馬相手でも身上の切れ味を発揮すれば、勝機は見出せるだろう。

マラムデール(牝2・松田国英)は、母に重賞4勝、GI・2着3回と活躍したフサイチエアデールを持ち、半兄に2005年の朝日杯フューチュリティSなど重賞3勝のフサイチリシャールを持つ良血。デビュー前から注目を集めた厩舎の期待馬だ。6月8日のメイクデビュー阪神(芝1200m)では、直線での激しい追い比べを制してV。着差こそ僅か(クビ)だったが、センスの良さと非凡な勝負根性を示している。手綱を取った福永祐一騎手は「距離が延びても楽しみな馬です」とコメントを残しており、1800mの距離にも対応は可能だろう。

オールステイ(牡2・矢作芳人)は、叔父に重賞2勝(2011年きさらぎ賞、2013年京都記念)のトーセンラーを持つ良血。7月28日に行われたメイクデビュー函館(芝1800m)を鮮やかに逃げ切って、重賞のここに駒を進めてきた。マイペースに持ち込めたとはいえ、直線で後続馬に並びかけられると、再び突き放す芸当を披露。スピードに加えて、粘り強さも備えた馬だ。前走で今回と同じ舞台の函館・芝1800mを制している点は大きなアドバンテージで、実戦を1度使われた上積みも十分見込める。重賞で相手は強化されるが、注目が必要な存在だ。

ピオネロ(牡2・松永幹夫)は、評判馬のそろった6月23日のメイクデビュー阪神(芝1800m)を優勝。レースの1000m通過タイムが66秒1という超スローペースだったが、メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒4(推定)の末脚を発揮して差し切った。しかも、終始外めを回ってのVで、内容は着差(3/4馬身)以上に濃いものがある。この馬の最大の魅力は、スピードに乗ってからの豪快なフットワーク。この中間も馬体を大きく見せており、気配は良好。出世レースを制して軌道に乗るか、楽しみな器だ。
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夏の小倉開催のフィナーレを飾る恒例の2歳GIII、小倉2歳S。
クラシックを意識する馬は新潟2歳Sや札幌2歳Sに出走することが多く、
近年の勝ち馬の顔ぶれもスプリンター色が強くなってきている。
過去10年の勝ち馬でGI ホースにまで出世したのは2003年メイショウボーラー、2006年アストンマーチャンの2頭。
前者こそマイルの距離もこなしたが、本質は豊富なスピードを活かしたスプリンターだった。
将来、名スプリンターになるのはどの馬か、ということに主眼を置いてみると、レースのポイントも見えやすくなるのではないだろうか。

8月3日のメイクデビュー小倉(芝1200m)で次元の違うスピードを見せて圧巻の逃げ切り勝ちを演じたベルカント(牝2・角田晃一)は、父が名スプリンターのサクラバクシンオー。短距離路線で活躍できる資質を早くも感じさせる馬で、今回も注目を集める一頭になりそうだ。デビュー前から目立っていた調教の動きは、実戦を経験したことでさらに迫力を増しており、21日の1週前追い切りは栗東坂路で4ハロン51秒4−3ハロン37秒3−ラスト1ハロン12秒8の好時計をマーク。併走パートナーを務めた古馬(1600万下)をあおるほどだった。初重賞制覇に向けて、視界良好と言えるだろう。

今年のJRAの2歳戦(8月25日終了時点)で7頭が勝ち上がり、日本での初年度産駒が抜群の成績を挙げている新種牡馬ヨハネスブルグ。2001年にカルティエ賞、エクリプス賞の最優秀2歳牡馬を同時受賞した同馬はかなりの早熟で、産駒も豊富なスピードを武器にした完成度の高い馬が多い。7月27日のメイクデビュー小倉(芝1200m)を1分07秒8の2歳コースレコードで快勝したホウライアキコ(牝2・南井克巳)は、父ヨハネスブルグのスピードをしっかりと受け継いでいる馬で、逃げる形を取りながら上がり3ハロンを33秒8でまとめるなど、末脚もかなりしっかりしている。栗東CWコースで併走馬(2歳未勝利)を大きく突き放した8月21日の1週前追い切りでの動きも素晴らしく、主役候補にふさわしい気配でゲートインできそうだ。

同じヨハネスブルグ産駒のネロ(牡2・森秀行)も調教で2歳馬らしからぬ好時計を出している馬。相当な脚力を秘めているのは間違いなく、母の父サンデーサイレンスの影響もあって、一瞬の速い脚にも見どころがある。8月17日に行われたメイクデビュー新潟(芝1200m)は、前半3ハロンが37秒1というスローペースのために勝ち時計は1分13秒4と平凡だったが、直線に向いて軽く追っただけで2着馬に1馬身半差をつけたレースぶりは大物感があった。

ラブリープラネット(牡2・五十嵐忠男)は、7月13日のメイクデビュー中京(芝1200m)で中団待機からメンバー中最速となる上がり3ハロン34秒6(推定)の末脚を発揮して快勝。今回は中6週の間隔を取っての出走になるが、栗東CWコースを中心にハードな併せ馬を消化しており、8月21日の1週前追い切りは併せ馬で6ハロン83秒台の時計をマーク。今週のひと追いでほぼ出走態勢は整うという状況まで仕上がっている。末脚がしっかりしている馬だけに、追い比べの展開が理想と言えるだろう。

マイネヴァリエンテ(牝2・加用正)は、7月27日のメイクデビュー小倉では2歳コースレコードで快勝したホウライアキコから0秒5差の3着に敗れたが、2戦目の未勝利(小倉・芝1200m)では好スタートから先手を奪い、メンバー中最速の上がり3ハロンタイム(34秒7)をマークして、3馬身半差の圧勝。その勝ちっぷりの良さから、デビュー勝ちを決めた馬たちと同じくらいの注目を集めそうだ。レース後は小倉競馬場に滞在して調整されている。430キロ台と小柄な牝馬だけに、長距離輸送を回避して現地滞在でレースに臨めるのはプラスに働くはず。

対照的に、530キロの馬体重で8月17日のメイクデビュー小倉(芝1200m)を快勝したエイシンキサナドゥ(牡2・野中賢二)。馬体はまだまだ余裕のある印象を受けた。道中は中団の外を追走し、直線で外に持ち出してから豪快な末脚を披露。大型馬だけに、スピードが乗ってからの伸び脚は迫力十分だった。ひと叩きした効果はかなり大きそうなだけに、前走の勝ち時計(1分09秒4)を大幅に短縮する可能性は高そうだ。

ウインスプラッシュ(牡2・加用正)は、6月16日のメイクデビュー阪神(芝1400m)で4着に敗れたあと、2戦目の未勝利を勝ち上がり、3戦目のオープン特別・中京2歳S(ともに中京・芝1400m)で7番人気ながら2着に好走。今回の登録馬の中では、数少ないオープンクラスの流れを経験している馬だけに、このアドバンテージを活かしたいところだ。8月21日の1週前追い切りは栗東Dコース(ニューポリトラック)で6ハロン79秒台をマーク。併走馬(古馬500万下)には遅れたが、このひと追いで動きもピリッとしてくるはず。

シゲルカガ(牡2・谷潔)は、8月4日のメイクデビュー小倉(芝1200m)を2馬身半差で快勝。好ダッシュから先手を奪い、直線に向いて後続馬を突き放し、ゴール前は鞍上の国分恭介騎手が手綱を抑えるほどで、大物感あふれる走りを披露した。余裕残しの仕上がりだっただけに、1分09秒2の勝ち時計は大幅な短縮が見込めるはず。実戦を一度使われた効果がこの中間の調教にもはっきりと表れており、栗東坂路で4ハロン51秒0をマークした21日の1週前追い切りは抜群の動きだった。重賞のメンバーが相手でも、能力は引けを取らないだろう。

ハッシュ(牝2・高橋義忠)は、7月6日のメイクデビュー中京(ダート1400m)では4着に敗れたものの、芝に転じた2戦目の未勝利(小倉・芝1200m)で一変。好位追走から直線で危なげなく抜け出して快勝した。その勝ち時計は1分08秒2で、人気上位を集めそうな馬たちと遜色のない数字をマークしている。8月21日の1週前追い切りは、栗東坂路で好時計をマーク。ラスト1ハロンこそ13秒2と一杯になったが、4ハロン50秒9はこの時期の2歳馬としては出色の数字と言える。

このほかにも、九州産馬限定の未勝利とオープン特別のひまわり賞(ともに小倉・芝1200m)を連勝中のテイエムキュウコー(牡2・五十嵐忠男)や、前々走のオープン特別・フェニックス賞(小倉・芝1200m)で2着に入ったカシノタロン(牝2・梅内忍)、7月28日のメイクデビュー小倉(芝1200m)で2着馬を2馬身半突き放し、1分08秒9の勝ち時計をマークしたベルルミエール(牝2・田島良保)などの素質馬もエントリー。虎視眈々と上位進出を狙っている。
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3週前に行われた関屋記念とともに、夏の新潟開催を代表する古馬の重賞レースとして長く親しまれている新潟記念。
2006年からスタートした『サマー2000シリーズ』の対象レースとなり、その最終戦(2007年のみ5戦中の第4戦として開催)に位置付けされたことで、注目度は格段にアップした。
今年も、登録頭数こそ14頭とフルゲート(18頭)に満たないものの、バラエティーに富んだ顔ぶれがエントリー。夏競馬のフィナーレを飾るにふさわしい、熱いV争いが期待される。

出走メンバーの中で、最もハイレベルなキャリアを誇るのはトレイルブレイザー(牡6・池江泰寿)。これまでに、2011年アルゼンチン共和国杯、2012年京都記念とGII を2勝。2011年ジャパンカップ、2012年ブリーダーズCターフ(サンタアニタパーク・芝2400m)と世界最高峰クラスの国際G1 で2度の4着という実績も光る。6歳を迎えた今年は、ドバイ遠征で国際G1・アルマクトゥームチャレンジラウンド3(メイダン・オールウェザー2000m)10着、続く国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)11着と好結果を出せなかったが、帰国初戦となった前走の七夕賞では2着と地力健在を示す走りを披露。この新潟記念で重賞3勝目を狙う。

ダコール(牡5・中竹和也)は、昨年8月に1600万下の釜山S(小倉・芝2000m)を制してオープンクラスに復帰。その後は勝ち鞍こそないものの、2012年福島記念3着、2013年小倉大賞典2着、新潟大賞典3着など、芝1800〜2000mの重賞でコンスタントに上位争いを演じている。昨年のJRA賞年度代表馬ジェンティルドンナ、今年の日本ダービーを制したキズナなどGI ホースを多数輩出し、種牡馬としても確固たる地位を築いたディープインパクトの初年度産駒。本馬はキャリアを積みながら徐々にステップアップしてきた印象があり、これから本格化を迎えそうなムードが漂っている。

エクスペディション(牡6・石坂正)は、2012年小倉記念の優勝馬。重賞タイトルはこの一つだけだが、3走前の鳴尾記念では、そのあと函館記念→札幌記念も制して重賞3連勝を飾ることになるトウケイヘイロー(1着)と0秒2差の2着。今回のメンバーの中では実力上位の存在と言えよう。昨年の新潟記念で優勝馬トランスワープから0秒1差の4着という接戦を演じており、新潟・外回りコースの芝2000mの適性も十分。前々走の七夕賞が3番人気で7着、前走の小倉記念が2番人気で6着と最近2戦は上位人気の支持に応えられないレースが続いているが、底力は侮れない。

現時点の勢いと上昇度なら、1600万下のレースを連勝中のニューダイナスティ(牡4・石坂正)が随一だ。前々走の烏丸S(京都・芝2400m)は逃げ切り勝ち、前走の関ケ原S(中京・芝2000m)は中団からの差し切りVと、まったく異なるレースぶりでの連勝が今の充実度の高さを物語っている。新潟・芝コースも、昨年7月に1000万下の佐渡特別(芝2200m)をコースレコード(2分11秒0)で快勝して適性を実証済み。3歳時に出走したGII の京都新聞杯(10着)、セントライト記念(9着)、GI の菊花賞(11着)は重賞の壁にはね返された格好だったが、当時よりも格段に力をつけており、GIII のここなら好勝負に持ち込めるだろう。

カルドブレッサ(牡5・吉田直弘)は、約5か月の休養明けだった前走の1600万下・日本海S(新潟・芝2200m)を1番人気に応えて快勝。オープンクラス昇級を決め、勇躍、重賞のここに駒を進めてきた。3走前には1600万下クラスの身で格上挑戦した日経新春杯で優勝馬カポーティスターから0秒2差の4着に善戦したこともあり、昇級初戦でも潜在能力はまったく見劣りしないはずだ。前走後に短期放牧を挟んでの出走となるが、栗東トレーニング・センターに帰厩後の調整は順調そのもの。休み明けで好走した反動は感じられず、むしろ、叩かれて大幅な上積みを見込める状況にある。

ファタモルガーナ(せん5・荒川義之)は、4歳時の昨年にレースを使われながら少しずつ力をつけ、12月には1600万下クラスの身で格上挑戦したステイヤーズSで2着に好走。収得賞金を加算してオープンクラス入りを果たした。5歳を迎えた今年は初戦のダイヤモンドSで6着に敗れたあと、約5か月の休養で英気を養われた。復帰戦となった前走の七夕賞は6着に敗れたが、小回りの福島・芝コースで後方待機策から最後はよく差を詰めていた。広々として直線も長い新潟・外回りコースの芝2000mに替わる今回、前進は必至だろう。

サンシャイン(牝4・藤岡健一)は、昨年2月にオープン特別のエルフィンS(京都・芝1600m)を快勝するなど、早い段階から活躍を見せた素質馬。好結果は残せなかったものの、3歳牝馬限定のGI 3戦(桜花賞10着、オークス8着、秋華賞7着)にすべて出走。12月には1600万下クラスの身で格上挑戦した愛知杯で2着に食い込み、重賞で初めての連対を記録している。今年は、春に重賞を2戦(中山牝馬S、福島牝馬S、いずれも9着)したあと約3か月半の休養に入り、降級初戦となった前走の1600万下・マレーシアC(小倉・芝2000m)を1分57秒9の好タイムで優勝。その後も上々の気配をキープしており、52キロの軽ハンデで出走できる今回、牡馬が相手でも狙い目は十分にあるだろう。

ブリッジクライム(牝4・鈴木康弘)は、前走の1000万下・三面川特別(新潟・芝1800m)で見せた勝ちっぷりが圧巻だった。中団のやや後方から最後の直線で一頭だけ次元の違う伸び脚を見せ、2着馬に2馬身半差のワンサイド勝ち。速い時計が出る馬場状態だったとはいえ、1分44秒9の優勝タイムも高く評価できる。今回は、1600万下クラスの身での格上挑戦に加えて、距離が200m延び、相手関係やレース展開も大きく変わってくるが、51キロとハンデに恵まれたこともあり、前走と同様の走りができれば上位進出のチャンスはあるだろう。

コスモネモシン(牝6・清水英克)は、2010年のフェアリーS優勝馬。その後は長らく勝ち星から遠ざかっているものの、2010年フラワーC、2011年福島牝馬S(新潟競馬場で開催)、クイーンS、2012年福島牝馬SとGIII で2着4回。牡馬の強豪が相手だった2011年の札幌記念では0秒3差の4着に善戦したこともある。ただ、昨夏以降の4戦は二桁着順の大敗が続き、前走のクイーンSも優勝馬アイムユアーズから1秒2差の7着という完敗。パフォーマンスにやや陰りが出ているのは否めない。休養明け4戦目となる今回、どこまで変わってくるか注目したい。

アカンサス(牝5・畠山吉宏)は、牝馬らしい切れ味を武器に4勝を積み上げてきたフジキセキ産駒。3歳時には、GI の秋華賞で優勝馬アヴェンチュラから0秒5差の4着に善戦している。昨年10月にオープン特別のアイルランドT(東京・芝2000m)を勝って以来ひと息の着順が続いているが、前々走のエプソムC(9着)では直線で前の馬が壁になって追い出すタイミングが遅れるロスがあったものの、優勝馬クラレントから0秒5差と、着順ほど大きくは負けていない。53キロのハンデで出走できる今回、実績馬との斤量差を活かして、スムーズな競馬ができれば、大駆けがあるかもしれない。

selvas2 at 20:57コメント(0) 
先日、NHKで放送されたダイオウイカの姿を見て、その大きさに驚いた人も多いはず。
いったいどこまで成長し、大きくなるのだろう? 
世界で初めて生きたダイオウイカの姿をとらえた、海洋生物学者の窪寺恒己先生によると・・・。

まず気になる、最大サイズは…?

「1888年に全長18mという巨大なダイオウイカが見つかったという記録が残されていますが、ただこれは確証となる資料に乏しく…。私は、1966年に大西洋のバハマ沖で捕獲された全長14.3mのダイオウイカがおそらく最大サイズだと思いますね。触腕(長い2本の腕)を除いた体長は7m、外とう膜(胴)の長さは3mほどです。それでもダイオウイカが、無脊椎動物のなかで最大級の生き物であることは疑いありません」

14.3mというと、マンションの5・6階相当の大きさだ。ここまで大きなダイオウイカ、やはり育つのにも月日がかかるものなのだろうか?

「正確な数値はいまだ判明していませんが、推測はされています。
イカ類は頭部に平衡嚢という器官があり、そのなかに『平衡石』といいうカルシウムでできた石が入っています。それを磨くと、木の年輪のようなリングが現れ、その本数を数えることで年齢を測ることができます。
スルメイカの場合は、1日に1本リングが現れます。ではダイオウイカの場合はどうか。
ある人が、40cmほどの外とう膜を持つダイオウイカの平衡石を磨いたところ、リングが300本近くあることが分かりました。そこから計算すると、だいたい1日に7mmくらいずつ大きくなり、
3年ほどで全長14mまで育ちきると考えられます。ただ、本当のところは分かりません。というのも、ダイオウイカのリングが1日1本できるかどうか、誰も知らないのですから」

えっ、3年であんなに大きくなるの!? 成長早い! となると、それから何歳くらいまで生きるのだろう?

「イカ・タコは、魚と違い、成長期と産卵期が1回ずつしかありません。卵から孵化し、どんどん大きくなって、成熟して卵を産んだら、オスもメスも死んでしまうんです。たとえばスルメイカは、生後1年で体長30cmくらいまで育ち、卵を産んで死にます。だからスルメイカの寿命は1年。ダイオウイカも同じように、体長7mくらいまで育って成熟すると、卵を産んで死ぬと考えられます。したがって寿命もおよそ3年ではないかと」

3年で死んじゃうの!? ちなみに「なぜあんなに大きく成長するのか?」、その理由はというと、窪寺先生は「深海の環境が影響しているのでは?」と考えているそう。
深海には岩礁のような逃げられる場所がなく、捕食者からいかにして逃げるかが問題になる。
ダイオウイカの場合は、「捕食者のサイズよりも大きく成長することで、食べられる危険を防いでいるのでは?」とのことだ。そう考えると、成長が早いのも納得。それにしても3年というのは・・・。

selvas2 at 08:49コメント(0) 

2013年08月26日

時事通信 8月26日(月)2時12分配信

大脳で記憶が定着する際には、脳神経細胞同士の接続部分「シナプス」の微細な構造が「ガンマアミノ酪酸(GABA)」と呼ばれる伝達物質の働きによって縮小、整理されることが分かった。
東京大大学院医学系研究科の院生葉山達也さんや野口潤助教らがラットの実験で発見し、
25日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。
 
研究チームを率いる河西春郎教授は「睡眠を取ると起きていた間の記憶が定着すると言われるが、睡眠時にはこのGABAによるシナプス整理が起きやすい」と話している。
 
GABAによるシナプス整理は記憶以外の脳機能でも働き、言語が発達する成長期にも起きていると考えられる。また、自閉症や統合失調症などの精神疾患では、GABAによるシナプス整理がうまく進んでいない可能性があり、今回の発見はメカニズム解明にも役立つという。 


selvas2 at 12:36コメント(0) 

2013年08月25日

現在、ストレイトガールが函館芝1200mを4連勝中である。
2013年6月23日(日) 1回函館4日
12.0 - 10.6 - 11.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6 で1分08秒4
上り 4F 45.8 - 3F 34.7 自身の上り34.5

2013年7月13日(土) 2回函館3日
12.1 - 10.9 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 11.5 で1分09秒3
上り 4F 46.3 - 3F 34.6 自身の上り34.2

2013年7月20日(土) 2回函館5日
11.9 - 10.3 - 10.7 - 11.4 - 11.7 - 12.1 で1分08秒1
上り 4F 45.9 - 3F 35.2 自身の上り34.5

2013年8月11日(日) 3回函館6日
12.3 - 11.3 - 11.6 - 11.7 - 11.7 - 11.8 で1分10秒4
上り 4F 46.8 - 3F 35.2 自身の上り34.7

500万、1000万、1600万、オープンと破竹の4連勝だ。いずれも好位からの抜け出しで人気にこたえている。
2走前の時計はこのメンバーに入っても中心に推せるもの。
強敵は1枠1番を引いた好調牝馬フォーエバーマーク、
10番マスイデア、7番レオンビスティー、
未対戦そして格上という意味でサンカルロ、パドトロワ、ファインチョイス。
穴でシーギリヤガール、レジェトウショウなど。

 
パドトロワが勝ち、フォーエバーマークが3着だった函館SSは
2013年6月16日(日) 1回函館2日
12.0 - 10.7 - 11.4 - 11.6 - 11.0 - 11.8 で1分08秒5
上り 4F 45.8 - 3F 34.4 パドトロワの上り34.3 フォーエバーマークの上り34.5

先週の函館コースをみると、時計はかなりかかりそうで、ポイントとなるのは時計や函館適正よりも
パワーや、どんな相手と戦ってきたか、ということかもしれない。
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サマースプリントシリーズ第5戦目、第8回キーンランドカップ、16頭で芝1200mを争います。
札幌競馬場とアメリカのキーンランド競馬場との交換競走として96年に創設、
そして2006年からG3に格付けされサマースプリントシリーズの指定競走となりました。
去年はパドトロワが札幌競馬場芝1200mのレコードとなる1分07秒6のタイムで優勝、
今年も連覇を狙って出走してきました。59キロを背負うサンカルロが誘導されて収まりました。

スタートしました!ストークアンドレイとサンカルロが後方待機、内からフォーエバーマークが行くのか、これを抑えてファインチョイスが行きました函館は得意中の得意、フォーエバーマーク2番手、ビラゴーティアラが追いかけます、7番のレオンビスティー、内からシュプリームギフト、去年の勝ち馬パドトロワ、オレンジの帽子はカディーシャ、その後ろにストレイトガールこの馬も函館得意、10番のマスイデアがいて、ケイアイアストン中団から、小柄な馬体はプリンセスメモリー、黄色い帽子アドマイヤセプター、北海道競馬からの参戦シーギリヤガール、内を通ってレジェトウショウ、サンカルロが後方2番手、ストークアンドレイ殿で3〜4コーナー中間を通過、ファインチョイス先頭、このレースで引退と聞いていますが果たしてどうか、残り400を切って内からフォーエバーマーク、ビラゴーティアラ3番手、外からパドトロワ、連覇へ向けてパドトロワが行く!

第4コーナーをカーブして直線!ファインチョイス先頭!内からフォーエバーマーク!
200を通過!ファインチョイス体半分、フォーエバーマーク2番手、シュプリームギフト、
来た来たパドトロワ!今日は57キロ!一気に先頭をうかがう!勝浦左ムチが飛んだ!
さあパドトロワ!いっしょにストレイトガール!ファインチョイスがんばった!
パドトロワ!ストレイトガール!パドトロワ!ストレイトガール!外からアドマイヤセプター3番手にあがる!
パドトロワ!ストレイトガール!アドマイヤセプター!並んでゴール!
わずかにしのいだかパドトロワ!
5連勝で重賞制覇かストレイトガール!
良血目覚めたかアドマイヤセプター、ゴール前きわどい判定は写真です!

selvas2 at 00:10コメント(0) 

2013年08月24日

JRA夏の北海道シリーズ、後半戦初日のメインレースは重賞、第18回エルムステークスです。
ダート1700mに13頭が出走します。最後のゲート入りとなりますスマイルジャックは昨年のフェブラリーS以来のダート競馬、収まって態勢整いました。

スタートしました!
内の方でブライトラインが好スタートを切っています、ダノンゴールドかわして先頭を奪いました、エーシンモアオバー押し上げていきます、外からフリートストリート、ブライトライン2番手争いのインコース、さらに外からアクティビューティ、その後ろメダリアビート、青い帽子クリールパッション、11番のツクバコガネオー、最内サイレントメロディ、6枠の1頭グランドシチー、トーセンアレスと続いて残り1200を通過、セイリオス後方2番手、殿スマイルジャックは1年半ぶりのダート競馬であります。

向こう正面に入っていきました、先頭は2連勝中のダノンゴールドと四位洋文2馬身くらいのリード、2番手こちらも2連勝中のブライトラインと福永祐一であります。58キロを背負うエーシンモアオバー岩田康誠、外からアクティビューティ吉田隼人、残り800を通過、12番フリートストリートと内田博幸、その後ろメダリアビートと菱田裕二、1000mを通過していきます、61秒62秒、
ツクバコガネオーが行きます勝浦正樹、クリールパッションと丸田恭介が追走、グランドシチー津村明秀は連闘策、内からサイレントメロディと藤田伸二、それからトーセンアレスは再び中央に転入してまいりました秋山真一郎、セイリオスと三浦皇成は後方2番手、殿変わらずスマイルジャックと丸山元気、
早くも第4コーナー、ダノンゴールド先頭、内からブライトラインが差を詰める。

第4コーナーをカーブして直線!逃げるダノンゴールド、内から捕えるかブライトライン!
200を通過!エーシンモアオバー3番手、馬場の真ん中からツクバコガネオーが脚を伸ばしてきた!
先頭ダノンゴールド逃げ切り態勢!内はブライトライン!ツクバコガネオー!ツクバコガネオー2番手にあがる!
先頭ダノンゴールド!外からツクバコガネオー!並んでゴール!1分43秒5!


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2013年08月23日

函館の重賞はキーンランドC。過去に高い指数のある馬や平均指数の上位馬が中心になっている。
前走指数の高い馬たちも好走しており、全体として指数上位たちが中心のレースだ。

今年はフォーエバーマーク、マスイデア、レオンビスティー、シーギリヤガール、サンカルロ、ストレイトガール、ファインチョイス、レジェトウショウが指数の上位馬だ。

キーンランドCはサマースプリントシリーズの第5戦で、今のところ高いシリーズポイントを持っているのは
函館スプリントを勝ったパドトロワ、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマーク、函館スプリント2着のシュプリームギフトなどだ。

G1や重賞の実績ではサンカルロが最上位で、指数も高く安定しているが、
1頭だけ59キロの負担重量を背負うのは苦しい。

好調なのは目下4連勝中のストレイトガール、函館スプリント3着、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマークの牝馬2頭。

ストレイトガールは先行して差し脚を伸ばす安定感のあるレースぶりで、この夏の函館で、500万2着のあと、
500万、1000万、1600万、オープンを4連勝。絶好調が続く。
これまで6勝しているが、勝ち星はすべて札幌と函館の芝戦であげたもので、よほど北海道の洋芝があうのだろう。初の重賞挑戦になるが、2走前の指数は高いレベルにあり、中心にも推せるのではないか。

惜しいレースが続くのは、函館スプリント3着、アイビスサマーダッシュ2着のフォーエバーマーク。
函館コースだけに、先行力は魅力だが、なかなか勝ちきれず、あとひとつ、たとえば一瞬の切れる脚とか、何かが足りないのかもしれない。

新潟2歳Sは外回りのマイル戦だけにスローペースが基本。
今年はダウトレス、アラマサクロフネ,モズハツコイ、ビークトラム、デスティニーラブ、コロナプリンセスなどが指数上位だが、
過去の傾向を見ても、指数は低くても上がりの脚がある馬が活躍する傾向が強い。

上がりの脚の鋭さではダウトレス、マイネグラティア、ピークトラム、マーブルカテドラル、イスラボニータ、マイネルメリエンダ、ハープスター、ウインフェニックスなどが上位。
ここは、指数上位で、マイルの距離と新潟コースの経験があるダウトレスを中心に取りたい。


ダートの重賞エルムSは、過去に高い指数を示している馬を中心に、指数の上位馬たちが圧倒的に強いレースだ。

今年はグランドシチー、ブライトライン、ダノンゴールド、エーシンモアオバー、ツクバコガネオー、クリールパッションなどが指数の上位馬。

指数の高さと安定感からはグランドシチーとブライトライン、エーシンモアオバーなどが連軸の中心になりそう。
ダートの差し脚ではグランドシチーが最上位だが、近走の公営競馬での成績からは強くは推しにくい。
ここは3走前から、ダート戦線に転身して3戦2勝のブライトラインに注目。


selvas2 at 20:21コメント(0) 

2013年08月22日

乳酸菌の日だそうです。
ふみの日だと思ってた・・・。
しかも明日23日は金曜日で、リアルにゅさんきんだうで、
ヤクルト製品が数量限定でお安くなっていたり、ヤクルト製品におまけ(今回はキティちゃんグッズ)がついていたりと、やっぱシロタ株を摂取しないとなぁ・・と思わせる1日となりそうです。

乳酸菌
乳酸菌(にゅうさんきん)は、代謝により乳酸を生成する細菌類の非学術的な総称。
ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。
一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣の内に常在して、他の病原微生物から生体を守り、恒常性維持に役立っていると考えられている。

乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、
その性状に対して名付けられたものである。
発酵によって糖類から多量の乳酸を産生し、かつ、悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものが、
一般に乳酸菌と呼ばれる。
乳酸菌は、その発酵の様式から、乳酸のみを最終産物として作り出すホモ乳酸菌と、アルコールや酢酸など乳酸以外のものを同時に産生するヘテロ乳酸菌に分類される。
また、その細菌の形状から、
球状の乳酸球菌(にゅうさんきゅうきん)と
桿状の乳酸桿菌(かんきん)に分類されることもある。ただし、これらはいずれも便宜的な分類名である。

一般に、乳酸菌と呼ばれて利用されることが多い代表的な細菌は、いずれも発酵によって多量の乳酸を産生するだけでなく、比較的低いpH条件下でよく増殖する。
これらの菌にとって乳酸は発酵の最終産物であると同時に、それを作り出して環境を酸性に変えることで他の微生物の繁殖を抑え、自分自身の増殖に有利に導く役割を持つと考えられている。

乳酸菌は、さまざまな発酵食品の製造に用いられてきた。
主なものとしては、ヨーグルトや乳酸飲料などの発酵乳製品、キムチや浅漬け、ピクルス、ザワークラウトなどの発酵植物製品、鮒寿司などのなれ寿司などが挙げられる。乳酸菌による発酵は、これらの食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えるとともに、乳酸によって食品のpHが酸性側に偏ることで、腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて食品の長期保存を可能にしている。

また、乳酸菌は発酵の際、ビタミンCも生成し、発酵前の生乳等のビタミンCよりも濃度が高くなる。
牛乳にはビタミンCがほとんど含まれていない。その理由は、子牛が自らビタミンCを合成できるので牛乳から摂取する必要がないためである。牛乳を発酵して作ったヨーグルトでは若干ながらビタミンCが含まれている。

植物性乳酸菌は、野菜や豆、米や麦などの植物素材を発酵させる乳酸菌のことである。
漬物(キムチ、ザワークラフトも含む)や味噌、しょう油、さらには酒やなれ寿司などの米の発酵食品まで、さまざまな食品に生育している。一方、ヨーグルトのように牛乳などの動物の乳に生育する乳酸菌は動物性乳酸菌と呼び、それぞれ区別している。
動物性乳酸菌は、乾燥、熱、酸に弱く、胃酸で死滅するが、植物性乳酸菌は酸に強く、生きたまま腸に届くため現在注目を浴びている。植物性乳酸菌は、腸まで届くプロバイオティクス食品であり、腸内生存率が動物性乳酸菌の10倍であると言われている。植物性乳酸菌の効果として,免疫活性作用、発癌物質の排出・分解、便秘・下痢の解消、病原菌感染の予防などが挙げられる。

一方、他の発酵食品の製造過程において、乳酸菌が雑菌として混入することが問題になることもある。
ラクトバシラス属のL. fructivorans、L. hilgardii、L. paracasei、L. rhamnosusなど、アルコールに強い乳酸菌は、酒類の醸造、発酵中に混入・増殖すると、異臭・酸味を生じて酒の商品価値を失わせてしまう。

日本酒醸造の現場ではこれを火落ちまたは腐造と言い、これらの菌は「火落ち菌」として造り酒屋たちから恐れられている。また火落ちにより混入した乳酸菌によって醸造後に腐敗することを防止するための手法が経験的に編み出され行われている。これは、「火入れ」と呼ばれる低温殺菌法で、醸造した酒を65℃の温度で23秒間加熱すればこれらの菌を殺菌できる。火入れは江戸時代頃から行われていた。

ワインにおいても同様に保存中に乳酸菌発酵によって異臭や酸味を生じることがあり、その原因を究明しようとしたルイ・パスツールの研究によって、食物が腐敗するメカニズムが解明され、またパスチャライゼーションと呼ばれる低温殺菌法の発明につながった。

L. lactisは、ナイシンとよばれる抗菌ペプチド(バクテリオシン)を生産する。ナイシンは、黄色ブドウ球菌やリステリア菌などの食品腐敗菌に対して高い抗菌活性を持つため、その抗菌作用を期待して食品添加物として世界中で広く用いられている。



selvas2 at 12:55コメント(0) 

2013年08月21日

薬品の化学
医療に用いられる化学物質を医薬品という。
医薬品が人間など動物に対して与える作用を薬理作用という。
医薬品の多くは、合成有機化合物・微生物が生産する物質・無機化合物である。
また、動植物などの天然素材を、そのままか、乾燥させて用いるような医薬品を生薬という。

薬理作用とその物質

解熱鎮痛作用
アセトアニリド,アセチルサリチル酸


消炎鎮痛作用
サリチル酸メチル


制酸作用
炭酸水素ナトリウム,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム


麻酔作用
クロロホルム,エーテル,エチレン


殺菌消毒作用
塩素,過酸化水素,アンモニア,エタノール,フェノール,クレゾール


駆虫作用
ナフタレン,p-ジクロロベンゼン

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アセトアニリドから見ていこう。
アセトアニリド (acetanilide) はアミドの一種で、フレーク状の外見を持つ無色の固体。
N-フェニルアセトアミド、アセタニルなどとも呼ばれる。
アンチフェブリンという名称でかつて解熱鎮痛剤として用いられていた有機化合物。

合成
アセトアニリドは、アニリンと無水酢酸から合成できる。アニリニウム塩や塩化アセチルを使っても良い。

性質
熱水に溶ける。545 ℃ まで加熱すると発火するが、通常の条件では安定。純粋な結晶は無色である。

用途
アセトアニリドは、セルロース系ニスの酸化防止剤、ゴムの加硫促進剤、色素や医薬品の合成中間体として用いられる。19世紀には、写真の現像液の成分のひとつとされていた。

アセトアニリドには鎮痛作用、解熱作用が知られる。
アセトアミノフェン(パラセタモール、4'-ヒドロキシアセトアニリド)と同族の医薬品である。
かつては大衆薬として "acetanilid" という名で販売されていた。しかし1948年にジュリアス・アクセルロッドとバーナード・ブローディは、アセトアニリドが他の同用途の薬品に比べ高い毒性を持ち、メトヘモグロビン血症を引き起こして肝臓や腎臓に損傷を与えることを発見した。
そのためアセトアニリドは、アセトアミノフェンなど毒性のより低い医薬品にその地位をゆずることとなった。
アセトアミノフェンがアセトアニリドの代謝産物であることもまた、アクセルロッドとブローディにより示唆されたことであった。

アセチルサリチル酸
アセチルサリチル酸(アセチルサリチルさん、英: acetylsalicylic acid、英: Aspirin)とは、
代表的な消炎鎮痛剤の一つで非ステロイド性抗炎症薬の代名詞とも言うべき医薬品。
ドイツのバイエル社 (独: Bayer AG) が名付けた商標名のアスピリン (独: Aspirin) がよく知られ、
日本薬局方ではアスピリンが正式名称になっている。
消炎・解熱・鎮痛作用や抗血小板作用を持つ。サリチル酸を無水酢酸によりアセチル化して得られる。

現在用いられている用途
アスピリンは、関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛、さらに、小規模から中規模な手術後や、外傷、生理痛、歯痛、腰痛、筋肉痛、神経痛などの鎮痛目的で使用される。

歴史
ヤナギの鎮痛作用はギリシャ時代から知られていた。
紀元前400年ごろ、ヒポクラテスはヤナギの樹皮を熱や痛みを軽減するために用い、葉を分娩時の痛みを和らげるために使用していたという記録がある。

19世紀にはヤナギの木からサリチル酸が分離された。
その後、アセチルサリチル酸の出現まではサリチル酸が解熱鎮痛薬として用いられたが、強い胃腸障害があった。しかし1897年、バイエル社のフェリックス・ホフマンによりサリチル酸がアセチル化され副作用の少ないアセチルサリチル酸が合成された。

アセチルサリチル酸は世界で初めて人工合成された医薬品である。
1899年3月6日にバイエル社によって「アスピリン」の商標が登録され発売された。
翌1900年には粉末を錠剤化。発売してからわずかな年月で鎮痛薬の一大ブランドに成長し、
なかでも米国での台頭はめざましく、20世紀初頭には、全世界のバイエルの売り上げのうち3分の1を占めた。

しかし、第一次世界大戦のドイツの敗戦で連合国によって商標は取り上げられ、1918年、敵国財産没収によりバイエルの「商標」「社名」、そして「社章(バイエルクロス)」までもが競売にかけられた。
この時から76年間、1994年にバイエルがすべての権利を買い戻すまで、米国ではバイエル社製のアスピリンは姿を消すが、しかしこの間もアスピリンは権利を買い取ったスターリング社によって製造される。
その商品名には「バイエルアスピリン」がそのまま使われ、しかもバイエルクロス付きで売られ続けた。
「バイエルアスピリン」というブランドがいかに人々の信頼を得ていたかを示すエピソードのひとつであったともいえる。

第一次世界大戦後のアメリカ合衆国では禁酒法や大恐慌などによる社会的ストレスからアセチルサリチル酸を服用する人々が激増しアスピリンエイジという言葉が生まれたほどであった。
アセチルサリチル酸は頭痛を緩和するものの脳がつかさどる精神疾患の治療には役立たないが、
当時の医学では頭痛と精神疾患との関係は不明瞭であった。
また、アセチルサリチル酸は血小板の凝集を抑制して血栓の形成をさまたげることから、脳梗塞や虚血性心疾患を予防するために抗血小板剤として(毎日)少量のアセチルサリチル酸を処方することがある。

同様にアセチルサリチル酸の少量長期服用で発癌のリスクを減少させることができるとの報告もある。

特にアメリカでは疾患を持っていなくても日常的にアセチルサリチル酸を飲む人が多く、
現在でもアメリカはアセチルサリチル酸の大量消費国であり年間に16,000トン、200億錠が消費されている。
ただし、アセチルサリチル酸の過剰摂取は胃潰瘍などの諸症状の原因となる。
さらに、鎮痛作用によって、病気の症状に気づくのが遅れることがあり注意が必要である。アメリカでは年間で10万人弱が副作用の胃痛で入院し、2,000人が死亡していると言われている。アメリカにおける薬の副作用被害の4分の1を、アセチルサリチル酸が占めているとも言われる。

作用機序
メカニズムを解明したのはイギリスのロイヤルカレッジ薬理学教授・薬理学者ジョン・ベイン博士。
1971年、彼は、「アセチルサリチル酸は体内での伝達物質(プロスタグランジン)の合成を抑制し、痛み、発熱、炎症に効果を発揮する」ことを解明発表した。実にホフマンの合成から70年以上の歳月が経過していた。

アセチルサリチル酸はシクロオキシゲナーゼをアセチル化することにより阻害しプロスタグランジンの産生を抑制する。
つまり、アラキドン酸と競合してシクロオキシゲナーゼを阻害するほかの非ステロイド性抗炎症剤とは異なる機序により抗炎症作用を示す。
炎症、発熱作用を持つプロスタグランジンが抑制されることで抗炎症作用・解熱作用を発現する。
このときの用量は330 mg1日3回である。また、シクロオキシゲナーゼは血小板の作用に関係するトロンボキサンの合成にも関与している。アセチルサリチル酸はトロンボキサン作用も抑制するため、抗血小板作用も有し、抗血小板剤として81-100 mg1日1回の投与を行うことがある。

プロスタグランジンを発見しアセチルサリチル酸の抗炎症作用のメカニズムを解明した薬理学者のジョン・ベイン(イギリス)、ベンクト・サムエルソン(スウェーデン)、スーネ・ベルクストローム(スウェーデン)の3人は1982年にノーベル医学生理学賞を受賞した。プロスタグランジンの研究は、この後急速に脚光を浴び、生化学の最先端分野のひとつとして今日に至っている。

合成法
アセチルサリチル酸は以下の手順で合成される。

フェノールを高温と高圧の下で二酸化炭素と水酸化ナトリウムと反応させて、サリチル酸の二ナトリウム塩を合成する。このカルボキシ化はコルベ・シュミット反応 (Kolbe-Schmitt reaction) と呼ばれ、フェノラートアニオンは共鳴効果によりオルト位の求核性が高まり、これが二酸化炭素に対して求核付加反応する。後処理で二ナトリウム塩を希硫酸で中和し、サリチル酸を遊離させる。

このサリチル酸に無水酢酸を作用させてアセチル化し、アセチルサリチル酸を得る。

禁忌事項
鎮痛薬や解熱薬で喘息を起こしたことのある者。
消化性潰瘍のある者。
高齢者には慎重に用いる。
重い肝臓病、心臓病、妊娠後期。

副作用
胃障害が生じる可能性がある。イオン捕捉により胃細胞に取り込まれたアセチルサリチル酸がプロスタグランジン生産を抑制し,結果胃酸分泌制御・胃粘膜保護も同時に抑制されるためである。

胃への副作用を抑制するために、現行の市販薬は胃を保護するための薬を配合している物が多い。
例えばケロリンのような富山の配置薬は和漢薬のケイヒ末を配合している。他に代表的な市販薬バファリンはアセチルサリチル酸を制酸剤であるダイアルミネート(またはダイバッファーHT)で包んでいる(制酸剤は共にアルミニウム、マグネシウム等の化合物、または合成ヒドロタルサイト)。

風邪(特にインフルエンザや水痘)に感染した小児が使用するとライ症候群を引き起こすことがある。肝障害を伴った重篤な脳障害で死に至る危険があり、小児は服用するべきでない。小児の解熱鎮痛薬としては、アセトアミノフェンなどがある。

なお、高尿酸血症の原因の一つとしてアセチルサリチル酸の服用が挙げられているので、痛風患者は、鎮痛剤としてのアスピリンの服用は避けるべきという説がある一方で、尿細管内での尿酸再吸収を抑制するため、尿酸排泄促進剤としても使用されている。

また、抗凝血を目的に高用量のアセチルサリチル酸を服用しても効果が現れないばかりか、胃に多大な負担をかけるので注意が必要である。

アスピリン(aspirin)は、非ピリン系の薬品(nonpyrazolone drug)であり、アンチピリン(antipyrine)のようなピリン系の薬品(pyrazolone drug)ではない。カタカナ表記では「ピリン」の部分が同じなので混乱がおきやすいが、英語では「アスピリン」の「ピリン(pirin)[pərɪn]」と「ピリン系」の「ピリン(pyrine)[pairiːn]」はつづりも発音もちがい、まったく無関係である。したがってアスピリンとピリン系の薬品とでは副作用も異なる。

報告されている副作用
一般的な副作用は次の通りである:吐き気、消化不良、消化器潰瘍・出血、肝臓酵素増大、下痢、ふらつき、塩および体液停留、高血圧。

まれな副作用は次の通りである:食道潰瘍、心不全、高カリウム血症、腎臓障害、昏迷、気管支痙攣、発疹。

飲み合わせ
エチルアルコール(アルコール飲料):吸収が早くなり作用が強くなる。
イチョウ葉エキス・にんにくエキス(アリシン)・ビタミンE:作用が強くなり出血傾向が増す。
たばこ:抗血小板作用が弱くなる。
イブプロフェン:抗血小板作用が弱くなる。

副作用の抑制胃腸薬
胃酸分泌抑制薬 プロトンポンプ阻害薬 - 胃の壁細胞のプロトンポンプに作用し、胃酸の分泌を抑制する薬である。
ヒスタミンH2受容体拮抗薬 - ヒスタミンH2受容体に拮抗し、胃酸の分泌を抑制する。

胃粘膜保護剤 - 荒れた胃粘膜を覆って保護し、修復を補助する。
アルギン酸ナトリウム

制酸剤 - アルカリ性の化合物で胃のpHを上昇させ、増えすぎた胃酸を中和する。
炭酸カルシウム
炭酸水素ナトリウム


日本での製品
現在、バイエル薬品株式会社が製造販売する「アスピリン」と、アスピリンに制酸緩衝剤(アルミニウム・マグネシウム系)を加えたライオンの「バファリン」、粉末状で胃粘膜保護のため、和漢(ケイヒ)が加えられた銭湯の広告としても有名な内外薬品の「ケロリン」が特に知られており、それぞれ複数のジェネリック医薬品メーカーから局方品や後発品相当の製品が発売されている。

大衆薬
バイエルアスピリン

1錠あたりアセチルサリチル酸500 mg(高用量)を含有するシンプルな製品で、
2001年10月から明治製菓が提携して発売し、2008年10月からは佐藤製薬が発売している。
適応症は解熱や頭痛・外傷痛など各種の鎮痛。ライオンのバファリンAよりも1錠あたりのアセチルサリチル酸そのものの量が多く、制酸剤を含まない事から、効果そのものは強い。ただし、胃への負担を軽くする制酸剤を含まないため、使用上の注意に「胃・十二指腸潰瘍を起こしている人」は服用しないようにとの但し書きがある。バファリンの場合は、同症状の場合、医師または薬剤師に相談せよとはあるものの、服用してはいけないとは書かれていない。

医療用医薬品
適応外使用で、産婦人科領域などでも抗凝血を目的に使われることがある。近年、大腸癌の死亡率低下作用が期待されている。

バイアスピリン錠100 mg
1錠あたりアセチルサリチル酸100 mgを含有する。
低用量のアセチルサリチル酸を投与すると抗血小板作用が現れることで、日本脳卒中学会、日本循環器学会からの抗血小板剤としての承認・発売要望などから、平成11年2月1日付厚生省医薬審第104号通知「適応外使用に係る医療用医薬品の取り扱いについて」適応条件に本剤が該当すると判断し承認申請、2000年秋に心筋梗塞・狭心症・虚血性脳血管障害の血栓塞栓形成抑制の効果で承認・薬価収載され、2001年1月に発売された。川崎病に対しても臨床的に有効かつ安全な治療法であることが実証されていることから本剤の追加効能として承認事項一部変更承認申請を行ない、その後、日本小児循環器学会から厚生労働省に対して要望書が提出され、2005年に承認、川崎病の治療にも適用が拡大された。

アスピリン「バイエル」(粉末)
乳幼児向けの投薬量が調整しやすいように、新規にアセチルサリチル酸の粉剤を開発し2006年に発売された。川崎病の治療のほか、バイエルアスピリンと同様の解熱鎮痛にも適用されている。


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2013年08月20日

エルムSは、下半期のダート重賞戦線につながる重要な一戦。
昨年の優勝馬ローマンレジェンドは、次走のみやこSも連勝し、暮れには東京大賞典(大井・ダート2000m)でGI 初制覇を達成。このレースを飛躍の舞台として、秋にステップアップを果たしている。
また、同年の2着馬エスポワールシチーも次走のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)を優勝。今年のフェブラリーSでも9番人気ながら2着に好走するなど、実力馬健在をアピールしている。
今年は札幌競馬場がスタンド改築工事のため、函館競馬場・ダート1700mで行われるが、例年と同様に多彩なメンバーが集結。秋以降の飛躍につなげるのはどの馬か、大きな注目が集まる。

ブライトライン(牡4・鮫島一歩)は、3歳の春にファルコンS優勝、ニュージーランドT3着と、芝でも好成績を収めた馬だが、4歳の今年はダート路線に転じて活躍を続けている。
ダート初参戦となったオープン特別の京葉S(中山・ダート1200m)で3着に好走、続いて前々走の1600万下・麦秋S(東京・ダート1400m)を鮮やかに逃げ切り、ダート初勝利をマークした。
その後は北海道シリーズに遠征し、今回と同じ函館・ダート1700mで行われた前走のオープン特別・マリーンSでは2着馬ナリタシルクロードに4馬身差をつける圧勝劇を演じた。ここ2戦では、折り合い面の不安を払拭するとともに、抜群のダート適性を示している。中間は、このエルムSに照準を合わせて入念な調整を積まれており、目下の体調の良さが目立つ存在。ダートでの初重賞をゲットすれば、この秋はビッグレースでも楽しみが広がるはずだ。

ダノンゴールド(牡4・藤沢和雄)は、ダートで〔5・1・1・3〕と安定感十分の成績を挙げている素質馬。
特にダート1700mでは〔3・0・0・0〕と勝率100%を誇り、そのうち2勝は函館・ダート1700mでマークしたもの。今回はまさにベストの条件と言える。今夏は函館遠征で1000万下の檜山特別(ダート1700m)を逃げ切り勝ちしたあと、小倉遠征で1600万下のKBC杯(ダート1700m)を好位から抜け出して優勝。
2連勝と勢いに乗っての重賞エントリーだ。ここ2戦は長距離輸送が続いただけに、今回は疲れが懸念されるところだが、この中間は依然として張りのある好馬体をキープ。距離・コースともに最適の条件と言える今回は、重賞タイトル奪取の絶好機と見ても良さそうだ。

エーシンモアオバー(牡7・沖芳夫)は、昨年のエルムSで4着に善戦したあとも地方交流重賞で安定感十分のレースを続けており、その中にはコースレコード(2分40秒3)で優勝したJpnII・名古屋グランプリ(名古屋・ダート2500m)が含まれている。
約4か月の休み明けで臨んだ前走のJpnIII・マーキュリーC(盛岡・ダート2000m)は逃げて4着に敗れたが、
勝ち馬のソリタリーキングとのタイム差は僅かに0秒3。次走につながる内容は残せたと言えるだろう。
函館・ダートコースで〔3・0・0・3〕、札幌・ダートコースでも〔4・2・2・2〕をマークしているように、北海道シリーズは最も得意とするところ。また、ダート1700mでは〔7・2・2・5〕と高い勝率(43.8%)を残している。休養明けをひと叩きされた今回は、華麗な逃げ切りが見られるかもしれない。

サイレントメロディ(牡6・国枝栄)は、昨年のマーチSの優勝馬。その後も東海S(京都・ダート1900mで開催)3着、オープン特別のしらかばS(札幌・ダート1700m)優勝、JpnII・日本テレビ盃(船橋・ダート1800m)2着の実績を積み重ねており、末脚の鋭さには定評のある存在。
前走のオープン特別・マリーンSは自慢の末脚が不発に終わり8着に敗れたが、約3か月半の休養明けに加えて、初めて負担した59キロの斤量も大きく影響した印象だった。
久々をひと叩きされた今回は、状態面の上積みが見込めるうえに、斤量も前走から3キロ減の56キロと、条件は好転する。良馬場でも好勝負は可能だが、得意とする脚抜きの良い重馬場か不良馬場になれば、直線一気のシーンが見られるかもしれない。

フリートストリート(牡4・角居勝彦)は、目下2連勝中の上がり馬。
6月の東京開催で1000万下の青梅特別(ダート1600m)を2番手からハナ差先着して勝ったあと、福島遠征で1600万下の安達太良S(ダート1700m)を鮮やかに逃げ切った。
これで通算成績は10戦5勝2着1回となり、勝率は5割ジャストの優秀な数字を残している。
3歳1月に初陣を迎え、メイクデビュー京都(ダート1800m)→500万下のくすのき賞(小倉・ダート1700m)→オープン特別のヒヤシンスS(東京・ダート1600m)と、デビュー3連勝を飾った逸材。その後に3度の休養を挟み、4歳の夏を迎えて心身ともに充実。完全に本格化を遂げた印象。
流れに応じて戦法を変えられる自在性は大きなセールスポイントで、小回りコースも小倉・福島競馬場で勝利実績がある馬。ここは重賞初制覇の期待がかかる。

クリールパッション(牡8・相沢郁)は、2010年のエルムSの優勝馬。
北海道シリーズには抜群の実績を誇る一頭である。3年近くも勝ち星から遠ざかっているが、前走のオープン特別・マリーンSでは59キロの斤量を背負って5着と掲示板を確保。
2着馬ナリタシルクロードとは0秒4差で、復調を感じさせる内容だった。ベストは過去4勝を記録している札幌・ダートコースだが、コース形態の似た函館・ダートコースなら能力全開も可能なはず。前走から3キロ減の56キロで出走できる今回は、身上の末脚が存分に活きそうだ。

スマイルジャック(牡8・小桧山悟)は、重賞3勝(2008年スプリングS、2009年関屋記念、2011年東京新聞杯)の実績を誇る力量の持ち主。
ダートへの出走は今回で2度目だけに、まだ砂を被ったりすると実力を発揮できない心配もあるが、昨年のGI・フェブラリーS(14着)と比較すれば、相手関係も有利になった印象。また、前走の安田記念(58キロ、15着)から1キロ減の57キロで出走できる点は歓迎材料と言える。新境地開拓のためにも、ここは重要な一戦になりそうだ。

ナリタシルクロード(牡6・崎山博樹)は、5月の東京開催でオープン特別のブリリアントS(ダート2100m)を優勝。9番人気ながら、逃げたトウショウフリーク(3着)を自ら捕まえに行って力強く抜け出したように、見どころ十分の内容だった。
その後は函館競馬に遠征し、前々走のオープン特別・大沼S(ダート1700m)は5着と掲示板を確保。前走のオープン特別・マリーンSでは、後方待機から大外をまくるようにして進出し、勝ち馬のブライトラインには4馬身離されたものの、2着争いをクビ差で制している。オープンクラス昇級後は伸び悩んだ時期もあったが、ここ3戦では中身の濃いレースを続けており、完全にひと回り成長した感じだ。初の重賞タイトル獲得も夢ではないだろう。

ツクバコガネオー(せん5・尾形充弘)は、ダートで17戦して5勝2着4回。連対率52.9%の優秀な数字を残しており、安定感が魅力だ。前走のオープン特別・マリーンSは好位でうまく流れに乗って3着に善戦。
着々と地力アップを遂げている。今回は初めての重賞挑戦でこの馬にとっては試金石の一戦になるが、自在の脚質と相手なりに走れる堅実性は大きな武器と言える。前走後の状態の良さも目を引くだけに、ここでどんなレースを見せるのか、注目したい。

夏競馬を締めくくる重賞レースとして、一昨年まで夏の新潟競馬の最終週に組まれていた新潟2歳Sだが、
昨年の番組変更により開催時期が1週繰り上がった。
夏の新潟開催が8週間から6週間へと短縮された今年も、昨年と同様の日程で実施される。
広々として日本一長い直線(659m)を誇る新潟・芝1600mの外回りコースが舞台とあって、翌年のクラシックを狙う評判馬の参戦も目立つ一戦。
今年も、この新潟競馬場でデビューした馬たちに加え、函館・福島・東京・中京・阪神・小倉とさまざまな競馬場で勝ち上がった好素質馬たちが一同に集結しており、ハイレベルな混戦ムードが漂っている。

出走メンバーの中で唯一、2勝を挙げているのがマキャヴィティ(牡2・萩原清)。
メイクデビュー東京(芝1400m)は5着に敗れたが、同じ舞台で行われた2戦目の未勝利を勝ち上がると、前走のオープン特別・ダリア賞(新潟・芝1400m)も連勝した。父デュランダルは強烈な末脚を武器に大活躍したが、本馬の2勝はいずれも好位から抜け出す安定感のある勝ちっぷり。競走センスの良さが際立っている。前走から中2週での臨戦になるが、引き続き気配は良好。3連勝で初の重賞タイトルを手に入れるチャンスも十分にある。

好素質のディープインパクト産駒としてデビュー前から注目を集め、メイクデビュー中京(芝1400m)で単勝1.8倍という圧倒的な支持に応えて初陣Vを飾ったのがハープスター(牝2・松田博資)。
後方待機から最後の直線で楽に差し切るという、前評判に違わぬ強い競馬で勝ち上がった。母ヒストリックスターは不出走だが、その母は1993年に桜花賞とオークスの牝馬クラシック二冠を達成したベガ。
血統的な魅力にもあふれており、重賞でどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

今年の2歳戦がスタートした3回東京開催。イスラボニータ(牡2・栗田博憲)は、その開幕週のメイクデビュー東京(芝1600m)に登場したフジキセキ産駒。
スタートで出遅れながら早めに進出し、最後の直線では豪快な末脚を繰り出してデビュー勝ちを飾った。
故障でクラシックには参戦できなかったものの、4戦無敗で種牡馬入りした父を彷彿とさせる、実にスケールの大きな勝ち方だった。その後に放牧へ出されて休養し、今回は約3か月ぶりの実戦になるが、このレースを目標に調整は順調そのもの。連勝で初の重賞タイトル奪取となれば、スターダムにのし上がってくる。

マイネグラティア(牝2・鹿戸雄一)は、6月23日のメイクデビュー東京(芝1600m)で圧巻の勝ちっぷりを見せたネオユニヴァース産駒。
6番人気と前評判はそれほど高くなかったが、中団のやや後方から最後の直線で素晴らしい伸び脚を見せ、
メンバー中最速タイの上がり3ハロンタイム(33秒9、推定)をマークして差し切った。クビ差の2着に敗れた前走のオープン特別・ダリア賞でも、後方追走からメンバー中最速タイとなる上がり3ハロン35秒2(推定)の末脚を披露。初戦を快勝した芝1600mに戻るのは大歓迎で、十分に勝ち負けを狙える位置にいる。

ダウトレス(牡2・小島太)は、メイクデビュー福島(芝1200m)で勝ち馬から0秒5差の3着と完敗を喫したが、距離が400m伸びてコース形態も大きく替わった前走の未勝利(新潟・芝1600m)で走りが一変。
2着馬に2馬身半差をつけて楽勝した。父プリサイスエンドの産駒には短距離タイプやダート巧者が目立つが、本馬は芝のマイル〜中距離に高い適性を感じさせるレースぶり。この新潟2歳Sと同じ舞台ですでにハイレベルな走りを見せているのは大きなアドバンテージと言えよう。

ピークトラム(牡2・橋口弘次郎)は、メイクデビュー阪神→2戦目の未勝利と、ともに阪神・芝1600mで連続3着に敗れたが、中京・芝1600mに舞台が替わった前走の未勝利を1分35秒8の2歳コースレコードで優勝。勇躍、重賞のここに参戦してきた。
1戦ごとに馬体が絞れ、動きに鋭さも出てきている。過去3戦を見る限り、左回りで広々とした新潟・芝1600mの外回りコースは合っている公算が大きい。

マーブルカテドラル(牝2・上原博之)は、牝馬限定のメイクデビュー東京(芝1400m)を勝ち上がってきたダイワメジャー産駒。
母は2002年のチューリップ賞優勝など、早い段階から活躍したヘルスウォールで、血統面からも大きな期待を懸けられる逸材だ。前走後は放牧でひと息入れ、今回は約2か月ぶりの実戦になるが、美浦南Wコースで行われた8月14日の1週前追い切りでは休み明けを感じさせないシャープな動きを披露。ブランクの不安どころか、大幅な上積みを見込める状況にある。


アポロスターズ(牡2・堀井雅広)は、6月30日に行われたメイクデビュー福島(芝1200m)を1番人気の支持に応えて優勝。
中4週のローテーションで臨んだ前走のオープン特別・ダリア賞は4着に敗れたものの、後方待機から力強く末脚を伸ばし、勝ち馬のマキャヴィティに僅か0秒1差まで急追。見どころ十分のレース内容だった。父は現役時に11戦2勝という目立たない戦績ながら、血統的な価値の高さを買われて種牡馬入りしたアポロキングダム。産駒初となる平地重賞制覇なるか、大いに注目したい。

もう1頭、アポロムーン(牝2・栗田徹)もアポロキングダムの産駒。
この馬は調教でそれほど目立つ動きを見せていなかったため、メイクデビュー新潟(芝1400m)では14番人気という低評価だったが、好位追走からゴール前の追い比べをアタマ差で制し、1着でゴールイン。
実戦で非凡な競走センスを感じさせる走りを披露した。レースを一度使われたことで、調教の動きも初戦より格段に良化した印象。相手関係が大幅に強化される今回も、上位争いに加わってくる可能性を十分に秘めている。

デスティニーラブ(牝2・斎藤誠)は、1番人気に支持されたメイクデビュー東京(芝1400m)でクビ差の2着に惜敗したが、2戦目の未勝利(福島・芝1200m)できっちりと初勝利を飾った。
そこから中2週で臨んだ前走のオープン特別・ダリア賞は3着ながら、優勝馬マキャヴィティとタイム差なしの大接戦。最後の直線で少し窮屈なシーンもあったことを考慮すれば、勝ちに等しい内容と評価するべきだろう。今回は初めての芝1600mになるが、レースぶりを見る限り問題なく対応できるはずだ。

マイネルメリエンダ(牡2・和田正一郎)は、芝1600mのメイクデビュー中京を勝ち上がってきたチーフベアハート産駒。1000m通過タイムが63秒9という超スローペースで勝ち時計は1分38秒7と平凡だが、好位追走から最後の直線では鋭い伸び脚を披露。
追われて実に味がある印象だ。その後に短期放牧を挟み、中7週での臨戦になるが、8月18日に美浦南Wコースで意欲的な1週前追い切りを消化しており、レース週の追い切りで出走態勢は整うだろう。直線で馬体を併せての叩き合いになれば、重賞でも善戦以上のシーンが期待できる。


『サマースプリントシリーズ』第5戦のキーンランドCは、スプリンターズSの重要な前哨戦のひとつ。
近年は猛暑の影響を考慮して、残暑厳しい時季に放牧先から管理馬を栗東および美浦トレーニング・センターへ帰厩させるのを控える陣営も出てきた。一昨年のキーンランドCを制し、重賞3連勝の勢いに乗ってスプリンターズSを快勝、GI 馬まで駆け上がったカレンチャンはその好例。
涼しい北海道の競馬場に滞在して調教を積み、前哨戦を使える利点を考えれば、このレースは今後もさらにメンバーが充実してくる可能性があるだろう。
今年は札幌競馬場のスタンド改築工事に伴い、函館競馬場での開催となるが、洋芝コースを舞台に行われるスプリント重賞というレースのイメージは変わらない。これまでの傾向は、そのまま通用するはずだ。

昨年の優勝馬パドトロワ(牡6・鮫島一歩)が、連覇を狙ってエントリー。
新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュ(10着)に参戦したばかりだが、すでに函館競馬場へ戻り、14日の1週前追い切りはダートコースで6ハロン81秒6−3ハロン38秒9−ラスト1ハロン12秒7の時計をマークするなど、元気な姿を見せている。
今年の舞台となる函館・芝1200mでは、2011年のオープン特別・UHB杯と前々走の函館スプリントSを制するなど、適性はかなり高い馬。前走の59キロから2キロ減となる57キロの斤量なら、重賞4勝目のチャンスは十分だ。

重賞4勝(2009年ニュージーランドT、2011年阪急杯、2011年・2012年阪神C)の古豪サンカルロ(牡7・大久保洋吉)が、初めての北海道遠征を敢行してきた。
前走の京王杯スプリングC(11着)のあと、放牧でリフレッシュを図られ、ここは3か月半の休養明けとなる。14日の1週前追い切りは、函館Wコースで5ハロン68秒0−3ハロン38秒4−ラスト1ハロン12秒4をマーク。併せた相手が格下馬だったとはいえ、余力十分に先着を果たした動きから、休み明けでも仕上がり良好と判断しても良さそうだ。初の函館・芝コースでも、展開がはまれば、直線で一気に突き抜けるシーンも十分にありそう。

アドマイヤセプター(牝5・橋田満)は、前走の函館スプリントSで中団追走から上がり3ハロン33秒5(推定)の末脚を発揮し、勝ち馬のパドトロワと0秒1差の4着まで追い上げ、復調ムードを感じさせた。
この中間はキーンランドCに目標を絞って調整されており、15日の1週前追い切りは函館Wコースで5ハロン65秒5−3ハロン37秒4−ラスト1ハロン12秒2と、好時計をマーク。前走時以上の鋭い動きを見せているとあれば、期待はおのずと高くなる。ここは重賞初制覇の大きなチャンスと言えるだろう。

今年3月のオーシャンS(10着)で約8か月ぶりに戦列復帰してから勝ち鞍こそ挙げていないフォーエバーマーク(牝5・矢野英一)だが、前々走の函館スプリントS3着、前走のアイビスサマーダッシュ2着と、重賞で連続して差のない競馬を続けているように、目下の充実度は目を見張るのもがある。
この馬もパドトロワと同様にアイビスサマーダッシュからの転戦組だが、9日に美浦南Cコース(ニューポリトラック)、17日には函館Wコースで時計をマークできたように、長距離輸送による気配落ちは感じられない。

充実度からいえば、この夏一番の上がり馬ストレイトガール(牝4・藤原英昭)に注目しないわけにはいかないだろう。今年の6月に戦列復帰を果たし、休み明け初戦の500万下はクビ差の2着に惜敗したものの、500万下→1000万下の函館スポニチ賞→1600万下の函館日刊スポーツ杯→オープン特別のUHB賞と、破竹の4連勝をマーク。
どの勝利もすべて今回と同じ函館・芝1200mで挙げたものというのは、大きなセールスポイントと言える。今夏はすでに5戦を消化しており、大幅な上積みまでは期待できないかもしれないが、440キロ台の小柄な同馬にとって函館競馬場に長期滞在して調整し、レースに出走できる利点は大きい。重賞初挑戦・初制覇のチャンスは十分だ。

ファインチョイス(牝4・領家政蔵)は、得意の函館・芝コースで復活を果たした一頭。
前走のオープン特別・UHB賞では勝ち馬のストレイトガールにゴール手前で内をすくわれてクビ差の2着と惜敗したが、内容は勝ちに等しいものだった。全4勝を挙げている函館競馬場と他の競馬場とではパフォーマンスが大きく異なる馬だけに、ベストの舞台で行われるこのレースで大きなチャンスをしっかりとものにしたいところだ。

前走のオープン特別・UHB賞で3番人気の支持を受けたものの、9着に敗退したシュプリームギフト(牝5・須貝尚介)。緩い馬場が苦手な馬だけに、良馬場発表でも前走のようなコンディションだと力が発揮できないタイプ。今夏の函館開幕週に行われた前々走の函館スプリントSでは勝ち馬のパドトロワからアタマ差の2着に好走しているが、開催11週目となる現在の馬場をこなせるかどうかが好走の鍵を握りそうだ。

プリンセスメモリー(牝6・高橋義博)は、前走のアイビスサマーダッシュで11着に大敗。
2歳7月のメイクデビュー新潟(芝1000m、1着)以来となった直線競馬の流れに戸惑った印象だ。
前々走の1600万下・テレビユー福島賞(福島・芝1200m)では勝負どころから馬群の外をまくって進出し、直線で豪快な末脚を繰り出して快勝。勝ちっぷりは良かっただけに、小回りコースの函館・芝1200mに戻って、巻き返しを狙う。

ストークアンドレイ(牝3・山内研二)は、昨年の函館2歳Sの優勝馬。前走のオープン特別・UHB賞(5着)では、後方追走からメンバー中最速タイとなる上がり3ハロン34秒7(推定)の末脚を発揮。
勝ち馬のストレイトガールに0秒5差まで追い上げてきたレース内容は復調を感じさせるもの。デビュー2連勝で重賞タイトルを奪取した函館・芝1200mに戻って今夏2戦を消化し、この中間の調教では活気十分の動きを見せている。重賞2勝目のチャンスは十分あるはずだ。


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2013年08月19日

食品添加物
発色剤
亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウムについて見ていこう。

亜硝酸ナトリウム(あしょうさんナトリウム、Sodium nitrite、NaNO2)はナトリウムの亜硝酸塩である。
別名は亜硝酸ソーダ。工業薬品JIS K1472-83、試薬JIS K8019-92、食品添加物。
毒物及び劇物取締法で劇物に指定。消防法で危険物第1類(酸化性固体)の亜硝酸塩類(酸化性固体亜硝酸塩類第1種酸化性固体(50kg))。水質汚濁防止法で施行令第2条有害物質。

特徴
白色または黄色の斜方晶系の結晶で、市販品は粉末・棒状または粒状のものが多い。
吸湿性・潮解性を示し水によく溶け、水溶液はアルカリ性となる。アルコールやエーテルには微溶解する。
酸で分解すると三酸化二窒素を生じる。

特性と用途
代表的な秩序‐無秩序型の強誘電体のひとつとして知られる。
金属の表面処理、発泡剤、熱処理剤のほかに、漂白、アゾ染料のジアゾ化、試薬等で用いられる。
またニトロ化合物や酸化窒素の製造にも用いられる。

食品添加物としては、日本では肉加工品の塩せきに用いられ、特に非加熱のソーセージには発色や細菌繁殖を抑制するために添加が義務づけられている。
ボツリヌス菌の増殖や病原性大腸菌O157の毒素(ベロトキシン)増加を抑える効果があるとされる。

防錆剤としてはコンクリート中の鉄筋腐食防止、滅菌剤としては医療器具消毒でほとんどのウイルスや細菌を不活性にする中水準消毒剤として用いられる。

医療においては、青酸中毒の患者に解毒剤として用いられることがある。

合成方法
工業的な製法では、アンモニアを酸化して得た一酸化窒素を冷却して過酸化窒素を発生させ、炭酸ナトリウムないし水酸化ナトリウムに吸収させて合成する。
2Na_2CO3 + 4NO + O2 → 4NaNO2 + 2CO2
また、実験室では、融解させた硝酸ナトリウムと鉛を加熱しながら反応させることで得られる。
NaNO3 + Pb → NaNO2 + PbO

取り扱い上の注意

燃焼
可燃物と混合した状態では容易に発火、燃焼する。特にアンモニア塩類やシアン化合物との混合状態では爆発の危険性がある。発火時は水で消火する。

人体への影響
劇物。致死量は約2gと言われる。高濃度の溶液を飲むと中毒症状を起こし、頭痛や吐き気、チアノーゼ、意識障害やけいれんなどを発症する。皮膚接触での刺激は弱い。なお、発がん性を指摘する声もある。

飲み込んだ際の応急処置は、牛乳や生の鶏卵などを飲ませ、吐き出させる。皮膚や目に付着した際には充分な水で洗い流すことが望まれる。

廃棄
水溶液とし、攪拌するスルファミン酸溶液中に少しずつ加えで分解する。または水溶液として加温・攪拌しながら塩化アンモニウムを少しずつ加えて分解する。

硝酸カリウム(しょうさんカリウム)は化学式KNO3で表される硝酸塩の一種であり、
天然には硝石として産出する。可燃物と混合し燃焼させるとカリウムの炎色反応によりピンクから紫の炎を上げる。

英語では potassium nitrate、または saltpetre とも呼ばれ、これは石の塩、もしくはペトラの塩を意味するラテン語 sal petrae に由来する。アメリカでは salt peter、nitrate of potash、あるいは単に nitre とも称される。
硝酸ナトリウムが salt peter と呼ばれることもある。

黒色火薬に酸化剤(酸素の供給源)として配合されるが、硝酸カリウム自体は燃えない。ハーバー・ボッシュ法によって窒素の固定化法が確立されるまでは、洞窟の壁面に堆積した結晶から、または有機物を分解・乾燥することによって得ていた。特に屎尿が一般的な供給源で、尿素の分解によって生成するアンモニアなどの窒素化合物が微生物による酸化を受け、硝酸塩となる。肥料としても用いられ、そのNPK比(窒素・リン・カリウムの重量比)は13-0-44である。

製造
歴史的には以下のようにして作られていた。
まず、厩肥、漆喰か木灰、藁などの有機物を混ぜ、およそ高さ1.5メートル、幅2メートル、長さ5メートルほどの塊を作る。覆いをして雨などで濡れるのを避けながら尿を掛け、分解を促進させるために度々かき混ぜる。
およそ1年後に水で溶かして液状化する。その液体には様々な硝酸塩が含まれるが、木灰をカリウム源とし、硝酸カリウムが 温度による溶解度の変化が大きいことを利用し加熱後、冷却をすると 結晶化によって析出出来る。その後火薬原料として使用に供される。

戦国時代の日本の一部では、便所の床下の地面に堆積した物を採掘したり、枯れ草に尿をかけ発酵させて生成させたりして入手していた。

イングランドでは1588年以前から、記録家として知られるジョン・イヴリンの一家に爆薬製造を独占する特権が王家から与えられていた。

今日では、チリの砂漠に莫大な埋蔵量を有する硝酸ナトリウム結晶石(チリ硝石)を原料として製造されている。硝酸ナトリウムを精製したのち塩化カリウム (KCl) と反応させると、より溶解度の低い塩化ナトリウムが析出し、硝酸カリウム水溶液が得られる。

用途
かっては硝酸の製造に使われていた。硝酸カリウムに硫酸を加えることによって硝酸と硫酸カリウムが得られ、これを蒸留によって精製する。

肥料、試作ロケットの推進剤、発煙筒などの発火剤としても用いられる。
糖との混合物は元の600倍の体積の煙を作り出す。スクロースの場合硝酸カリウムと40:60の比で、混合物をそのままか、ホットプレートで注意深く加熱・融解して使用される。

保存食の製造過程において、塩漬けされた肉への添加物として使われる。
心臓病の患者はその摂取には注意する必要がある。防腐剤として番号E249が与えられている。

切り株除去剤 (stump remover) の主成分であり、自然に分解するのを促進する。一般的な切り株除去剤は純度約98%の硝酸カリウムである。

アイスクリームの製造、および過敏になった歯の歯磨剤にも使われる。近年、歯磨剤としての利用が増加しているが、歯痛の過敏症に有効であると言う結論は得られていない。
太陽熱発電等の蓄熱媒体にも使用される。

広く流布している誤解として、硝酸カリウムは禁欲剤として作用し、男子校などで食事に添加されている、というものがある。実際にはヒトに対してそのような効果を及ぼすことはない。


selvas2 at 19:13コメント(0) 

2013年08月18日

今日の最高気温は36℃、暑さ厳しい小倉競馬場です。
サマースプリントシリーズは第4戦目、テレビ西日本賞・第48回北九州記念、
G3のハンデ戦に15頭が出走します。
15番のスギノエンデバーが誘導されます、トップハンデ57キロを背負っての出走、
最軽量のローガンサファイアとはハンデ差が7キロあります。

スタートしました!
好スタートは赤い帽子のテイエムタイホー素晴らしいダッシュ!
第48回北九州記念、テイエムタイホーぐんぐん飛ばして2馬身のリード、
11番のハノハノ、外から8枠のバーバラ、内からアイラブリリと2番のザッハトルテ、緑の帽子キョウワマグナム、黄色い帽子がふたつ、アンシェルブルーとケンブリッジエル上がっていきます、12番のマイネルエテルネル、中団からやや後ろにサドンストーム、3番のカラフルデイズがいて、オレンジの帽子はニンジャ、最軽量ハンデのローガンサファイア、4枠のもう1頭ツルマルレオン、外からスギノエンデバーかわしていきました。

600m32秒台で通過、早い流れでレースは3コーナーです、
先頭はテイエムタイホー、内からザッハトルテ、外を通ってキョウワマグナム、外からバーバラさらにはハノハノ、
残り400を通過、ケンブリッジエル、マイネルエテルネル、外から一気に上がってきたスギノエンデバー!

早くも第4コーナーをカーブして灼熱の直線!!
先頭テイエムタイホー!その外からピンクの帽子バーバラ!あいだからはキョウワマグナム!
バーバラここで先頭にかわった!ニンジャが襲い掛かる!追い込んできたのはサドンストーム!
バーバラ先頭!外からニンジャ!外からニンジャ!キョウワマグナムがんばった!
前はバーバラ!ニンジャ!バーバラです!ゴールイン!
バーバラ押し切りました!1分6秒8!


selvas2 at 11:19コメント(0) 

2013年08月17日

食品添加剤
乳化剤
グリセリン脂肪酸エステルについて見ていこう。

グリセリン脂肪酸エステル(グリセリンしぼうさんエステル)は、グリセリンの持つ3つのヒドロキシ基のうち1つないし2つに脂肪酸がエステル結合したもので、代表的な食品用乳化剤である。

日本の食品衛生法ではモノグリセリド誘導体とポリグリセリン脂肪酸エステルもグリセリン脂肪酸エステルに属するものとして認可されている。

乳化剤
乳化剤(にゅうかざい、英: Emulsifier)は、乳化や起泡・消泡などの目的で使用される薬剤の総称。
界面活性剤と概ね同義であるが、食品用として使用されるものでは界面活性剤と表記されることは稀である。

乳化剤の種類
合成添加物としてはグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが認可されており、このうちグリセリン脂肪酸エステルが最も消費量が多い。
ほかに天然添加物・既存添加物として、ダイズや卵黄から採られるレシチン、キラヤから採られるサポニン、牛乳を原料とするカゼインナトリウムなどが使用される。
用途を限定されたものに、果実・野菜の表皮の被膜剤としてオキシエチレン脂肪酸アルコール、オレイン酸ナトリウム及びモルホリン脂肪酸塩、ミカン缶詰製造時の果皮除去のためのポリオキシエチレン高級脂肪酸アルコールが認可されている。
日本国外では製パン用途でステアロイル乳酸カルシウム、チョコレートの粘度低下剤としてモノグリセリドリン酸アンモニウムなどが使用されているが、これらは日本では未認可である。

乳化剤の作用
乳化・分散作用
互いに混じり合いにくい水と油を、一方の液中に他方を分散させる効果を乳化と呼ぶ。
また、乳化した状態の液体をエマルションと呼ぶ。水・脂との親和性はHLB値で表され、HLB値が高いものはO/W(水中油滴)型乳化に適し、HLB値が低いものはW/O(油中水滴)型乳化に適している。
前者は粉末ココアやコーヒーフレッシュなどを液中に分散させる効果、
後者はマーガリンの水滴分離防止などがある。

湿潤・浸透作用
表面張力を低下させて液体を固体の表面に広げ、また隙間を伝って内部に染み込みやすくする作用を有する。
可溶化作用
微粒子を分散させ、水に溶けにくい物質をあたかも水に溶けたような状態にすることを指す。
起泡作用
液体と空気の界面に作用して表面張力を低下させ、液体と空気との接触面積を増加させるとともに、保護膜を作って泡を破れにくくする作用を持つ。
食品では、パンやケーキ、アイスクリーム、ホイップクリームの製造などで効果を発揮する。
消泡作用
消泡作用には、すでに発生した泡を消す破泡作用と、泡立ちを抑える抑泡作用とがあるが、乳化剤は後者の作用を示す。
滑沢作用
錠剤や錠菓の製造時に、原料となる粉末の流動性を高め、原料が製造装置に付着するのを防ぐとともに、表面に光沢を与える。
洗浄作用
湿潤・浸透作用により洗浄対象に溶液が染み込み、乳化・分散作用により汚れが溶液中に分散され、再付着しにくくなる。一般に食品用乳化剤は洗浄効果が高くないため、多くの場合、野菜や食品加工機器の洗浄には一般の界面活性剤が使われる。
抗菌性
副次的な用途であるが、脂肪酸エステルの一部にはカビ・酵母やグラム陽性菌などの発育を抑制する作用があり、中鎖脂肪酸エステルなどが日持保持剤として使用されている。食品衛生法上の表示基準では、乳化・分散・浸透・起消泡・離型などの目的で使用する場合は「乳化剤」と一括表示することが認められているが、日持保持剤など乳化剤以外の目的で使用する場合には物質名で表示する必要がある。

食品工業への応用
パン - 食品用乳化剤の最大の用途が、パンを中心としたベーカリー食品である。
目的の多くは乳化以外であり、老化防止剤・ソフナー・生地調整剤としての用途が中心である。
パンの老化防止としては、小麦粉に対し0.2~1%添加された飽和脂肪酸モノグリセリドが澱粉粒表面に溶出するアミロースと複合体を形成し、澱粉粒を保護すると同時に内部に浸透して結晶アミロースやアミロペクチンとも複合体を形成する。これによりアミロースのゲル化が抑制され、柔らかさが維持される。
アイスクリーム - 油脂の分散・凝集、油脂と蛋白の相互作用の促進、滑らかな食感とドライネス(表面が乾いたような感触)の付加、溶出の抑制・保型性の向上などを目的に、ステアリン酸モノグリセリド0.2~0.3%とオレイン酸モノグリセリド0.05~0.2%が使用される。

ホイップクリーム - 乳化安定効果・起泡性を持つ乳化剤と、脂肪凝集促進作用を持ち保型性を高める乳化剤が併用される。前者はショ糖脂肪酸エステル、飽和脂肪酸モノグリセリドおよび飽和脂肪酸ポリグリセリンエステルが、後者はプロピレングリコールエステル、不飽和脂肪酸モノグリセリド、不飽和脂肪酸ポリグリセリンエステルおよびレシチンが用いられる。レシチンは保型性が優れるが液の安定に好ましくない影響を与え、風味も良くないため使用には限界がある。

コーヒークリーム - 液状のものと粉末のものとがあるが、いずれでも高温・酸性のコーヒーでも安定した乳化作用を示し、分離した脂肪分が浮く「オイルオフ」や、羽毛状の凝固物が生じる「フェザーリング」などの現象を防ぐことが求められる。ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、クエン酸モノグリセリド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、酵素分解レシチンとカゼインナトリウムが併用される。

コーヒー飲料 - 容器の縁に沿って液面に脂肪が浮くリング現象や、分離した脂肪分が浮上するオイルオフ現象、コーヒー成分の沈澱の防止の他、耐熱性細菌による腐敗防止のために、モノグリセリドやカラギーナンなどの乳化安定剤が加えられる。

魚肉練り製品 - 冷凍すり身の製造において、凍結貯蔵中の蛋白質の変成を抑え、変色を防止するとともに、アシと呼ばれる、弾力のある食感を維持する働きを持つ。他に、剥離性を持たせて蒲鉾やソーセージを包装から取り出しやすくしたり、ちくわ製造時に芯棒を抜きやすくする効果も期待できる。

畜肉加工品 - ソーセージをはじめとする畜肉加工品に脂肪を添加する際には肉の蛋白質が乳化の役割を果たすが、それでも不十分な場合にはカゼインナトリウムが、硬めのエマルションである乳化カードの状態で添加される。ハンバーグや、肉そのものに対し、肉質を柔軟にしたり肉汁を豊富にしたりする目的でレシチンやモノグリセリド誘導体、ソルビタン脂肪酸エステルなどが添加されることがある。

チョコレート - チョコレートに添加される乳化剤はレシチンが中心で、ショ糖脂肪酸エステルやポリグリセリンエステル、ソルビタンエステルが併用される。これらは、チョコレートの粘度低下による作業性の向上、ファットブルームや脂肪分のしみ出し防止、保型性・耐水性の向上が主な目的である。

キャンディ - レシチンやモノグリセリドが、香料や油脂の均一な分散、包材・歯・製造装置への貼り付き防止のために添加される。

チューインガム - ガムベースの可塑性向上のために酢酸モノグリセリドが、歯や衣類等への付着防止のために、グリセリン脂肪酸エステルやショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルが添加される。かつては可塑剤としてブチルフタリルブチルグリコールやジブチルフタレートも使用されていたが、安全性の観点から1972年に使用禁止となった。

その他の菓子類 - 羊羹や餡では砂糖の結晶析出による食感低下防止のため、プリンや水羊羹では離水防止のためショ糖脂肪酸エステルなどが使用される。

ドレッシング - 乳化液状ドレッシング、分離液状ドレッシングとマヨネーズを含む半固体状ドレッシングに大別できる。乳化液状ドレッシングは、JAS規格品ではJASで許可された乳化剤しか使用できず、卵黄や増粘多糖類で乳化させたものが多い。JAS規格外品では、レシチンを酵素分解したリゾレシチンとポリグリセリンエステルを併用することが多い。分離液状ドレッシングでは主に増粘多糖類の一種であるキサンタンガムが使われる。攪拌することでしばらくの間乳化し、油粒子が大きいため透明感があり、油の風味を強く感じる。マヨネーズでは卵黄が乳化の役割を果たし、乳化剤を使用したものはマヨネーズと表示することはできない。

調味料類 - めんつゆやポン酢ではユズやシソなど油性のフレーバーを可溶化するために乳化剤が加えられる。焼肉のたれではゴマや香味野菜などの固形分の分散・安定のために増粘多糖類が使われる。ソースでは耐酸・耐塩性に優れたポリグリセリンエステルが用いられる。

豆腐 - 製造時の消泡や保水性・保型性の改善、作業性・歩留まり向上の目的で、不飽和脂肪酸の蒸留モノグリセリドやショ糖脂肪酸エステルが添加される。以前は消泡剤として油揚げに使用した廃油に水酸化カルシウムを混合したものや、シリコーン樹脂が使われていたが、前者は油脂の酸化による衛生上の問題があるため現在ではほとんど使われない。後者も食品衛生法上の使用制限があるため、使用が減っている。
麺類 - 弾力のある食感を持たせ、麺表面を滑らかにして茹であげ後にほぐれやすくし、澱粉の流出によるゆで汁の濁りを抑えるため、モノグリセリドやレシチンが使われる。

米飯 - 炊飯時に蒸留飽和モノグリセリドを加えると粘着性が低下し、炊飯後に捌きやすくなるため、業務用ではレトルト食品や清酒醸造などで使われている。ただし米粒表面の艶が損なわれるという欠点もある。五目ご飯など油脂を含むものには、酵素分解レシチンが有効である。

錠剤・錠菓 - 滑沢剤として、ショ糖脂肪酸エステルやグリセリン脂肪酸エステルが使われる。



アシルグリセロール
脂肪酸が1つ結合したものがモノアシルグリセロール、2つ結合したものはジアシルグリセロールであるが、あわせてモノアシルグリセロール(Monoacylglycerol)と通称される。3つ結合したものはトリアシルグリセロールであり、乳化剤としての性質は持たない。

グリセリン脂肪酸エステル
CH2OCOR
|
CHOH
|
CH2OH
モノグリセリドの構造式


天然の油脂にグリセリン脂肪酸エステルが含まれていることは古くから知られていたが、1854年にフランスのマルセラン・ベルテロが脂肪酸とグリセリンからグリセリン脂肪酸エステルを合成することに成功。1930年頃からマーガリンにグリセリン脂肪酸エステルが添加されるようになった。日本で製造・消費されるようになったのは1950年代に入ってからである。グリセリン脂肪酸エステルは疎水性乳化剤であるためW/O(油中水)型乳化に適しており、マーガリンの水滴分離防止などに使用されるが、他の親水性乳化剤と配合することによりO/W(水中油)型乳化も安定する。 グリセリン脂肪酸エステルは澱粉と複合体を作り、パンが硬くなるのを防ぐ効果がある。このため、油脂を含め製パン分野での使用が多くなっている。この他、低温での起泡性・高温での消泡性によりケーキ用起泡剤や豆腐用消泡剤、脂肪凝集作用によるホイップクリームやアイスクリームの保型性向上、防湿・被覆作用によるキャンディ・キャラメルのべたつき防止などに用いられる。工業的製造法としてはグリセリンと脂肪酸のエステル化、グリセリンと油脂のエステル交換の2通りがある。

モノグリセリド誘導体
CH2OCOR
|
CHOH
|
CH2OCOCH2
酢酸モノグリセリド(AMG)の構造式


モノグリセリド誘導体はモノグリセリド(モノグリセライド、Monoglyceride)のヒドロキシ基にさらに有機酸をエステル結合させたもので、有機酸モノグリセリドとも呼ばれる。日本では酢酸モノグリセリド(AMG)、クエン酸モノグリセリド(CMG)、コハク酸モノグリセリド(SMG)、ジアセチル酒石酸モノグリセリド(TMGまたはDATEM)、乳酸モノグリセリド(LMG)が認可されている。
AMG - モノグリセリドを無水酢酸でアセチル化、またはトリアシルグリセロールとトリアセチンのエステル交換により作られ、マーガリンの伸展性向上、冷菓のチョコレートコーティングの割れ軽減、被覆性による精肉・ソーセージ・冷凍魚の水分蒸発防止や鮮度保持、ホイップクリームやケーキの起泡性向上などに効果がある。
CMG - モノグリセリドとクエン酸を混合・加熱して作られ、酸化防止剤の助剤、クリーミングパウダーのO/W型乳化に用いられる。
SMG - モノグリセリドとコハク酸無水物を反応、またはコハク酸と加熱反応して作られ、パンの品質改良に用いられる。
TMG - 酒石酸のヒドロキシ基をアセチル化してジアセチル酒石酸無水物としたあとモノグリセリドと反応させて作られ、パンの品質改良やクリーミングパウダーのO/W型乳化に用いられる。
LMG - 乳酸はモノグリセリドだけでなくジグリセリドとも反応しやすく、各種の製造法がある。ケーキの品質改良・気泡安定の作用がある。

ポリグリセリン脂肪酸エステル
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、グリセリンをアルカリ触媒を用いて200~260度で加熱脱水し重合して得られたポリグリセリンのヒドロキシ基の1つ以上に脂肪酸がエステル化したもので、重合度や脂肪酸の数・種類により親水性のものや疎水性のものなど多様な種類が得られる。耐酸性・耐塩性に優れ、O/WおよびW/O型乳化、粉末の液体への分散、油脂の結晶調整、自動販売機で加温販売される缶コーヒーや缶スープなどの抗菌などに用いられる。


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2013年08月16日

昨年スギノエンデバーが勝った47回北九州記念は前半32秒2。
11.6 - 10.1 - 10.5 - 11.3 - 11.6 - 11.8
上り 4F 45.2 - 3F 34.7

その前年の北九州記念はトウカイミステリー。前半32秒4。
11.8 - 10.0 - 10.6 - 11.1 - 11.4 - 12.3
上り 4F 45.4 - 3F 34.8

3年前の北九州記念はメリッサ。前半32秒1。
11.6 - 10.0 - 10.5 - 11.2 - 11.5 - 12.3
上り 4F 45.5 - 3F 35.0

どうしても前半のペースが速くなる傾向だ。
差し、追い込みが決まって波乱が続出している。

芝1200のハンデ戦。
トップハンデ馬は過去7年で1勝、2着1回、3着1回。
ハンデ上は53キロ以下の軽ハンデ馬の活躍が目につく。
1番人気馬も1勝のみ。2着はなく、3着が1度あるだけだ。
指数上は前走指数の上位馬が連軸向きだと分かるが、ここ3年は勝ち星にはつながっていない。
今年はニンジャ、サドンストーム、ザッハトルテ、バーバラ、スギノエンデバー、ハノハノ、アイラブリリなどが指数の上位馬。
トップハンデは57キロのスギノエンデバー、次いで56キロのサドンストーム。
人気は前走CBC賞を後方から3着に押し上げたサドンストームに集まりそうだ。
サドンストームの上がりの脚は魅力的だが、これまでのトップハンデ馬と1番人気馬は苦戦の傾向。
53キロ以下の軽ハンデ馬からの注目は、前走CBC賞で中団から差し脚を伸ばし4着だった牝馬ザッハトルテ。

CBC賞は1分08秒0のレコード決着。前半は34秒2。CBC賞の1000m通過は56.0秒。
12.0 - 11.1 - 11.1 - 10.8 - 11.0 - 12.0
上り 4F 44.9 - 3F 33.8
逃げたハクサンムーンをクビ差とらえて優勝したのがマジンプロスパー。
追い込んで3着のサドンストームはメンバー中最速の上がり32.9秒だった。

ハクサンムーンが逃げてそのまま最速の上がりで押し切ったアイビスサマーダッシュは直線1000mの競馬で54.2秒。前半32秒9。ラップは、
11.9 - 10.4 - 10.6 - 10.3 - 11.0
上り 4F 42.3 - 3F 31.9
スギノエンデバーは勝ったハクサンムーンから1秒差の55.2秒、推定32.3で上がって7着。

マイネルエテルネルが勝った福島のバーデンバーデンカップは1分10秒5。前半34秒5。
12.3 - 10.9 - 11.3 - 11.7 - 12.0 - 12.3
上り 4F 47.3 - 3F 36.0

バーバラが勝った佐世保ステークス1600万下は1分06秒9。前半32秒3。
11.8 - 10.0 - 10.5 - 11.1 - 11.4 - 12.1
上り 4F 45.1 - 3F 34.6

ニンジャが差し切った九州スポーツ杯1000万下も1分06秒9。前半33秒2。
12.0 - 10.3 - 10.9 - 11.1 - 11.0 - 11.6
上り 4F 44.6 - 3F 33.7

世界のロードカナロアが勝ち、逃げたハクサンムーンが3着、マジンプロスパー6着、スギノエンデバー7着、メモリアルイヤー10着、アイラブリリ11着、ツルマルレオン12着のG1高松宮記念は
1分08秒1。(当時レコード)、前半は34秒3。
11.9 - 11.0 - 11.4 - 11.2 - 11.0 - 11.6
上り 4F 45.2 - 3F 33.8

佐世保ステークスと九州スポーツ杯は同じ勝ち時計1分6秒9。
2ハロン目に10.0秒のラップを刻んだ佐世保ステークスは過去3回の優勝レベル。
バーバラは佐世保ステークスから斤量2キ減、ニンジャは九州スポーツ杯から4キロ減。
ニンジャの逆転はじゅうぶん可能か。ここもレース予想を難しくさせているポイント。
バーバラは今回と同じ53キロでCBC賞5着。
CBC賞3着のサドンストーム、4着のザッハトルテはもちろん強敵。
CBC賞7着でバーバラとはコンマ2秒差だったキョウワマグナムも叩き3戦目で過去5勝をあげている小倉に舞台を移す。CBC賞組はチャンスじゅうぶん。



札幌競馬場がスタンド工事のため、今年の札幌記念は函館競馬場で開催される。
過去の傾向は参考にならないかもしれないが、例年、有力馬が秋に向け始動するレースで、今年は皐月賞馬ロゴタイプが参戦してきた。
過去10年、1番人気馬は4勝、2着4回と安定しており、指数上では、前走指数上位馬の連対率が高い。

今年はトウケイヘイロー、アスカクリチャン、ルルーシュ、タッチミーノット、レインボーダリア、ロゴタイプ、トーセンジョーダンなどが指数の上位馬だ。

過去、先行馬たちの連対率が高く、先行力があり差し脚も使えるタイプの馬が、連軸の中心になりそうだ。その点からは、ロゴタイプ、トウケイヘイロー、アイムユアーズ、マルセリーナ、オールザットジャズ、トーセンジョーダン、ルルーシュなどが上位。

なかでも、今年の皐月賞馬ロゴタイプが最有力。ダービーは5着だったが、2400メートルは少し距離が長かったようだ。多少パワーのいる函館の洋芝も合う。ここは休み明けの上に、初の古馬との対戦になるが、指数上は全く見劣ることはない。秋に向けて好スタートを決めてほしい。

他ではトウケイヘイローが気になる。前走は函館記念を逃げて快勝。
近走、重賞は4戦3勝と充実振りは著しい。ここも単騎の逃げが打てそうで、好調、武豊騎手の手綱さばきで、逃げ切りもありそうだ。


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2013年08月15日

食品添加物
増粘剤
ペクチン、セルロースについて見ていこう。

ペクチン (Pectin) とは、植物の細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類で、ガラクツロン酸 (Galacturonic acid)が α-1,4-結合したポリガラクツロン酸が主成分である。
ガラクツロン酸のカルボキシル基がメチルエステル(methyl ester)化されたものをペクチン、
メチルエステル化されていないものをペクチン酸(Pectic acid) と呼ぶ。
天然ではガラクツロン酸の一部にメチル化が見られ、人工的に脱エステル化することによってペクチン酸が得られる。ガラクツロン酸の他にいくつかの多様な糖を含むことが知られる。分子量は50,000〜360,000で、特に植物の葉、茎、果実に含まれる。アンリ・ブラコノーによって1825年に初めて単離された。
EDTA、クエン酸、シュウ酸などのキレート剤と共に加熱することで可溶化され抽出される。

食品添加物として使用される。

構造
天然では以下の構造の異なる3つのドメインから構成される。

ホモガラクツロナン
ホモガラクツロナン(Homogalacturonan、HG)は最も主となる構造。ガラクツロン酸のみの連続したα-1,4-結合。ガラクツロン酸のカルボキシル基へのメチルエステル化や水酸基へのアセチル化が存在し構造に変化をもたらしている。エステル化されていないガラクツロン酸のカルボキシル基がカルシウムイオンと結合してゲル化する。そのためメチルエステル化の頻度が強度を決める要因となる。

ラムノガラクツロナン‐I
ラムノガラクツロナン‐I(Rhamnogalacturonan-I、RG-I)はガラクツロン酸とラムノースのα-1,4/1,2-結合の繰り返し構造。ラムノースからは1,4-ガラクタン、1,3-アラビナンの側鎖が分岐している。

ラムノガラクツロナン‐II
ラムノガラクツロナン‐II(Rhamnogalacturonan-II、RG-II)は約30の糖からなる複雑な構造。ガラクツロン酸、ラムノース、の他アピオースやメトキシ化したグルクロン酸、フコースなどを含む。

食品添加物としてのペクチン
食品工業においては増粘安定剤(増粘多糖類)として使われており、サトウダイコン、ヒマワリ、アマダイダイ(オレンジ)、グレープフルーツ、ライム、レモン又はリンゴなどから酸抽出される。ペクチンは酸性の食品にも使用できることから、ジャム・ゼリーなどのゲル化剤や、ヨーグルト飲料などの乳タンパク安定剤として使用される。カルシウムとのゲル化作用を直接利用するフルーチェのような食品もある。

人体への作用
ヒトの消化管内では微生物が分解するが、ヒトの消化酵素では分解されないことから食物繊維として機能し、整腸作用やコレステロール低下作用などを有すると言われている。また抽出する植物の種類によってはアレルギー緩和作用があるという報告もある。また、ワイン酵母などでペクチンを含むものを醗酵させると、メチル・エステルがエステラーゼによって加水分解されメチルアルコールが生成される。このメチルアルコールは人体にとっては有害である。セシウムを効率的に排出するという、バンダジェフスカヤ(バンダジェフスキー博士夫人)による論文があるが、十分に精査されていない論文のため、否定的な意見もある。

ペクチンを食餌とともに摂取すると、血糖上昇が抑制され、インスリンの分泌も抑制された。

セルロース (cellulose) とは、分子式 (C6H10O5)n で表される炭水化物(多糖類)である。
植物細胞の細胞壁および繊維の主成分で、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物である。繊維素とも呼ばれる。自然状態においてはヘミセルロースやリグニンと結合して存在するが、綿はそのほとんどがセルロースである。

セルロースは多数のβ-グルコース分子がグリコシド結合により直鎖状に重合した天然高分子である。構成単位であるグルコースとは異なる性質を示す。いわゆるベータグルカンの一種。

歴史
フランスの生化学者、アンセルム・ペイアン (Anselme Payen)によって1838年に発見された。
1991年小林四郎らによって、セルラーゼを利用した酵素触媒重合により初めて人工合成に成功した。


物理的性質
冷水にも熱水にも溶けない。
汎用有機溶媒にも溶けない。
「セルロース溶剤」としていくつかの溶剤が見い出されている。また、誘導体化により溶媒溶解性を付与することもできる。
結晶多形を示す。
25MPaの圧力のもと、結晶性のセルロースを水の中で320 ℃まで加熱すると無定形へと転移する。

化学的性質
セルロースはβ-グルコースが重合したものであり、分子は水素結合によってシート状になっている。
これに対し、α-グルコース分子が重合したデンプンは水素結合によるらせん状になっている。
セルロースはヨウ素デンプン反応を示さない。
デンプンと同じくグルコース分子を構成単位としながら、セルロースがヨウ素デンプン反応を示さないのは、この反応が分子の形状に由来するためである。
また、セルロースは非常に安定で、酸や塩基に対して強い抵抗を示す。
セルロースの分解には硫酸や塩酸が用いられるほか、酵素のセルラーゼが用いられる。リグニンと結合したセルロースは単独状態よりもさらに化学的に安定であるため、分解は非常に困難であり、工業的な利用を妨げている。

生合成
グルコースより、グルコキナーゼ (EC 2.7.1.2)・ヘキソキナーゼ (EC 2.7.1.1)、ホスホグルコムターゼ (EC 5.4.2.2)、UTP-グルコース-1-リン酸ウリジリルトランスフェラーゼ (EC 2.7.7.9)、UDP形成セルロースシンターゼ (EC 2.4.1.12) の作用により合成される。セルロースシンターゼは細胞膜上に存在する。UDP-グルコース生成までの反応経路はグリコーゲンの生合成経路と同じである。
EC 2.7.1.2: ATP + D-hexose → ADP + D-hexose-6-phosphate
EC 2.7.1.1: ATP + D-glucose → ADP + D-glucose-6-phosphate
EC 5.4.2.2: α-D-glucose-6-phosphate → α-D-glucose-1-phosphate
EC 2.7.7.9: UTP + α-D-glucose-1-phosphate → diphosphate + UDP-glucose
EC 2.4.1.12: UDP-glucose + (1,4-b-D-glucosyl)n → UDP + (1,4-β-D-glucosyl)n+1
この他に、中間体としてGTP-グルコースを経由する経路も存在する。

セルロースを合成するのは植物とホヤのほかいくつかの微生物が知られている。最もよく知られたセルロース合成細菌は酢酸菌(アセトバクター属など)で、ナタ・デ・ココはこの細菌によって作られたセルロースである。

再生繊維
綿やパルプから採取されたセルロースは短い繊維状になっている。これに化学処理を施して溶解させると、長い繊維状のセルロースとして再生することができる。
ビスコースレーヨン
銅アンモニアレーヨン
アセテート

綿火薬
セルロースを硝酸で処理するとニトロセルロースとなる。これはセルロースの硝酸エステルで、加熱や衝撃を与えることで爆発する。煙を出さない無煙火薬の原料の一つとして用いられている。もともとは綿をセルロース源としたので、綿火薬と呼ばれた。

セルロイド
ニトロセルロース:映画フィルムのベースとして使用された。古くなると自然発火する可能性がある。アニメーションのセル画にも使用された。
酢酸セルロース:燃えやすいニトロセルロースの代替として使用された。透明度はニトロセルロースに劣る。

おもな誘導体
ニトロセルロース
アセチルセルロース
セルロースエーテルの一種として、カルボキシメチルセルロース (CMC) が増粘用工業原料として種々の用途に使われている。

セルロースを食べる動物
シロアリ
フナクイムシ


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2013年08月14日

札幌記念は夏季重賞の中で唯一のGII レースである。
また『サマー2000シリーズ』の第4戦に指定されており、5着までの獲得ポイントがGII はGIII よりも高いため、
チャンピオン争いを占ううえでも非常に重要な一戦と言えるだろう。ここをステップに秋のビッグレースに向かう馬たちも多く、毎年ハイレベルなメンバーが集結して熱戦が繰り広げられている。
今年は札幌競馬場がスタンド改築工事のために函館競馬場に舞台を移して行われるが、芝のコンディションは依然として良好。GI ホースが5頭エントリーして、近年でも屈指の豪華メンバーとなった今年の札幌記念。夏競馬のクライマックスとなるGII に大きな注目が集まる。

ロゴタイプ(牡3・田中剛)は、昨年の北海道シリーズでデビュー。メイクデビュー函館(芝1200m)を勝ち上がり、重賞の函館2歳S、札幌2歳Sでともに4着と掲示板を確保した。その後の約3か月の休養が功を奏し、急成長。500万下のベゴニア賞(東京・芝1600m)を2歳コースレコード(1分33秒6)で制した勢いに乗って、暮れのGI・朝日杯フューチュリティSを制覇。見事にJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。そして、3歳の今年は初戦のスプリングSを快勝したあと、クラシック第1弾・皐月賞を1分58秒0のコースレコードでV。続く前走の日本ダービーは距離が長かった印象で5着に敗れて二冠達成は成らなかったものの、現3歳世代トップクラスの一頭に出世しての凱旋となる。前走後に放牧でリフレッシュを図られ、7月18日に函館競馬場へ入厩。順調に調教を消化している。今回の芝2000mは皐月賞を制した距離で、洋芝への適性も備えており、初めて古馬と対戦するここでも好勝負の期待がかかる。

トウケイヘイロー(牡4・清水久詞)は、4走前のダービー卿チャレンジTで重賞初制覇を達成。前々走の鳴尾記念は2番手追走から向正面で先頭に立って押し切り勝ち、前走の函館記念では鮮やかな逃げ切り勝ちを演じている。今年に入って5戦4勝と、今回のメンバーの中でも勢いはナンバー1だろう。前2走の快勝で距離の不安も完全に払拭。『サマー2000シリーズ』の優勝もすぐ手の届くところまで来た感じだ。函館記念では前半5ハロンを58秒8で通過して、上がり3ハロンを12秒0−11秒6−12秒1でまとめる優秀な内容。本格化をアピールするとともに、完全に自分の形を作り上げたと判断しても良いだろう。この中間は疲れも見せず、張りのある好馬体をキープ。重賞3連勝に向けて、視界は明るい。

アイムユアーズ(牝4・手塚貴久)は、前走のクイーンSを快勝し、昨年に続いて連覇を達成。2番手追走からいつでも抜け出せる絶好の手応えで早目に先頭に立って後続の追撃を難なく抑えた内容は、まさに横綱相撲と言える。これで函館・芝コースでは4戦2勝2着1回3着1回と、素晴らしいコース適性を誇る。また、この勝利により重賞勝利数は「4」となった。今回は牡馬の強豪が相手でハードルは高くなるが、夏に強い牝馬らしく、前走後も状態の良さが目立っている。得意の舞台で行われるこの札幌記念で重賞連勝を果たして、秋のビッグレース制覇に弾みをつけたいところだ。

ホエールキャプチャ(牝5・田中清隆)は、2歳の夏に函館競馬場でデビュー。2戦目の未勝利(芝1200m)で初勝利をマークしている。3歳時にクイーンCとローズSを優勝、4歳春にヴィクトリアマイルを制し、悲願のGI タイトルを獲得した。その後は幾らか精彩を欠いた時期もあったが、前走のヴィクトリアマイルで18頭立ての12番人気という低評価を覆して2着に好走。勝ち馬のヴィルシーナとハナ差の大接戦を繰り広げ、実力馬復活を印象付けた。今回は美浦トレーニング・センターで実に熱心な乗り込みを消化してから、函館競馬場へ入厩。白さを増した好馬体で3年ぶりの凱旋を勝利で飾るか、注目の存在だ。

レインボーダリア(牝6・二ノ宮敬宇)は、昨秋にエリザベス女王杯を制覇。GI ホースの仲間入りを果たしている。そのレースは、得意の重馬場でタイムを要するパワー勝負になったのが大きな勝因と言えるが、ヴィルシーナ(今年のヴィクトリアマイル制覇)を追い比べでクビ差退けた内容は、力がなければ出来ない芸当。前走の函館記念(6着)を含め、今年はまだこの馬らしい末脚を見せていないが、洋芝コースには良績があり、使いつつ徐々に体調も上昇カーブを描いている。札幌記念は昨年もフミノイマージンが優勝しているように、牝馬の活躍が目立つ重賞。夏に強い牝馬の代表格として参戦する今回は、2度目の重賞制覇のシーンが期待される。

トーセンジョーダン(牡7・池江泰寿)は、一昨年の札幌記念の優勝馬で、次走の天皇賞(秋)を1分56秒1のJRAレコードで制覇。このレースを飛躍の舞台として、GI ホースの勲章を手中に収めている。今回は昨年のジャパンカップ(6着)以来、約9か月ぶりの実戦となるだけに仕上がり面が大きなウエイトを占めそうだが、ここにきて急ピッチで乗り込みを消化。出走態勢は着々と整ってきた。距離実績・洋芝実績ともに文句なく上位にランクされる存在だけに、休み明けからいきなりのエンジン全開が見られそうだ。

アスカクリチャン(牡6・須貝尚介)は、昨年の七夕賞で重賞初制覇を飾ったあと、新潟記念で0秒1差の3着と接戦を演じており、『サマー2000シリーズ』での活躍が目を引いた一頭だ。その後はやや精彩を欠いたが、前走の函館記念で8番人気ながら3着に好走。得意の夏場を迎えて、確かな復調を示している。同レースでは逃げ・先行勢が上位を占めた形になったが、この馬はメンバー中最速となる上がり3ハロン35秒1(推定)の末脚を駆使して追い込んできた。引き続き状態も申し分ないだけに、前走と同じ函館・芝2000mが舞台なら、2度目の重賞Vもそう難しくはないはずだ。

タッチミーノット(牡7・菊川正達)は、今年の中山金杯で待望の重賞初制覇を達成。一昨年には七夕賞2着、新潟記念4着の実績があり、昨年は新潟記念で勝ち馬のトランスワープ(『サマー2000シリーズ』のチャンピオン)からクビ差の2着に好走したほか、毎日王冠でも3着に善戦しており、夏場の暑い時期から秋にかけて良績が目立つ。前走の目黒記念はひと息伸び脚を欠いて5着に敗れたが、レコード決着のレースで勝ち馬から0秒4差なら悲観する必要はないだろう。〔4・2・2・6〕とベストの芝2000mに戻る今回は、好勝負が期待される。

このほかにも、伏兵陣が上位進出を狙って多数エントリーしてきた。昨秋のアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を達成したルルーシュ(牡5・藤沢和雄)は、約4か月ぶりの実戦となった前走の目黒記念で勝ち馬から0秒2差の2着と実力の片鱗を見せたあと、このレースに目標を定めて仕上げられてきた。

福島牝馬S2連覇を達成したオールザットジャズ(牝5・角居勝彦)は、前走のクイーンSで勝ち馬のアイムユアーズから0秒1差の3着に入り、函館・芝コース2戦目で巻き返しを目指す。

アンコイルド(牡4・矢作芳人)は、芝2000mで8戦5勝2着2回と抜群の実績を残している。前走の函館記念では好スタートから絶好のポジションをキープして2着に好走し、重賞でも通用するめどを立てた。

エアソミュール(牡4・角居勝彦)は、前々走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800m)を快勝。1番人気に支持された前走の函館記念は直線で伸び脚を欠いて10着と大敗したが、この一戦だけでは見限れない能力の持ち主だ。

ラブイズブーシェ(牡4・村山明)は、今夏の函館開催で1000万下の北斗特別(芝1800m)→1600万下の五稜郭S(芝2000m)を連勝。待望のオープンクラス入りを果たしている。今回は上がり馬の代表的な存在として重賞Vを狙う。芝2000mは〔4・4・1・1〕と抜群の成績で、この距離に対する適性の高さもアドバンテージになりそうだ。

北九州記念は2006年に距離が1200mに短縮され、負担重量も別定からハンデキャップに変更、
8月中旬に開催時期が定着して今年で8年目になる。
過去7年の傾向として特徴的なのはトップハンデを背負った馬の不振だ。トップハンデを克服して優勝したのは、2008年のスリープレスナイト(56キロ)1頭のみ。CBC賞→北九州記念→スプリンターズSと、重賞3連勝でGI初制覇を成し遂げた同馬は実力が抜けていたと考えたほうがいいだろう。
3着以内に入ったのも、2006年2着のゴールデンキャスト(58キロ)と、2010年3着のサンダルフォン(56キロ)だけ。このほかで目につくのは牝馬の強さで、昨年こそ牡馬が1・2着を独占したが、これは過去7年で初めてのこと。この北九州記念はお盆前後の特に暑い時季に行われるため、夏場に強いとされる牝馬が活躍するのかもしれない。

前走の1600万下・佐世保S(小倉・芝1200m)を制し、再び重賞の舞台に戻ってきたバーバラ(牝4・小崎憲)。夏に強い牝馬で、ハンデも53キロ。北九州記念の好走馬の傾向に合致した馬と言えるだろう。ディープインパクト産駒ながら短距離ばかりを使われており、芝1200mは7戦5勝の好成績で、勝率は71.4%を誇る。前走後はこの馬のパターンである1週間の短期放牧を挟んでの調整。状態維持が難しい夏の暑い時季でも好調をキープしている。どんな形の競馬でもできるタイプというのも、強調材料のひとつだ。

展開が不向きだった前走のCBC賞3着で再び注目を浴びているのがサドンストーム(牡4・西浦勝一)。
逃げたハクサンムーンが2着に粘り、3番手からゴール前でクビ差抜け出したマジンプロスパーが優勝する前残りの競馬になったが、この馬は4コーナー11番手からメンバー中最速の上がり3ハロン32秒9(推定)という豪脚を繰り出して追い込んできた。7日に行われた1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン53秒8−ラスト1ハロン12秒5をマーク。目立つほどの時計ではないが、これが馬場の荒れた時間帯にマークしたものとあれば、意味合いは異なってくる。前走から中6週とレース間隔は少しあいたが、気配は相変わらず良好と考えていいだろう。速い流れになりやすい小倉・芝1200mなら、自慢の末脚が威力を発揮するはずだ。

マイネルエテルネル(牡3・西園正都)は、前走のオープン特別・バーデンバーデンC(福島・芝1200m)で、中団追走から徐々に進出し、直線に向いて鋭い末脚でハノハノ(2着)を一気に差し切り、昨夏の小倉2歳S以来となる通算3勝目をマーク。52キロの軽ハンデを味方に復活を果たした印象だ。重賞ウイナーながら3歳馬だけに、今回54キロのハンデで出走できるのは魅力だ。前走後の調整過程も順調で、栗東坂路で行われた7日の1週前追い切りは4ハロン54秒0−3ハロン38秒4−ラスト1ハロン13秒0をマーク。数字以上にスピード感があった。

今春のマーガレットSを優勝、昨秋のききょうS(ともに阪神・芝1400m)では勝ち馬のプリンセスジャック(今春の桜花賞3着)からクビ差の2着と、オープン特別で好走実績を持つローガンサファイア(牝3・佐々木晶三)は、3歳牝馬でハンデは50キロと、今回のメンバーの中で最軽量。瞬発力を武器にする同馬にとって、これほどの援護射撃はないだろう。帰厩後の速い追い切り本数はそれほど多くはないが、7日の1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン52秒9をマーク。ラスト1ハロン12秒4と鋭い伸び脚を披露している。今回は約3か月半の休み明けとなるが、絶好の仕上がりで出走できそうだ。

今春のオーシャンSで7番人気ながらメンバー中最速となる上がり3ハロン34秒3の末脚を繰り出して0秒3差の3着に好走したツルマルレオン(牡5・橋口弘次郎)。次走の高松宮記念は12着に敗れたが、勝ち馬のロードカナロアから0秒7差と、着順ほど大きく負けていない。収得賞金の加算を狙って臨んだ前走のオープン特別・バーデンバーデンCは消化不良の内容で8着に敗れたが、結果を残せなかったことにより、今回のハンデは前走の55キロと同斤量のまま。好走の下地はできたと考えてもいいだろう。栗東坂路で行われた7日の1週前追い切りは軽く流した程度の内容で、4ハロン53秒6をマーク。今週の追い切りで好調時の動きを見せるか注目したい。

昨年の北九州記念で後方待機から上がり3ハロン33秒8(推定)の豪脚を発揮して待望の重賞初制覇を飾ったスギノエンデバー(牡5・浅見秀一)。今回の舞台となる小倉・芝1200mでは〔4・0・1・1〕と相性も抜群。前走のアイビスサマーダッシュは初の新潟・芝1000mの直線競馬に戸惑ったのか7着に敗れたが、この中間の気配は悪くなく、11日には栗東坂路で4ハロン53秒6−3ハロン38秒7−ラスト1ハロン12秒7をマークしている。最大にして唯一のポイントは、実績馬であるがゆえに、トップハンデの57キロを克服できるかどうかだろう。

アイラブリリ(牝4・福島信晴)は、今回と同じ小倉・芝1200mで〔3・2・2・2〕の実績を誇るコース巧者。また、昨夏に小倉・芝1200mで行われた1000万下の佐世保特別(2着)の走破タイムが1分07秒2、同条件の西部日刊スポーツ杯の勝ちタイムが1分07秒3と、高速決着に対応できるスピードも持っている。7日の1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン50秒8の好タイムを計時。攻め駆けするタイプであることを差し引いても、動きは目立っていた。展開次第で粘り込みがありそうだ。

ザッハトルテ(牝6・牧田和弥)は、今春に2連勝でオープンクラス入りを果たした上がり馬。1000万下の鈴鹿特別(中京・芝1400m)、1600万下の晩春S(東京・芝1400m)をいずれも中団追走から直線で力強い末脚を繰り出して優勝している。勢いに乗ってヴィクトリアマイルに挑戦したが、GI の壁に跳ね返された印象で16着に大敗。しかし、続く前走のCBC賞では3着馬サドンストームから0秒2差の4着と巻き返し、重賞でも通用する実力があることを証明した。高速決着が多かった春の東京開催では、前述の晩春Sを1分19秒9の好時計で走破した実績もある。52キロの軽ハンデを活かせば、上位進出のチャンスは十分あるだろう。

前走の1000万下・九州スポーツ杯(小倉・芝1200m)でやや出遅れ気味のスタートから中団を追走し、直線で馬群を縫うように伸びて通算4勝目をマークしたニンジャ(牡4・宮徹)。上がり3ハロンタイムはメンバー中最速の33秒1(推定)で、勝ち時計の1分06秒9はJRAレコードに0秒4迫る優秀なもの。レース内容はオープンクラスでも十分通用するものだ。また、今回と同じ舞台の小倉・芝1200mは2戦2勝と得意にしている。まだ1600万下クラスの身で今回は格上挑戦となるが、53キロのハンデをうまく活かせば、大仕事をやってのけるかもしれない。

ハノハノ(牡5・西園正都)は重賞初挑戦となった前々走の函館スプリントSで10着に敗れたが、勝ち馬から0秒3差と着順ほど大きく負けていない。前走のオープン特別・バーデンバーデンCは6番人気ながら好位を追走し、直線入り口で先頭に立つ積極的な競馬で2着に好走。自分の形に持ち込めばしぶといタイプだけに、侮れない。

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2013年08月13日

■梨に含まれている主な有効成分と効用

●夏バテを回復
梨には夏バテなど疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン 酸が140mg/100g含まれています。

●梨の咳止め、解熱効果
梨に含まれるソルビトールは、甘く冷涼感のある糖アルコール で、咳止めや解熱効果があるとされています。

●梨で消化促進
梨にはタンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを含んでいます。調理に使えば肉を柔らかくする事が出来るだけでなく、食後のデザートに梨を食べる事で消化を助けます。

●カリウムを多く含んでいる
カリウムは、身体からナトリウムを出す働きのあるため、高血圧症の方によいとされています。また、汗と共に流失しがちなので、残暑で汗をかいた時などには水分と共に補給出来て良い果物です。

●成分は88%が水分
ビタミン類はあまり含まれていません。

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着色料
赤色3号(合成着色料)、クロロフィル、β-カロテンカラメル色素について見ていこう。

着色料(ちゃくしょくりょう)とは、食品、医薬品、口紅などの化粧品などに色をつけるためのもの。
化学合成のタール色素、原材料から抽出の色素などがある。

食用色素
世界各地で食品に使用される。食品を利用したものと食品添加物がある。 料理に彩りを与える効果がある。

日本では食品衛生法により、食品添加物として食品安全委員会(食品安全基本法制定前は厚生労働省)がある添加量において反復投与毒性試験、発がん性試験、変異原性試験より審査されそれらの毒性がないことを確認の上、厚生労働省が成分規格、使用基準を定め承認される。製造は、食品添加物製造業の許可を取得した工場で行われる。なお、食品から作られ、食品衛生法改正前に使用されていた既存添加物(いわゆる天然添加物)は審査が行われていなかったが、順次、食品安全委員会により食品健康影響評価が実施されており、例えば、アカネ色素については遺伝毒性、腎臓の発がん性が認められたため、2004年(平成16年)7月5日を既存添加物からはずし食品に使用できなくなった。

なお日本においては後述するように、タール色素に対して安全性を問題視していたため、他国にないタール色素以外の色素が多数作られた。

一部の団体は実験動物に大幅に過剰摂取や皮膚に塗布させることによって遺伝子を傷つけたり、ガンを引き起こすことがあるという報告があったとして、安全性を問題視している。

合成着色料は石油を原料としているため危険で、天然着色料は食品や植物が原料となるものが多いため安全というイメージがあるが、天然だから安全で合成だから危険と安易に判断するのは好ましくない。

用途
飴、かき氷などのシロップ、ジュースに用いられる。絵具やスプレーなどにも使用される。医薬品・化粧品に関してはタール色素を参照。

主な種類
いくつかの色素の語尾につくFCFは"For Coloring Food"ないし"For Colouring of Food"の略である。
カラメル色素
クチナシ色素
アントシアニン色素
アナトー色素
パプリカ色素
紅花色素
紅麹色素
フラボノイド色素
コチニール色素
アマランス(赤色2号)
エリスロシン(赤色3号)
アルラレッドAC(赤色40号)
ニューコクシン(赤色102号)
フロキシン(赤色104号)
ローズベンガル(赤色105号)
アシッドレッド(赤色106号)
タートラジン(黄色4号)
サンセットイエローFCF(黄色5号)
ファストグリーンFCF(緑色3号)
ブリリアントブルーFCF(青色1号)
インジゴカルミン(青色2号)

エリスロシン(Erythrosine)は、食用タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色3号(あかいろさんごう)。分子式はC20H8I4O5、分子量は897.88。CAS登録番号 : 16423-68-0、INS番号 : 127、モル質量 : 835.892 g/mol。熱に強く、タンパク質と結合しやすい。

工業的には、ナフチオン酸とR酸を反応させることによって作り出す。

主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、洋菓子やかまぼこ、漬物への使用が多い。
ドイツやポーランド、アメリカでは食品への使用が禁止されている。


クロロフィル (Chlorophyll) は、光合成の明反応で光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質。葉緑素(ようりょくそ)ともいう。

4つのピロールが環を巻いた構造であるテトラピロールに、フィトール (phytol) と呼ばれる長鎖アルコールがエステル結合した基本構造をもつ。環構造や置換基が異なる数種類が知られ、ひとつの生物が複数種類をもつことも珍しくない。植物では葉緑体のチラコイドに多く存在する。

天然に存在するものは一般にマグネシウムがテトラピロール環中心に配位した構造をもつ。マグネシウム以外では、亜鉛が配位した例が紅色光合成細菌 Acidiphilium rubrum において報告されている。金属がはずれ、2つの水素で置換された物質はフェオフィチンと呼ばれる。抽出されたクロロフィルでは、化学反応によって中心元素を人工的に置換することができる。特に銅が配位したものはマグネシウムのものよりも光や酸に対して安定であり、化粧品や食品への添加物として利用される。

2010年にクロロフィルfの発見が報告された。NMR、質量分析法等のデータから構造式はC55H70O6N4Mgだと考えられている。

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食品には、本来様々な色あり、食欲を増進させたり、食生活を豊かにするといった効果があります。
しかし、自然の状態の色は、長期にわたって維持することが大変難しいため、加工段階で人為的に色調を調整するために着色料が使われてきました。
このうち、タール系色素は鮮明な色を出し、退色しにくいという優れた特徴を持った代表的な着色料です。
一方、我が国では、伝統的な食習慣から色の派手なものよりも、より自然に近い色を好む傾向があります。また、紅花の赤色やクチナシの実の黄色、ヨモギの葉の緑色などを食品の着色に使用してきた経験もあって、天然の着色料も広く使用されています。
ただし、鮮魚介類や食肉、野菜類に着色料を使用することは禁じられています。これら生鮮食品等に着色料を使用することは、その品質、鮮度等に関して消費者の判断を誤らせるおそれがあり、添加物本来の目的に反するからです。

☆アナトー色素(アナトー、カロチノイド、カロチノイド色素、カロテノイド、カロテノイド色素)

ベニノキ科ベニノキの種子の被覆物から、油脂又は有機溶媒で抽出するか、あるいは加水分解して得られます。主成分はカロテノイド系の黄橙色の色素です。

使用対象食品:ハム、ソーセージ、水産加工品、チーズ、マーガリンなど


カロテノイド:carotenoid
動物ではエビやカニの殻、植物では花弁の有色体などに含まれ、細菌などからも見つかっている、脂溶性の酸化されやすく不安定な色素で、黄色、赤色、紫色を発色します。
現在、天然カロテノイドは約300種類確認されています。カロテノイドの中には、β-カロテンのように動物の体内でビタミンAの合成原料になるものもあります。


☆ウコン色素(クルクミン、ターメリック色素)

ショウガ科ウコンの根茎よりエタノール、、油脂又は有機溶媒で抽出して得られます。主成分はクルクミンという鮮やかな黄色の色素です。カレー粉の色はこの色素によるものです。

使用対象食品:食肉加工品、農水産物加工品、栗の砂糖漬けなど


☆カラメルI、カラメルII、カラメルIII、カラメルIV(カラメル、カラメル色素)

ブドウ糖や砂糖などの糖類やデンプンの加水分解物、糖蜜などを加熱処理して得られます。製法の違いで4種類に分けられますが、いずれも同じような褐色を示します。また、カラメルには着色の他に風味付け効果もあり、古くからしょう油やソースなどに使用されています。また、ウイスキーの品質調整など、製造用剤として使用されることもあります。

使用対象食品:清涼飲料水、乳飲料、菓子、しょう油、漬物、つくだ煮など



☆イモカロテン、ディナリエラカロテン、ニンジンカロテンなど(抽出カロチン、カロチン色素、カロチノイド色素)

サツマイモ、ディナリエラ藻、ニンジン、トマトなどから抽出される色素で、主成分はカロテンです。黄色〜橙色〜赤褐色を呈します。カロテンは、体内でビタミンAに変わるプロビタミンなので、栄養強化の目的で使用されることもあります。なお、β-カロテンは現在化学的合成によって工業的に生産されています。

使用対象食品:バター、マーガリンなどの油脂製品や混濁系果汁飲料の着色に使われる他、めん類、菓子類、健康 食品などに使用されます。



☆クチナシ青色素、クチナシ赤色素、クチナシ黄色素(クチナシ、クチナシ色素)

アカネ科クシナシの果実を水やアルコールで抽出したり、加水分解して得られるものが、クロシンやケルセチンというカロチノイド系の物質を主成分とするクチナシ黄色素です。昔から家庭できんとんの着色に使われてきました。また、果実の抽出液に酵素を作用させて得られる色素が、クチナシ青色素やクチナシ赤色素です。

使用対象食品:菓子、冷菓、めん類、農産物加工品など



☆コチニール色素(カルミン酸色素、カルミン酸、コチニール)

スペイン南部や中南米のサボテンに寄生するエンジムシというカイガラムシ科の昆虫の乾燥体から水やアルコールで抽出して得られます。主成分はカルミン酸という物質で、色調は橙〜赤紫色を示します。イタリアのリキュール「カンパリ」の着色に古くから用いられてきました。

使用対象食品:清涼飲料水、酒精飲料、冷菓、菓子、食肉製品、かまぼこなど



☆食用タール系色素

食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色40号、食用赤色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用緑色3号、食用青色1号及び食用青色2号の12種類が指定されています。使用基準が定められ、カステラ、きなこ(うぐいす粉を除く)、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む)野菜及びわかめ類に使用してはならないことになっています。

使用対象食品:菓子、漬物、魚介加工品、畜産加工品など


☆銅クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウム

クロロフィルは植物体内にある葉緑素のことです。この分子中のマグネシウムを銅に置き換えて作られたものが銅クロロフィルです。青〜緑色を呈します。

使用対象食品:使用基準があり、昆布、野菜類や果実類の貯蔵品、チューインガム、魚肉ねり製品、生菓子、チョコレート及びみつ豆缶詰中の寒天。銅クロロフィリンナトリウムについては、あめ類にも使用できます。


☆ベニコウジ色素、(モナスカス色素、紅麹、モナスカス)

カビの一種であるベニコウジ菌の培養物を乾燥・粉砕した後、アルコールや有機溶媒で抽出すると、赤色の色素が得られます。主成分は、モナスコルブリンやアンカワラビンなどで、抽出に酸性アルコールを用いると黄色の色素が得られます。紅麹は、酒造りにも使われ、中国の老酒や沖縄の泡盛の色は、この色素によるものです。

使用対象食品:魚肉ねり製品、味付たこ、畜産加工品、調味料など



☆ベニバナ赤色素(カーサマス赤色素)、ベニバナ黄色素(カーサマス黄色素)(フラボノイド色素、紅花色素)

キク科ベニバナの花から水で抽出すると、サフロミン(カーサマスイエロー)というフラボノイド系の物質を主成分とする黄色素が得られます。これから、黄色素を除去した後、弱アルカリで抽出すると、同じくフラボノイド系のカルタミンという物質を主成分とする赤色素が得られます。紅花は、日本では昔から化粧品や高級和菓子に使われてきました。

使用対象食品:清涼飲料水、菓子、めん類、漬物など


フラボノイド:flavonoid
ベンゼン環2個が炭素3個で結ばれ、かつ、中央のC3が酸素を含むヘテロ環をつくった構造を持っている一群の植物色素の総称。フラボン類、イソフラボン類、フラボノール類、フラバノン類、アントシアン類、カテキン類(フラバノール類)に分類され、約400種が確認されています。



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2013年08月12日

酸化防止剤
アスコルビン酸(ビタミンC)、トコフェロール(ビタミンE)、カテキンについてみていこう。

アスコルビン酸(アスコルビンさん、英: ascorbic acid)は、栄養素ビタミンC としてはたらく、ラクトン構造を持つ有機化合物の一種。IUPAC命名法では、フランの誘導体と見なして、(R)-3,4-ジヒドロキシ-5-((S)-1,2-ジヒドロキシエチル)フラン-2(5H)-オンと表される。
分子量は176.13 g/mol。光学活性化合物であり、ビタミンCとして知られるのはL体の方である。
そのCAS登録番号は [50-81-7]。食品添加物の酸化防止剤として、広く使用される。

工業的製造法
L-アスコルビン酸はグルコースを原料として、主に2通りの経路で製造される。
1930年代に開発された ライヒシュタイン法では、1段階の発酵のあとに、化学合成へ移る。
より新しい2段階発酵法は、もとは1960年代に中国で開発された方法であるが、そこではその化学合成の後ろのほうの段階も酵素反応で置き換えている。
どちらの経路も、用いたグルコースから約60%の収率でアスコルビン酸を産出する。全世界におけるアスコルビン酸の年間の生産量は約110,000トンにのぼる。

酸性
アスコルビン酸はビニル性カルボン酸のように振る舞い、二重結合のπ電子がヒドロキシ基とカルボニル基の間に伝わることにより高い酸性を示す (pKa1 = 4.17、pH = 2 (50 mg/mL))。
これは、プロトンを放出した後の共役塩基が共鳴構造を持ち、負電荷を非局在化させて安定化できるためである。
アスコルビン酸は還元性を示す。適当な酸化剤(空気中の酸素およびハロゲンなど)の作用により、プロトンを2個放出してデヒドロアスコルビン酸に変わる。この性質により、酸化防止剤として用いられる。


トコフェロール(ビタミンE)
ビタミンE(vitamin E)は脂溶性ビタミンの一種。
1922年にアメリカ合衆国、ハーバート・エバンス(Herbert M. Evans)とキャサリン・ビショップ(Katharine S. Bishop)によって発見された。
トコフェロール(tocopherol)とも呼ばれ、特に D-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在し、
植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される。医薬品、食品、飼料などに疾病の治療、栄養の補給、食品添加物の酸化防止剤として広く利用されている。

メチル基の位置によって8つの異なる型があり、それぞれの生物学的機能をもつ。ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ることである。フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因ともなりうるし、また、脂質過酸化反応により脂質を連鎖的に酸化させる。

ビタミンEは、フリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止する。発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生される。

放射線の照射により赤血球の溶血反応が発生するが、これは放射線による活性酸素の生成により脂質過酸化反応による膜の破壊によるものである。ビタミンEの投与により、放射線による赤血球の溶血や細胞小器官であるミトコンドリア、ミクロゾーム、リボゾームの脂質過酸化反応が顕著に抑制された。SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)も同様の効果を示した。

構造
トコフェロールはトコールのメチル化誘導体である。
メチル基の位置により α, β, γ, δ の4種がある。また、トコフェロールの関連化合物であるトコトリエノールもビタミンE活性を持つが、トコフェロールに比べ活性は低い。以下にトコフェロールとトコトリエノールの構造を示す。

目安量および上限量
かつてはα-トコフェロール当量 (mgα-TE) で所要量が表示されていたが、厚生労働省が策定した2010年(平成22年)版の食事摂取基準においては、α-トコフェロールのみの目安量(adequate intake, AI)及び耐用上限量(tolerable upper intake level, UL)を定めている。
目安量
成人男子(18–29歳) 7 mg/day
成人女子(18–29歳) 6.5 mg/day

上限量
成人男子(18–29歳) 800 mg/day
成人女子(18–29歳) 650 mg/day


欠乏症
未熟児において、溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となることが知られている。生体膜で活性酸素が存在すると脂質過酸化反応により過酸化脂質が連鎖的に生成され、膜が損傷し、赤血球では溶血が起こるなど生体膜の機能障害が発生する。
また、不妊症や筋萎縮症、脳軟化症の原因となるといわれているが、植物油に豊富に含まれているため通常の食生活で欠乏する事はない。

過剰障害
過剰に摂取した場合、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まるとの動物実験の結果が報告されている。脂溶性のため体内に蓄積しやすいことからも過剰摂取はすすめられない。

多く含む食品
ひまわり油、コーン油、オリーブ・オイル、キャノーラ油、大豆油などの油脂類
アーモンド、ラッカセイ、大豆などの種実類
キャビア、いくら、たらこなどの魚卵類
青魚
マヨネーズ


カテキン
カテキン (catechin) は、狭義には化学式C15H14O6で表される化合物であり、フラボノイドの1種である。分子量は 290.27。
広義にはその誘導体となる一連のポリフェノールも含み、この意味での使用例の方が多い。
広義のカテキンは茶の渋み成分である。これらは酸化によって重合しタンニンとなる。

語源
インドに産するマメ科アカシア属の低木ペグノキ(Acacia catechu、別名「アセンヤクノキ」)から採取される生薬「カテキュー」(英語: catechu(発音は「キャティチュー」)、
日本語では「ペグ阿仙薬」とも)から、1821年にルンゲが結晶状の物質を分離。
その後エーゼルベックにより catechu にちなんで命名された。なお、-in は塩基等の化学物質を示す一般的な語尾である。

茶カテキン
一方、日本人になじみの深い茶のカテキンは、1929年から辻村みちよらによって結晶状に単離されていった。
茶カテキンの主要成分は、エピカテキン(epicatechin、EC) とそのヒドロキシ体のエピガロカテキン (epigallocatechin、EGC)、およびそれらの没食子酸エステルであるエピカテキンガラート (epicatechin gallate、没食子酸エピカテキン、ECg) とエピガロカテキンガラート(epigallocatechin gallate、没食子酸エピガロカテキン、EGCg)の4つである。
これらの化合物は緑茶の渋み成分として含有量は EGCg>EGC>ECg>EC の順であり、合計すると茶葉中の水分を除いた総重量中の13〜30%程度を占める。
紅茶を作る際の発酵の工程では、カテキンはポリフェノールオキシダーゼ(polyphenol oxidase)によって酸化重合し、テアフラビンやテアルビジンへと変化する。

生理活性
カテキンには実に多様な生理活性があることが報告されており、それらを列挙すると、血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕、抗アレルギー作用などとなる。

チャ抽出物は1988年ごろより虫歯予防の食品コンセプトで産業的に使われるようになり、特に子供向けの菓子に利用されている。また茶カテキンの各種生理効果を特徴とした特定保健用食品が数点認可・販売されている。

高濃度茶カテキン
日本国内では、茶カテキンを有効成分として、消費者庁により「体脂肪が気になる方に」という、その機能性を示唆する表示が許可された特定保健用食品が販売されている。カテキンが体脂肪の蓄積を抑える機構は未解明であるが、一説には飲用したカテキンが、肝臓や筋肉中の脂肪消費酵素の活性を増強させ、脂肪をエネルギーとして消費しやすくする、胆汁酸の排出を促進すること等に起因するものと言われている。また、高濃度のカテキンを含有した各種サプリメントも、日本や欧米にて販売されている。

茶カテキンの安全性
はっきりとした因果関係は明らかにされていないが、カナダ、フランス、スペインなどでは緑茶カテキン摂取が原因と疑われる肝臓障害が報告されている。またこれまでに、カテキンは従来ヨーロッパにおいて一般医薬品として販売されていたが、肝臓移植まで必要とするような重症例がみられたことを受けて販売禁止措置がとられた。

日本でも茶カテキンを利用した製品は販売されているが、現時点では類似の健康被害の報告は見当たらない。ただし、一度に多量のカテキンを摂取する場合には、飲用方法などに注意する必要がある。


selvas2 at 20:06コメント(0) 

2013年08月11日

11日の新潟11Rで行われた第48回関屋記念(3歳上オープン、GIII、芝1600メートル、18頭立て、1着賞金=3800万円、サマーマイルシリーズ第2戦)は、北村宏司騎手騎乗の4番人気レッドスパーダ(牡7歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が2番手から直線早めに抜け出し、後続の追撃を振り切ってV。2010年の東京新聞杯以来となる重賞2勝目を飾った。タイムは1分32秒5(良)。

長い長い低迷のときを乗り越えて、7歳夏に実力馬が完全復活を果たした。2番手追走のレッドスパーダが、自身の低迷と同じように長い新潟の直線を力強く押し切ってV。実に3年半ぶりの重賞2勝目を勝ち取った。

レースは最内からレッドスパーダが好スタート。そのままハナに立つかと思われたが、外からナンシーシャインが押して先頭を奪う。スタートで出遅れたフラガラッハ、ダッシュがつかなかったジャスタウェイは後方からレースを進める。淡々とした流れのまま4コーナーを回ったが、直線に入ってすぐナンシーシャインが競走を中止するアクシデント。押し出されるような形で早めに先頭に立ったレッドスパーダが余力を持って追い出すと、一気に後続を突き放す。じっくりと我慢していたレオアクティブが最内を突いて伸びてくると、ジャスタウェイもようやくスペースを見つけて外から猛追。2着争いは
ゴール前で接戦となったが、先に抜けたレッドスパーダは1馬身1/4差をつける完勝だった。2着は写真判定の末、1番人気のジャスタウェイが確保。ハナ差3着が3番人気のレオアクティブだった。

レッドスパーダは、
父タイキシャトル、
母バービキャット、
母の父Storm Cat

という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産で、(株)東京ホースレーシングの所有馬。通算成績は20戦6勝。重賞は2010年東京新聞杯(GIII)に次いで2勝目。藤沢和雄調教師は2001、02年マグナーテンに次いで関屋記念3勝目、北村宏司騎手は2000年ダイワテキサス、10年レッツゴーキリシマに次いで3勝目。

北村宏騎手は「暑い時季だったので、何とか競馬への態勢を持って行けるようにスタッフが苦労していましたから、本当によかったです。直線が長いので、なるべく追い出しを我慢して、最後に振り絞ろうと思っていました。(前半は)外から行く馬がいたので、自分のリズムで2番手から行きました。ワンターンの1600メートルは向いていたんじゃないかと思います。もうベテランですが、あまり数をこなしていないので、まだやれると思います。これからも頑張ってほしいですね」と復活した7歳馬を称えていた。

selvas2 at 23:00コメント(0) 

2013年08月10日

昨年の関屋記念を1分31秒5の新潟レコードで勝ったドナウブルーが連覇を目指して駒を進めてきた。
昨年の関屋記念は、
12.2 - 10.9 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 10.4 - 11.3
上がり 4F 44.5 - 3F 32.8
ドナウブルー自身の上がりは32秒6、2番手追走から押し切った。
レース前半の1000mは58秒7。

今年は18頭立てとなったが、前走中京記念組が9頭を占める。
今年の中京記念は
12.9 - 11.5 - 11.3 - 11.5 - 11.5 - 11.3 - 11.7 - 11.8
上がり 4F 46.3 - 3F 34.8
勝ったフラガラッハの上りは34秒2。後方一気の差し切りだった。
このレースも前半1000mが58秒7。
中京記念の上り最速はフラガラッハ。流れが向いての中京記念連覇だった。
中京記念でもっとも評価したいのは先行してもちこたえたミッキードリーム。夏場に好成績もある。

平均して良い時計で駆けるレッドスパーダ、
差し脚鋭いジャスタウェイ、
サマーチャンピオンを目指すフラガラッハ、
連覇を目指すドナウブルー、
マイルレコード1分30秒7をもつレオアクティブが強敵。

今年はナンシーシャインの逃げ、
1枠1番を引いたレッドスパーダも前、
連覇を狙うドナウブルー、ミッキードリーム、シャイニーホークがその後ろという展開予想で、
前半はやはりスロー。
差し、追い込み馬は31秒台から32秒台前半で最後の600mを走らないと届かない計算。
仮に前半1000mが59.0秒で流れたとすると、32秒5で上がって1分31秒5。
内を突きたいレオアクティブや、前走出遅れて内を突いたジャスタウェイは軸にしずらい。
今週新潟は好天続きでフラガラッハも軸に取りづらい。
軸はレッドスパーダか、ドナウブルーか、ミッキードリーム。
中京は直線に急坂があるが、新潟には坂がない。
前走よりも斤量が減るレッドスパーダとドナウブルーはチャンス。1分32秒台以上の決着ならばこちら2頭。
レッドスパーダはブリンカー着用でのレースということで、1番ゲート。スタートで後手を踏むことだけは避けたい。
ミッキードリームは1分33秒台の決着にならないと少し苦しいか。

土曜日の結果を見ると、
未勝利が1分35秒0、勝ち馬の上がり35秒3、
新馬が1分35秒2、勝ち馬の上がり34秒2、
500万の1400mが1分20秒8、35秒0、
1000万の1800mが1分44秒9、33秒8、
1600万の1400mが1分19秒7、33秒9。

G3のここは1分32秒台前半以上の時計が予想される。
最初の1000mを58秒7から上がり32秒9ならば勝ち時計は1分31秒6となる。

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昨年はドナウブルーが1:31.5のコースレコードで優勝、過去12年間で見ても昨年を含め計5回が1分31秒台での高速決着、スピードのある者が新潟のマイルを制するのか、第48回関屋記念です。
サマーマイルシリーズの第2戦目、ドナウブルーが連覇なるか、それともシリーズ初戦の中京記念を制したフラガラッハが連勝を飾るのか、マイルの日本レコードホルダーレオアクティブも虎視眈々、カリバーンが収まって態勢完了しました。

スタートしました!
18頭が揃った綺麗なスタート、3歳牝馬ナンシーシャインここは積極果敢にいきます、内の方からはレッドスパーダ、13番のミッキードリーム、去年の覇者ドナウブルーは好位置4番手につけました、並んでシャイニーホークそしてランリョウオーが、青い帽子ワイズリー、外からジャスタウェイ、その後ろレオアクティブがいて、黄色い帽子はムクドク、芦毛の馬体ヤマカツハクリュウ、赤い帽子はラインブラッドであります。
内を通ってシルクアーネスト、9番がニシノメイゲツであります。その後ろにザラストロ、第3コーナーのカーブにさしかかります、フラガラッハ後方3番手、その後ろはピンクの帽子2つ、17番のウインドジャズ、カリバーンが最後方、46秒47秒で半マイルを通過しました。

ナンシーシャイン1馬身半リードで4コーナーをカーブ、2番手は内レッドスパーダ、ドナウブルーが3番手、3番手から2番手を窺っている!

第4コーナーをカーブして直線!
先頭は3歳牝馬のナンシーシャイン!残り600を通過!
日本一長い新潟外回りの直線コース、ナンシーシャイン先頭!レッドスパーダ2番手!ドナウブルー現在3番手!前とは2馬身くらいの差、その後ろにランリョウオーが上がってきた、外から16番のジャスタウェイ!内に進路を取ったレオアクティブ!馬場の真ん中フラガラッハが突っ込んでいる!ミッキードリームも追い上げ態勢!

さあここで先頭レッドスパーダ!レッドスパーダ先頭!ドナウブルー懸命に追う!ドナウブルー差を詰める!
残り200を通過!先頭はレッドスパーダ!ドナウブルー2番手!
レッドスパーダ!レッドスパーダ!レッドスパーダゴールイン!
勝ち時計1分31秒6!

selvas2 at 17:24コメント(0) 
今週の重賞は、サマーマイルシリーズの関屋記念。
過去10年のうち8年で連対している平均指数上位馬が有力だが、
過去の指数の高い馬や、前走指数の上位馬も差はない。
1番人気馬は4勝、2着2回。2番人気馬も2勝2着2回。
比較的上位人気馬の信頼が高いレースといえそうだが、10番人気以下の馬も目につき、堅い配当ばかりではない。


今年の平均指数上位馬は、レッドスパーダ、フラガラッハ、ドナウブルー、ミッキードリーム、ムクドク、ジャスタウェイ、レオアクティブ、ワイズリー、ヤマカツハクリュウなど。出走馬の大半は前走、サマーマイルシリーズの第1戦となった中京記念を使った馬たちで、その再戦の様相。

中京記念は後方から大外を回って伸びた5番人気のフラガラッハが勝った。
先行してしぶとく脚を伸ばした13番人気ミッキードリームが2着と大健闘。
1番人気に支持されたランリョウオーは10着に大敗、2番人気のドナウブルーは4着。6番人気のワイズリーが5着だった。

中京の芝コースは直線に急坂があり、元来、差し馬に有利なコース。
しかも、中京記念は比較的ペースが厳しくなったこともあって、後方から馬場の良い外側を使って差し脚を生かせたフラガラッハに流れも向いた。

逆に直線に坂がない新潟コースはスローペース気味になりがちで、先行して差し脚のある馬たちに向く。
過去の関屋記念の連対馬も先行馬が多く、連軸の中心は先行馬が基本。
中京記念で、先行したのはドナウブルー、ワイズリー、ミッキードリーム、シャイニーホークなどだが、
直線、最も良く持ちこたえたのは2着のミッキードリーム。
休み明けの2戦とも好指数で、6着、2着とこの夏の好調さが伺えるが、過去の成績を見ると夏場に強い傾向もみてとれる。かつては3連勝で朝日CCを制したこともあり、重賞を勝つ力はあるはず。

他ではワイズリー、ドナウブルーも連軸候補になりそう。
他路線組ではレッドスパーダが好調。差し脚の鋭さではウインドジャズ、ザラストロ、ジャスタウェイ、レオアクティブ、ランリョウオーなどが上位。

selvas2 at 02:36コメント(0) 

2013年08月09日

食品添加物
保存料
ソルビン酸、安息香酸についてみていこう。


ソルビン酸(ソルビンさん、Sorbic acid)は保存料として使用される不飽和脂肪酸であり、
IUPAC名は2,4-ヘキサジエン酸(2,4-hexadienoic acid) である。
かまぼこやソーセージなど食用練り製品などに対しては遊離酸として、
ケチャップ、スープ、果実酒、乳酸菌飲料にはK塩として使用される。

組成式は C6H8O2、分子量は112.13、融点133.0−135.0℃、白色結晶。CAS登録番号は110-44-1。

1859年、ナナカマドの一種 (Sorbus aucuparia) の未熟な果実から発見された。
工業的にはクロトンアルデヒドとケテンを反応させてソルビン酸を得ている。

旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。

かび、酵母、好気性菌に対して静菌効果を持つが、抗菌力はpHにより大きく変化し酸性(pH小)側で強い。
食品添加物公定書に食品毎の使用量上限が定められている。


安息香酸(あんそくこうさん、英: benzoic acid、独: Benzoesaure)は化学式 C6H5COOH の芳香族化合物であり、特に芳香族カルボン酸である。
ベンゼンの水素原子1個がカルボキシル基に置換された構造を持つ。水に溶かすと酸性を示し、pKa は 4.21 である。

ユストゥス・フォン・リービッヒとフリードリヒ・ヴェーラーにより、1832年に構造決定がなされた。

安息香(ベンゾイン)は香料として用いられる樹脂の一種であり、この中に安息香酸のエステルが多いことからこの名がとられた。

安息香酸のカルボキシル基に対してオルト位の水素原子がヒドロキシル基に置換されると、サリチル酸となる。

安息香酸はアルキル側鎖を1つ持つ芳香族(たとえば、トルエンやエチルベンゼン、クメンなど)を酸化することで得られる。この反応ではベンゼン環に隣接する水素−炭素間の結合が攻撃される。ベンジル位に C−H 結合がない場合はベンゼン環が酸化される。 また、ベンズアルデヒド (C6H5CHO) の酸化によって得ることも出来る。

抗菌・静菌作用があるので、水溶性のナトリウム塩、安息香酸ナトリウム (sodium benzoate) などは清涼飲料等の保存料として添加されている。酸型保存料の一種。殺菌作用はない(既に細菌などの増殖したものに対しては無効)。旧厚生省は安息香酸を天然に存在しない添加物に分類している。

体内での代謝
安息香酸は、体内に取り込まれると肝臓にて代謝され馬尿酸となり尿として排泄される。

安全性に関する議論
2007年、英国食品基準庁は食品添加物と注意欠陥・多動性障害との関係を調査する為に二重盲検法による広域スクリーニングを実施した結果、数種類の合成着色料であるタール色素と、合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した群に相関を認めたという研究報告があり、注意欠陥・多動性障害の子供は、安息香酸を保存料として使用されている食品は避けたほうがいいと勧告している。しかし、欧州食品安全当局(EFSA)は同じ研究報告を評価し、観察された影響の臨床上の意義が不明なことや、研究結果の一貫性の無さ、小さなエフェクトサイズの意義が不明なこと、用量反応性の情報がないこと、食品添加物の行動への影響を誘発させる生物学的メカニズムが考えられないことを挙げ、ADIを変更する根拠にはならないとしている。

ドイツ連邦リスク評価研究所 (BfR) の報告によれば、清涼飲料水中に安息香酸とアスコルビン酸が共存する場合には微量のベンゼンが生成する可能性があり、生成量は pH、温度、他の不純物(主に金属イオンが影響するものと思われる)、紫外線の影響を受けるという。

ベンゼンの曝露は各種のガンや骨髄性白血病のリスクを高めるが、試験結果によればベンゼン濃度は最大でも 20 ppb 程度に留まり、BfRも現時点でのリスクは評価できないとしている。

なお、ベンゼンの摂取許容量(時間荷重平均濃度 1 ppm、40年暴露での白血病リスク増加はみとめられなかった)を定量的に考慮すると、直ちに健康被害が発生するとは考えづらい。

使用基準
日本国内では、安息香酸はキャビア、マーガリン、清涼飲料水、シロップ及び醤油のみに、安息香酸ナトリウムはそれに加えて、菓子製造に用いる果実ペースト及び果汁に使用できる。対象ごとに使用量も設定されている。

selvas2 at 12:30コメント(0) 

2013年08月08日

食品添加物
着香料
バニリン、メントールについてみていこう。

バニリン (vanillin) は分子式 C8H8O3 で表される、バニロイド類に属す最も単純な有機化合物であり、バニラの香りの主要な成分となっている物質である。別名、ワニリン。

存在
天然物中にはバニラ、安息香、ペルーバルサム、チョウジ(クローブ)の精油などに含有されている。
収穫されたばかりのバニラ豆中には、配糖体であるグルコバニリンの形で存在しており、キュアリングと呼ばれる工程を経ることで加水分解されてバニリンが遊離し、バニラ特有の香気が発現する。
バニリンの量が多いときにはバニラ豆の表面に白い結晶として析出する。1858年に、ニコラ=セオドア・ゴブリーが、バニラエキスの乾燥物を熱水中再結晶し、この結晶物質を単離し、バニリンの名が与えられた。

合成
最初の合成は、1874年にヴィルヘルム・ハーマン、フェルディナント・ティーマン、カール・ライマーらによりコニフェリンを原料に行なわれた。 これによりバニリンの工業的な生産が可能となり、彼らによってそのための香料会社ハーマンアンドライマー社(現シムライズ社)がドイツのホルツミンデンに設立された。

現在ではより効率的な4つの合成法が開発されている。
サフロールバニリン、オイゲノールバニリン、グアヤコールバニリンの3つの合成法の基礎的な部分の開発を行なったのもティーマンらである。
サフロールバニリンサッサフラスの精油から得られるサフロールをナトリウムメトキシドで処理して二重結合を移動させると同時にアセタールを開環させ、オゾン酸化で二重結合を酸化開裂すると同時にアセタールを除去してプロトカテクアルデヒドとし、ジメチル硫酸でメチル化してバニリンとする。
オイゲノールバニリンクローブバニリンとも呼ばれる。チョウジの精油から得られるオイゲノールをアルカリで二重結合を移動させてイソオイゲノールとし、これをオゾンなどで二重結合を酸化開裂させてバニリンとする。
リグニンバニリン亜硫酸パルプの製造の際に出る廃液中のリグニンスルホン酸をアルカリ中で酸化分解してバニリンとする。リグノバニリンとも呼ばれる。
グアヤコールバニリン現在主流の合成法である。グアイアコールをホルミル化して合成する。ホルミル化の方法はライマー・ティーマン反応を用いる方法やグリオキシル酸を付加させた後、これを酸化分解する方法などが知られている。

用途
香料として使用される。食品に対してはアイスクリームをはじめとする乳製品やチョコレート、ココアなどに使用される。タバコにも使用され、ピースのバニラフレーバーは特に著名である。
香水にも使用される。バニリンを香水に使用したのは、1889年にゲランより発売された Jicky が最初とされている。以降、現在までオリエンタル調の香水には欠かせない素材の1つとされている。

また有機化学の実験室では薄層クロマトグラフィー (TLC) の発色試薬として、酸性エタノール溶液が使用されていることがある。

バニラ香料の需要はバニラ・ビーンズの生産を上回り続けており、2001年には全世界で1年間に12,000トンのバニリンが消費されたが、このうち天然のバニリンは1,800トンのみ、残りは化学合成である。

類縁体
類縁体のエチルバニリン(3-エトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド)もバニリンより強いバニラ様の香りを持つ化合物として知られており、香料として用いられている。

その他
国立国際医療センター研究所に所属する山本麻由は、牛糞からバニリンを抽出することに成功し、2007年、第17回イグノーベル化学賞を受賞した。ケンブリッジ市最高のアイスクリーム店トスカニーニズ(Toscanini's Ice Cream)が彼女の成果を称えて"Yum-a-Moto Vanilla Twist"という新しいバニラアイスクリームを製作し、授賞式で振る舞われた。なお、このアイスクリーム中のバニリンは牛糞由来ではない。

牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱することで1グラムあたり約50マイクログラムのバニリンが抽出された。 つまり、牛糞中のリグニンスルホン酸をアルカリ中で酸化分解してリグノバニリンを生成したわけである。

元となった論文は「第8回国際水熱反応ならびに第7回国際ソルボサーマル反応」合同会議で発表された「飼料中のリグニンが未消化で出ることの間接的証明」である。


メントール (Menthol) は環式モノテルペン、アルコールの一種の有機化合物。
IUPAC命名法の系統名は 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール (2-isopropyl-5-methylcyclohexanol)、母骨格がp-メンタンというIUPAC許容慣用名を持つため、そこから p-メンタン-3-オール (menthan-3-ol) という名称も誘導される。和名では薄荷脳という。

ハッカ臭を持つ、揮発性の無色結晶である。
メントールにはいくつかのジアステレオマー、鏡像異性体がある。そのうちの l-メントールは歯磨きやチューインガムなどの菓子類、口中清涼剤などに多用されるほか、局所血管拡張作用、皮膚刺激作用等を有するため、医薬品にも用いられる。

薄荷(ニホンハッカ)、ミント(ペパーミント)に多く含まれる。

歴史
シモヤマの主張によると、日本では2000年以上前からその存在が知られていたとされる。一方、西洋では1771年にガンビウス (Gambius) によって初めて単離された。天然には (−)-メントールはハッカ油中に少量のメントン、酢酸メンチルなどと共に存在する。この異性体は l-メントール、(1R,2S,5R) -メントールとも呼ばれる。日本のメントールは1位のエピマーである (+)-ネオメントールも少量含んでいる。

生理作用
メントールを皮膚に接触させると冷やりとした感覚を得る。これは実際に温度が低下するためではなく、冷感を引き起こすTRPM8と呼ばれる受容体活性化チャネルをメントールが刺激することによる。この機構はカプサイシンが同じファミリーのイオンチャネルであるTRPV1を刺激して発熱感をもたらす作用に類似している。
なお、人工的に合成されたイシリン(1-(2-ヒドロキシフェニル)-4-(3-ニトロフェニル)-3,6-ジヒドロピリミジン-2(1H)-オン)は、メントールの約200倍の冷感作用を持つ。

メントールは選択的にκオピオイド受容体を作動させることによって鎮痛作用を持つ。

イブプロフェンと共に外用薬に配合されたメントールは、局所血管拡張作用によって皮膚のバリア機能を低下させ、イブプロフェンの消炎鎮痛作用を増強する。

(−)-メントールの毒性は低く、半数致死用量は 3,300 mg/kg (ラット、経口)、15,800 mg/kg (ウサギ、皮膚)である。

利用
リップクリームや咳止めなど、軽い咽頭炎や口・喉の弱い炎症を短期間軽減する大衆薬に含まれる。
かゆみを止める鎮痒薬にも分類される。また、筋肉痛や捻挫などの症状を緩和する配合剤や、鬱血除去薬などにも含まれている。一部銘柄のタバコでは、香り付けや、喫煙による喉や呼吸器の炎症を軽減する目的で添加剤として使われている。また、一般的なうがい薬の成分でもある。

メントールを含む健康食品や漢方薬としてハッカ油が市販されており、これは東洋医学で消化不良、悪心、咽頭炎、下痢、風邪、頭痛の処置に用いられる。また、生物に対しての忌避効果があるとされ、メントール入りの忌避剤が市販されている。

メントールは酢酸メンチルなどのメンチルエステルの合成に用いられる。メンチルエステルは花の、特にバラの香りを出すのに使われる。

有機化学では不斉合成においてキラル補助基として用いられる。例えば、スルフィニルクロリドとメントールから調製したスルフィン酸エステルは、有機リチウム試薬やグリニャール試薬と反応させて光学活性なスルホキシドを合成するのに使われる。光学活性なカルボン酸をメンチルエステルとして光学分割するのにも用いられる。



selvas2 at 19:03コメント(0) 

2013年08月07日

食品添加物
甘味料
ソルビット、アスパルテーム、キシリトール、ステビアについてみていこう。

ソルビット
ソルビトール (sorbitol) はグルコースを還元し、アルデヒド基をヒドロキシ基に変換して得られる糖アルコールの一種。ソルビット (sorbit) またはグルシトール (glucitol) ともいう。甘味があり、食品添加物などに用いられる。
バラ科ナナカマド属 (Sorbus) の植物から発見された糖アルコールのため、ソルビトールと命名された。

バラ科の植物は、光合成産物のデンプンを篩管を通じて転流するときに、デンプンの加水分解で生じたグルコースをソルビトールに変換する。
スターキングデリシャスなど、リンゴの品種の一部では、果実内に転流してきたソルビトールを、グルコースやフルクトースといった糖に変換する代謝系が果実の成熟に伴って停止しても、果実内へのソルビトールの転流は継続する。
そのため、果実内の維管束周辺にソルビトールが蓄積していわゆるリンゴの「蜜」と呼ばれる半透明部分を形成し、果実の成熟の指標となる。

動物の体内ではグルコース(ブドウ糖)をアルデヒド基の還元によってソルビトールにした上で、再度別のヒドロキシ基を酸化し、ケトン基とすることでフルクトース(果糖)を生成する。
そのため、精子の活動時の栄養源として精液中のフルクトースを合成する精嚢内にその存在が確認されている。

最近では、多くの食品に使われている。

用途
甘味料
同じ重量の砂糖と比べてカロリーが75%程度と低いため、ダイエット食品、菓子などの低カロリー食品の甘味料として使用されている。しかし、甘さも砂糖と比べて60%程度しかないので、同じ甘さを得るためには、砂糖よりも多く加える必要がある。また、水に溶解する際に吸熱反応を起こし、口の中でひんやりとした感触がすることから、飴・ガムやスナック菓子などに清涼剤として用いられる。

改良剤
蒲鉾などの 魚肉練り製品に砂糖などと共に添加することで、水分を保持しやすく、冷凍しても変質しなくなるほか、成形後の製品の食感を保持する効果がある。このため、改良剤としても使用される。また、黄金かまぼこと呼ばれる商品では、タンパク質が糖-アミノ反応(メイラード反応)を起こすことで金色に発色させる効果も利用されている。

医薬
ソルビトールは、下剤、栄養剤、浣腸液などの医療用途にも使われている。

化粧品など
保湿剤、増粘剤として化粧品に添加されている。品質保持、凍結防止、透明性向上などの目的で、うがい薬や練り歯磨きにも添加されている。

その他
模型ロケットの燃料として、硝酸カリウムと混合したものが用いられている。


アスパルテーム
アスパルテーム(aspartame、アスパルテイム、略称 APM ; 発音 /ˈaspərteɪm/ または /əˈspɑrteɪm/)とは、人工甘味料の一つである。ショ糖の100〜200倍の甘味を持つ。

概要
1965年にアメリカ合衆国のサール薬品が、ガストリンの合成研究中に強い甘味を発見したことを発端として、その研究・開発が進められた。現在の製法を開発したのは日本の味の素株式会社であり、日本、アメリカ、カナダ、およびヨーロッパで特許を有している。日本およびアメリカでは1983年に使用が認可されている。

主にローカロリー、ノンカロリーの飲料、また食品に添加される。味は、後甘味でわずかに後引きがあり、砂糖に近く柔らか。砂糖、アセスルファムカリウム、ソルビトールなど他の甘味料と合わせて使用されることがある。アスパルテームとアセスルファムカリウムを1:1で併用すると甘味度が40%強化され、甘味の立ち上がりが砂糖に近くなる。

日本では、旧厚生省が天然に存在しない添加物に分類している。味の素の製品である「パルスイートR」などに含まれている。アスパルテームを使用した食品や添加物には「L-フェニルアラニン化合物である旨又はこれを含む旨の表示」義務がある。

日本生活協同組合連合会などは安全性への懸念などからアスパルテームを含む食品の取り扱いを行ってこなかったが、2002年3月に留意使用添加物から除外することに決め、取り扱い制限を解除した。

化学的性質
アミノ酸由来であり、フェニルアラニンのメチルエステルと、アスパラギン酸とがペプチド結合した構造を持つジペプチドのメチルエステルである。甘味を持つのはL型・ L-型のみで、それ以外は苦味がある。常温では白い結晶性の粉末である。pH安定性はやや不安定(pHや温度による)で、水溶性は1g/100ml(20℃)、浸透性は29osm/kg(1%水溶液)。CAS登録番号は[22839-47-0]。

安全性[編集]米国食品医薬品局 (FDA) の審査では、経口摂取されたアスパルテームの大部分が分解も代謝も受けずに体外に排泄されるという結果が出ている。従って生理的熱量は極めて小さく、また調味料として普通に使う量では急性毒性や慢性毒性の問題が起こらないと解釈されている。

ヒトやサルの腸においてメタノール、アスパラギン酸、およびフェニルアラニンに代謝され、吸収された後に体内たんぱく質に併合されたり二酸化炭素として排出されることが報告されている。 メタノールは失明や致死などの人体への毒性が知られている。アスパルテームの代謝で摂取することになるメタノール量は摂取アスパルテームの約10%であり、問題にならない量であるという者もいるが、実際には良く判っておらず、FDAからの情報は信用できないという者も多い。 アスパラギン酸はアスパラガスに多く含まれるアミノ酸であり、また一部のスポーツドリンクなどに配合されている。フェニルアラニンは食品に含まれる必須アミノ酸である。FDAは「健常人ではアスパルテームにはアレルギー性はないが、フェニルケトン尿症患者では危険性があるかもしれない」という見解を示している。これはフェニルアラニンが同患者に悪影響を与えるためである。



脳腫瘍との関連を指摘する報告はあったものの、再試験では否定されている[10]。また、科学的に有効性が確認されている発がん性試験ガイドラインに沿った試験法では、アスパルテームに発がん性は認められていないため、IARCはアスパルテームを発癌性物質として区分していない。

一方、2007年のCBS NEWSの報道によると、Ramazzini財団委託のマウントサイナイ医科大学Morando Soffritti博士は、ラットに対して胎児の段階から死ぬまでの間FDAの一日許容消費量(約2g;ダイエットソーダで7.5缶/日)の二倍のアスパルテームを投与し続けた結果、癌の発病率の上昇が統計的に認められるという研究結果を出した。ヨーロッパ食品安全審査局(EFSA)はこの報告について検討し、用量反応性が無いこと、対照群と死亡率に差が無いことなどを挙げ、データとして不適当で再考するための根拠としては不十分であると結論付けた。FDAはRamazzini財団の結果について、「われわれの結論(アスパルテーム承認)は百例を超える毒性試験あるいは臨床試験に基づいたものである」と述べている。イタリアで7000人以上を対象に行われた2007年の症例対照研究では、アスパルテームを含む人工甘味料に発がん性は認められなかった。自身の見解と異なるこれらの結果について、Soffrittiらは言及していない。

他の人工甘味料との比較[編集]サッカリンナトリウムはアスパルテームに比べ、ショ糖に似た甘みを持つ。キシリトールなどの糖アルコールと同じ用途であるが、構造は全く異なる。なお、アスパルテームはエステルであり加水分解されるため、水分のある状態での長期安定性に劣る点が食品添加物としての欠点である。

アスパルテームよりもショ糖に近い味を持つとされるスクラロース(商品名:スプレンダ、Splenda)やアセスルファムカリウムも利用される。


キシリトール
キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 で表される、キシロースから合成される糖アルコールの一種。メソ化合物である。天然の代用甘味料として知られ、最初はカバノキから発見されギリシア語 Ξυλον(Xylon、木)から命名された。北欧諸国で多用されている。旧厚生省は天然にも存在する添加物に分類している。

冷涼感があり、後味の切れが早い。スクロースと同程度の甘みを持ち、カロリーが4割低い。分子量は152.15である。また、加熱による甘みの変化がないため、加工にも適している。

医学適応
う蝕
キシリトールは口腔内の細菌による酸の産生がほとんどないことから非う蝕性甘味料として知られる。1976年にSheininらがフィンランドで行った実験をはじめとして、う蝕予防効果があることが証明されている。しかし、キシリトール配合のガムなどによってう蝕が治るということはないとされている。現在の所、キシリトールの再石灰化促進作用は証明されておらず、疑問視されているためである。現状では非う蝕原性であるが抗う蝕性であるとは言えない(ガムをかむことにより分泌される唾液による歯の再石灰化効果はあるものの、それは「キシリトールそのもの」とは関係がない)。

糖尿病
キシリトールは上記の通り、スクロースに比べカロリーが4割低い。この他、スクロースより吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインシュリンの反応を引き起こさない。

骨粗鬆症
キシリトールはまた、骨粗鬆症の治療に役立つ可能性が指摘されている。フィンランドの研究者グループは、研究のネズミで骨の弱体化が防がれ、骨密度が改善されたことを発見した。

急性中耳炎
キシリトールのガムが急性中耳炎を防ぐのに役立つことを示した研究報告もある。

健康上の問題
キシリトールは他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをする。毒性は特に無いとされる。 主にガムなどでキシリトール配合による虫歯予防を謳っている製品があるが、ガムに含まれているキシリトールの比率が90%以上でなければキシリトールの虫歯予防本来の効果は期待できない。一例を挙げれば歯科専売のキシリトールガムは100%〜90%となっているがスーパーマーケットやコンビニエンスストアで市販されているキシリトールガムは一部を除いて70〜30%が主である。

イヌへの影響
イヌに対してはインスリンの分泌を促進し、長期間かつ多量に与えた場合には肝臓へのグリコーゲンの蓄積が起こるが、単回投与における毒性は極めて低いとされる。獣医師による研究ではイヌが摂取した場合、多量のインスリンを放出し肝機能に影響がでるなど場合によっては生命に危険が及ぶとの報告もある。このため、イヌ科の動物には、タマネギやニンニク同様に、キシリトール入りのお菓子を与えてはいけない。ウシ、ヤギ、ウサギ、ヒヒについてもキシリトールの静脈投与により多量のインスリンが分泌されると報告されている。


ステビア
ステビア(学名:Stevia rebaudiana)は、パラグアイをはじめとする南アメリカ原産のキク科ステビア属の多年草。草丈は50cmから1m前後、茎は白い細毛に覆われている。夏から秋にかけて、枝先に白い小花を咲かせる。別名はアマハステビア。

甘味料として
甘味成分として、「ステビオシド」や「レバウディオサイドA」といったテルペノイドの配糖体を含んでいるため、甘味料として用いられる。ステビオシドは「ステビオサイド」とも呼ばれる。

1971年に大阪の守田化学工業によって世界で初めて商品化された。ステビオシドはショ糖の300倍の甘味度を持ち、ダイエット用食品や糖尿病患者用メニューなどに砂糖の代わりとして用いられている。1990年には大塚製薬の清涼飲料水である「ポカリスエット ステビア」が発売された。

甘い味の醤油が好まれる九州地区向けの醤油には各メーカーがステビアを用いることも多い。原産国のひとつであるパラグアイでは古くからマテ茶などに甘味を付与するためや薬草として用いられてきた。整腸剤として、また全身に塗って美容や防虫剤としても利用された。

2007年6月、アメリカの大手食品メーカーであるザ コカ・コーラ カンパニーとカーギルが、24の特許を申請し、ステビア甘味料の販売を行うことが発表された。

また、ザ コカ・コーラ カンパニーおよび同じく飲料大手のペプシコは、ステビアを使った清涼飲料の発売を予定している。

現在では甘味料としてだけでなく、ステビアの茎の部分を主原料とし、発酵後に数年間熟成させた健康飲料や化粧品への応用もされている。

有用性
ペルーの先住民は避妊に使用したとされるが、その後の研究で避妊効果は否定された。ブラジル及びパラグアイの先住民グアラニー族が単に甘味料として用いるだけでなく、医療用として、心臓病、高血圧、胸焼け、尿酸値を低くするなどの目的で使用してきた。グアラニー族にとっては、ステビアは神聖な植物であり、崇拝の対象であった。

ハーブとして、糖尿病や高血圧の治療や健胃剤、二日酔い、精神的疲労に対する強壮剤として利用されている。2006年5月25日から27日に行われた「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」にて、千葉大学薬学部の研究グループにより、ステビアが2型糖尿病の原因の一つである「インスリン抵抗性」を細胞レベルで改善する可能性があるという、自然抽出物では世界初めての発表があった。

マイワシ油を使った抗酸化力の実験では、ステビアの茎を熱水抽出したものは緑茶の5倍以上の抗酸化力が証明されたほか、ヒスタミンの解毒作用も確認されている 。

肝炎への効果
消化器系研究に関して最高権威である米国消化器病学会週間(DDW2008)では、C型肝炎ウイルスの抑制について発表された。

HCVレプリコンシステム(C型肝炎ウイルス増殖複製システム)を用いての抗ウイルス効果についての解析では、

1.ステビアエキス濃度が高いほどC型肝炎ウイルスを抑制した。
2.そのメカニズムとして細胞内インターフェロン・シグナルの誘導が示唆された。
3.ステビアエキス常用患者において副作用はほとんどみられない。
4.ステビアエキスは安全で効果的なウイルス薬になる可能性がある。
5.インターフェロン無効患者または何らかの理由でインターフェロンができないC型慢性肝炎患者に対し、今後臨床研究予定。
との結論が導き出された研究結果が米国肝臓学会で演題採択され、米国消化器病学会週間で公開された。

癌との関連性について
東京大学医科学研究所癌病態学研究部は、マウスの癌の抑制効果があることを報告している。2002年の日本癌予防学会では、京都薬科大学と京都府立医科大学の共同研究によりステビアに制癌効果が認められたことが発表された。

動物実験によれば、生体内に取り込まれたステビオシドは腸内では吸収されず、腸内細菌によってステビオールに分解される。このステビオールは最終生成物であり、構造を変えずに排出されることがわかっている。

ステビアの抽出物が食品添加物として認可されている国としては、2008年12月までは、日本、ロシア、台湾、マレーシア、ブラジル、韓国などであり、アメリカ、EU諸国、シンガポール、香港などでは既存の甘味料業界のロビー活動 (Sugar Lobby) により認められていなかった。ステビア抽出物を甘味料として使用した日本のインスタント食品や清涼飲料水、スナック菓子などが、それらの国で販売禁止になったり、撤去されたことがある。アメリカでは、1994年からサプリメントとしては認めていた。

2003年3月、日本が中心となり、厚生労働省を通じてJECFA(ジェクファ:国連食糧農業機関と世界保健機関の合同食品添加物専門家会議)へ申請し、2004年6月、ステビア甘味料の暫定ADI(一日摂取許容量)が設定された。2007年6月には正式なADIが定められた。

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2008年12月18日までに、シカゴにある甘味料大手メリサントが承認の申請をしたステビア甘味料「ピュアビア」、およびミネソタ州の穀物商社カーギルが申請したステビア甘味料「トゥルビア」を承認した。


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2013年08月06日

夏の新潟競馬を彩る名物重賞レースのひとつである関屋記念は、
日本一長い直線(659m)を誇る新潟・外回りの芝1600mを舞台に行われるGIII。
1年で暑さが最も厳しい時季の開催ながら、GI 級の大物や秋シーズンに飛躍が期待される上昇馬の参戦も目立ち、毎年ハイレベルなV争いが繰り広げられている。
今年の番組変更で夏季の新潟開催が8週間(16日)から6週間(12日)に短縮されたが、
このレースは昨年と同じく8月の2週目(昨年は3回新潟2日目、今年は2回新潟6日目)に組まれている。
昨年からスタートした『サマーマイルシリーズ』の第2戦に指定されており、チャンピオンの座を巡るポイント争いにも注目だ。

昨年の関屋記念を制したドナウブルー(牝5・石坂正)が、連覇を狙って今年もエントリーしてきた。
4歳時の昨年に本格化を果たし、京都牝馬S・関屋記念と重賞を2勝。
GI でもヴィクトリアマイル2着、マイルチャンピオンシップ3着と上位争いを演じ、芝のマイル重賞路線で現役トップクラスのパフォーマンスを見せた。
5歳を迎えた今年は東京新聞杯とダービー卿チャレンジTで連続10着と大敗したが、前々走のヴィクトリアマイルでは優勝馬ヴィルシーナから0秒3差の5着に食い込み、地力健在をアピール。
約2か月半ぶりの実戦となった前走の中京記念(4着)を叩かれて臨む今回は、本領発揮の期待が高まる。

フラガラッハ(牡6・松永幹夫)は、昨年・今年と『サマーマイルシリーズ』第1戦の中京記念を連覇。
昨年はその後に休養して秋シーズンに備えたが、今年はシリーズチャンピオンの座を狙って第2戦の関屋記念にエントリーしてきた。
前走から中2週での臨戦になるが、7月31日に栗東坂路で1週前追い切り(4ハロン53秒1)を敢行できたように、反動もなく元気いっぱい。
前走の中京記念が京王杯スプリングC(15着)以来約2か月半ぶりの実戦で、今回はひと叩きされた上積みを見込める状況にある。
このレースを制して重賞連勝を飾ることができれば、最終戦となる京成杯オータムHの結果を待たずにシリーズチャンピオンが確定する。

『サマーマイルシリーズ』第1戦の中京記念組以外からも、有力馬が多数参戦してきた。
ジャスタウェイ(牡4・須貝尚介)は、2012年アーリントンCの優勝馬。
重賞タイトルはこのひとつのみだが、2011年新潟2歳S、2012年毎日王冠、前走のエプソムCと重賞での2着は3回あり、芝1600〜2000mの重賞でコンスタントにハイレベルな走りを見せてきた。
今回は放牧明けで約2か月ぶりの実戦になるが、7月31日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン52秒6という上々の時計をマーク。このレースに向けて着々と臨戦態勢を整えてきており、上位争いに加わってくる公算が大きい。

レッドスパーダ(牡7・藤沢和雄)は、2009年のNHKマイルCで2着に好走するなど、父譲りの非凡なスピード能力を武器にデビュー当初から活躍してきたタイキシャトル産駒。
重賞タイトルは2010年東京新聞杯のみだが、2着3回3着1回と重賞で幾度も上位争いを演じているほか、
オープン特別は2010年ニューイヤーS(中山・芝1600m)と前走のパラダイスS(東京・芝1400m)の2勝を挙げている。その実力は折り紙つきと言えよう。今年で7歳と年齢的にはベテランの域に入ってきているが、体質の弱さから順調に使い込めなかった時期も多く、キャリアはまだ19戦。これから充実期を迎えそうなムードが漂っている。

レオアクティブ(牡4・杉浦宏昭)は、強烈な末脚を武器に2011年京王杯2歳S、2012年京成杯オータムHと、重賞を2勝しているアドマイヤムーン産駒。
2011年には2歳王者決定戦の朝日杯フューチュリティSでも3着に食い込んでおり、2012年の京成杯オータムHは1分30秒7のJRAレコードでV。
芝1600m以下の距離で見せてきたパフォーマンスは、極めて高く評価できる。
最近の2戦はオープン特別のパラダイスS、バーデンバーデンC(福島・芝1200m)でいずれも3着に敗れているが、勝ち馬とのタイム差は0秒3、0秒4と僅か。持ち前の決め手を活かせる展開になれば、勝機は十分あるだろう。

ミッキードリーム(牡6・音無秀孝)は、2011年朝日チャレンジC(同年までは芝2000mで開催)の優勝馬。
その後は2年近く勝ち星から遠ざかっているが、前走の中京記念では久々に中身の濃い競馬を披露し、
13番人気の低評価を覆して1着馬フラガラッハから0秒1差の2着に好走。地力健在をアピールした。
4歳時には6〜9月に3連勝、5歳時も7月の中京記念で0秒3差の4着に善戦しており、暑い時季の好走が目立つタイプ。中2週での臨戦となる今回も、引き続き上々の気配を保っている。
新潟・芝コースは未経験だが、直線が長い左回りの芝1600mというコース形態は前走の中京記念とまったく同じ。問題なく対応できる可能性が高い。

ランリョウオー(牡6・橋田満)は、前々走の1600万下・フリーウェイS(東京・芝1400m)での勝ちっぷりの良さを高く評価され、前走の中京記念は重賞初挑戦にもかかわらず1番人気の支持を受けた。
結果は優勝馬フラガラッハから0秒6差の10着に敗退したが、最後の直線で馬群に包まる形になり、
やや脚を余した印象のレースぶり。この一戦だけで見限るのは早計だろう。
重賞でも十分に通用する決め手を持っており、本来は流れに応じて自在に動ける器用さも兼備したタイプ。巻き返しの余地は十分に残されているはずだ。

ゴールデングローブ(牝5・藤岡健一)は、前々走の1600万下・府中S(東京・芝2000m)を制して待望のオープンクラス入り。昇級戦でいきなりGI 初挑戦となった前走のヴィクトリアマイルでは、しんがり18番人気ながら後方待機から最後の直線で長く脚を使い、優勝馬ヴィルシーナから0秒4差の7着と健闘した。
この一戦で、重賞でも通用する決め手があることを実証。今回の舞台となる新潟・芝コースも〔3・0・1・0〕と得意にしており、3か月の休養明けでも軽視は禁物だろう。

シルクアーネスト(牡6・池添兼雄)は、14頭立ての9番人気と前評判が低かった前走の福島テレビオープン(福島・芝1800m)で中団のやや後方を追走し、直線で馬群の大外を豪快に伸びて差し切り勝ち。
先行争いが激しくなり、やや展開が向いた印象はあるが、状態も上向いていたと考えるのが妥当だろう。
昨年の関屋記念は3番人気で12着に大敗しているが、その前走のオープン特別・NST賞(新潟・芝1800m)では0秒3差の4着と大接戦の2着争いに加わっており、新潟・芝コースの適性は十分にあるはず。今回も上がりの掛かる展開になれば、浮上してくるだろう。

ザラストロ(牡3・武藤善則)は、今回の関屋記念と同じ舞台の新潟・外回りの芝1600mで2戦2勝。
デビュー2戦目の未勝利、3戦目の新潟2歳Sと、いずれも出走メンバー中最速の上がり3ハロンタイム(推定)をマークして鮮やかに差し切っている。
その後は9戦連続で7着以下と凡走が続いているものの、前走の中京記念(7着)は優勝馬フラガラッハと0秒5差。徐々に好調時の切れ味を取り戻してきている印象がある。約1年ぶりに好相性の舞台へ登場する今回は、大駆けがあるかもしれない。

selvas2 at 19:24コメント(0) 
食品添加物

酸味料

クエン酸,酒石酸,乳酸についてみていこう。

クエン酸
クエン酸(クエンさん、citric acid)は柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。

漢字では「枸櫞酸」と記される。枸櫞とは中国産のレモン(シトロン)の一種を指す。レモンをはじめ柑橘類に多く含まれていることからこの名がついた。柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味に因るものが多い。また、梅干しにも多量に含まれている。

性質
化学式C6H8O7、分子量は192.13。CAS登録番号は[77-92-9](無水物)、[5949-29-1](一水和物)。
カルボキシル基を3個有する弱酸で、爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。

水溶液は弱酸性(pKa = 2.87)を呈する。常温で無色あるいは白色の固体であり、無水物と一水和物の結晶がある。両者とも揮発性は無く無臭である。一水和物は加熱すると100 °Cで融解し、130 °Cに保つと融点153 °Cの無水物となる。175 °C以上では分子内脱水によりアコニット酸となる。金属イオンとキレート錯体を作ることが知られている。

生体内物質
生体内ではクエン酸回路の構成成分であり、オキサロ酢酸とアセチルCoAとの反応によって生成する。また、アコニターゼによってcis-アコニット酸を経て異性化されイソクエン酸となる。またクエン酸は解糖系のホスホフルクトキナーゼ活性をフィードバック阻害し、解糖系からクエン酸回路への流入を調節する因子の1つでもある。

製法
潮解性があるので保存には注意が必要。工業的にはデンプンあるいは糖をコウジカビの一種 Aspergillus niger で発酵させて作られている。

利用
各種サプリメントの成分として多用される。しかし、5km走での実験から、運動成績を有意に向上させることが報告されたが、その後否定されている。このほか、高強度運動や600m走でも運動成績には影響がないことが示されている。一般に、クエン酸や乳酸など体液成分のアニオン性電解質が増大すると利尿作用があらわれることが知られている。運動後はブドウ糖を単体でとるよりも、そこにクエン酸を加えた方が、グリコーゲンを多く貯蔵できる。

日本薬局方収載品であり、薬局などでも市販されている。クエン酸の塩はカルシウムイオンとキレート結合するので、かつては検査用血液サンプルの抗血液凝固剤などとしても利用された。現在でも成分献血時にクエン酸ナトリウムとともに抗血液凝固剤として使用される。クエン酸ナトリウム・クエン酸カリウム合剤(商品名ウラリットR配合錠)は尿をアルカリ化させ尿酸の排泄を促進することから痛風に代表される高尿酸血症の治療薬として処方され、尿路結石や代謝性アシドーシスの治療にも使用される。

食品添加物でもあり、清涼飲料水を始め各種の加工食品に添加される。炭酸カルシウムを容易に溶かすことから電気ポットや加湿器の洗浄にも用いられる。

クエン酸の水溶液に溶解することを「く溶性」という言葉で表し、肥料の表示などで使われる。

クエン酸塩
アルカリ金属塩の正塩はいずれも水に可溶、アルコールに難溶で水溶液は弱アルカリ性を示す。重金属塩は水に不溶なものが多いが、クエン酸イオンが過剰にあると複数配位することで水溶性となるものもある。
クエン酸ナトリウムクエン酸ナトリウムは二水和物が安定で、化学式 Na3(C6H5O7)・2H2O の塩。水溶液は弱アルカリ性を示す。抗血液凝固剤や写真材料として利用される。クエン酸カリウム一水和物が安定で、化学式 K3(C6H5O7)・H2O の塩。水溶液は弱アルカリ性を示す。利尿剤として利用された。クエン酸銅(II)化学式 Cu2(C6H4O7) の塩。トラコーマまたは濾胞性結膜炎の軟膏に使用されたことがある。クエン酸鉄(III)アンモニウム水酸化鉄(III) をクエン酸に溶かしアンモニアを加えて調製する。調製法により錯塩の構成が異なり、赤褐色の塩と緑色の塩が得られる。鉄欠乏性貧血の鉄剤として利用されたり、青写真や写真材料として利用される。

酒石酸
酒石酸(しゅせきさん Tartaric acid)は酸味のある果実、特に葡萄、ワインに多く含まれる有機化合物で、示性式が HOOC−CH(OH)−CH(OH)−COOH と表されるヒドロキシ酸である。
IUPAC命名法では 2,3-ジヒドロキシブタン二酸(2,3-dihydroxy butanedioic acid)となる。ワインの樽にたまる沈殿(酒石、tartar)から、カリウム塩(酒石酸水素カリウム)として発見されたためこの名がある。常温常圧で無色の固体。極性溶媒によく溶ける。水への溶解は、L体、D体、メソ体はよく溶けるが、ラセミ体は比較的溶けにくい。分子量は 150.09。英語のTartaric acidからタルタル酸とも呼ばれる。

不斉炭素
酒石酸は2つの不斉炭素を持つため、L-(+)-酒石酸(2R,3R)、D-(−)-酒石酸(2S,3S)、メソ酒石酸(2R,3S)の3種類の異性体が存在する。フランスのルイ・パスツールがラセミ体(DL体)の酒石酸塩(酒石酸ナトリウムアンモニウム)を、その結晶の形をもとに光学分割することに成功し、光学異性体の概念を史上初めて示したことで知られる。天然に比較的多く存在するのはL体である。メソ酒石酸は天然には存在せず、キラリティを持たない。また、ラセミ体はブドウ酸と呼ばれる。

用途
酒石酸は食品添加物としての使用が認められており、酸味料などとして食品に添加される。医薬においては水溶性を改善するため、酒石酸の塩として供給されているものがある。有機合成化学の分野では光学分割剤として用いられる他、誘導体が不斉触媒などとして使われている(酒石酸ジエチルを用いるシャープレス酸化が有名)。

相撲部屋ではちゃんこに使うポン酢は市販のものを買うのではなく、酒石酸に醤油を混ぜたものを使い、香りづけに柑橘類を絞ったものを入れる。

「疲労を回復する」、「整腸作用がある」などといわれているが、ヒトでの有効性・安全性については科学的に信頼できる十分なデータが無い。ラットを用いた実験では、リン・カルシウムの腸管からの吸収を阻害するというデータが得られている。

乳酸
乳酸(にゅうさん、lactic acid)は有機化合物で、ヒドロキシ酸の一種。IUPAC置換命名法では 2-ヒドロキシプロパン酸 (2-hydroxypropanoic acid) と表される。塩やエステルは ラクタート あるいは ラクテート(lactate)と呼ぶ。解糖系の生成物として現れる。

性質
分子式 C3H6O3、示性式は CH3-CH(OH)-COOH で分子量 90.08。pKa 3.86。L-(+)-乳酸((S)-乳酸、d-乳酸)のCAS登録番号は [79-33-4]。D-(−)-乳酸((R)-乳酸、l-乳酸)は[10326-41-7]。DL 体(ラセミ体)はCAS登録番号 [598-82-3]。L体は融点 53 ℃ の無色個体、DL体は融点が 16.8 ℃ で、常温で粘りけのある液体として存在する。天然にはL体が多く存在する。いずれの型も吸湿性が強く、水、アルコール、エーテルによく溶け、水溶液は酸性を示す。

解糖系
L-乳酸は解糖系の生成物のひとつである。急激な運動を行うと筋肉の細胞内でエネルギー源として糖が分解されピルビン酸を経て乳酸が蓄積する。

筋肉疲労との関わり
カエルの筋肉を使った研究に基づき 1929年に Hill らが提唱して以来、乳酸は筋肉疲労の原因物質として考えられてきた。これは、乳酸の蓄積によるアシドーシスにより収縮タンパクの機能が阻害されたためと理解された。しかし後の研究において、アシドーシスを筋肉疲労の原因とする説に対して反証が報告されてきた。
そして2001年に Nielsen らによって、細胞外に蓄積したカリウムイオン K+ が筋肉疲労の鍵物質であることが報告された。Nielsen らの系では、K+ の添加により弱められた筋標本について乳酸などの酸を添加すると、従来の説とは逆に回復がみられた。2004年の Pedersen らの報告でも、pH が小さいときに塩化物イオンの細胞透過性が落ちることが示され、アシドーシスに筋肉疲労を防ぐ作用があることが示唆された。

乳酸回路

「コリ回路」も参照
体内に蓄積された乳酸は肝臓においてグルコースの再合成に利用され、血液循環によって各組織へ運ばれる。この一連の過程を乳酸回路(lactic acid cycle)またはコリ回路(Cori cycle)という。酸素供給不足を伴う運動時、この乳酸の代謝除去を乳酸蓄積が上回る限界点があり、血中乳酸濃度が急速に増加を始める時点を乳酸蓄積閾値(または乳酸閾値, lactic acid threshold, LT)と呼ぶ。有酸素運動のトレーニングでは、LTを酸素供給の指標として利用し、運動強度の設定に利用することがある。

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体
乳酸は、乳酸デヒドロゲナーゼによりピルビン酸に変化する。ピルビン酸は、脱炭酸酵素を含むピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の作用により脱炭酸し、補酵素Aと結合するとアセチルCoAとなり、クエン酸回路や脂肪酸合成系に組み込まれる。

乳酸菌

「乳酸菌」、「乳酸発酵」、および「生酛」も参照
炭水化物を分解して乳酸を合成(乳酸発酵)する微生物を総称して乳酸菌と呼ぶ。乳酸はヨーグルトやチーズ、バター、漬物、日本酒などさまざまな加工食品に含まれており、乳酸菌は食品工業に応用されている。また、赤ワイン醸造過程では、乳酸はリンゴ酸よりも酸味が弱いなど風味が違うために、乳酸菌を利用してリンゴ酸を発酵除去して乳酸を作ることにより、酸味などの味を調えるのに利用される(Malolactic fermentation, MLFとよぶ)。日本酒の醸造過程では、乳酸による酸性化を利用して雑菌の繁殖を防止するが、生酛(きもと)醸造では乳酸菌を利用するのに対して、速醸酛では乳酸そのものを添加する。すなわち、生酛系醸造では、乳酸菌の発酵によってできた乳酸を利用する。乳酸そのものを加える速醸酛による醸造では、この発酵の過程がないために生産速度が上がる長所がある一方で、発酵の過程でできる他の発酵産物による微妙な味わいや香りが失われる欠点がある。

誘導体

「ラクチド」および「ポリ乳酸」も参照
乳酸を加熱することで脱水縮合・2量化し、ラクチドを形成する。ラクチドは水を加えて熱すると加水分解により乳酸に戻る。

乳酸のヒドロキシ基とカルボキシル基がエステル結合を作って長くつながったものはポリ乳酸と呼ばれ、生分解性プラスチックとして研究対象とされる。


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食品添加物について

調味料
グルタミン酸ナトリウム,イノシン酸ナトリウムなど

酸味料
クエン酸,酒石酸,乳酸など

甘味料
ソルビット,アスパルテーム,キシリトール,ステビアなど

着香料
バニリン,メントール

保存料
ソルビン酸,安息香酸

酸化防止剤
アスコルビン酸(ビタミンC),トコフェロール(ビタミンE),カテキンなど

着色料
赤色3号(合成着色料),クロロフィル,β-カロテンカラメル色素など

増粘剤
ペクチン,セルロースなど

乳化剤
グリセリン脂肪酸エステルなど


発色剤
亜硝酸ナトリウム,硝酸カリウムなど

まずは調味料グルタミン酸ナトリウムからみていこう。
グルタミン酸ナトリウム(グルタミンさんナトリウム, Monosodium Glutamate (MSG) ; グルタミン酸ソーダ、グル曹とも)はグルタミン酸のナトリウム塩。
構造式は HOOC(CH2)2CH(NH2)COONa。分子量 169.11。
この物質のL体(アミノ基が手前側に出ている構造)は調味料として多用される。
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歴史的な経緯から化学調味料として有名だが、現在ではうま味調味料(近年では「アミノ酸等」と表示されている)と呼ばれることも多い。
グルタミン酸ナトリウムを利用した調味料で有名なものとしては味の素がある。

食用グルタミン酸ナトリウム生産の先駆けである味の素社は当初小麦などのグルテンを加水分解することによって生産していたが、コストが非常に高くつくため、石油由来成分(アクリロニトリルなど)による合成など様々な手法が試みられた。
しかし協和発酵工業(現・協和発酵キリン)によりグルタミン酸生産菌が発見され、これに廃糖蜜(サトウキビから砂糖を搾り取った残滓)などをエネルギー源として与え発酵させてグルタミン酸を得る手法が安全性、コスト面において優れていることから、現在ではこのグルタミン酸生産菌による発酵法が主流となっている。
発酵過程でビオチンを阻害するなどの、グルタミン酸生産菌のグルタミン酸生産を活性化する添加剤や、窒素源(硫酸アンモニウムなど)、発泡を調整する薬剤が加えられる。

なお、発酵法で得られるのはグルタミン酸であるので、実際にはこれに水酸化ナトリウムを作用させてナトリウム塩にすることによってグルタミン酸ナトリウムを得ている。


「The MedlinePlus Medical Encyclopedia」では、グルタミン酸ナトリウムを含む食品を片頭痛の原因の一つとして挙げている。グルタミン酸ナトリウムの毒性というと、1968年に中華料理を食べた人が、頭痛、歯痛、顔面の紅潮、体の痺れなどの症状を訴えた中華料理店症候群 (Chinese Restaurant Syndrome) の話が有名である。続く1969年には、マウスおよびラットによる実験で幼体への視床下部などへの悪影響が指摘され、JECFA(国際連合食糧農業機関 (FAO) と世界保健機関 (WHO) の合同食品添加物専門家会議)は1974年に一日摂取許容量 (ADI) を 120 mg/kg/day 以下と定めた。

こうして健康への被害が心配されたが、その後JECFAなどで繰り返し追試を行った結果、通常の経口摂取ではヒトに対する毒性は確認できず、中華料理店症候群を引き起こす証拠は見当たらないという結論に達した。米国食品薬品局 (FDA)、ヨーロッパ食品情報会議 (EUFIC)、欧州連合食品科学委員会 (SCF) なども同様の評価を下している。現在JECFAはグルタミン酸ナトリウムの一日許容摂取量を「なし」としている(1987年第31回会議)。FDAもグルタミン酸ナトリウムをGRAS (Generally Recognized As Safe) として、食酢や食塩と同等の安全性であるという位置づけにしている。

しかし、多くの検証も安全性を確証するには至っておらず、米国ではいまなおグルタミン酸ナトリウムの摂取が脳などに深刻な被害を及ぼすと考える人々が存在する。また、「NO MSG」(グルタミン酸ナトリウム不使用)を宣伝文句にした、調味料や中華料理店などが現在でも数多く存在する。

また、2002年に発表された弘前大学の大黒らの報告によると、グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取させたラットのガラス体と網膜神経節細胞にはグルタミン酸ナトリウムの蓄積がみられ、機械的ストレスを受ける細胞の部位に見出されることが多いグリア線維性酸性タンパク質の発現増加と、通常の餌を与えたラットに比べて網膜ニューロン層の厚さが著しく薄くなっていることを確認したという。大黒らは、このことがグルタミン酸ナトリウムが欧米に比べて広く使われているアジアで緑内障が多い原因のひとつではないかと述べている。

なお日本では1972年に味付昆布にグルタミン酸ナトリウムを「増量剤」として使用し、健康被害が起きた事故があった。その症状は中華料理店症候群に似たものであった(頭痛、上半身感覚異常等)が、問題の商品には、製品の25.92%〜43.60%のグルタミン酸ナトリウムが検出され「調味料としての一般的な使用」とは程遠いものであった。

グルタミン酸ナトリウムの性質として、味覚から過剰摂取を感知できないという問題がある。通常、塩などの調味料は投入過剰状態になると「辛すぎる」状態となり食べることができないが、グルタミン酸ナトリウムはある程度の分量を超えると味覚の感受性が飽和状態になり、同じような味に感じるため、食べすぎに気づきにくく、また飲食店も過剰投入してしまいがちであり、調味料としての一般的な使用では考えられない分量のグルタミン酸ナトリウムを摂取してしまう場合もある。グルタミン酸ナトリウムのうまみは耳かき一杯程度で十分感じることができる。

また、多量の遊離グルタミン酸を体内で処理できない特異体質者やアレルギー・ぜんそく患者は、摂取すると体調や症状の悪化を招く恐れがあるため注意しなければならない。


続いてイノシン酸ナトリウム
イノシン酸(イノシンさん、inosinic acid)は、ヌクレオチド構造を持つ有機化合物の一種である。ヒポキサンチン(6-ヒドロキシプリン)と D-リボースとリン酸各1分子ずつで構成されたリボヌクレオチドで、イノシン 5'-リン酸、イノシン 5'-モノリン酸、イノシン一リン酸などとも呼ばれ、IMP と略記される。主に肉類の中に存在する天然化合物である。

呈味性ヌクレオチドの1つであり、日本では鰹節に含まれるうま味成分のひとつとして語られることが多い。

致死量はLD50=14.4g/kgである。
生合成
イノシン酸は、リボース5-リン酸から出発してプリンヌクレオチド(アデノシン一リン酸 (AMP)、グアノシン一リン酸 (GMP))へ至るプリンヌクレオチド生合成において、分岐点にあたる中間体である。イノシン酸から、AMP へ至る経路と GMP へ至る経路が分かれている。

また、アデノシン一リン酸を分解して尿酸とする経路の中では、アデノシン一リン酸に脱アミノ酵素(デアミナーゼ)が作用してイノシン酸が生じる。

反応
酸で処理すると加水分解を受け、等モルのヒポキサンチン、D-リボース、およびリン酸を生じる。

利用
イノシン酸のナトリウム塩(イノシン酸ナトリウム)は、かつお節の旨味の主成分であり、うま味調味料として重要である。核酸系調味料の多くはシイタケ旨味成分である5'-GMPと5'-IMPの混合物であり、工業的には酵母のRNAを原料にして、アオカビのヌクレアーゼP1(EC. 3.1.30.1)を作用させて5'-GMPと5'-AMPの混合物にし、コウジ菌のAMPデアミナーゼで5'-AMPのみを5'-IMPに転換して酵素的に核酸系調味料を製造している。


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2013年08月05日

生徒「先生、こんなことやって将来何の役に立つんですか?」
先生「こんなことも出来ない君達は将来何の役に立つんですか?」

selvas2 at 23:30コメント(0) 

2013年08月04日

夏の日差しをあびて芝の緑がさらにまぶしく映る小倉競馬場です。
サマー2000シリーズの第3戦目、農林水産省賞典・第49回小倉記念はG3のハンデ戦、15頭が出走します。ナリタクリスタルとマイネルラクリマの2頭が58キロのトップハンデ、
オートドラゴンが最軽量の52キロ、ハンデ差は6キロとなっています。
枠入り最後にゲシュタルトが収まりました。15頭態勢完了しました。

スタートしました!4コーナーのポケットから正面スタンド前に向かう15頭、
太宰啓介とメイショウサミットが飛ばしていきます、外からセイクリッドセブン、マイネルラクリマが2番手に上がっていく、ミキノバンジョーも2番手争いに加わります、その後ろにメイショウナルト、内からはエクスペディション、赤い帽子タムロスカイ、3歳馬ラブリーデイ、サトノパンサーが追走していく、去年3着のナリタクリスタル、後方に待機しているゲシュタルト、最内タガノエルシコ、真ん中にダコールがいます、7番のマックスドリーム、殿はオートドラゴンであります。

残り1400を通過して1〜2コーナー中間地点、3番のメイショウサミットが3〜4馬身リードを取っている、七夕賞の勝ち馬マイネルラクリマ、6枠の1頭ミキノバンジョー、セイクリッドセブンがいて、その後ろにメイショウナルトと武豊であります。内を通ってエクスペディションは浜中俊の騎乗であります。1000mは59秒台半ば、これはちょっと速いか、ラブリーデイが追走、同じ3枠のタムロスカイ、外からサトノパンサー、4年連続出走のナリタクリスタル、インコースに1番のタガノエルシコであります。15番がゲシュタルト、その後ろダコール、7番がマックスドリーム、オートドラゴン最後方のままです。

先頭を行くメイショウサミットと最後方のオートドラゴン、その差は12〜13馬身くらいあります、
メイショウサミット先頭ですが徐々にリードがなくなってきている、マイネルラクリマ持ったままで2番手、ミキノバンジョーか、間からメイショウナルト、残り400を通過します、セイクリッドセブン押している、タムロスカイ、内を通ってエクスペディション、15頭が徐々に固まってまいりました。

第4コーナーをカーブして直線!マイネルラクリマ先頭に代わりました!200を通過!
メイショウナルト突っ込んでくる!外からラブリーデイ!、内を突いてエクスペディション、浜中3連覇なるか!
マイネルラクリマ柴田大知!ただ1頭の関東馬!内からエクスペディション!
メイショウナルト!外からラブリーデイいっしょにダコールさらにはゲシュタルト!
さあ横一線からエクスペディション出た!外からラブリーデイ!
エクスペディションです!浜中俊小倉記念3連覇です!
勝ち時計1分57秒5!

selvas2 at 09:22コメント(0) 

2013年08月03日

創設されて今年がまだ5回目の新しい重賞。
3歳馬限定のダート重賞は、JRAではこの1800mのレースと、
6月の「ユニコーンS」1600mしか組まれていない。
そのため、のちのトップホースを送る登竜門のレースとしての役割を持つのは当然だが、
過去4回の出走馬はその期待を少しも裏切っていない。

09年、第1回の勝ち馬トランセンドは、ジャパンCダートなどGI格のレースを4勝するチャンピオンに育ち、ドバイWCでも快走した。
第2回の勝ち馬になる牝馬ミラクルレジェンドは、交流重賞を中心に計12勝も記録し、3着だったソリタリーキングもマーキュリーCなどここまでに9勝を挙げている。
昨年の勝ち馬ホッコータルマエのそのあとも素晴らしく、帝王賞を含め現在5連勝中、もう通算9勝である。

この距離1800mにマトを絞るようになってから、1戦ごとに充実しているインカンテーション(父シニスターミニスター)。
1800mの走破タイムを使われるごとに短縮していると同時に、先行して粘り込むだけでなく、
追い出して再加速が利くようになってきた。
ここまで10戦、連続して騎乗したのは国分優作騎手だけで、毎回のように乗り代わり、
すでに9人の騎手が騎乗している。成長期には珍しいケースだが、それで結果を残しているから、クセがないとかではなく、素直な対応力がある。今回の大野拓弥騎手はテン乗りではなく、4走前の中京ダート1800mを逃げ切っている。

デキの良さを評価したいのは、目下2連勝の上がり馬ジェベルムーサ(父アグネスタキオン)。
1600〜1700mで全3勝だが、レース内容から1800mの方が合っている可能性が高い。

追って確実にのびてくる。ドバイのUAEダービーに挑戦したケイアイレオーネ(父へニーヒューズ)は、毎年このレースで連対馬を送るジャパンダートダービー(大井)の3着馬でもある。ここは強敵相手と対戦の経験が生きそうだが、あまり距離は延びないほうがいいタイプとも思える。

以下、めったに崩れないシグナルプロシード、リキサンステルス、牝馬アムールポエジーが連下候補。2〜3着には人気薄の伏兵が台頭するレースなので、サトノプリンシパル、ハイパーチャージも連穴級に考えておきたい。

selvas2 at 18:22コメント(0) 

2013年08月02日

今週の小倉記念は波乱続きのハンデ戦。
夏の「サマー2000シリーズ」に組み込まれた06年以降、3連単は101万、97万、87万をはじめとして、
毎年、高配当が続いている。
1番人気は2着が3回。トップハンデ馬は1勝、3着1回。指数上は平均指数の上位馬の連対率が高い。

今年の指数上位馬はラブリーデイ、マイネルラクリマ、メイショウサミット、タガノエルシコ、ナリタクリスタル、ダコール、ゲシュタルトなど。

トップハンデ馬は08年に57キロのドリームジャーニーが勝っただけで苦戦が続いている。
今年はナリタクリスタル、マイネルラクリマが58キロのトップハンデを背負っている。

トップハンデのマイナスはあるにしても、近走好調なのは、前走、七夕賞を勝ったマイネルラクリマだろう。
安定した先行力と確かな差し脚で、近走は1、2、1着と安定した成績が光るし、指数も順調に伸ばして、
前走は高指数を示している。
過去の連対馬の中心は、前走、七夕賞組が多く、直近の4年間では七夕賞で3着内の馬が連続して連対しているのも心強い。
しかし、どんなに好調とはいえ、トップハンデは苦しいに違いないし、ここは人気にもなるだろうから、あえてマイネルラクリマからの馬券でなくてもいい気はする。

トップハンデのマイネルラクリマを嫌うなら、ダービーで17番人気ながら、後方から7着にまで押し上げてきたラブリーデイはどうだろうか。
古馬とは初対戦だが、厳しいペースだった皐月賞を先行しており、古馬重賞のペースにも戸惑うことはないだろう。
差し脚の鋭さはこのメンバーでも最上位といって良いはずで、53キロのハンデも恵まれただろう。後方一気の浮上があっても不思議ではない。

他にもメイショウサミット、エクスペディション、ゲシュタルト、タムロスカイ、ミキノバンジョーなど伏兵は多い。今年も荒れそうな気がする。


09年から始まったレパードSは3歳限定のダート戦。

指数上位はサトノプリンシパル、インカンテーション、ジェベルムーサ、シグナルプロシード、ケイアイレオーネ、モリトリュウコなど。

大井のJDダービー組が毎年連対しており、今年はそのレースで3着だったケイアイレオーネが該当する。

重賞勝ち馬は兵庫ジュニアグランプリを勝ったケイアイレオーネ、前走、公営の関東オークスを勝ったアムールポエジーの2頭だが、全体に指数のレベルが高く、将来的にも期待が持てる逸材が揃った。
特に前走、古馬の1000万条件戦を圧勝したサトノプリンシパル、インカンテーション、シェベルムーサは指数も高く、
連軸の中心に推せそうだ。とくにサトノプリンシパルは新潟のダート向きの先行力とスタミナが魅力だ。
前走も古馬相手のレースで先手を取ると、ペースを上げてマイペースの逃げ切り勝ち。直線も全く危なげがなかった。
昇竜Sは2番手からのレースで直線失速、結果10着に負けており、先手を取った方が持ち味が生きるだろう。ここも行きたい馬は多いがハナを奪うスピードでは負けないはず。楽に先手を取れる。

上がりの脚の鋭さではインカンテーションが最上位だ。逃げるサトノプリンシパルをとらえて、逆転も可能だ。


selvas2 at 22:27コメント(0) 

2013年08月01日

なかなか脱皮しないことを心配していたオレンジザリガニがやっと脱皮しました。
ひとまわり大きくなって、さらなる成長を期待します。
次の給餌はぬけ殻全部を食べ切ってからね。

selvas2 at 22:14コメント(0) 
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