2016年09月17日

柏木集保先生の見解 ラジオ日本賞

母はきわめつきのダート一族

 3歳ケイティブレイブは、芝の新馬1800mを3秒2の大差負け。そのあとダート【3-3-3-2】。なぜ、典型的なダートホースなのか。体型や走法は別にして、あとは推測するしかないが、父アドマイヤマックス(その父サンデーサイレンス)の代表産駒は、ショウナンアポロン、ナガラオリオンなどダート巧者が大半。

 アドマイヤマックスは高松宮記念馬だが、サンデーサイレンス系のダート戻りであると同時に、アドマイヤマックスの母方はふつうは芝の平坦コース向きのシヤダイマイン直系だが、その母になる輸入牝馬ファンシミン(USA)の父は、1954年のケンタッキーダービー馬デターミンである。デターミンの祖母は、伝説のシービスケットの半妹ブラウンビスケット。そんなダート巧者の血が流れていては、代を経てダート巧者に戻って不思議ない。

 ケイティブレイブの母ケイティローレルは、スタミナ型のダート巧者を送るサクラローレル(天皇賞馬)産駒であると同時に、母の半兄ビーマイナカヤマは交流重賞を中心にダート12勝(芝1勝)の典型的なダート巧者。グラマー(USA産。父ナスルーラ)から広がる牝系の代表馬は「ウッドマン、リズム、アサティス」。きわめつきのダート一族である。

 ケイティブレイブは、最初のうちは評価は高くなかったものの、兵庫CS(G2格)を独走で勝ち、G1格のジャパンダートダービーを2着。前走のレパードSはペースを落とすことなく自分でレースを作り(前半1000m通過60秒7)、ライバル=グレンツェント(すでにダート4勝)にクビだけ差されたものの、後半も「49秒9-37秒3-12秒7」で粘っている。

 このオープン特別はまだ4回だけのため、3歳馬の馬券絡みは1度もないが(13年にレパードSを勝ったインカンテーション6着)、ここは単騎逃げに持ち込める公算大。同じ3歳の牝馬ビービーバーレル(父パイロ)以外の古馬7頭はみんな差しタイプで、なおかつ好調としていいのは58キロのロワジャルダンと、56キロメイショウスミトモくらい。54キロが生きるスピード系のダート巧者ケイティブレイブのチャンスだろう。穴馬ならパイロ産駒の3歳牝馬ビービーバーレル(フェアリーS勝ち馬)の粘り込みか。絞って買いたい。

selvas2 at 01:00コメント(0) 

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