2018年02月

2018年02月28日

もう一歩の成績でも、悲観するにはあたらない始動戦

 昨2017年の勝ち馬ネオリアリズムは、そのあと香港のクイーンエリザベスII世Cへ(1着)。2着サクラアンプルールと、4着アンビシャスはGIになった大阪杯へ(13着と、5着)。5着ヴィブロスもドバイへ遠征し、ドバイターフ(1着)。

 2010年あたりから、ドバイへ遠征する馬、香港に狙いを定める馬、大阪杯2000mに向かう馬、春の福島(新潟)に目標を絞る馬…など、多くの中距離タイプにとって1800mの中山記念は春シーズンの始動レースに置かれることが多くなってきた。

 今年92回を数える伝統の「中山記念」の評価が決して下がったわけではなく、春の大きな目標に挑戦するためには、あまり大きな負担のかからないGII中山記念1800mは、うまく勝つことができるなら名誉と古馬GII戦にふさわしい賞金を獲得できる。しかし、仮にもう一歩の成績にとどまっても、このあとに向けての絶好のステップレースにできるなら、決して悲観するにはあたらない始動戦。たしかに以前より少し異なる色彩のレースに変化しているものの、出走馬のレベルはむしろ上がっている。

 そういう各陣営の思惑を考慮しつつ、中山コースこそベストに近い馬、かつ、距離1800mこそもっとも持ち味の生きる馬を主軸に選ばなければならないレースなのだろう。この時期に多く組まれている3歳馬のステップ(トライアル)レースとは異なり、特徴や力量のかなりはっきりしているトップクラスの古馬の対戦だから、ランク付けよりは、コース適性、距離適性のほうが重要という視点に立つべきであり、もともとスペシャリスト大活躍とされてきた中山記念は、以前より一段と適性重視の1戦になったともいえる。

 1分47秒6の勝ち時計は昨17年とまったく同じだが、昨年の先導馬のペースは「37秒4-50秒3-(11秒1)-46秒2-34秒6」。今年は「36秒2-47秒7-(11秒5)-48秒4-36秒6」であり、前半1000m通過は昨年の「61秒4」に対し、今年は「59秒2」だった。ただ、ハイペースのわりに時計が速くならなかったのは理由があり、この冬は天候不順が多かったためか、Aコースの内寄りの芝の生育が遅れている。表面上の全体時計は同じでも、昨年と比べずっと厳しいレースだったかもしれない。

 昨年の勝ち馬ネオリアリズムの上がりは「34秒3」。今年のウインブライト(父ステイゴールド)のそれは「34秒9」であり、今年のレースの前後半バランスは離して飛ばしたマルターズアポジー(父ゴスホークケン)と、アエロリット(父クロフネ)がいたため、スローの昨年とは流れはまったく逆だが、勝ち馬のいた位置は、前半1000m通過地点で昨年は「61秒7前後」、今年は「61秒1前後」。1000m通過の先頭馬のペースは2秒以上も違っても、勝ち馬の位置にそれほど大きな差はなかった。

 昨年末までのネオリアリズムの右回り1800〜2000m成績は通算【5-1-2-3】。ウインブライトの右回り1800〜2000mはこれで【4-1-0-2】となった。父が同じサンデーサイレンス直仔というだけでなく、レース運びも同じような好位抜け出しタイプであり、現在のランキングはともかく、距離適性もコース適性も非常によく似ている。中山こそベスト、また距離1800mこそ最高であることを示したのがウインブライトだった。皐月賞2000mで8着にとどまった当時より明らかにパワーアップしている。身体がそう大きくないのは父ステイゴールド譲りであり、まだ4歳春。さらに渋いタイプに成長するだろう。

 同じ芦毛のアエロリットは、またひと回り大きくなって504キロ(プラス18キロ)。マルターズアポジーの飛ばした前出の流れを強気に追走したため、ウインブライトに捕まった直線の中ほどでは脚いろが鈍り、自分の形になったマルターズアポジーを捕まえられないのではないかと映ったが、最後に交わしたあたりがまだまだ強くなる4歳馬の強みと、GI馬の底力か。これで中山の芝は【0-3-0-0】。通算【2-1-0-0】の東京に比べるとどうも反応に時間がかかるとされるが、バテているわけでないから素晴らしい。

 このあとは、1分32秒3でNHKマイルCを快勝した東京コースのヴィクトリアマイルに直行する予定とされる。勝ち負け必至である。

 6歳マルターズアポジーは、逃げ一手なので失速することも珍しくないが、通算【8-1-4-12】。3着はあっても、めったに2着はないという不思議な成績を残し、今回の3着も自身の特徴どおりだった。このペースで飛ばして寸前まで粘り、かつ、自分の特質どおりだから見事なものである。マルターズアポジーの的中馬券の種類は限られる。1着狙いか、3着狙いしかない。

 人気上位のヴィブロス(父ディープインパクト)は、前半からハイペースの流れにリズムを作れず8着止まりだが、昨年の中山記念も同じような休み明けで1分47秒9の5着。今年は1分48秒1だが、これは馬場差もありむしろ昨年以上に走っていると考えることもできる。次走は連覇を目ざすドバイターフ(昨年は1分50秒2で1着)。快速系というタイプではないので、昨年と同様の快走がありえる。

 同じような時計という観点では、昨年1分47秒7で2着だったサクラアンプルール(父キングカメハメハ)は、ゴール寸前で鈍った印象は良くないものの、自身の走破タイム1分47秒8は、少しタフな芝コンディションを考慮すれば昨年以上だろう。凡走ではなく、この馬には息の入れにくい1800mは少し短いのかもしれない。4歳以降の4勝中3勝が2000mである。

 1番人気で5着にとどまったペルシアンナイト(父ハービンジャー)は、休み明けでもキリッと締まった馬体で決して仕上がりは悪くなかった。ここまで1600〜1800mで全4勝を記録しているが、どうも時計の裏付けがない記録からみて、実際には2000〜2400m級向きではないのだろうか。また、この日、M.デムーロ騎手は【0-0-0-6】。

 ビッグレースに強く、また、まとめ勝ちの多い騎手だが、まったくミルコとは思えない日があることも知れ渡っている。残念ながら、この日は全然の1日だった。

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2018年02月27日

2月25日の中山11Rで行われた第92回中山記念(4歳以上オープン、別定、GII、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=6200万円)は、
松岡正海騎手騎乗の2番人気ウインブライト(牡4歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が道中は離れた好位で運び、
直線でしぶとく猛追。
ハイペースで逃げ粘ったマルターズアポジーをゴール前でかわし、重賞3勝目のゴールを駆け抜けた。
ウインブライトはこの勝利で大阪杯(4月1日、阪神、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。
タイムは1分47秒6(良)。

2着に5番人気のアエロリット、3着には6番人気のマルターズアポジーが入った。

勝ったウインブライトは父ステイゴールド、母サマーエタニティ、母の父アドマイヤコジーンという血統。
通算成績は12戦5勝。
重賞は2017年フジテレビ賞スプリングS・GII、福島記念・GIIIに次いで3勝目。

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2018年02月26日

2月25日の阪神11Rで行われた第62回阪急杯(4歳以上オープン、GIII、芝・内1400メートル、別定、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、
武豊騎手騎乗の7番人気ダイアナヘイロー(牝5歳、栗東・福島信晴厩舎)が3コーナー手前で先頭を奪うと直線はしぶとい粘り腰。
内ラチ沿いを伸びて、モズアスコットとレッドファルクスの大外からの猛追を振り切って高松宮記念(3月25日、中京、GI、芝1200メートル)の優先出走権を獲得した。
タイムは1分20秒1(良)。
この日は福島信晴調教師の現役ラストデー。花道を重賞Vで飾った武豊騎手は満面の笑み。

 クビ差の2着にモズアスコット(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着にレッドファルクス(2番人気)。

 阪急杯を勝ったダイアナヘイローは、父キングヘイロー、母ヤマカツセイレーン、母の父グラスワンダーという血統。
北海道浦河町・大西ファームの生産馬で、馬主は(株)駒秀。
通算成績は19戦7勝。
重賞は2017年北九州記念に次いで2勝目。
阪急杯は、福島信晴調教師は初優勝、武豊騎手は1989年ホリノライデンに次いで2勝目。

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2018年02月25日

一番の近道は世界一と言われる国からコーチを招くこと?

平昌オリンピックから競馬に活かせそうなこと

 平昌オリンピック、終わっちゃいますね。今大会では、日本勢の素晴らしい活躍がたくさん見られたので、その分だけ余計に閉幕が寂しく感じられます。連日の中継や報道に食傷気味になっている方がいらっしゃるかもしれませんが、夏も含めて2年に一度のことなので、お許しいただけませんか?

 さて、今大会で日本が獲得したメダルのうちの約半分(金2個、銀2個、銅1個の計5個)は、スピードスケート女子の躍進によってもたらされました。その立役者の1人が、ナショナルチームのコーチとして高木美帆選手らを鍛え上げたヨハン・デビットさん。ご存知のように、スピードスケート最強国・オランダの方で、ソチオリンピックの後に日本スケート連盟が招へいしました。

 この方のおかげで強化されたのが、あのパシュートの総合力。決勝の相手はデビットさんの母国・オランダで(当然と言えば当然?)、日本チームはそれを破って世界一になりましたから、実にドラマチックな勝利だったわけです。

 そんな劇的な勝利は、リオデジャネイロオリンピックでもありました。バドミントン女子ダブルスで高橋礼華・松友美佐紀ペアが金メダルを獲ったのは記憶に新しいところだと思います。そのタカマツペアを含め、最近メキメキと力をつけている日本のナショナルチームを率いてきたのは、パク・ジュボンヘッドコーチ。元・韓国の伝説的プレーヤーで、04年に就任して以来、着実に成果を上げてきました。

 で、リオの準決勝、勝てばメダル確定、負ければ金メダルへの道が閉ざされる大事な試合の相手が韓国ペアでした。日本にとって韓国は、最強国・中国を倒す前に立ちはだかってきた“もう1つの壁”のような存在。パクコーチの厳しい指導で強くなったタカマツペアはこの壁をクリアし、続く決勝ではデンマークペアを破って、見事に金メダルを獲得したのです。今回の女子パシュート決勝を見ていたら、そのときのことを思い出しました。

 2015年のラグビー・ワールドカップで日本代表チームヘッドコーチを務め、南アフリカを下して“ジャイアントキリング”を果たしたエディー・ジョーンズさんはオーストラリア出身ですが、日本のコーチになる前は南アフリカでテクニカルアドバイザーを務めていたとのこと。日本チームを強化するには、その競技で世界一と言われるような国からコーチを招く。これが、一番の(?)近道なのかもしれません。もちろん、選手ががんばってこその話、ですけどね。

 前にもどこかで書いたと思いますが、競馬学校にもイギリスやアイルランド、フランス、アメリカなどからかつての名ジョッキーを先生として招いて、生徒を鍛え上げてみてはいかがでしょう?あっ、そうそう、断っておきますが、今の先生ではダメとは一言も言っていませんよ。念のため。

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2018年02月24日

阪神カップからの直行組にも期待

 阪急杯は、芝1200mGIに勝利実績がある種牡馬、特にノーザンテーストの血を持つ馬が穴を出すレース。

 去年の阪急杯はナガラオリオンが12番人気の超大穴で3着。同馬の父はアドマイヤマックス。サンデーサイレンスとノーザンテーストの配合で芝1200mのGI勝ち馬。

 ダイワメジャー産駒も過去5年で3回。同馬もサンデーとノーザンテーストの配合馬で産駒も芝1200mGI勝ち馬を出した種牡馬。

 アドマイヤコジーンの産駒も2回馬券になっていますが、同種牡馬もノーザンテーストを持ち、芝1200mGI勝ち馬を出した種牡馬。

 他には芝1200mGI勝ち馬で母父がノーザンテーストのデュランダル産駒フラガラッハも当レースで3着。

 血統以外で注目すべき傾向は、同じ阪神芝1400m重賞の阪神カップから直行してくる組の期待値が高いこと。

 阪神カップは阪急杯と同コースの重賞。にもかかわらず、直行組の期待値が高いのは阪神カップ凡走馬が走るから。

 同じようなメンバーでも枠順や馬場展開の影響で着順が大きく変わりやすいコース。

 今年の出走予定馬でノーザンテーストを持ち、1200mGIに実績がある種牡馬の産駒は、ニシノラッシュ、コスモドーム、アポロノシンザン。

 ムーンクレストは父が1200m重賞、1200mGIで実績を残すアドマイヤムーン。母父シングスピール。昨年12人気3着のナガラオリオンの母父はアドマイヤムーンと同じフォーティナイナー系。母父シングスピールは15年にローブティサージュが9人気3着。

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2018年02月23日

 2月も最終週。今週から始まる中山のメインは、芝1800メートルの中山記念だ。過去10年で9回連対している平均指数の上位馬が中心になっており、全体としても、指数上位馬の活躍が目立つ。1番人気は過去10年で3勝。2番人気、3番人気もそれぞれ3勝をあげており、勝ち馬は人気上位馬から、というのがセオリーだろう。

 今年は、マイネルハニー、ペルシアンナイト、マイネルサージュ、ディサイファ、サクラアンプルール、マルターズアポジー、ウインブライトなどが指数の上位馬だ。

 G1で戦ってきた馬たちが好走する傾向が強く、前2走内でG1に出走した馬たちが、過去10年で8勝をあげている。

 ここは底力が問われるレースで、中心には4歳馬ペルシアンナイトを取りたいと思っている。ペルシアンナイトは皐月賞2着、ダービー7着。前走のマイルCSは最後方から、直線、馬群をついて鋭い差し脚を伸ばし、一気の差し切り勝ち。G1初勝利をあげた。

 当日の京都はやや重で、比較的パワーのいる馬場状態だったことを考えると、スタミナも十分に備えていることを想像させる。素軽いマイルのスピードタイプというより、むしろ、もう少し距離が伸びたほうがレースはしやすいのかもしれない。ならば1800メートルも十分に守備範囲だろう。

 底力上位という点で、サクラアンプルールも見逃せない。前走の有馬記念は直線の大きな不利で16着に下がってしまったが、その不利がなければ上位もあったはず。札幌記念1着、天皇賞秋8着の力があれば、当然、勝負になるだろう。

 マイネルハニーも上位候補の1頭だ。オープン戦を連勝して、このレースに臨むが、近走は、先行して、とりわけ直線での頑張りが目につく。よほど調子がいいのかもしれない。逃げるのはマルターズアポジーだろうが、2番手からでもレースはできるはずで、要注意だろう。

 阪急杯は阪神内回りの1400メートル戦。
 今年は、モズアスコット、ムーンクレスト、カラクレナイ、モーニン、レッドファルクス、アポロノシンザン、ヒルノデイバローなどが指数の上位馬たちだ。

 馬場状態の良い開幕週の短距離戦で、ここは先行馬が有利だろう。
 先行して、差し脚も鋭いのはアポロノシンザン、ディバインコード、モズアスコット、レッドファルクスなどだが、未勝利戦勝利から4連勝。前走は初重賞戦で4着と、成長の勢いを見せる4歳馬モズアスコットが中心になりそう。指数も重賞レベルで高く安定しており、これからの成長も楽しみな逸材だ。

 レッドファルクスはマイルCS以来のレース。昨秋のスプリンターズを勝って、最優秀短距離馬の称号も手にした短距離界のエース的存在だ。目標は次走の1200の高松宮記念で、ここは叩き台とはいえ、若干手薄なメンバー構成だけに、力でねじ伏せる場面があるかもしれない。

 要注意はダートG1フェブラリーSの優勝馬モーニンだろう。前走は初芝戦だったが、最後方から6着まで追い上げ、差し脚の鋭さは上々だった。芝もこなせるに違いない。

 他では、上がりの鋭いカラクレナイ、ヒルノデイバロー、ペイシャフェリシタなどにも注意したい。




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2018年02月22日

モズアスコット
牡4歳
調教師:矢作芳人(栗東)
父:Frankel
母:India
母の父:Hennessy
ここに注目!
今回は約2か月ぶりのレース。それほどハードな調教は行われていないが、動きの質は相変わらず高い。間隔が詰まっていた前走の阪神C(4着)よりもフレッシュな状態と考えれば、久々もむしろプラス材料と判断できそう。当日に落ち着きがあれば、ほぼ問題ないはずだ。

レッドファルクス
牡7歳
調教師:尾関知人(美浦)
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ベルモット
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
58キログラムの負担重量は昨春の京王杯スプリングC(1着)で克服済みだが、当時はスピードや瞬発力がそれほど必要とされない重馬場だった。開幕週の芝で速い時計の決着になると、追走に手を焼くシーンがあるかもしれない。

カラクレナイ
牝4歳
調教師:松下武士(栗東)
父:ローエングリン
母:バーニングレッド
母の父:アグネスタキオン
ここに注目!
京都コースでも勝ってはいるが、直線の急坂をプラスにできるピッチ走法の馬。重賞勝ち(昨年のフィリーズレビュー)の実績だけでなく、純粋に阪神が合うタイプと考えていいだろう。馬体重は500キログラム前後まで増えており、この点でも坂のあるコース向きと判断できる。

モーニン
牡6歳
調教師:石坂正(栗東)
父:Henny Hughes
母:Giggly
母の父:Distorted Humor
ここに注目!
ヘニーヒューズ産駒ということもあってか、芝のレースへ出走してくる馬の中では脚さばきが少し硬めに見えるが、それで走れているのだから、あまり気にする必要はないだろう。芝2戦目でもう少し流れに乗れるようなら、面白いはずだ。

ダイアナヘイロー
牝5歳
調教師:福島信晴(栗東)
父:キングヘイロー
母:ヤマカツセイレーン
母の父:グラスワンダー
ここに注目!
休み明け2戦目は〔1・1・0・0〕の好成績だが、約4か月ぶりの前走・シルクロードS(16着)は負け過ぎの印象もある。中3週の間隔で、どこまで状態を上げてくることできるが鍵になる。ベストの距離は5勝をマークしている芝1200メートル。今回は芝1400メートルの克服も課題だろう。

ディバインコード
牡4歳
調教師:栗田博憲(美浦)
父:マツリダゴッホ
母:ツーデイズノーチス
母の父:ヘクタープロテクター
ここに注目!
阪神・芝コースでは〔0・0・2・0〕と詰めの甘さを見せているが、その2戦はどちらも外回りの芝1600メートルだった。初めて走る内回りの芝1400メートルなら、違った一面を見せてくれるはず。すでに何度も関西の競馬を経験しており、長距離輸送は苦にしない馬だ。

アポロノシンザン
牡6歳
調教師:鈴木伸尋(美浦)
父:サクラバクシンオー
母:アポロジャスミン
母の父:Saint Liam
ここに注目!
父譲りのスピードが武器。芝1200メートルにも勝ち鞍はあるが、自分の形に持ち込みやすい芝1400メートルの方が得意のようで、昨年はこの距離で4勝をマークした。前走の阪神C(14着)こそ大敗したが、条件はベストと言えるだけに、巻き返しが期待される。

ニシノラッシュ
牡6歳
調教師:宮本博(栗東)
父:サクラバクシンオー
母:キャッスルブラウン
母の父:Silver Hawk
ここに注目!
これまで京都で2勝、東京で2勝、福島で1勝と、直線に急坂のある阪神では勝ち星を挙げていないが、数をそこまで使っていないという見方もできる。全5勝中4勝を挙げている芝1400メートルの距離はベストと言え、あとは阪神コースをどう攻略するかだろう。


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2018年02月21日

ヴィブロス
牝5歳
調教師:友道康夫(栗東)
父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母の父:Machiavellian
ここに注目!
昨年は中山記念(5着)をステップに、ドバイターフ(G1・UAE、芝1800メートル)を優勝。同年度のJRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞した。今回はエリザベス女王杯(5着)以来となる実戦で、牡馬相手に56キログラムの斤量を背負うが、G2勝馬として主役の座は譲れない。

ペルシアンナイト
牡4歳
調教師:池江泰寿(栗東)
父:ハービンジャー
母:オリエントチャーム
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
前走のマイルチャンピオンシップでは、4頭のG鞠呂鯢頭に名だたる強豪を退けてビッグタイトルを獲得。今回は約3か月の休み明けになるが、本レースに照準を合わせて順調に乗り込みを消化している。4歳を迎えた今年は、さらなる飛躍が期待される。

アエロリット
牝4歳
調教師:菊沢隆徳(美浦)
父:クロフネ
母:アステリックス
母の父:ネオユニヴァース
ここに注目!
昨年のNHKマイルCでG汽織ぅ肇襪鮹ゼ茵L毒呂箸六廚┐未燭ましい体つきで、卓越したスピードがセールスポイントだ。今回は好メンバーが顔をそろえたが、気性の勝ったタイプで休み明けは苦にせず、有力候補の一頭に挙げられる。

ウインブライト
牡4歳
調教師:畠山吉宏(美浦)
父:ステイゴールド
母:サマーエタニティ
母の父:アドマイヤコジーン
ここに注目!
2歳6月のデビュー時は450キログラムの馬体重だったが、前走の中山金杯(2着)では480キログラムまで大きくなり、成長力を示している。重賞2勝(スプリングS、福島記念)を挙げた昨年以上のパフォーマンスを発揮しても不思議はない。

マルターズアポジー
牡6歳
調教師:堀井雅広(美浦)
父:ゴスホークケン
母:マルターズヒート
母の父:Old Trieste
ここに注目!
デビュー以来、全戦でハナを奪う競馬をしている個性派で、これまで重賞3勝(2016年福島記念、2017年小倉大賞典、関屋記念)を挙げている実力の持ち主。今回も展開の鍵を握っており、目が離せない存在だ。

サクラアンプルール
牡7歳
調教師:金成貴史(美浦)
父:キングカメハメハ
母:サクラメガ
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
最下位(16着)に敗れた前走の有馬記念だが、直線で致命的な不利があっただけに度外視できる結果だ。7歳馬でも馬体は若々しく、G気梁臧饌罎任發泙譴新亳海鮴犬せれば、昨年(2着)以上のパフォーマンスが期待できるだろう。

マイネルハニー
牡5歳
調教師:栗田博憲(美浦)
父:マツリダゴッホ
母:ブライアンハニー
母の父:ナリタブライアン
ここに注目!
3歳時の一昨年12月にチャレンジCを勝って重賞ウイナーの仲間入りを果たし、目下オープン特別2連勝中とさらなる充実期を迎えている。軽快な先行力が武器で、中山・芝1800メートルでも好成績を残しており、ここも遜色のない競馬ができそうだ。

ディサイファ
牡9歳
調教師:小島太(美浦)
父:ディープインパクト
母:ミズナ
母の父:Dubai Millennium
ここに注目!
2014年のエプソムCを皮切りに、2015年の中日新聞杯と札幌記念、2016年のアメリカジョッキークラブCと重賞4勝を挙げ、厩舎の屋台骨を支えてきた活躍馬。2月末に定年を迎える小島太調教師にとって最後の重賞出走だけに、本馬の走りに注目が集まる。


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2018年02月20日

種牡馬にはなれなくても、未来展望の幅が広がった

 6歳ノンコノユメ(父トワイニング)の強烈な末脚爆発。セン馬になったあとしばらく雌伏期間があったが、とうとう念願のビッグタイトル奪取に成功した。

 ノンコノユメは2016年の2着馬(スランプ期間だった昨年は7着)。2着した5歳ゴールドドリーム(父ゴールドアリュール)は、昨2017年の勝ち馬。あと一歩の3着だった8歳インカンテーション(父シニスターミニスター)は、2015年の2着馬(2度の骨折後で順調ではなかった2017年は13着)である。

「レベルの高い馬がそろった好カード」の前評判にふさわしいチャンピオンシップとなり、上位3頭はみんなすでにフェブラリーSで快走した実力馬ばかりだった。

 4歳夏の帝王賞2着のあと去勢されてセン馬となったノンコノユメには、去勢したことに対してさまざまな見方や意見があったとされるが、オーナーも、調教師も、関わる人々みんなが、もっとも去勢という手段など取りたくない人々であり、それでも去勢に踏み切らざるをえなかった立場に置かれたみんなの苦闘に、ノンコノユメ自身が答えを出したのがこのフェブラリーSだったかもしれない。

 しだいに激しい気性を抑えられなくなったノンコノユメは、世話をし、手がけるスタッフに飛びかかりかねないほどだったといわれる。まともな状態で調教ができず、かつ、レースにも出走できないようになると、ノンコノユメに未来はなくなる。種牡馬への道はあるようでいて、実際にそんな道はない。生産界が、種牡馬入りを歓迎してくれるかどうかである。GIを勝っているとか、GIIを2勝だとか、そういうことは実は関係ない。

 仮に、多大な困難を承知で種牡馬としたところで、配合相手がいて、種牡馬として成功するのは「競走成績や、性格、血統背景…」から非常に可能性の少ない未来展望であり、3〜4年で種牡馬失格(交配なし)となったら、間違いなく悲しい用途変更である。

 なんとかなる、と種牡馬登録されていた幻に近い種牡馬が200頭前後もいた1990年当時(種牡馬登録数は800頭近くにも達していた)とは異なり、時代は変わって現在の日本の種牡馬数は、実働馬を中心に260〜270頭である。

 ノンコノユメは、去勢が成功だったのかどうかは別にして、手がけるスタッフでさえ手に余るような荒い気性が軽減された。ましてGI馬となったことで、種牡馬にはなれなくても、2年前よりは未来展望の幅が広がったと思いたい。

 後方に控えたのは、レース前からの作戦通り。ちょっと出負けした人気のゴールドドリーム(R.ムーア)が少し仕掛けて進出し、すぐ前方に位置してくれたのも、マークしていた印象が残ったくらい有利なポジションだった(結果的に)。道中、内田博幸騎手は前回の騎乗でノンコノユメの最大の長所を理解していたから、後方3〜4番手追走になってもまったく動じることなく、早めにスパートしたゴールドドリームに直線に向いたところでは5馬身近くも離されたが、本気で追い出したのはそこからだった。ゴール寸前の、勝利をアピールする大きな弧を描いたムチも前回と同じだった。

 1番人気のゴールドドリームは、このレースに関すれば、結果的に一気にスパートして先頭に立つのが早かったことになるが、欧州スタイルのトップジョッキーは、デットーリもそうだが、待って瞬発力を引き出す手法は取らない。ふだんがそういう芝ではない。

 今回のフェブラリーSは、予想以上に馬場の回復が進んだダートの良馬場。包まれるのを嫌った内枠の先行タイプが飛ばし、前後半の半マイルの差が4秒4もある「45秒8-50秒2」の厳しいハイペースになり、前半1000m通過は58秒3だった。追い込んだゴールドドリームでさえ推定「46秒3-48秒7」=1分36秒0の著しい前傾バランスになってしまったくらいだから、動いてゴール寸前に危なくなったのは仕方がないのである。決してマークしていたわけではないが、ゴールドドリームを見ながらレースのできたノンコノユメ向きの流れだった。

 それを考えると好位で厳しいペースに半分乗りながら一旦は2着もありそうな小差3着した8歳インカンテーションは立派。フェブラリーSではめったに好走できないベテラン8歳馬だが、骨折のため5〜6歳時にほとんどレースをしていない同馬は、まだまだ元気いっぱい。また、今季は絶好調に近かった。

 失速して12着に沈んだテイエムジンソク(父クロフネ)は、あふれるスピードを生かした強気な先行策でここまで駆けあがってきた馬だから、さすがに今回は仕方がない。競ったわけではなく、なんとかなだめつつ好位で我慢したが、それでも「58秒5-39秒4」=1分37秒9。モロに猛ペース追走の形になってしまった。今回は初コースの東京で、それも初めての1600mがこんなきつい流れになっては、「一転、差して快走」の形にでもならないかぎり、上位争いはムリだった。テイエムジンソクと、夏の札幌ダート1700mで1分40秒9〜1分41秒0の日本レコード争いを制したロンドンタウン(父カネヒキリ)も、テイエムジンソクとともに失速して凡走だった。

 良馬場のため、勝ち時計の1分36秒0は平凡だが、上位を過去のフェブラリーS好走馬が独占したあたり、東京1600mの厳しい流れに慣れていない馬には、あまりにもつらいレースになってしまった。

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2018年02月19日

2月18日の東京11Rで行われた第35回フェブラリーステークス(4歳以上オープン、定量、GI、ダート1600メートル、16頭立て、1着賞金=1億円)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気のノンコノユメ(セン6歳、美浦・加藤征弘厩舎)が道中後方待機策のマイポジションに位置すると、直線に入って外から先に抜け出したゴールドドリーム目がけて強烈な末脚を発揮。競り合いながら内めから脚を伸ばしてきたインカンテーションを含む叩き合いとなったが、ノンコノユメが最後に先頭でゴールを駆け抜けた。交流GIジャパンダートダービー以来2年7カ月ぶりのGI勝利を飾った。タイムは1分36秒0(良)。

 2着に1番人気のゴールドドリーム、3着には6番人気のインカンテーションが入った。

 勝ったノンコノユメは、父トワイニング、母ノンコ、母の父アグネスタキオンという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は山田和正氏。通算成績は21戦8勝(うちGI2勝、GII1勝、GIII3勝)。

ノンコノユメは3歳時にジャパンダートダービーを制したが、古馬になってからは勝ち星に恵まれなかった。さらに去勢後は上位争いにすら食い込めず悔しいレースが続いていた。前走の根岸Sで久々の勝利を挙げ、これで連勝。完全復活を印象付け、「結果が出ない悔しい思いを晴らすような走りだった。騎手冥利に尽きます」と内田は満面の笑み。「また大きいところを狙ってほしいと思います」と今後についても大きな期待を寄せた。

selvas2 at 00:30コメント(0) 

2018年02月18日

2月18日の小倉11Rで行われた第52回小倉大賞典(4歳以上オープン、ハンデ、GIII、芝1800メートル、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、
川田将雅騎手騎乗のトリオンフ(セン4歳、栗東・須貝尚介厩舎)が直線入り口で先頭に立つと、
そのまま後続を寄せ付けず完勝。3連勝で重賞初勝利を挙げた。タイムは1分46秒1(良)。

 2着にクインズミラーグロ、3着にはスズカデヴィアスが入った。

selvas2 at 16:23コメント(0) 
舞台も展開も有利に作用しそう

 ゴールドアリュールは、自身が1番人気で2003年のフェブラリーSを制しただけでなく、産駒のエスポワールシチー(1番人気)も2010年に、コパノリッキー(16番人気と、1番人気で)が2014年と15年に、さらにゴールドドリーム(2番人気)が昨年のこのG1を勝っている。

 ゴールドアリュールも、エスポワールシチーも、2連覇したコパノリッキーも、決して東京のダート1600mをベストとしたわけではないが、総合能力で上回ったダートチャンピオンとしてこのG1を勝っている。種牡馬となったゴールドアリュールは、あふれるように存在するサンデーサイレンス直仔であると同時に、母ニキーヤはこれも現代の大半の馬に入っているノーザンダンサーの血を濃く「2×4」で持つため、配合牝馬に苦心するだろうとされたが、さまざまな血を持つ牝馬にうまく適合して大成功。初年度産駒が4歳になった2009年以降、全日本ダート限定種牡馬ランキング「2,2,2,2,2,1,2,1,1」位である。総合能力を伝えている。

 残念ながら、まだ18歳だった昨年の「2月18日」に心臓疾患で急死しているが、スマートファルコン(23勝)、エスポワールシチー(17勝)、コパノリッキー(16勝)などが後継種牡馬となり、ダートチャンピオン「ゴールドアリュール系」が成立しかけている。

 今年の有力馬ゴールドドリーム、サンライズノヴァには、ここでワンツーを決めるくらいの充実をみせて、先発の種牡馬に続いて欲しいものである。別にゴールドアリュールに肩入れするわけではなく、日本ではこれだけダート戦を行いながら、ダート戦向き種牡馬が高い評価を受けて成功したことは、きわめて珍しいからである。すでに全国で産駒の総勝利数が3000勝を挙げ、歴史の中でもベスト5位くらいに入りそうなサウスヴィグラスには、後継種牡馬がいないほどである。

 ゴールドドリームは、東京のダート1600m【3-1-0-0】こそが最適。速い時計にも、切れ味勝負にも対応できる。もまれる危険の少ない外の14番を引いたのも、先行してこその有力馬がいて、フルに追っての味が生きそうな流れも、非常に有利である。まだ5歳であり、フェブラリーSがG1になって過去21回、もっとも勝ち馬が多いのが5歳馬である。「5歳馬…10勝、4歳馬…8勝、6歳馬…3勝、7歳上…0勝」。昨年よりパワーアップしているので、2連覇も可能だろう。

 相手妙味は、マイル適性が高いと思えるロンドンタウン(父カネヒキリ)としたい。

selvas2 at 01:30コメント(0) 
2月17日の東京11Rで行われた第68回ダイヤモンドS(4歳以上オープン、ハンデ、GIII、芝3400メートル、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、
ルメール騎手騎乗で1番人気に支持された14、15年の覇者・フェイムゲーム(セン8歳、美浦・宗像義忠厩舎)が、道中は中団待機から2周目向正面でややポジションを上げると、最後の直線で外から力強く抜け出して勝利。
同一重賞3年ぶり3度目の優勝を果たした。タイムは3分31秒6(良)。

 1馬身3/4差の2着は中団待機から直線で中を割って伸びた5番人気のリッジマン、
らに1馬身1/4差の3着には早めに抜け出した6番人気のソールインパクトが粘り込んだ。

 フェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム、母の父アレミロードという血統。
通算成績は28戦7勝。重賞は13年京成杯(GIII)、14年ダイヤモンドS(GIII)、アルゼンチン共和国杯(GII)、15年ダイヤモンドS(GIII)、17年目黒記念(GII)に次いで6勝目。
ダイヤモンドSの勝利は宗像義忠調教師がフェイムゲームで制した3勝、
ルメール騎手は07年トウカイトリック以来となる2勝目。

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2月17日の京都11Rで行われた第53回京都牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬、GIII、芝・外1400メートル、別定、12頭立て、1着賞金=3600万円)は、
横山典弘騎手騎乗の1番人気ミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎)が中団追走から、直線は大外を伸びて重賞連勝。タイムは1分23秒0(良)。

 半馬身差の2着には後方追走から外めを追い込んだデアレガーロ(4番人気)、
さらにクビ差遅れた3着に馬場の真ん中を伸びたエスティタート(5番人気)。

 京都牝馬ステークスを勝ったミスパンテールは、
父ダイワメジャー、母エールドクラージュ、母の父シンボリクリスエスという血統。
北海道日高町・三城牧場の生産馬で、馬主は寺田千代乃氏。
通算成績は8戦4勝。
重賞は2017年ターコイズS・GIIIに次いで2勝目。
京都牝馬Sは昆貢調教師、横山典弘騎手ともに初優勝。

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2018年02月17日

第35回フェブラリーステークス
豪快に蹴散らせ、逞しき猛者が砂に魂を刻む。
出走馬16頭がいよいよ本馬場へと姿をあらわしてまいりました。

1番、昨年5着のこの舞台、G1勝利を引っ提げてニシケンモノノフ 横山典弘 
2番、帝王賞、川崎記念、さあ中央制圧だケイティブレイブ 福永祐一
3番、出走叶ったノボバカラ 前で受け止め波乱を呼び起こす 鞍上は石橋脩
4番、JRA G1制覇へあと一押し、今日は府中でアウォーディー 武豊
5番、磨きをかけた末脚で4つ目のはG1勝利へ サウンドトゥルー 今日の鞍上はフィリップ・ミナリク
6番、復活の呪文はインカンテーション JRA G1勝利へ三浦皇成
7番、大井の女王が中央挑戦ララベルと真島大輔 府中見参
8番、父ゴールドアリュール母の父アジュディケーティング 地力強化のメイショウスミトモ 田辺裕信
9番、直線勝負でビッグタイトルへ キングズガード 藤岡祐介
10番、初の1マイル、初の府中、初のワンターンコース、相棒とともに乗り越えろテイエムジンソク 古川吉洋
11番、昨年コリアカップ優勝 オリンピックイヤーにロンドンタウン 岩田康誠
12番、前哨戦鮮やかな差し切り 夢の続きへ ノンコノユメ 内田博幸
13番、久々のダート参戦 自在の脚質レッツゴードンキ鞍上は幸英明
14番、フェブラリーステークスとチャンピオンズカップ、2つのタイトルは渡さないゴールドドリーム ライアン・ムーア
15番、戦士の戦いは続きます いざ最強戦士へ ベストウォーリア クリストフ・ルメール
16番、日の出の勢い4歳の新星 サンライズノヴァ 戸崎圭太

ドーーーーッという大歓声渦巻く 府中東京競馬場!
各馬返し馬へと散っていきます!


今年最初のG1のファンファーレが高らかに鳴り響き、大歓声とともに府中の空に吸い込まれていきました。
第35回フェブラリーステークス
16頭によるマイル戦です。
枠入り順調、最後に大外16番のサンライズノヴァが誘導されます。係員が離れて・・
第35回フェブラリーステークス態勢完了! 

ゲートが開きました!出遅れなしの綺麗なスタート!
まずは芝コースからのスタートとなります府中ダート1600!
テイエムジンソク行きます!1馬身開いてベストウォーリア早め2番手! 
前はダートコースに入って、テイエムジンソクと古川吉洋!ベストウォーリアも行きますクリストフ・ルメール、また1馬身開いて6番のインカンテーションがじわっと出て行きます三浦皇成、2番ケイティブレイブ、11番ロンドンタウン、内からノボバカラ、7番ララベル真島大輔!8番メイショウスミトモが行っています、4番アウォーディーと武豊!13番レッツゴードンキ、内に潜り込んで9番キングズガード、
連覇を目指すゴールドドリームがココ!マークする形16番サンライズノヴァ!
残り1000mを通過、1番ニシケンモノノフ、5番サウンドトゥルー、12番ノンコノユメ!直線に賭けます!

半マイルは46秒47秒で通過、まずまずのペース、悲願のG1勝利へテイエムジンソクが行っています!1馬身半開いてベストウォーリア、インカンテーションさらにはケイティブレイブ、ロンドンタウン、ノボバカラ続きます、大井の女王ララベルさらにはメイショウスミトモ、アウォーディーとレッツゴードンキじわっと差を詰めます、内からキングズガード、 
ノンコノユメ、ゴールドドリームも徐々に差を詰めにかかる、サンライズノヴァ、サウンドトゥルー、ニシケンモノノフ、馬群がぎゅーーーーっと凝縮!

第4コーナーをカーブして直線!
テイエムジンソク!2馬身のリード!
満を持してベストウォーリア!インカンテーション脚を伸ばしてくる!
ロンドンタウン! 人気どころゴールドドリームサンライズノヴァ中団まで押し上げて来ている!
テイエムジンソク先頭!外からベストウォーリア!インカンテーション!
200を通過!テイエムジンソク外からベストウォーリア!インカンテーション!
大外からゴールドドリーム!凄い末脚だ!!さらにはサンライズノヴァサウンドトゥルーも脚を伸ばしてくる! 
あと100!内で頑張るテイエムジンソク!その外からインカンテーション!インカンテーション!
テイエムジンソク!インカンテーション!
テイエムジンソク!インカンテーション!
並んでゴールイン!さあどっちだ!
3着争いは大混戦!
1着2着写真、3着4着5着も写真です!
勝ち時計1分35秒4!






selvas2 at 18:23コメント(0) 
スピードの爆発力を生かせそうな舞台設定

 まだキャリアは浅く【4-0-0-3】にとどまるが、12月の中山の市川S1600m(1600万下)を強烈な末脚で勝ってきたデアレガーロ(父マンハッタンカフェ)の切れ味に注目したい。

 高速の芝で、勝ちタイムは1分32秒5「46秒4-46秒1」だった。2ハロン目から7ハロン連続して「11秒3-11秒6」の高速ラップが続き、スタート直後の1ハロン12秒5をカットすると、7ハロン「1分20秒0」の高速レース。レース上がりは「11秒5-11秒6-11秒6」=34秒7だった。

 これを後方に位置したデアレガーロは、4コーナー手前から一気にまくって出て、高速のレース上がりを1秒4も上回る「33秒3」で差し切っている。

 デアレガーロ自身の推定上がりは「11秒3-11秒0-11秒0」に限りなく近い。最後は11秒0を突破していたかもしれない。高速馬場とはいえ、急坂の中山で11秒そこそこのラップを3ハロンも連続させた加速力は、条件さえ合えば、たちまちオープンでも通用のスピード能力の爆発である。

 良馬場見込みの京都。外回りの1400mで直線は平坦。牝馬同士の12頭立てで乱ペースはない組み合わせ。54キロの別定ならフルに爆発力が生かせそうである。池添騎手はテン乗りになるが、今年はこの中間も美浦に来ていた。14日のデアレガーロの最終追い切りに乗っている。直線、はじけるように伸び、差す池添騎手向きのタイプである。

 母は輸入馬スーヴェニアギフト(その父スーヴェニアコピーは、ミスタープロスペクター直仔のスピード型)。この牝系ファミリーは日本でもよく知られ、デアレガーロから数えた3代母エクセレントギフト(これも輸入牝馬。父シアトルスルー)は、ドクターデヴィアス(英ダービー)、アーチウェイ(愛チャンピオンスプリンター)、シンコウキング(高松宮杯)、ローズオブスズカ(高松宮記念のスズカフェニックスの母)などの母になるローズオブジェリコ(父アレッジド)の半妹にあたる。

 欧州のスプリンターは多くがスタミナ兼備型なので、日本やアメリカ風にくくる考え方は意味がなく、英ダービー馬ドクターデヴィアスの父アホヌーラはスプリンター色が濃く、そのドクターデヴィアスは種牡馬となって長距離型を出す一方で、同時にスプリンター型の父でもあり、詰まるところ日本向きではなく、逆輸出された。

 ただ、デアレガーロの母方はパンチあるスピード系。スピード型を出すこともあるマンハッタンカフェと絶妙にマッチしたと考えたい。リボー系アレッジドの「4×3」を持つあたり、デアレガーロはかなり危ないタイプだが、うまくツボにはまると大物になる可能性十分である。だから、ここまで【4-0-0-3】でもあり、惜しい敗戦などない。

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2018年02月16日

 2018年、最初のG1はフェブラリーS。
 過去10年、前走指数や平均指数の上位馬の活躍が目につく。指数ランク外の馬で連対した4頭はすべて4歳馬で、4歳以外では指数上のランク馬でなければ勝利の条件にないし、連対も難しい。勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。牝馬は2000年以降、2着が1度あるだけだ。

 今年は、ノンコノユメ、サンライズノヴァ、ゴールドドリーム、インカンテーション、サウンドトゥルー、アウォーディー、ベストウォーリア、テイエムジンソクなどが指数の上位馬たちだ。

 昨年12月のG1チャンピオンズCに出走していた馬が多く、ここは再戦模様のレースだろう。

 チャンピオンズCはコパノリッキーが逃げて、2番手にテイエムジンソク、3番手にケイティブレイブがつけた。直線、先行馬たちが粘り込みを図るところ、中団後方から大外一気に脚を伸ばしたゴールドドリームが、鮮やかな差し切り勝ちを収めた。2着テイエムジンソクとはクビ差。コパノリッキーが3着。ケイティブレイブも4着に粘った。

 逃げ、先行馬たちが上位に残っていることからすると、スタミナのある先行馬たちにとっては、道中のペースは比較的楽だったのだろう。その流れにもかかわらず、4コーナー11番手から鋭く切れる差し脚を見せたゴールドドリームの瞬発力は特筆すべきものだ。

 ゴールドドリームは昨年のフェブラリーSの勝ち馬。後方から徐々に前に進出して、ゴール手前で先頭に立ち、後続馬の追撃をギリギリ抑え込んで初のG1のタイトルを手にした。

 フェブラリーS勝ちのあとは、ドバイワールドカップ、大井の帝王賞、盛岡のマイルチャンピオンシップと転戦したものの、芳しい結果は残せなかったが、強い馬たちとの経験が成長の力となったのだろう。前走、チャンピオンズCは会心のレースだった。ここまで、東京ダート1600メートルは(3100)と距離、コースとも相性が良い。完成度の高い5歳馬ゴールドドリームを中心に推したい。

 安定した先行力とスタミナがあるのがテイエムジンソク。チャンピオンズC2着のあと東海Sを逃げ切り勝ち。ここは楽に逃げられそうで、粘り込みも濃厚。有力馬が後方から差し脚に懸ける馬たちだけに、展開にも恵まれそう。この馬からの狙いも面白い。

 チャンピオンズCは自慢の追い込みの脚が不発で9着に負けたが、前走、根岸Sは思い通りの後方一気を決めて快勝したノンコノユメも上位をうかがえる1頭だ。元来、素軽いスピードが身上で、スピードが生きるダートになれば、一発があるかもしれない。

 サンライズノヴァは根岸Sでノンコノユメとゴールまで激しい叩き合いを演じ、わずかにハナ差の2着だった。ここはただ1頭の4歳馬で、指数の高さも勝利のレベルにあり、勝ち負けになる逸材だろう。

 ダイヤモンドSは芝3400メートル、長距離のハンデ戦。
 過去の指数の上位馬や、平均指数の上位馬などが好走している。
 今年は、プレストウィック、フェイムゲーム、ハッピーモーメント、リッジマン、レジェンドセラー、リッチーリッチー、グランアルマダなどが指数の上位馬だ。

 長距離の指数が高く、スタミナがありそうなのは、フェイムゲーム、プレストウィック、グランアルマダなどだが、中団から差し脚を伸ばすプレストウィックに注目したい。

 前走ステイヤーズSはフェイムゲームに2馬身差の3着だったが、ここはフェイムゲームとのハンデ差が3.5キロと大きく、逆転も可能だろう。


 小倉大賞典もハンデ戦。
 今年は、トリオンフ、スズカデヴィアス、ハッピーユニバンス、ヤマカツライデン、ストレンジクォーク、ケイティープライド、ダノンメジャー、ヒットザターゲット、マサハヤドリームなどの指数が高い。

 中心は目下連勝中の4歳馬トリオンフだろう。重賞初挑戦で、ハンデも54キロと恵まれている。先行して差し脚も鋭く、前走は準オープン戦ながら90を超す高レベルの指数で圧勝した。

 ただ、過去10年、1番人気馬は2着2回、3着2回と不振の傾向にあることは少しだけ頭に入れておきたい。


 京都牝馬Sは過去10年で7勝をあげている4歳馬が強い。5歳馬は2勝、6歳馬が1勝。指数上ランク外で勝った馬はすべて4歳馬だった。

 今年の指数上位は、デアレガーロ、オーヴィレール、ワンスインナムーン、ミスエルテ、ソルヴェイグ、エスティタート、ヴィゼットジョリーなど。

 実績からは、スプリンターズSで3着のワンスインナムーンが上位だが、1400メートルの距離が合うかどうか。

 期待は4歳馬のデアレガーロだ。前走は、牡馬相手の準オープンのマイル戦だったが、後方から追い込みが決まって完勝。上がりの脚の鋭さは、このメンバーに入っても最上位だ。



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2月18日(日曜)

第35回フェブラリーステークス(G機謀豕競馬場・ダート1,600m

豪快に蹴散らせ、逞しき猛者が砂に魂を刻む。

18日に東京競馬場で行われる、第35回フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m・1着賞金1億円)の枠順が16日確定しました。

本レースの連覇を狙うゴールドドリーム(牡5、栗東・平田修厩舎)は7枠14番からのスタートとなりました。
また、前哨戦の東海Sを完勝したテイエムジンソク(牡6、栗東・木原一良厩舎)は5枠10番、
根岸Sを制したノンコノユメ(セ6、美浦・加藤征弘厩舎)は6枠12番に入りました。

根岸Sで2着のサンライズノヴァ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は8枠16番、
川崎記念を完勝したケイティブレイブ(牡5、栗東・目野哲也厩舎)は1枠2番、
同条件の武蔵野Sを制しているインカンテーション(牡8、栗東・羽月友彦厩舎)は3枠6番となっております。
発走は15時40分。枠順は以下の通りです。

 ( )内は性齢、騎手・調教師

1-1 ニシケンモノノフ(牡7、横山典弘・庄野靖志)
1-2 ケイティブレイブ(牡5、福永祐一・目野哲也)
2-3 ノボバカラ(牡6、石橋脩・天間昭一)
2-4 アウォーディー(牡8、武豊・松永幹夫)
3-5 サウンドトゥルー(セ8、F.ミナリク・高木登)
3-6 インカンテーション(牡8、三浦皇成・羽月友彦)
4-7 ララベル(牝6、真島大輔・荒山勝徳)
4-8 メイショウスミトモ(牡7、田辺裕信・南井克巳)
5-9 キングズガード(牡7、藤岡佑介・寺島良)
5-10 テイエムジンソク(牡6、古川吉洋・木原一良)
6-11 ロンドンタウン(牡5、岩田康誠・牧田和弥)
6-12 ノンコノユメ(セ6、内田博幸・加藤征弘)
7-13 レッツゴードンキ(牝6、幸英明・梅田智之)
7-14 ゴールドドリーム(牡5、R.ムーア・平田修)
8-15 ベストウォーリア(牡8、C.ルメール・石坂正)
8-16 サンライズノヴァ(牡4、戸崎圭太・音無秀孝)

※出馬表は主催者発表のものと照合してください。

selvas2 at 09:47コメント(0) 
スズカデヴィアス
牡7歳
調教師:橋田満(栗東)
父:キングカメハメハ
母:スズカローラン
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
これまでG兇2着1回、3着1回、G靴2着1回と重賞制覇まであと一歩の成績を残している。7歳となっても全く衰えは見せず、その実力は健在。小倉・芝コースは2014年2月の未勝利(2000メートル、1着)以来となるが、小回りコースで何度も好走しており、問題ないだろう。

ストレンジクォーク
牡6歳
調教師:小島太(美浦)
父:メイショウサムソン
母:フェルミオン
母の父:アグネスタキオン
ここに注目!
牝系をたどれば、タイキフォーチュン(NHKマイルC)やセイウンコウセイ(高松宮記念)などのG鞠呂量召あり、スピードと底力を兼ね備えた血統の持ち主。前走の中山金杯では3着と本格化を果たした印象で、重賞タイトル獲得も可能なポテンシャルを秘めている。

トリオンフ
せん4歳
調教師:須貝尚介(栗東)
父:タートルボウル
母:メジロトンキニーズ
母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!
安定した先行力は、小回りコースかつ、開幕2週目の馬場なら大きな武器となるはず。2歳時の札幌2歳S(11着)以来の重賞挑戦となるが、現在の充実ぶりならまた違った結果を見せてくれるだろう。

ダッシングブレイズ
牡6歳
調教師:吉村圭司(栗東)
父:Kitten’s Joy
母:Blazing Bliss
母の父:Honour and Glory
ここに注目!
一番の鍵は約8か月ぶりの実戦となる点だが、もともと休養が多く、過去にも半年以上の休み明けでオープン特別を制するなど、結果を残している点は心強い。実績的にはメンバー中でも上位と言えるだけに、万全の状態なら優勝争いを繰り広げるだろう。

ダノンメジャー
牡6歳
調教師:橋口慎介(栗東)
父:ダイワメジャー
母:ヴィヤダーナ
母の父:Azamour
ここに注目!
今回の舞台である小倉・芝1800メートルでは、3戦2勝の相性の良さを誇る。昨年の小倉大賞典は好位先行から11着に敗れたが、前半1000メートル通過タイムが57秒6と超がつくハイペースであったことは確か。マイペースでリズムを刻めれば、昨年の雪辱を果たしてもおかしくはない。

ヤマカツライデン
牡6歳
調教師:池添兼雄(栗東)
父:シンボリクリスエス
母:ヤマカツオーキッド
母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!
一昨年の春に芝へ再転向してからは、12戦全てで逃げの手を打ってきた。自身の形を持っている点は大きな武器で、過去5年で4コーナー先頭の馬が3勝を挙げるレースなだけに、条件は絶好。先行力を生かして粘り込みを図る。

ヒットザターゲット
牡10歳
調教師:加藤敬二(栗東)
父:キングカメハメハ
母:ラティール
母の父:タマモクロス
ここに注目!
重賞4勝を誇る10歳馬も、2013年に勝利したこの小倉大賞典がラストランとなる予定。2015年の目黒記念以来、白星から遠ざかるが、重賞制覇は全て5番人気以下とこれまで何度もファンをアッと驚かせてきた。最後の大仕事が重賞制覇となる可能性もありそうだ。

ウインガナドル
牡4歳
調教師:上原博之(美浦)
父:ステイゴールド
母:タイムフェアレディ
母の父:メジロマックイーン
ここに注目!
昨年の勢いをそのままに今年も快進撃を見せる現4歳世代。先週も京都記念をクリンチャーが制するなど、古馬重賞戦線をにぎわせている。本馬も、前々走の新潟記念で勝ち馬から0秒1差の4着に入るなど力は示しており、ここから頭角を現したいところだ。


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2018年02月15日

ミスパンテール
牝4歳
調教師:昆貢(栗東)
父: ダイワメジャー
母: エールドクラージュ
母の父: シンボリクリスエス
ここに注目!
課題は初挑戦になる芝1400メートルの克服だが、今年の京都開催の芝コースは例年よりも時計を要し、パワーも必要になっている。500キログラムと牝馬でも大柄な本馬に向いた馬場と言え、初の距離にも対応できそうだ。

ワンスインナムーン
牝5歳
調教師:斎藤誠(美浦)
父: アドマイヤムーン
母: ツーデイズノーチス
母の父: ヘクタープロテクター
ここに注目!
今開催に行われたスプリント重賞のシルクロードSでは、アドマイヤムーン産駒が1・2・3着を独占。力の必要な馬場を得意とする種牡馬で、ワンスインナムーンもこの産駒だ。今回は、香港遠征で減らしていた馬体を戻してくることができるかが、焦点となるだろう。

ソルヴェイグ
牝5歳
調教師:鮫島一歩(栗東)
父: ダイワメジャー
母: アスドゥクール
母の父: ジャングルポケット
ここに注目!
前走の京阪杯(9着)は、2番手から上手に競馬をしながら直線で失速。前々走のオープン特別・オパールS(京都・芝1200メートル、1着)より2秒近く遅い走破時計から推測するに、開催最終週の力を要する馬場がこたえたと考えられる。当日の馬場コンディションが鍵になりそうだ。

デアレガーロ
牝4歳
調教師:大竹正博(美浦)
父: マンハッタンカフェ
母: スーヴェニアギフト
母の父:Souvenir Copy
ここに注目!
今回が初の関西遠征。牝馬でも十分な馬格のある馬で、輸送による馬体重の減少を心配する必要はないかもしれないが、レース直前の移動でテンションが上がってしまう可能性は否定できない。当日のパドックで落ち着いているかどうかの確認はしておきたい。

エンジェルフェイス
牝5歳
調教師:藤原英昭(栗東)
父: キングカメハメハ
母: ワンフォーローズ
母の父:Tejano Run
ここに注目!
全姉のレディアルバローザは古馬になって重賞を2勝。この馬自身は3歳春のフラワーCを勝っているが、血統的には晩成タイプだろう。1年ぶりの前走は12キログラムの馬体増。しかし、そこまで太い印象はなかった。成長分もあったと考えていいはずだ。

ミスエルテ
牝4歳
調教師:池江泰寿(栗東)
父: Frankel
母: ミスエーニョ
母の父: Pulpit
ここに注目!
激しい気性がネックになって、なかなか結果を出せずにいる。パドックで燃え過ぎてしまうことは少なくなっているが、今回も警戒はしておきたい。昨秋、馬体重の増加があったが、それまでが細かっただけで、前走くらいの数字なら問題はないだろう。

ヴゼットジョリー
牝4歳
調教師:中内田充正(栗東)
父: ローエングリン
母: フレンチビキニ
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
3着以内というわかりやすい結果こそ出していないが、休み明け2走目よりも休み明けのほうがレースの内容はいいくらいで、4か月ぶりになる今回も調教の動きは素軽い。〔0・0・0・3〕という休養明けの成績を気にする必要はないだろう。

サザナミ
牝6歳
調教師:堀宣行(美浦)
父: ディープインパクト
母: クーデンビーチ
母の父: Peintre Celebre
ここに注目!
休み明けでも軽い調整になることが多い馬だが、今回は美浦の坂路でしっかりと基礎を作り、2月7日に南Wコースで行われた1週前追い切りでは6ハロンからの時計をマーク。意欲が感じられる調整過程になっている。長距離輸送を克服することができれば、面白い存在だ。


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フェイムゲーム
せん8歳
調教師:宗像義忠(美浦)
父:ハーツクライ
母:ホールオブフェーム
母の父:アレミロード
ここに注目!
2014年と2015年の本レースを連覇するなど、現役馬の中でも屈指の長距離適性を誇る。前走のステイヤーズSは2着だったが、勝ったアルバートが強すぎた印象。条件のそろった今回は、自身6度目の重賞制覇が可能だろう。

プレストウィック
牡7歳
調教師:武藤善則(美浦)
父:ダイワメジャー
母:フーラクサ
母の父:Linamix
ここに注目!
前走のステイヤーズSでは強豪2頭(アルバート=1着、フェイムゲーム=2着)に次ぐ3着に健闘。長距離レースなら重賞制覇も視野に入っている。この中間も調教で好調をアピールしているだけに、待望のタイトル奪取の期待が高まる。

ソールインパクト
牡6歳
調教師:戸田博文(美浦)
父:ディープインパクト
母:クリームオンリー
母の父:Exchange Rate
ここに注目!
前走の日経新春杯は案外の結果(11着)だったが、前々走のアルゼンチン共和国杯ではスワーヴリチャードの2着に好走。その際には、セダブリランテス(3着)やアルバート(4着)といった強敵に先着を果たしている。相性のいい東京コースなら、巻き返しが可能だろう。

ホウオウドリーム
牡4歳
調教師:矢作芳人(栗東)
父:ルーラーシップ
母:メジロドーベル
母の父:メジロライアン
ここに注目!
東京・芝コースでは4戦3勝と、高いコース適性を示している。前走の1600万下・早春S(東京・芝2400メートル)は、休養明けで馬体が絞り切れず4着に敗れたが、ゴール前では上々の伸び脚を見せていた。ここは格上挑戦でも注意が必要だ。

リッジマン
牡5歳
調教師:庄野靖志(栗東)
父:スウェプトオーヴァーボード
母:アドマイヤモンロー
母の父:Caerleon
ここに注目!
1600万下クラスの身で臨んだ前走のオープン特別・万葉S(京都・芝3000メートル)で2着に好走。今回も格上挑戦になるが、スタミナは十分の馬だ。うまく流れに乗って末脚を発揮できれば、上位争いに加わっても不思議はない。

レジェンドセラー
牡4歳
調教師:木村哲也(美浦)
父:ルーラーシップ
母:トップセラー
母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!
昨年の秋に1000万下(京都・芝2400メートル)、1600万下・オリオンS(阪神・芝2400メートル)を連勝し、本格化を遂げた。前走のアメリカジョッキークラブCは7着だったが、道中の追走に余裕がなく、距離不足だった印象。芝3400メートルの今回は前進が見込めるはずだ。

グランアルマダ
牡6歳
調教師:西園正都(栗東)
父:ダイワメジャー
母:レディスキッパー
母の父:クロフネ
ここに注目!
前々走のステイヤーズS6着、前走のオープン特別・万葉S(京都・芝3000メートル)5着と、逃げる形が身についてからはオープンクラスでも見せ場を作っている。今回は末脚勝負のタイプが多いメンバー構成だけに、単騎逃げならチャンスも広がりそうだ。

ハッピーモーメント
牡8歳
調教師:角居勝彦(栗東)
父:ディープインパクト
母:アドマイヤハッピー
母の父:トニービン
ここに注目!
近走はひと息のレース内容が続いているが、昨年の目黒記念では3着に好走。地力は十分で、左回りの長距離がベストのタイプだ。放牧休養の効果でリフレッシュが見込める今回は、本領発揮のシーンが期待できそうだ。


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2018年02月14日

ゴールドドリーム
牡5歳
調教師:平田修(栗東)
父:ゴールドアリュール
母:モンヴェール
母の父:フレンチデピュティ
ここに注目!
昨年はフェブラリーSとチャンピオンズCを制し、2017年度のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。チャンピオンズC後は前年同様のローテーションを採り、フェブラリーSに照準を合わせて順調な乗り込みを消化。ダート王者として、恥ずかしい競馬はできない。

テイエムジンソク
牡6歳
調教師:木原一良(栗東)
父:クロフネ
母:マイディスカバリー
母の父:フォーティナイナー
ここに注目!
昨年のこの時期は1600万円以下クラスにとどまっていたが、その後にメキメキと頭角を現し、同年のみやこSで重賞初制覇を果たすと、続くチャンピオンズCでは2着に好走。ダート界のトップクラスと言える実力馬に成長した。

ノンコノユメ
せん6歳
調教師:加藤征弘(美浦)
父:トワイニング
母:ノンコ
母の父:アグネスタキオン
ここに注目!
2016年の帝王賞(Jpn機大井・ダート2000メートル、2着)後に去勢手術が施され、復帰後の成績はやや低迷していたが、前走の根岸Sで、2015年武蔵野S以来の勝利を収め、復活ののろしを上げている。雌伏の時を経て、JRAのG欺蘋覇を狙う。

ケイティブレイブ
牡5歳
調教師:目野哲也(栗東)
父:アドマイヤマックス
母:ケイティローレル
母の父:サクラローレル
ここに注目!
これまでケガらしいケガがなく、“無事是名馬”を地で行く本馬は、キャリアを重ねるごとに地力をつけ、前走の川崎記念(Jpn機∪邵蝓Ε澄璽2100メートル)でJpn2勝目をマーク。今月末で定年を迎える目野調教師にとっては今回が最後のG気箸覆襪世韻法⌒嫂箸了転紊欧把む。

アウォーディー
牡8歳
調教師:松永幹夫(栗東)
父:Jungle Pocket
母:Heavenly Romance
母の父:Sunday Silence
ここに注目!
5歳時の2015年秋にダートへ転じると、2度の休養を挟みながら破竹の6連勝で2016年のJBCクラシック(Jpn機∪邵蝓Ε澄璽2100メートル)を制してビッグタイトルを獲得。8歳でも馬体は若々しく、初のマイルがプラスに働けば、もうひと花咲かせても不思議はない。

サンライズノヴァ
牡4歳
調教師:音無秀孝(栗東)
父:ゴールドアリュール
母:ブライトサファイヤ
母の父:サンダーガルチ
ここに注目!
昨年のユニコーンSが4馬身差の圧勝で、現4歳世代のダート界トップクラスの実力馬。3走前の武蔵野Sこそ12着と大敗したが、東京のダート1400から1600メートルはベストの条件と言える。今回は豪華メンバーが顔をそろえたが、世代交代となるか注目の一戦だ。

サウンドトゥルー
せん8歳
調教師:高木登(美浦)
父:フレンチデピュティ
母:キョウエイトルース
母の父:フジキセキ
ここに注目!
一昨年のチャンピオンズCでは、4コーナー13番手から豪快な追い込み勝ちを決めて、2016年度のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。発走地点が芝の東京・ダート1600メートルで行き脚がつくかは鍵だが、差し脚が生きる展開になれば上位進出も可能だろう。

ニシケンモノノフ
牡7歳
調教師:庄野靖志(栗東)
父:メイショウボーラー
母:グリーンヒルコマチ
母の父:アフリート
ここに注目!
昨年のJBCスプリント(Jpn機大井・ダート1200メートル)では、コパノリッキー(2着)を退けて、初のビッグタイトルを獲得。ベストの距離は1400メートル以下だろうが、昨年の本レースでは見せ場十分の5着に健闘しており、1600メートルまでは守備範囲と言える。


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2018年02月13日

2月12日の東京11Rで行われた第53回クイーンC(3歳オープン、牝、別定、GIII、芝1600メートル、16頭立て、1着賞金=3500万円)は、田辺裕信騎手騎乗の3番人気テトラドラクマ(美浦・小西一男厩舎)が好スタートを決めてハナを奪いマイペースで運ぶと、直線に入っても後続にセーフティリードを保って悠々と逃げ切った。
タイムは1分33秒7(良)。

2着は追い込んだ5番人気のフィニフティ、
3着には7番人気のアルーシャが入った。

勝ったテトラドラクマは、父ルーラーシップ、母リビングプルーフ、母の父ファルブラヴという血統。
北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田勝己。通算成績は5戦2勝(うちGIII1勝)。

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2月11日の東京11Rで行われた第52回共同通信杯(3歳オープン、別定、GIII、芝1800メートル、12頭立て、1着賞金=3800万円)は、北村宏司騎手騎乗で6番人気のオウケンムーン(牡、美浦・ 国枝栄 厩舎)が中団待機から直線で鋭く抜け出して勝利。2戦目の未勝利勝ちから一気の3連勝で重賞初Vを果たした。タイムは1分47秒4(良)。

 2着は後方から脚を伸ばした3番人気のサトノソルタス、3着には2番手から抜け出して粘り込んだ10番人気のエイムアンドエンドが入線。武豊騎手騎乗で1番人気に支持されていたグレイルは、中団待機から直線で外に持ち出されるも伸び切れず7着に敗れた。

 オウケンムーンは、父オウケンブルースリ、母ムーンフェイズ、母の父エリシオという血統。通算成績は4戦3勝。共同通信杯は国枝栄調教師が初勝利、北村宏騎手は04年マイネルデュプレ以来となる2勝目。

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2018年02月12日

桜花賞で勝ち負けできるような新星が出現するだろうか

 昨年、このレースに出走していた関西馬レーヌミノル(4着)が、のちに「桜花賞」を制した。真冬のクイーンCの出走馬が桜花賞を勝ったのは、実に1986年のメジロラモーヌ(奇しくもクイーンCは同じ4着)以来、31年ぶりのことだった。

 クイーンCの出走馬がなかなか桜花賞を勝てないのは、関西馬強しの勢力図によるところが大きいので、この時期の出走とは関係しないと思われそうだが、レーヌミノルは3番人気で完敗の4着。メジロラモーヌは人気の中心で、よもやの4着だった。

 メジロラモーヌのころはまだ関東馬強しだったが、厳寒期のこの時期に完調でスパークしているようでは、「春4月の桜花賞で絶好調」にもっていくことは難しいと、言われたものである。時代は移り、桜花賞の地元の関西馬が強くなって、さらには出走ローテーションの変化もあり、調教技術も進歩した。クイーンCと桜花賞の結びつきの少なさがささやかれることはなかったが、レーヌミノルの勝利によって改めて浮き彫りになったことがある。

 それは、「クイーンCの勝ち馬が、やがて桜花賞を勝った」のは、なんと40年以上も前の、もう古典の世界になるテイタニヤや、タマミが最後になることである。

 今年、阪神JFを勝ったラッキーライラックや、男馬相手にシンザン記念を制したアーモンドアイは相当に強い。当然、トップは現在は英気を養っている。クイーンC組から、桜花賞で勝ち負けできるような新星が出現するだろうか。

 前回の敗戦で人気の下がったテトラドラクマ(父ルーラーシップ)の巻き返しに注目したい。前回は中山1600mの大外16番枠を引きながらも、格上がりの初重賞で1番人気。石橋騎手にもプレッシャーが生じただろう。うまくスタートして好位の外につけたように見えたが、他馬に寄られてテトラドラクマはかかってしまった。鞍上のプレッシャーを感じ取ったのかもしれない。不利と、ロスが重なっての0秒5差は力負けではない。

 今度は、2歳牝馬としては破格の1分33秒9(上がり34秒6)で圧勝した東京コースのマイル戦。

 ファミリーはすぐ近くに名牝シーキングザパール(産駒に、種牡馬となって日→米→チリと移り、インドの大活躍馬の父となったというシーキングザダイヤ)のいるタフな一族出身。この牝馬も思われているよりタフかもしれない。ここまで4戦、移動や輸送があったにもかかわらず、ずっと同じ「468」キロである。

selvas2 at 09:23コメント(0) 
2月11日の京都11Rで行われた第111回京都記念(4歳以上オープン、GII、芝・外2200メートル、別定、10頭立て、1着賞金=6200万円)は、昨年の菊花賞2着馬で4番人気のクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)が藤岡佑介騎手に導かれてGI馬を撃破し、重賞初制覇を達成した。タイムは2分16秒3(重)。2、3着は同世代の皐月賞馬アルアイン(3番人気)とダービー馬レイデオロ(1番人気)だった。

 レースはクロコスミアが引っ張り、プリメラアスール、ミッキーロケットが続く展開となった。直線で横一戦の激戦となる中、6番手から最内を突いた昨年のエリザベス女王杯勝ち馬モズカッチャン(2番人気)が先頭へ。しかし、4番手を追走していたクリンチャーが馬場の真ん中からグングンと伸びて、鮮やかな差し切り勝ちを収めた。5番手から伸びてきたアルアインが1馬身差の2着で、6番手から4コーナーで外の3番手につけていたレイデオロがさらにクビ差の3着。モズカッチャンは4着、昨年の秋華賞馬ディアドラは6着だった。

 クリンチャーは、父ディープスカイ、母ザフェイツ、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道新冠町・平山牧場の生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は8戦3勝。重賞初勝利。京都記念は宮本博調教師、藤岡佑介騎手ともに初勝利。

 ◆藤岡佑介騎手「思ったよりスタートが決まりました。レイデオロが外めにつけているのが分かったので、きょうインで我慢しました。馬に差し切ろうという意欲が見えていましたね。今後の自信となる勝利で、あとはGIタイトルだけ。なんとかこの馬で、と思っています」

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2018年02月11日

トキノミノルの記念レースらしい勝ち馬の誕生に期待

 今年で52回目を数えるが、「トキノミノル記念」は第3回からの名称なので、今年が節目の「50年目」に相当する。10戦10勝のパーフェクトな成績(デビュー戦の名前はパーフェクト)だったトキノミノルの記念レースらしい勝ち馬の誕生に期待したい。

 まだ、2月初旬。最初の皐月賞まで2カ月あるが、近年は「共同通信杯→皐月賞」の日程で快走する馬が珍しくない。もちろん、5月末の日本ダービーを視野に入れてのローテーションである。かつてはまずなかった日程の組み方だが、「2012年ゴールドシップ、14年イスラボニータ、16年ディーマジェスティ」。なんと最近6年間で3頭が「共同通信杯1着→皐月賞1着」を成功させている。

 2008年、09年、13年、15年は「共同通信杯1着→皐月賞直行」の該当馬はないが、10年ハンソデバンドの本番皐月賞18着、11年ナカヤマナイトの本番5着を加えると、過去10年、共同通信杯を勝って皐月賞に直行した馬の成績は【3-0-0-3】となる。

 ふつう、わずか10回の結果をデータとはいわないが、過去10年というトリックのような表現が許されるなら、ここを勝った馬が「皐月賞に直行」のローテーションを組むとき、軽視しない方がいい。

 11月の「京都2歳S」を迫力の差し脚で勝ったグレイル(父ハーツクライ)のスケールに注目。このとき2着のタイムフライヤー(父ハーツクライ)はすでに3戦【2-1-0-0】の成績だったので断然人気であり、直線「11秒3-11秒7」に向いて抜け出したときは、確勝態勢と思えた。

 ところが、直後でマークしていた新馬勝ち1戦だけのグレイルがねじ伏せるように差したのである。切れとか、一瞬の鋭さとかではなく、迫力とスケールの違いと映った。

 敗れたタイムフライヤーの松田国英調教師は素質上位を信じていただけに、悲嘆の「大きなショックを受けた」ことが伝えられた。でも、タイムフライヤーに対する大きな期待が過信だったわけではないことは、12月のGI「ホープフルS」で実証された。

 タイムフライヤーは少しレース運びを変えて追い込み策をとり、素晴らしい追い込みでGI馬となっている。そのタイムフライヤーに勝ったグレイルが、決して展開や馬場ではなく、印象通りのスケールの違いで勝ったと判断するなら、ここは断然の人気だけに買い方は難しいが、信頼していいだろう。新馬勝ちの東京に戻って見直したいブラゾンダムール(父ディープインパクト)と、力感あふれる素晴らしい動きに変わったアメリカンワールド(父キトゥンズジョイ)が相手本線。穴馬は、大敗後だがトランポリンの上を走っているような軽快なバネを見せたコスモイグナーツ(父エイシンフラッシュ)。

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2018年02月10日

毎日杯ではアルアインの上がりを1秒0も上回った実績

 R.ムーア騎乗もあって人気の中心だが、4歳サトノアーサー(父ディープインパクト)のオープン初勝利濃厚と思える。

 3歳の昨年は、衆目一致の素質馬だから当然のようにクラシックに挑戦したが、日本ダービーは10着。2400mの神戸新聞杯を3着して挑戦した菊花賞は11着。高い総合力を秘めるからそう差はなかったが、好走は難しかった。弱いからではない。陣営も不安視していた通りやっぱり長距離は合わなかったのである。別に失敗ではない。試行もせずに距離を決めるほど、馬にとってかわいそうなことはない。ダンチヒ系の驚異の広がりも、フォーティナイナー→エンドスウィープの大きな発展も、固定観念にとらわれない挑戦からの大成功だった。

 クラシックに挑戦して改めて方針が決まったのは、同オーナー、同厩舎のサトノアラジン(菊花賞6着→のちに安田記念制覇)に似たところもあるが、挑戦の試行があっての古馬になっての方向決定である。

 サトノアーサーは、2000m以下は【2-3-0-0】となり、2000mを超える距離は【0-0-1-2】。初の1600mを1分33秒4(上がり33秒7)で快走して、今回はマイルにつづけて出走することになった。父ディープインパクトは万能に近いが、母キングスローズは、マイル戦を中心に1000m〜2000mで好走し、NZ,豪で計8勝してNZの3歳牝馬チャンピオンに輝いている。その父リダウツチョイス(父デインヒル)は、GI4勝を含め豪での全5勝が1600m以下だった。祖母の父はヌレイエフ。

 3歳春の毎日杯1800mをアルアイン(そのあと皐月賞制覇)と0秒1差2着だったが、上がり33秒3は、アルアインの上がり34秒3を1秒も上回っていたのが特注点。牝系ファミリーの特徴は、パワー兼備のスピード系なので、これからはその真価をディープインパクト産駒としてフルに発揮して成長したい。

 人気なので、ムーンクエイク、グァンチャーレを相手本線に絞って、3連単にする。

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2018年02月09日

 東京は、共同通信杯、牝馬のクイーンCが今週のメインレース。春のクラシックを目指す3歳馬たちの前哨戦だ。

 共同通信杯は過去10年、すべての年で連対している前走指数の上位馬が連軸の中心になっている。指数上でランク外の馬が勝ったのは1頭だけで、2、3着馬もほぼ指数のランク馬が占めており、指数上位馬たちが断然に強い傾向にある。

 今年の指数上位馬は、ステイフーリッシュ、グレイル、ゴーフォザサミット、エイムアンドエンド、カフジバンガード、リュウノユキナなどだ。

 中央競馬で2勝をあげているのは、グレイル、ゴーフォザサミット、カフジバンガード、オウケンムーン、コスモイグナーツの5頭。(公営での勝利を含めるとリュウノユキナは3勝)

 全体として差し脚のしっかりとした馬が多く、ペースも多少スローペース気味の流れになりそう。ここは直線での差し脚比べのレースだろう。

 差し脚で上位にあるのは、グレイル、ゴーフォザサミット、サトノソルタス、ジャックローズ、ステイフーリッシュなどだが、とりわけ安定した差し脚の鋭さではグレイルが少し抜けた存在だろう。

 グレイルはただ1頭の2戦2勝馬だ。不良馬場の新馬戦、良馬場のG3京都2歳Sともに、中団より前でレースを進め、直線、きっちりと差し切る安定したレースぶり。2戦とも上がりは最速だった。

 京都2歳Sで2着だったタイムフライヤーは続くG1ホープフルSを好指数で勝っており、京都2歳Sのレベルは高かったといえるだろう。ここは2カ月半ぶりのレースになるが、ゆったりとしたローテーションで、その分成長余力も大きいはず。勝利に最も近い1頭だ。

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが連軸の中心。
 今年は、マウレア、レッドベルローズ、ソシアルクラブ、ハトホル、テトラドラクマ、ライレローズ、マルターズルーメン、アルーシャなどが指数の上位馬たちだ。

  2勝馬は、前走指数最上位のマウレア1頭だけ。前走はG1阪神JFで3着だったが、直線、馬群に飲まれて少しスムーズさを欠いたものの、視界が開けてからの伸びは見どころ十分だった。スローペースの東京マイル戦で2勝しており、スローペースの差し脚でも上位だ。


 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。
 今年は、レイデオロ、ミッキーロケット、プリメラアスール、ケントオー、アルアイン、クリンチャーなどが指数の上位馬だ。

 中心は昨年のダービー馬で、ジャパンCでも2着に好走したレイデオロだ。ジャパンCでは中団から馬群を割って、逃げたキタサンブラックをとらえ、勝ったシュヴァルグランに1馬身と迫る2着だった。上がりタイムは最速で、勝ったシュヴァルグランとのコンマ2秒差は道中の位置取りの差、コースの内外の差だったのではないか。



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2018年02月08日

マウレア
牝3歳
調教師:手塚貴久(美浦)
父:ディープインパクト
母:バイザキャット
母の父:Storm Cat
ここに注目!
新馬→500万下・赤松賞(東京・芝1600メートル)を連勝し、前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは3着に好走と、豊かな将来性をアピールしている。全姉アユサンは2013年の桜花賞馬で、血統面からも注目度の高い一頭。ここは重賞初制覇の期待が高まる。

ツヅミモン
牝3歳
調教師:藤岡健一(栗東)
父:ストロングリターン
母:カタマチボタン
母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!
前走のシンザン記念で2着に好走。この時は勝ったアーモンドアイの末脚が目立ったが、本馬のセンスの高さも目を引いた。540キログラムいう大きな馬体だが、手先が軽くスピードも非凡。あらためて重賞制覇を狙う。

オハナ
牝3歳
調教師:堀宣行(美浦)
父:ディープインパクト
母:ハウオリ
母の父:キングカメハメハ
ここに注目!
昨秋にメイクデビュー東京(芝1600メートル)を快勝すると、約3か月の休養明けで迎えた前走の500万下・菜の花賞(中山・芝1600メートル)でも鮮やかな差し切り勝ちを演じた。祖母に名牝ノースフライトがいる良血馬が、3連勝で重賞タイトル奪取に挑む。

テトラドラクマ
牝3歳
調教師:小西一男(美浦)
父:ルーラーシップ
母:リビングプルーフ
母の父:ファルブラヴ
ここに注目!
昨秋の未勝利では、東京・芝1600メートルを1分33秒9の好時計で優勝。その際には2着馬に5馬身差をつけていた。1番人気の支持を集めた前走のフェアリーSは、2コーナーで他の馬に寄られるシーンがあっての6着で参考外と言え、ここは再度注目が必要だ。

ソシアルクラブ
牝3歳
調教師:池添学(栗東)
父:キングカメハメハ
母:ブエナビスタ
母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!
父がキングカメハメハ、母がブエナビスタという良血馬。前走の阪神ジュベナイルフィリーズはキャリアの浅さが出た印象で8着に敗れたが、昨年秋のメイクデビュー京都(芝1600メートル、1着)では圧巻の末脚を披露しており、今回あらためて期待したい。

ハーレムライン
牝3歳
調教師:田中清隆(美浦)
父:マンハッタンカフェ
母:マクリス
母の父:グルームダンサー
ここに注目!
初勝利までに少し時間を要したが、実戦を使われながら着実に地力をアップ。前走の未勝利(中山・芝1600メートル)では、1分33秒9の好時計で勝ち上がった。この距離なら重賞でも通用するだけの能力がありそうだ。

レッドベルローズ
牝3歳
調教師:鹿戸雄一(美浦)
父:ディープインパクト
母:レッドファンタジア
母の父:Unbridled's Song
ここに注目!
キャリア1戦1勝で臨んだ前走のフェアリーSでは、最後の直線で大外を強襲して勝ち馬から0秒2差の3着でゴールイン。まだ荒削りな面は残るが、末脚は一級品だ。直線の長い東京・芝コースなら、再び好勝負が可能だろう。

フィニフティ
牝3歳
調教師:藤原英昭(栗東)
父:ディープインパクト
母:ココシュニック
母の父:クロフネ
ここに注目!
全兄にステファノスがいる厩舎ゆかりの良血馬。1番人気で登場した昨年11月のメイクデビュー京都(芝1600メートル)を快勝し、素質の高さをアピールしている。レースセンスの高さに加えて、卓越した瞬発力の持ち主だけに、重賞でも要注目だ。


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グレイル
牡3歳
調教師:野中賢二(栗東)
父:ハーツクライ
母: プラチナチャリス
母の父:Rock of Gibraltar
ここに注目!
今回の出走メンバーでは唯一の重賞勝ち馬で、その京都2歳Sを含めて2戦2勝と能力の底を全く見せていない。3歳シーズンの初戦に選択してきたこの共同通信杯で無傷の3連勝を飾ることができれば、クラシックの主役候補に浮上する。

ステイフーリッシュ
牡3歳
調教師:矢作芳人(栗東)
父: ステイゴールド
母: カウアイレーン
母の父: キングカメハメハ
ここに注目!
伯父にブラックホーク(1999年スプリンターズS、2001年安田記念)、伯母にピンクカメオ(2007年NHKマイルC)とG汽曄璽垢並ぶ良血馬。前走のホープフルSは8番人気ながら3着に入っており、G靴覆藜臾魑蕕良床舛必要だ。

ゴーフォザサミット
牡3歳
調教師:藤沢和雄(美浦)
父: ハーツクライ
母: ラグジャリー
母の父: Storm Cat
ここに注目!
半兄ショウナンマイティ(父マンハッタンカフェ)は強烈な末脚を武器に2012年産経大阪杯を制したが、本馬も現在、いずれもメンバー中最速の上がり3ハロンタイム(推定)をマークして2連勝中。非凡な決め手を武器に、初タイトル奪取を狙う。

オウケンムーン
牡3歳
調教師:国枝栄(美浦)
父: オウケンブルースリ
母: ムーンフェイズ
母の父: エリシオ
ここに注目!
2008年の菊花賞を制した父オウケンブルースリの産駒は、現3歳と4歳の2世代で計15頭がJRAデビューして3頭が勝利を挙げている(2月4日終了時点)。その中で唯一2勝しているのが本馬。3連勝で父に産駒初の重賞タイトルをもたらすことができるか、注目だ。

カフジバンガード
牡3歳
調教師:松元茂樹(栗東)
父: ハービンジャー
母: エミリア
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
過去6戦と今回の顔ぶれでは豊富なキャリアを誇り、芝1600メートルと芝2000メートルで勝利を挙げている。この共同通信杯と同舞台だった東京スポーツ杯2歳Sでは4着に敗れたが、当時よりも経験を積んだ今回はV争いの期待がかかる。

コスモイグナーツ
牡3歳
調教師:高橋祥泰(美浦)
父: エイシンフラッシュ
母: ナパ
母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!
近2戦は東京スポーツ杯2歳S6着→京成杯11着と大敗続きだが、この共同通信杯と同じ東京・芝1800メートルが舞台だった3走前のオープン特別・アイビーS優勝の実績はキラリと光る。当時のようにマイペースで逃げられれば、侮れない存在だ。

サトノソルタス
牡3歳
調教師:堀宣行(美浦)
父: ディープインパクト
母: アイランドファッション
母の父:Petionville
ここに注目!
2013年アルテミスSと2014年フラワーCで2着するなど早い段階から活躍したパシフィックギャル(父ゼンノロブロイ)の半弟。本馬は不良馬場で初陣Vを飾ったが、ディープインパクト産駒とあって、良馬場でさらに良さが出る公算が大きい。

ブレステイキング
牡3歳
調教師:堀宣行(美浦)
父: ディープインパクト
母: シユーマ
母の父: Medicean
ここに注目!
同じ堀宣行厩舎所属で1歳年上の全兄ヘリファルテは、デビューが3歳の4月と遅れたものの、現在4戦3勝と活躍。2歳時の12月に2戦目で初勝利を挙げた本馬は兄より成長スピードが早く、クラシックを狙える好素材だ。


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レイデオロ
牡4歳
調教師:藤沢和雄(美浦)
父:キングカメハメハ
母:ラドラーダ
母の父:シンボリクリスエス
ここに注目!
京都コースは初めてでも、関西への遠征は昨秋の神戸新聞杯(1着)に続いて2度目。前回はあっさりとクリアしており、不安材料にはなりえない。本レースの結果次第ではUAE遠征が視界に入ってくるだけに、どのような走りを見せてくれるのか、注目だ。

アルアイン
牡4歳
調教師:池江泰寿(栗東)
父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母の父:Essence of Dubai
ここに注目!
軽い走りをするタイプが多いディープインパクト産駒だが、本馬は十分過ぎるほどのパワーがあり、馬体に芯が入ってきた昨秋以降は特にそう感じられる。現在の力の要る状態になっている京都の馬場も克服できるだろう。

クリンチャー
牡4歳
調教師:宮本博(栗東)
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母の父:ブライアンズタイム
ここに注目!
調教で目立つ走りをするタイプではなく、特に休み明けは緩慢な動きをすることもあったが、今回は約3か月半ぶりでも以前と見違えるような力強い動きを披露しており、馬体もたくましくなったように感じられる。4歳を迎えて成長が顕著で、パドックでの姿に注目したい。

ディアドラ
牝4歳
調教師:橋田満(栗東)
父:ハービンジャー
母:ライツェント
母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!
昨秋は走るたびに馬体重を増やし、前走(エリザベス女王杯12着)は492キログラムでの出走。452キログラムだったデビュー戦から40キログラムも増加したことになる。この数字こそが成長の証で、数字と共に筋肉量も増した。今回も、牡馬顔負けの馬体を見せてくれるはずだ。

モズカッチャン
牝4歳
調教師:鮫島一歩(栗東)
父:ハービンジャー
母:サイトディーラー
母の父:キングカメハメハ
ここに注目!
ある程度前のポジションで流れに乗れる自在性と、最後までしっかりと走り切る真面目な性格がセールスポイント。コースを問わないタイプではあるが、G気鮴した前走(エリザベス女王杯)と同じ条件で走れるのはプラス材料と考えていいだろう。

クロコスミア
牝5歳
調教師:西浦勝一(栗東)
父:ステイゴールド
母:デヴェロッペ
母の父:ボストンハーバー
ここに注目!
牝馬は小柄に出ることが多いステイゴールドの産駒で、加えて本馬は5月17日の遅生まれ。398キログラムしかなかったデビュー当時を思えば、馬体の充実は目を見張るものがある。まだまだ成長しそうな雰囲気を持っており、牡馬相手の今回も期待の方が大きい。

ミッキーロケット
牡5歳
調教師:音無秀孝(栗東)
父:キングカメハメハ
母:マネーキャントバイミーラヴ
母の父:Pivotal
ここに注目!
昨年に天皇賞・秋(12着)へ挑戦し、その後中日新聞杯(2着)への出走を選択したのは左回りが理由のひとつ。右回りの競馬ではどうしてもモタれる面を見せる馬だけに、今回もコースへの対応が最大のポイントになりそうだ。

ケントオー
牡6歳
調教師:西橋豊治(栗東)
父:ダンスインザダーク
母:ポポチャン
母の父:トウカイテイオー
ここに注目!
パドックでよく見せるタイプではなく、特にG鞠呂そろった今回は見劣りするかもしれないが、それはいつものことなので気にする必要はないだろう。ポイントは芝2200メートルで脚をためられるかどうか。折り合いも鍵となってくる。


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2018年02月07日

凡走した各馬も、もう少し暖かくなってから

 3番人気の4歳牝馬リスグラシュー(父ハーツクライ)が、好位で流れに乗ってインから抜け、2016年秋のアルテミスS(同じ東京1600m)以来2つ目の重賞制覇となった。武豊騎手にとって東京新聞杯勝ちは2007年のスズカフェニックス(父サンデーサイレンス)以来となり、これで歴代トップの「5勝」である。

 14年に6歳牝馬ホエールキャプチャ(父クロフネ)、16年には6歳牝馬スマートレイアー(父ディープインパクト)が勝ったマイル重賞なので、近年は牝馬が勝ってまったく不思議なしとなったが、それまでは1984年に東京の1600m戦になってから2013年までの「30年間」、勝った牝馬は1993年に武豊騎乗の4歳(旧表記5歳)牝馬キョウワホウセキ(父シンボリルドルフ)たった1頭だった。

 それが立て続けに最近5年で「牝馬が3勝」となった。タフで丈夫な強い牝馬の時代が連続しているのも確かだが、ホエールキャプチャも、スマートレイアーも、そして今回のリスグラシューもみんな11月のエリザベス女王杯から約3カ月ぶりの1戦。狙いを定めた適鞍に、厳寒期の牝馬の仕上げ手法の、格段の進歩も重なっている。

 9番人気の5歳牝馬デンコウアンジュ(父メイショウサムソン)も0秒3差の4着。スムーズに馬群をさばけていたらもっと差はなかったかもしれない。

 また、メンバー全体が「4歳馬対6歳馬」の図式になっていたが、春の飛躍を目ざす若い4歳馬が『1、2、3、5、14』着だったのに対し、立ち直ってマイル路線の主役復帰を狙った6歳馬は『8、9、11、13』着の惨敗。これには仕上げの差や、明らかにイン有利の芝状態や、騎手変更など、たまたまの要素も重なるが、春を展望するこのマイル重賞が「6歳=7歳」のワンツーだったりしたら、それはあまり好ましくない。4歳馬の「1,2,3」着独占は、春のビッグレースに直結するだろう。

 リスグラシューは、2〜3歳時の牝馬限定G1にことごとく挑戦し【0-3-0-1】。ほかにチューリップ賞3着、ローズS3着もあるので、この世代の「基準の牝馬」となり、レース検討ではもっとも重要な役目を引き受けてきた。これからも武豊騎手とのコンビで、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯を頂点とする古馬牝馬重賞路線で、自身が主役であると同時に、勝ち負けのバロメーターホースとなって活躍してもらおう。

 2着した4歳牡馬サトノアレス(父ディープインパクト)は、朝日杯FSを制して2歳チャンピオンになったあと、3歳夏の巴賞を勝っただけで【1-1-0-4】。成長が待たれたが、500キロあっても妙に頼りなく映った馬体が3歳後半から成長して実が入り、とくに今回は別馬のようにシャープになっていた。イン狙いに徹したのが大正解。このレースは良馬場発表になったが、馬場の回復途上の東京の芝は断然「内有利」の定説どおり、直線で外に進路を取った馬はほとんど不発だった。

 前回対戦したダイワキャグニー(父キングカメハメハ)には、同じ55キロでクビ差負けていた。今回、自分は57に対し、ダイワキャグニーは56キロ。ふつうは不利だが、ダイワキャグニーは15番枠。一方、こちらは3番枠。東京の芝1600mはゲートの内外の有利不利の少ないコースだが、馬場状態は完全に内有利だった。負担重量は重くともクビ差先着は馬番の差、コース取りの差だろう。2戦連続して「クビ差」の接戦だから、この2頭、リスグラシューに完敗では意気は上がらないが、これからも息のあうライバルである。

 1番人気のグレーターロンドン(父ディープインパクト)は、好スタートから予定外の位置につけることができ、レース全体の流れも「47秒6-46秒5」=1分34秒1なので好走必至だったが、失速の9着にはちょっとがっかり。慣れない先行策(川田騎手はテン乗り)になったこと、もともと渋馬場を嫌う馬だけに、発表は良でも内側に比べまだ湿り気の残っていた外の不利が重なっての凡走と思える。

 しっかり追えて今回は仕上がりに不安なしとされたが、不安大の安田記念で小差4着(6番人気)、同じく仕上がり一歩の毎日王冠で小差3着(4番人気)。こういう脚部難に悩まされた馬が、「不安なく追い切れたら案外」は珍しいケースではなく、苦しい状況のほうががんばる馬がいるのは事実である。

 直前まで中心にしようと考えていたダノンプラチナ(父ディープインパクト)は、追い切りの再生を何回も見ているうちに、復活の気配濃厚だった前回より元気がないように思え、心配になってもう一回再生すると、さらに元気がないように映った。

 難しいのは、6歳クルーガー(父キングカメハメハ)も同様だった。この馬体重だからマイナス12キロくらいは関係ないだろうが、気合が空回りしている。レースでもこの楽なペースなのに4角で最初に手応えが悪くなり、止まったように思わせながらレース全体と同じ上がり「34秒0」だからバテたわけでもない。スローの切れ比べは合わず、実質稍重と思えた今回の馬場の上がり34秒0でいっぱいということか。

 不運な過程を歩んできた6歳馬の復活に期待し、完全に不正解だった。ただ、凡走したからといって見限るわけにはいかない。みんなもう少し暖かくなってからだろう。

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2018年02月06日

2月4日の東京11Rで行われた第68回東京新聞杯(4歳以上オープン、GIII、芝1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、武豊騎手騎乗の3番人気リスグラシュー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が中団外め追走から直線に向くと横一線の混戦から鋭く抜け出し、重賞2勝目を飾った。タイムは1分34秒1(稍重)。

 リスグラシューの後方、内めを追走してきたサトノアレス(5番人気)がメンバー最速の上がり(推定33秒3)を駆使して1馬身差の2着。さらにクビ差の3着にダイワキャグニー(2番人気)が入った。昨年に続き、1〜3着は4歳馬が独占した。1番人気に支持されたグレーターロンドンは予想外の先行策をとったが、直線伸びず9着に終わった。

 リスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド、母の父アメリカンポストという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は11戦3勝。重賞は2016年アルテミスS・GIIIに次いで2勝目。東京新聞杯は、矢作芳人調教師は初勝利。武豊騎手は1993年キョウワホウセキ、2005年ハットトリック、07年スズカフェニックスに次いで4勝目。

 ◆武豊騎手「芝は所々緩んでいましたが、馬がしっかり走ってくれました。3コーナーでペースが落ちたときにかかりそうになったけど我慢できたし、きょうは反応が早かった。ヴィクトリアマイル? 1600メートルは合っているし、東京で勝てたことが大きいですね」

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2018年02月05日

2月4日の京都11Rで行われた第58回きさらぎ賞(3歳オープン、別定、GIII、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=3800万円)は、古川吉洋騎手騎乗で4番人気のサトノフェイバー(牡、栗東・南井克巳厩舎)が、好スタートから先手を奪うと、直線で差を詰めた2番人気グローリーヴェイズとの壮絶な叩き合いを凌ぎ切って勝利。史上初となるデビューから無傷の2連勝で重賞初Vを飾った。勝ちタイムは1分48秒8(良)。

 2着はグローリーヴェイズ、3着には中団待機から早めに進出した5番人気のラセットが入線。3番人気のカツジは5着、松若風馬騎手騎乗で1番人気に支持されたダノンマジェスティは勝負どころの3、4コーナーで外に膨れる若さを見せ9着に大敗している。

 サトノフェイバーは、父ゼンノロブロイ、母ヴィヴァシャスヴィヴィアン、母の父Distorted Humorという血統。通算成績は2戦2勝。きさらぎ賞は古川吉洋騎手が初勝利、南井克巳調教師は13年タマモベストプレイ以来となる2勝目。

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2018年02月04日

骨折を克服、完全復活に近いこの馬を狙う

 土曜日の昼には、コースに関係する「雪」はきれいに取り除かれているので、日曜日の芝は多少湿り気は残っても、心持ち時計を要するくらいの「良馬場」に回復すると思われる。

 期待以上の好カードになり、候補(買いたい馬)を絞り切れないが、すっかり軌道に乗って、一段と迫力ある動きを見せる6歳クルーガー(父キングカメハメハ)から入りたい。

 同じ6歳のグレーターロンドン(父ディープインパクト)も、不安のあった脚部難を克服し、珍しく今回は順調な調教をこなしている。とても完調とは言えなかった昨年の「安田記念」を、勝ったサトノアラジンから0秒1差の4着だった。昨秋は好調とは言えない状態で善戦止まりが連続したが、距離もベストではなかったろう。このまま順調にいくなら、今年の安田記念は昨年以上に期待できるはずだ。

 同じく6歳のダノンプラチナ(父ディープインパクト)も、再三の爪不安で、4歳時も、5歳時も長い休みを挟んでそれぞれ年間に2〜3戦しただけ。朝日杯FSを制し、3歳秋には確勝態勢に入っていたサトノアラジン(のちの安田記念馬)を差し切り、トップマイラーの資質を示したが、立ち直りに時間がかかった。だが、8分くらいのデキと映ったニューイヤーSを地力の違いで快勝し、今回は着実に一歩前進。立ち直りを示している。これがまだ15戦目。一気の評価回復も期待できる。

 しかし、馬券の狙いはクルーガー。2回の骨折を克服し、4歳春にマイラーズCを1分32秒6で勝った当時の迫力を取り戻している。合わせて半年以上の休養が3回もあったので、持てる能力を出し切れる状態に戻れるのか? と、心配された5歳(3戦できただけ)の後半、昨秋の富士Sを3着に突っ込み、マイルCSも差は0秒3だけ。京都金杯も57.5キロ(今回は56)で2着だから、もう完全復活に近い。

 母の父ディクタット(英)は、安田記念2着馬。長くドイツで発展してきたファミリーらしい底力があるはずで、思われていたよりはるかにタフである。心持ち時計のかかりそうな芝コンデションも味方するだろう。京都金杯からコンビを組むことになった浜中俊騎手(3年連続して100勝したのは12〜14年)も、ここ2年ほど元気がなく、今年も先週まで【5-8-11-40】の着順バランスは、12年にリーディング1位に輝いた注目の若手騎手とは思えないスランプを示すが、人馬ともに総合力の求められる東京マイルで、この相手に勝ち切れるようなら、思いきりの良さも、闘志も、自信も、一気に取り戻してくれると思える。

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2018年02月03日

少し時計のかかりそうなコンディションはプラス

 雪の影響をうけて微妙な芝コンディションで行われる。レースキャリアは1頭だけ抜けて少ない5戦だけ。格上がり初戦、初コースなどの大きな死角があり、さらには思われていたよりはるかに人気の◎フィアーノロマーノ(父ファストネットロック)だが、少し時計のかかりそうなコンディションはプラス。快速の先行タイプが見当たらず、スローの公算大のなか、前半は自分のリズムで先行できそうでもある。かなりの出世が望める新星に注目したい。

 豪州産の◎の父父は、再三豪州に渡って大きな成果をおさめたデインヒル(その父ダンチヒ)。日本での評価も決して低い種牡馬ではないが、オーストラリア地域と、ヨーロッパでの成功と比較すると、日本や、多様な種牡馬を擁する北米ではほとんどランキング上位に顔を出す種牡馬にデインヒル系はいないから不思議である。

 競走時のデインヒルは欧州だけだったこと、種牡馬としての供用場所(所有者)も大きく関係するが、派手なスピード系ではなく、必ずしも鋭くなく、やや鈍重な印象を与えかねないしぶとさ、粘り強さがアメリカ型ではないからかもしれない。JRAの競走体系はヨーロッパ型であり、日本は世界中から馬を輸入するものの、近年は断然アメリカが多い。

 典型的なアメリカタイプの牝系(母の父はストームキャットの孫。ボールドルーラーのクロスまで秘める)に、豪州+欧州タイプのファストネットロック(競走成績は豪のスプリンターで、種牡馬となってからダンチヒ系らしく中距離系に傾斜)という配合。

 そんな◎が、日本の軽い高速の芝のマイル戦でオープン馬となって活躍を始めたら、かなり素晴らしいことであると同時に、世界の競馬をリードする国のサラブレッドが、また一段と似たもの同士(親類同士)になる流れを加速させるかもしれない。

 ◎の牝系はかつて日本に多くの馬が輸入された著名牝系であり、7代母になるマドモアゼルロレット(米1950)は、1974年の朝日杯3歳Sを外国産馬として勝った牝馬マツフジエース(愛産。父ソーブレスド)の3代母である。

 活馬の輸入自由化と、それに関係する出走制限が変わったのは1971年であり、外国産馬の重賞勝ち第1号がマツフジエースで、そのあとにマルゼンスキーや、ギャラントダンサーが続いている。

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2018年02月02日

 京都のきさらぎ賞は、春のクラシックを目指す有力馬たちの戦い。
 過去10年で1番人気馬は4勝、2着3回と、連対率は70パーセント。安定した成績を残している。3歳の重賞だけに、指数上は、前走指数上位馬が中心になるが、この時期はスローペースが多く、指数は低くても、長くいい脚を使える馬たちに要注意だ。

 今年の指数上位は、ラセット、スラッシュメタル、オーデットエール、カツジ、スーサンドンなど。

 このメンバーならスローペースは必至だ。指数は低いが、スローペースの差し脚の鋭さで新馬戦を勝ったダノンマジェスティが中心になるだろう。超スローペースの新馬戦を中団待機、直線で外によれる若さを見せたものの、3馬身半の差をつけて快勝した。先行した2頭が2、3着に残っており、先行馬有利のスローペースの流れを差し切るのだから、基礎能力も高い。

 他に、差し脚が鋭いのはグローリーヴェイズ、スーサンドンなどだが、「差し、差し」の展開よりも、先行して好指数を残しているラセット、スラッシュメタル、オーデットエールなどの前残りに注目したい。

 東京新聞杯は東京のマイル戦。
 今年の指数上位馬は、サトノアレス、ディバインコード、ダイワキャグニー、グレーターロンドン、クルーガー、ガリバルディ、カデナなど。

 注目したいのはグレーターロンドンとダイワキャグニー。

 グレーターロンドンは、マイル戦で(5001)と距離適性が高く、東京の芝も(4012)と相性も良い。近走は、毎日王冠3着、天皇賞秋9着、ディセンバーS3着と、勝てないレースが続いている。ただ、マイルより少し長い距離でトップレベルの馬たちと戦ってきたためで、少し距離が長かったのではないか。

 東京のマイルは(3001)。唯一4着だったのが昨年の安田記念で、その指数は自己ベストの94を示した。比較的ペースが速くなり、鋭い差し脚が生かせるマイルの方が、自身の持ち味を生かせるだろう。ここは適距離での巻き返しに期待したい。

 ダイワキャグニーも東京コースは(4002)と好相性。明け4歳馬で、まだ重賞勝ちはないが、毎日王冠4着、中山金杯5着と、強い古馬陣を相手に好走しており、ここでも力は十分に足りる。先行力があり、多少馬場が渋っても苦にしないだろう。

 他では差し脚上位のハクサンルドルフ、アドマイヤリード、リスグラシューなどにも要注意だ。



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ダノンマジェスティ
牡3歳
調教師:音無秀孝(栗東)
父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母の父:Essence of Dubai
ここに注目!
全兄アルアインは昨年の皐月賞馬。母もアメリカのG1勝ち馬だけに、活躍も納得の牝系だ。血統のスケール感は同世代でトップクラスのものがあり、クラシック戦線を見据えて、ここでしっかりと結果を出したいところ。先々が楽しみになる走りが期待される。

カツジ
牡3歳
調教師:池添兼雄(栗東)
父:ディープインパクト
母:メリッサ
母の父:ホワイトマズル
ここに注目!
重馬場のメイクデビュー京都(芝1600m)を、メンバー中最速タイ(以下推定)の末脚で快勝。前走のデイリー杯2歳Sでは、良馬場でメンバー中2位の上がり3ハロンタイムをマークして2着と、どのような馬場でもこなせることを証明した。今の京都のタフな芝も問題なさそうだ。

グローリーヴェイズ
牡3歳
調教師:尾関知人(美浦)
父:ディープインパクト
母:メジロツボネ
母の父:スウェプトオーヴァーボード
ここに注目!
曽祖母メジロラモーヌは1986年に牝馬三冠を達成した女傑で、母は芝のスプリント戦を中心に使われ4勝を挙げた馬。本馬は、父の切れ味と母のスピードが組み合わされた優秀な配合と言える。重賞での走りが楽しみな一頭だ。

オーデットエール
牡3歳
調教師:須貝尚介(栗東)
父:ハーツクライ
母:スカイアライアンス
母の父:Sky Classic
ここに注目!
父の代表産駒の一頭であるジャスタウェイと同じ厩舎の所属。同産駒の扱いを熟知した名門ステーブルで、レースを重ねながら成長を促されてきた。ここまで4戦全てでメンバー中3位以内の末脚(いずれも推定)を駆使しており、終いの安定感は抜群。ここも上位争いが可能だろう。

サトノフェイバー
牡3歳
調教師:南井克巳(栗東)
父:ゼンノロブロイ
母:ヴィヴァシャスヴィヴィアン
母の父:Distorted Humor
ここに注目!
これまでデビューした5頭のきょうだいのうち4頭がJRAで勝利を挙げており、母は堅実に産駒を送り出すタイプ。全兄サトノロブロイが3歳1月に2勝目をマークしたように、仕上がりの早さも魅力だ。父の産駒はパワーとスタミナに優れたタイプが多く、本馬も力の要る馬場は得意だろう。

ラセット
牡3歳
調教師:庄野靖志(栗東)
父:モンテロッソ
母:ナンヨーサフラウア
母の父:アグネスタキオン
ここに注目!
新種牡馬の父は現役時代にドバイワールドC(G1)を制覇。祖父DubawiはG1で3勝を挙げるなど、脈々と底力が受け継がれてきた。祖母フサイチハッスルの兄に重賞3勝馬ムッシュシェクルがいるなど牝系もしっかりしており、本馬も今後の活躍が期待される。

スラッシュメタル
牡3歳
調教師:西村真幸(栗東)
父:ワークフォース
母:ゼマティス
母の父:Zenno Rob Roy
ここに注目!
伯父に2009年のダービー馬ロジユニヴァース、近親には昨年の秋華賞を勝ったディアドラもおり、本馬は日本でも屈指の名牝系の出身だ。近2走は重賞に挑戦し結果は出ていないが、素質の高さは間違いないだけに、ここで開花してもおかしくない。

レッドレオン
牡3歳
調教師:角居勝彦(栗東)
父:ディープインパクト
母:レッドエルザ
母の父:Smart Strike
ここに注目!
曽祖母CommittedはヨーロッパでスプリントG1を3勝し、優れたスピードを誇った。本馬は、日本の種牡馬界を引っ張る父と母系のスピードを受け継ぎ、メイクデビュー京都(芝1600m)を快勝。今回はいきなりの重賞挑戦になるが、突破できるだけの能力はありそうだ。


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2018年02月01日

アドマイヤリード
牝5歳
調教師:須貝尚介(栗東)
父:ステイゴールド
母:ベルアリュール
母の父:Numerous
ここに注目!
デビュー当初は400kg台前後のきゃしゃな体つきで、テンションの高さもあったが、3歳夏の休養で心身共に成長を遂げ、4歳を迎えた昨年に本格化を果たしてヴィクトリアマイルでG汽織ぅ肇襪魍容澄今年も目が離せない存在だ。

ダイワキャグニー
牡4歳
調教師:菊沢隆徳(美浦)
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス
母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!
東京コースでは、距離の長かった日本ダービー(14着)を除けば、オープン特別2勝を含む4勝を挙げ、毎日王冠4着と、常に高いパフォーマンスを発揮している。前走の中山金杯は5着に敗れたが、条件替わりで巻き返しが濃厚だ。

リスグラシュー
牝4歳
調教師:矢作芳人(栗東)
父:ハーツクライ
母:リリサイド
母の父:American Post
ここに注目!
昨年の牝馬三冠で桜花賞2着、オークス5着、秋華賞2着と好成績を収め、ハイレベルと言われる現4歳牝馬の中でもトップクラスの実力馬。芝1600から2000mなら3着以内を外しておらず、牡馬相手にどこまで通用するのか、注目の一戦になりそうだ。

グレーターロンドン
牡6歳
調教師:大竹正博(美浦)
父:ディープインパクト
母:ロンドンブリッジ
母の父:ドクターデヴィアス
ここに注目!
爪の不安があって出世は遅れたものの、G欺蘢戦となった昨年の安田記念で僅差の4着に入り、能力の高さを証明した。前走のオープン特別・ディセンバーS(中山・芝1800m)は3着に敗れたが、直線の長い東京コースで本領発揮を期待したい。

サトノアレス
牡4歳
調教師:藤沢和雄(美浦)
父:ディープインパクト
母:サトノアマゾネス
母の父:Danehill
ここに注目!
昨年はオープン特別・巴賞(函館・芝1800m)の1勝のみだったが、2歳時は朝日杯フューチュリティSを制して、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した実績馬。当レースで好結果を残して、今後のさらなる飛躍につなげたい。

ダノンプラチナ
牡6歳
調教師:国枝栄(美浦)
父:ディープインパクト
母:バディーラ
母の父:Unbridled’s Song
ここに注目!
前走のオープン特別・ニューイヤーS(中山・芝1600m)で、3歳10月の富士S以来となる勝利を挙げて復活をアピール。爪の不安を抱え、順調に使い込めない弱みがあるだけに、中2週のローテーションで使える点は好材料で、状態はさらに上向いている。

クルーガー
牡6歳
調教師:高野友和(栗東)
父:キングカメハメハ
母:アディクティド
母の父:Diktat
ここに注目!
2016年の読売マイラーズCで、重賞タイトルを獲得。右前膝の骨折を発症して1年の休養を余儀なくされたが、復帰後は一戦ごとに復調を辿り、前走の京都金杯で2着に好走。コース替わりは不問で、今回も有力候補の一頭に挙げられる。

デンコウアンジュ
牝5歳
調教師:荒川義之(栗東)
父:メイショウサムソン
母:デンコウラッキー
母の父:マリエンバード
ここに注目!
東京・芝1600mでは、2歳時のアルテミスSでメジャーエンブレム(その後にG2勝)を撃破し、昨年のヴィクトリアマイルは11番人気の低評価を覆して2着に好走。勝ち味の遅さはあるが、牡馬相手でも瞬発力は引けを取らない。


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